« またもたらいが回され尊い命が犠牲に! | トップページ | 大野事件の加藤先生はじめ、当事者が語ったそうです »

2011年7月26日 (火)

あの危ない刑事が東京女子医大事件の担当者だったそうです

先日もお伝えしました品川美容外科への捜査資料流出問題で、逮捕された警視庁警部と同美容外科との癒着ぶりがあまりに常識外れであると話題になっています。
もともとこの施設には警察OBが何人も再就職していることは知られていて、現役世代ともこれだけ密接な繋がりを持っていたというのは便宜を図ってもらう意図があったかとも受け取られかねませんが、一方で今回の報道によればどうやら逮捕された警部の方から病院側にごり押ししたような気配もあるようなんですね。

高級割烹で接待、勝手に天下り斡旋…浮かぶズブズブ癒着(2011年7月22日産経新聞)

 品川美容外科の医療過誤事件をめぐる捜査資料を漏らしたとして逮捕された警視庁捜査1課の警部、白鳥陽一容疑者(58)は、捜査対象の病院に以前から親密にしていた警視庁OBを再就職させ、高級割烹(かっぽう)などで飲食接待を受けるなどしていた。浮かび上がった癒着(ゆちゃく)の構図に、警視庁も「異例なこと」と問題視している。

 警視庁や病院関係者によると、白鳥容疑者は警視庁が品川美容外科を家宅捜索した約2カ月後の昨年2月ごろ、捜査1課OBの中道宜昭容疑者らの再就職を受け入れるように、病院幹部らに求めた

 「病院の捜査を円滑に進めるためには、中道さんたちを、入れておいた方がいいんじゃないか」。捜査を取り仕切り、たびたび病院幹部に接触していた白鳥容疑者にこう迫られ、病院幹部らは拒むことができなかったという。

 暴力団のクレームなどに対応する“用心棒”役として、病院が警察官OBの“天下り”を受け入れることは珍しくなかったが、通常は警視庁本庁などの紹介などがある。捜査を受けている最中に、一警部の斡旋(あっせん)を受け入れるのは異例だ。

 白鳥容疑者と中道容疑者は捜査1課で5年5カ月、一緒で、「ナカさん」「シラさん」と呼び合う親密な仲。白鳥容疑者の“情実人事”は明らかだった。

 中道容疑者らが再就職すると、白鳥容疑者と病院側はさらに距離を縮めた。東京・内幸町のホテルにある高級割烹で、白鳥容疑者を接待。その場には中道容疑者らだけではなく、病院の実質トップの総院長ら幹部も同席したという。

 病院関係者らによると、白鳥容疑者は中道容疑者と頻繁に携帯電話で連絡を取り合っており、東京都内や千葉県の飲食店やスナックなどで飲食接待を繰り返したとみられる。白鳥容疑者が自分で飲食代を負担することもあったが、多額の経費請求が病院に回ってきた

 病院関係者は「白鳥容疑者に食い物にされたのではないか」と批判する。

 白鳥容疑者が2人を天下らせていたことについて、警視庁は「承知していなかった。後から事実を知って当惑した。しかし、退職者の行動は指導できない」としている。

 ただ、平成19年には愛知県警の巡査長が情報漏洩(ろうえい)の見返りに県警OBが現金を受け取ったとして逮捕・起訴されるなどしており、OBををめぐる癒着は後を絶たないのも事実だ。

警部、再就職を要求(2011年7月25日東京新聞)

 品川美容外科で起きた業務上過失致死事件の捜査資料が流出した事件で、地方公務員法(守秘義務)違反で逮捕された警視庁捜査一課警部の白鳥(しろとり)陽一容疑者(58)が今年二月、捜査対象だった同外科に再就職を暗に求めていたことが、同外科関係者への取材で分かった。警視庁は資料流出の背景に不透明な再就職があるとみて、実態解明を急いでいる。

 同外科関係者らによると、白鳥容疑者は業務上過失致死事件を捜査中だった今年二月、同外科総院長を呼び出し、元警視庁警部で同外科顧問に再就職していた中道宜昭容疑者(53)=同法違反(そそのかし)容疑で逮捕=とともに、都内の高級料亭で会食した。

 その際、白鳥容疑者は「自分は医療過誤に詳しい。(六十歳が定年の)警察人生も、あとわずか」などと話したという。総院長からこの話を聞いた同外科関係者は「自分を雇うよう、暗に求めてきたのだと受け止めた」としている。白鳥容疑者は昨年三月、同外科に「今いる警視庁OBは捜査に協力的でない。雇っていると病院がつぶれる」などと働き掛け、中道容疑者と石原三八一(みやかず)容疑者(61)=同=を再就職させたとされる。

