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2011年7月21日 (木)

ワトソン容疑者、全国視聴者の前でその本質をさらけ出す

先日以来開催されていたIWC総会ですが、結局今回も捕鯨派、反捕鯨派双方の主張が平行線をたどったまま終わるといういつもの通りの結末となったようです。

IWC総会閉幕、鯨禁漁区の採決で日本など捕鯨支持国が退席(2011年7月15日AFP)

【7月15日 AFP】英領チャネル諸島(Channel Islands)ジャージー(Jersey)島で開かれていた国際捕鯨委員会(International Whaling Commission、IWC)の第63回年次総会が14日、4日間の日程を終えて閉幕した。南大西洋(South Atlantic)の鯨禁漁区(サンクチュアリ)設定をめぐる採決では、これを不服とする捕鯨支持国が退席するなど、いつもながら反捕鯨国と捕鯨支持国との対立も見られた

 現在、捕鯨が禁じられている海域は南極(Antarctica)周辺海域とインド洋(Indian Ocean)だけだが、南大西洋にも捕鯨を禁じるクジラ保護海域を設定するようブラジルとアルゼンチンが採決の実施を呼びかけた。だが、日本を筆頭とする捕鯨支持国が退席したため、投票に必要な出席国数を満たせず、採決は見送られた

 毎年、南極海で調査捕鯨を実施している日本は、反捕鯨団体「シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society、SS)」の妨害宣言にも関わらず、来シーズンも調査捕鯨を行うと言明している。

■わずかながら進展も

 反捕鯨国と捕鯨支持国との深い溝が浮き彫りとなるなかで、わずかながら進展も見られた

 その1つが英国が透明性確保と「票買い」防止の対策として提案した加盟国の分担金支払い方式の変更案が採択されたことだ。

 これまでの方式では、加盟国が10万ドル超の分担金を現金や小切手で支払うことを認めていたが、この慣習は不正の温床となりかねないと指摘されていた。

 さらに、IWCが保護種と認定するクジラ目を、現在の15種から小型のクジラ目やイルカ、ネズミイルカにも拡大していくことでも合意した。

こうしてみると双方手詰まり感が濃厚という状況ですが、現状を打開しようと水面下では互いの主導権争いが激しく行われていたことが報道されており、例えば反捕鯨を主導するEU側の主導で加盟国分担金の現金などでの支払いを認めず、銀行送金のみとする「票買い」防止策が採択されたということですが、もともと票買いどころか捕鯨に無関係な国を加盟させるやり方は反捕鯨国の始めたことですよね。
例えば英国などは「ブルガリア、クロアチア、キプロス、エストニア、ギリシア、ラトビア、リトアニア、マケドニア、モンテネグロ、セルビアに対して、反捕鯨国としての国際捕鯨委員会参加を外交ルートを通じて申し入れ」たと議会で外務大臣が証言したと言いますから、例によって自分達に都合が悪ければルールの方を変えればよいという話でしょうか。
こうした反捕鯨国による露骨な主導権獲得の動きは今に始まったことでもありませんが、内心はともかくとして今回全会一致でようやく一つの成果として得られたのが、テロ組織シー・シェパード(SS)を名指ししての調査捕鯨の妨害阻止決議が成立したということです。

調査捕鯨の妨害阻止を決議=シー・シェパード名指し-IWC総会(2011年7月14日時事ドットコム)

 【ジャージー島(英領チャネル諸島)時事】国際捕鯨委員会(IWC)の年次総会は最終日の14日、日本政府が提出した、反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)による調査捕鯨への妨害活動阻止に向けた決議案を全会一致で採択した。
 海上の安全確保をめぐる決議は過去の総会で採択されているが、SSを名指しする決議は今回が初めて。今年3月半ばまで予定されていた前季の日本の南極海での調査捕鯨は、SSの激しい妨害活動を受けて2月半ばに打ち切りを余儀なくされた。
 決議では関係国に対し、SSの妨害活動阻止に向けた取り組みを継続するよう求めることなどが盛り込まれている。日本政府代表団が決議案を説明した後、各国から反対意見は出なかった

さすがに反捕鯨諸国もテロ行為に荷担するかのように見られるのは嫌だったと見えますが、これでワトソン容疑者の「調査捕鯨は違法な暴力行為」云々という主張の根拠は公式に否定され、彼らの行動こそ反社会的行為であることが国際的に公認されたと言うことですし、実際に密漁対策でSSに協力させるなんてことを言っていたパラオも話を白紙に戻したと言いますから、公的なSS包囲網は次第に狭まっているとは言えそうです。
日本としても国際社会に向けて彼らの本質をきちんと広報し、その協力者はテロ支援を行う者であるということを主張していかなければならないところですが、実のところ足下である日本国内においてこそそうした活動が真っ先に行われコンセンサスを形成しておかなければならないはずが、今まではほとんどメディアにも取り上げられることもなかったということは困った話ですよね。
そんな中で御覧になった方も多いと思いますが、以前からこの問題を追及している産経の佐々木記者と、昨今あちこちで人気の戦場カメラマンの渡辺陽一氏とがタッグを組んで、テレビ番組において直接ワトソン容疑者と電話会談を行うという画期的な企画が実現し、しかもこの内容が(どうやら佐々木氏の紹介によって)「テキサス親父」によっても取り上げられ全世界に発信されたというのは大きな前進であったと思いますね。

【参考】「渡部陽一が撮った!これが世界の『戦場』だ ポール・ワトソン」 (youtube動画)