 中道、石原両容疑者は当時、警視庁を退職した後で、同庁のあっせんでの再就職はできなかった。両容疑者の同外科での年収は約七百万円だったという。同外科が当時雇用していたOB二人は、系列の眼科クリニックに異動になった。

 中道容疑者は昨年夏、捜査資料のコピーを入れた封筒を総院長に渡したといい、同外科関係者には「(コピーは)報道関係者にもらった。具体的には死んでも言えない」と説明していた。さらに中道容疑者は、執刀医(38)=業務上過失致死罪で起訴=に、事情聴取に備えた想定問答も教えていたという。

品川美容外科事件の警部、執刀医の逮捕回避主張(2011年7月25日読売新聞)

 警視庁捜査1課の捜査資料漏えい事件で、品川美容外科側に捜査資料を流したとして地方公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕された同庁捜査1課警部・白鳥陽一容疑者(58)が今年1月頃、同外科池袋院で起きた医療事故について、執刀医を逮捕せずに書類送検にとどめるよう、捜査本部内で主張していたことが捜査関係者への取材でわかった。

 白鳥容疑者は同外科側から複数回にわたって飲食接待を受けており、同庁で詳しい経緯を調べている。

 同外科池袋院では2009年12月、脂肪吸引手術を受けた前田京(みやこ)さん(当時70歳)が手術の2日後に死亡した。

 前田さんの内臓には傷があったことから、同庁は尾久署に捜査本部を設置し、手術の際に吸引管で内臓を傷つけたのが原因とみて、業務上過失致死容疑で捜査を進めていた。白鳥容疑者は当時、医療事故の捜査を担当する捜査1課特殊犯捜査3係長で、捜査現場を指揮する立場だった。

 捜査関係者によると、事故から約1年がたった今年1月頃、捜査本部では、執刀医の堀内康啓被告(38)を逮捕する方針が検討されていたが、白鳥容疑者は、脂肪吸引手術には技術的な指針がないことなどを挙げ、「手術中の過失は問えない」として、逮捕するのではなく、書類送検にとどめるべきだと主張したという。

 白鳥容疑者は当時、同外科に再就職していた同庁OBの元警部中道宜昭容疑者(53)から、東京都内の料亭のほか、千葉県野田市のすし店やスナックなどで繰り返し飲食接待を受けていた。同庁は、白鳥容疑者が接待の場などで同外科側の意向を聞き、執刀医の逮捕に慎重論を述べた可能性があるとみている。

年俸アップ要求 医師逮捕に慎重意見 元警部ら協力して便宜図る? 美容外科の捜査資料漏洩(2011年7月25日産経新聞)

 品川美容外科の医療過誤捜査をめぐる資料漏洩(ろうえい)事件で、漏洩を唆(そそのか)した地方公務員法違反の疑いなどで逮捕された元病院の渉外担当で、警視庁捜査1課OBの元警部、中道宜昭容疑者(53)が病院側に年俸を約300万円増額し、約1千万円にするように求めていたことが24日、捜査関係者と病院関係者らへの取材で分かった。

 中道容疑者にコピーを渡したとして逮捕された捜査1課の現職警部、白鳥陽一容疑者(58)が、病院の捜査をめぐって、医師の逮捕に慎重意見を主張していたことも新たに判明。警視庁は、両容疑者が、捜査をめぐって協力して病院に便宜を図り、見返りを求めていた疑いもあるとみて調べている。

 関係者によると、中道容疑者の月給は病院に再就職した当初、約60万円程度で年俸約700万円だったが、今年2月ごろ、病院の総院長に対して「月に80万円ぐらい欲しい」と、年俸約1000万円を要求したという。

 中道容疑者はその前から、白鳥容疑者から入手したとみられる捜査情報を病院内部に流しており、その見返りを求めた可能性もある。病院に再就職した当日の昨年3月1日から、捜査拠点が置かれていた尾久署に白鳥容疑者を訪問。捜査資料の一部とみられる患者の遺族名簿コピーを受け取っていた疑いもある。

 一方、白鳥容疑者も今年に入って、捜査1課内で医師の逮捕が検討された際、「医師を逮捕すれば医療の現場を萎縮させる」「書類送検にとどめるべき」と、慎重論を主張した。

 脂肪吸引手術の技術的な指針が未整備だったことなど慎重論の根拠が深く検討されず、白鳥容疑者が同課幹部の捜査方針に不満を募らせていた可能性もあるが、一方で、同時期に病院に自分の天下りを求めるような言動もしており、警視庁は便宜を図る目的があった疑いもあるとみている。

美容整形という業界も色々と言われるところで、当初は病院側からもメリットを期待しての接近だったのかも知れませんが、ここまで「食い物にされた」状態ともなりますと病院側にはデメリットの方が大きいようにも思われますから、あるいはそうせざるを得ないような事情があったのかも知れませんね。
実際に同容疑者が再就職などの要求を出してくるようになったのが捜査が本格化してきた直後であり、同容疑者がその捜査を指揮する立場であったというくらいですから、そもそも捜査対象者に地位を利用して便宜供与を強制していたとも受け取れる話で、これでは警察と言うよりもその筋の人間の手口そのものではないかと誰でも感じるところではないでしょうか。
いずれにしても同容疑者も品川美容整形側も存分に法の裁きを受けて頂くしかないだろうという話ですが、ここで気になるのが同容疑者が警視庁内でも医療事故を担当する部門のエキスパートとして知られる人物であったということで、以前から個人的に築きあげた医療関係とのコネクションを利用して諸先輩を病院関係に再就職させる口利きまでしていたとも言います。
本人は「あちこちの病院からいつでも来てくれといわれている」と語っていたそうですから、それだけ医療に理解の深い専門家が警察内部にもいると言うのはいい話ではないかとも思ってしまいそうですけれども、今回の一件を見るまでもなく実際に面識のある人間からするとずいぶんと斜め上方向に逸脱した人物でもあったらしいのですね。

白鳥容疑者「医療事故の第一人者」、アンタッチャブルな「ドクター」(2011年7月22日産経新聞)

 殺人や強盗、性犯罪などの凶悪犯罪を手がける警視庁捜査1課の中で、白鳥陽一容疑者は、医療ミスや航空・鉄道事故などの業務上過失致死傷事件を捜査する「特殊犯」に12年3カ月、身を置いていた。「医療事故捜査の第一人者」「ドクター」などと呼ばれて評価される一方、専門分野では上司も容易に口をはさませない“アンタッチャブル”な存在になっていた。

 関係者によると、白鳥容疑者は若いころ、恐喝や誘拐事件などで犯人を追跡するバイクの運転手を担当。その後、医療事故捜査に関わるようになり、捜査官として頭角を現した。平成19年に警部に昇任し、係長として現場の捜査員を束ねていた。

 捜査にはまじめで熱心。医療の知識も、親族の医療関係者のテキストなどから独学で学ぶなどしていた。「豪放磊落(らいらく)な古き良き刑事」。ある捜査関係者はこう評するが、別の関係者は「捜査対象者に対し、自分の納得がいかなければ、激しく怒鳴るなど攻撃することもあった」と明かした。

 一方、2年前に警視庁を退職し、昨年、品川美容外科に再就職した中道宜昭容疑者も、5年5カ月の捜査1課の勤務経験を持つ。医療ミス事件などを担当しており、これをきっかけに白鳥容疑者と親しくなったとみられる。

 ある捜査関係者は「とにかく、人脈が広かった。捜査対象者の中にもためらわず飛び込んで話を聴こうとする。あまりに親しくなり過ぎて問題になったこともある」。結局、退職前には刑事畑を離れて警察署の警務課勤務になり、定年を待たずに退職した。

 同様に品川美容外科に再就職していた石原三八一容疑者は現役時代、汚職や企業犯罪を担当する捜査2課で情報を収集する「情報」担当などをしていた。白鳥容疑者とは亀有署時代に約7カ月間、一緒に勤務し、関係を深めたという。

「強引にストーリー押し通す」=逮捕の警部、女子医大事故も担当-無罪の医師語る(2011年7月22日時事ドットコム)

 捜査対象の美容外科に情報を漏らしたとして逮捕された警視庁捜査1課警部の白鳥陽一容疑者(58)は、2001年に東京女子医大病院で起きた医療事故の捜査も担当していた。この事故で業務上過失致死罪に問われ、その後無罪判決を受けた佐藤一樹医師(47)が22日までに時事通信の取材に応じ、「強引にストーリーを押し通そうとするタイプだった」などと、当時の同容疑者について語った。

 佐藤医師は東京女子医大病院に勤務していた01年3月、小学6年の女児の手術中に人工心肺装置の操作を誤り、3日後に死亡させたとして起訴された。同医師のミスが事故原因とする病院側の内部報告書を基に捜査が行われたが、公判では否定され、無罪が確定。病院側も報告書の誤りを認め、謝罪した

 当時警部補だった白鳥容疑者はこの捜査の中心人物で、佐藤医師の事情聴取にもほぼ毎回姿を見せていた。佐藤医師は「報告書の内容を信じ込んでいる様子で、否定すると『お前は女子医大と戦うんだな、アリとゾウがけんかするようなものだ』と大声で怒鳴られた」と振り返る。

 一方で、白鳥容疑者は事情聴取の最中に突然号泣し、「どうして俺たちがこんな難しい事件を担当しなくちゃいけないんだ」と漏らす一面もあった。報告書の誤りを主張する佐藤医師に対し、「これだけの社会問題になったら、誰かが悪者にならなきゃいけない」とも話したという。

いや、「これだけの社会問題になったら、誰かが悪者にならなきゃいけない」って、だから罪のない人間をでっち上げてでも犯罪者にしてしまうのが正しいのだと考えているのだとしたら、こんな怖い人間に司法に関わってもらいたくないですよね。
そもそもが世に名高いトンデモ事件として知られている女子医大事件で捜査を仕切っていたと言うだけで印象的には大きなマイナスポイントですけれども、こうして見ますと情緒不安定である上に色々な意味で危ない人物と言うしかなさそうな気配が濃厚で、これが天下の警視庁の誇る医療捜査の切り札なのだと言うのであれば、率直に不安を感じざるを得ないという医療関係者も数多いのではないでしょうか。
医療に限らず専門領域に関わる捜査は何かと大変であることは誰でも判ることですが、だからと言って捜査対象者と癒着し便宜を強要すらすることは社会通念上も許されることではないし、そんな人物であると知っていながら「でも面倒くさい医療なんてあいつに任せておいた方がいいから」なんて考えで放置していたのだとしたら、警視庁内部での責任問題も追及されなければならなくなります。
最近は警察関係でもちょっとそれはどうなのよ?と思われるような事件があちらこちらで目につきますが、もちろん個人的に信頼に値する警察関係者は幾らでもいるのは確かとして、そろそろ組織として内部の綱紀を真剣に正していかないことには歪んだ権力を持った巨大組織ほど怖いものはないということになってしまいますよね。

|

« またもたらいが回され尊い命が犠牲に! | トップページ | 大野事件の加藤先生はじめ、当事者が語ったそうです »

心と体」カテゴリの記事

コメント

白鳥で連想しちまいましたが、警察は
http://ja.wikipedia.org/wiki/アリアドネの弾丸 も、実際にやりかねない恐ろしい組織と思ってました。作中の如き(詭弁にしても)天下国家のための行動とは程遠い、このレベルですか。ロシアや中国を嗤えませんでしたな。

投稿: いつも楽しませていただいて | 2011年7月26日 (火) 08時32分

個人レベルでは知人も多いのであまり悪いことを言いたくありませんが、組織としての警察はかなり問題もかかえていそうには見えますよね。
病院内部に警察が踏み込んでくるというまさにその現場に遭遇したことがありますが、彼らは場所柄を考えて行動するということが出来ないようです。
そのように振る舞うことが権威に結びつくという発想でいるのだとしたら、ずいぶんと古い時代の教育がまかり通っているんだなと思ってしまいますね。
ま、そのあたりは医療の世界もまだまだ古い頭の方々が居残っていますけれども…

投稿: 管理人nobu | 2011年7月26日 (火) 12時28分

この類の話は、

・有能ならやり遂げる
・普通なら逃げ出す
・能力が足りないせいで、逃げ出すこともできずに事態だけが悪化

といった展開を地で行く話だと思います。
当事者にあってはお気の毒だとは思いますが、運も実力のうちということなんですかね。特に勤めている組織も、直属の上司も、回ってきた仕事も大外れだったという点で。

投稿: 通りすがり | 2011年7月26日 (火) 23時24分

白鳥は常習犯だったらしい。以下のガバナンス学会参照。
医療訴訟の実態がこんなものだとは正直知らなかった。

http://medg.jp/mt/2011/07/vol220.html#more
逮捕された白鳥警部は守秘義務違反容疑に対して強く否認していると云うが、捜査対象の病院に対してOBの就職を強く迫ってきた、と言う事実を否認することは出来まい。
なぜなら、私自身が院長を務めていた病院において、業務上過失致死事件があり、病院側が事実を隠蔽しているのではないかと疑われて2004年4月から12月まで実に8ヶ月間、白鳥警部のチームの捜査を受けた際、同様にOBの就職を持ちかけられた経験があるからである。

捜査中白鳥警部の節度を欠いた行動は、これのみではない。2004年9月8日、病棟の看護師から、夜な夜な白鳥警部から携帯電話で呼び出され、中目黒の歓楽街で酒席の相手をさせられている、という訴えがあった。事実を確認して警察監察部等、しかるべき所に連絡して対応するのが、院長としての責務であると私は考え、事実を確認するため、看護師に電話会社に連絡して通話記録を提出してくれるよう求めた。看護師の側は通話記録には個人情報が多く含まれていることを憂慮してのことであろう、この求めには応じず客観的な証拠を示すことが出来なかったため、それ以上の対応を断念せざるを得なかった。
このころ、白鳥警部は、「本庁で俺が病院の看護師を妊娠させた、と言う噂が広がっている。この病院の女性職員の中で警察関係者の妻である者がいれば、それが噂を流している張本人だろう」といって、職員を聴取していたようであるが、あきれるという以外に言葉がなかった。

これらの院長側の対応に白鳥警部は激怒し「あの院長だけは牢屋にぶち込んでやる」といきまいているので心配です、とのコメントが部下の医師達から寄せられるようになった。はたして、11月8日、白鳥警部は私に「病院を救うには」との名目で院長職の辞任を強く迫り、私も部下の業務上過失致死容疑について、院長としての立場上の責任を取って11月末日に院長職を辞した。事故の隠蔽の容疑に関しては、その事実はなく、病院側は事故直後に司法解剖を申請し、公正な死因の究明を期したが、警察に対して再三、司法解剖の結果の開示を求めても拒否され、解剖所見のないままに院内の事故調査委員会は報告書を作らざるを得なかった。
報告書は委員会から院長に宛てた報告書であり、内部文書として扱われるべきものであり、公印を要する文書ではない。白鳥警部らはこの文書の内容に、解剖所見と異なる部分があり、それが偽造にあたるとして「有印公文書偽造同行使」の共犯として私を書類送検した。
当然、検察は「文書は公文書ではないし、内容も偽造とは言えない」として不起訴にした。白鳥警部は事前に事態がこのように帰結することを熟知していた。にもかかわらず敢えて送検することは、OBの就職に非協力的であり、白鳥警部の非行とも言える行為を告発する姿勢をみせた院長を、送検に伴う報道によってバッシングすることを目的としたものであり、その目的は十分に果たされたのである。

投稿: kan | 2011年7月27日 (水) 07時35分

なんか、警察権力と医療関係知識を悪用したゆすりたかりみたいですね。
警察としては組織ではなく個人の悪事として処理したいわけですなぁ。

投稿: 元外科医 | 2011年7月27日 (水) 08時49分

ただのK札893じゃんw
現場外して閑職に回したくらいだから上も認識してたってことだろw

投稿: aaa | 2011年7月27日 (水) 10時31分

これが事実なら、捜査資料の横流しなんて比較にならないゴシップじゃないですか?
その割にマスコミ報道などでもほとんど取り上げられていないように見えますが。

投稿: 通りすがりのただの人 | 2011年7月27日 (水) 12時14分

捜査情報の横流しなんて氷山の一角みたいだね。警視庁に「良識」があるのなら、洗いざらい膿を出してもらいたいものだ。・・・できるかなぁ~

投稿: ひどいね | 2011年7月28日 (木) 19時53分

一般マスコミでもようやく報じられ始めたようですよね。
これが炎上すると洒落にならない大騒ぎになりそうですけど、どこまで掘り下げるでしょうか。

別の病院にも警視庁OB再就職を働きかけか
< 2011年7月28日 日テレニュース >
 警視庁の捜査情報漏えい事件で、逮捕された警視庁の現職警部が、別の病院の事件捜査の際にもOBの再就職を働きかけた疑いがあることがわかった。

 この事件は、捜査情報を「品川美容外科」側に漏らしたとして、警視庁の現職警部・白鳥陽一容疑者ら3人が逮捕されたもの。白鳥容疑者は、品川美容外科側に警視庁OBの中道宜昭容疑者らを雇うよう働きかけていたことがすでにわかっているが、さらに7年前、都内の別の病院の医療過誤事件を捜査した際にも、警視庁OBの再就職を働きかけていた疑いのあることが関係者の話で新たにわかった。

 当時の病院長は、日本テレビの取材に対し、「年俸600万円でどうかと言われた。受け入れれば、手心を加えてもらえるのではないかと思った」と話している。警視庁もこうした情報を把握していて、経緯を調べることにしている。

投稿: 管理人nobu | 2011年7月29日 (金) 07時36分

東京女子医大またヤッタよな!隠蔽まで最低!

投稿: 日本人 | 2014年6月 5日 (木) 22時23分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/519753/52302581

この記事へのトラックバック一覧です: あの危ない刑事が東京女子医大事件の担当者だったそうです:

« またもたらいが回され尊い命が犠牲に! | トップページ | 大野事件の加藤先生はじめ、当事者が語ったそうです »