【参考】字幕【テキサス親父】世界の嘘つき詐欺師が日本のテレビに出演

番組動画を見てみればテキサス親父ならずとも「Really!?」と叫びたくなるような発言がてんこ盛りということで、さすがにこういうことをやらせるとテレビの力と言うものは大きなものがあると思いますし、番組を見ていた人間でワトソンらテロ集団を胡散臭く感じない人間もいなかったことでしょう。
佐々木氏がブログにおいてこの番組の舞台裏を書いているのですが、これがまたなかなかにケッサクな内容で、渡辺氏なども非常に良い味を出しているなと感心させられますから是非ご一読頂きたいのですが、テレビだけでは判らない会場の生の雰囲気に触れた部分から少しばかり引用させて頂きましょう。

【フジテレビ特番裏話】「ワトソン容疑者」と呼び掛けた渡部陽一さん、子供達の追及にたじろいだワトソン (2011年7月5日ブログ記事)
より抜粋

(略)
 番組を見た方は、おそらく同じような印象を持ったと思います。ワトソンの受け答えは非常に不愉快きわまりないもので、やはり、我々の常識とはかけ離れた神経の持ち主であるということを感じたのではないでしょうか?。
 私は緊張して舞台に立ちながらも、これで彼の化けの皮がはがれたと独り言し、これでSSが日本でプロパガンダできなくなるだろうと考えました。

 ワトソンはなぜ、この番組に出演することをOKしたのでしょうか?もちろん、ギャラは一切払っていません。
 ワトソンは反捕鯨国のテレビ番組によく登場しており、その番組はワトソンの華々しい過去や〝偉業〟(彼らにとっては)を褒め称える内容になっています。観客はワトソンの言葉を惚れ込んで聞いているような印象があるし、毎回、大きな拍手で迎えられ、ワトソンも終始、いい顔をして番組を終えます。
 きっと、ワトソンは日本社会にシーシェパードの理念や活動を、いつもの番組のように、浸透することができるという自信があったのでしょう。
 しかし、それはものの見事に失敗しましたね。調子に乗ればのるほど、適格な判断を誤る良い例です。

 渡部さんと私は、番組中、「ワトソン容疑者」という呼び掛けることを決めていました。彼は国際指名手配犯です。捕鯨問題の是非はあるでしょうが、それは一線も引けないラインです。私も渡部さんも質問に熱中しすぎて、一度、「ワトソンさん」と言い間違えることがあり、そのときにはすぐにADからカンペが出てきました。
 ワトソンは最初からの詰問調の呼び掛けに、だんだん苛立って来ているのがわかりました。いつも、記者からのこうした問いかけには、万事、淀みなくスラスラ応えるのですが、「オ、オ、オ、オレンジジュース」とか「シー、シー、シーシェパード」などと簡単な言葉でも、詰まるようになってきました。
 スタジオは、ワトソンの破天荒な受け答えに、〝ドン引き〟していました。「どうしてあんな暴力をふるうのか」「あなたは、これまで、誰もけがさせていないというけど日本人は負傷しているじゃないか」と聞いても、まったくその問題には答えずに、「ああいえばこういう」の論理ではぐらかしたからです。
 収録の前に、高島さんに私が「ワトソンはあらゆる質問に答えない。自分の土俵に持って行くから」と伝えており、私の隣に立つ高島さんも収録中に「やっぱり。こういうことなんですね」と思わず漏らしたくらいでした。
 そして、ゲスト陣の中で最も怒っていたのは、石原良純さんでした。石原さんは何度もワトソンに質問し、「暴力をすることをあなたは認めるのですね」と理詰めで聞いたのですが、ワトソンは「それは違う」の一点張りでした。

 子どもたちの質問の番になりました。すると、これまでの受け答えを聞いていた子どもたちが、臆すことなく不満を表し、どんどんワトソンに質問をあびせかけたのです。一人が質問すれば、どんどん競うように手を上げて、300人のうちの3分の1ぐらいが手を上げていたかもしれない。

どうしてクジラのことばかり、言うのですか?
クジラの肉を食べてはだめなんですか?
暴力をしてはいけないと思います?

 などなどー。カメラのそばで、司会の高島さんに指示を出すADが、子供たちの質問タイムは「あと10分」などとメッセージを出していたのですが、このやりとりがあまりにもテレビ的におもしろいので、「20分ぐらいに伸ばしてもOK」と質問タイムを伸ばしたのです。
 ワトソンはさすがに子どもたちの追及には、強弁をふるうことができずタジタジになっていました。そして、「どうして牛を守らないのですか?」の質問に対して、「牛は海に住んでいないから」との名言をはいたのです。
 この回答には同時通訳の方も戸惑っている感じでした。
(略)

けだし「牛は海に住んでいないから」は後世に残る名言となるかも知れませんけれども(苦笑)、番組を見ていましても子供達の方がよほど本質を理解した質問を連発していて、それはあれだけ馬鹿馬鹿しい言い逃ればかりしている相手には主義主張は別として、誰だって気分を害さずにはいられないだろうなと自然に感じられる番組となったんじゃないかと思います。
SS連中の方でもまた資金集め目的のプロパガンダ映画を作ったようですから、地道な反SS広報活動を通じて「こんなキ印に資金を出すなど正気の沙汰ではない」という世論を作り上げていかなければならない道理ですが、一方でそうした銃後の活動と前後して最前線におけるテロ活動対策もまた重要なことは言うまでもありませんよね。
以前から南極海でのテロ活動に対して法的にきちんとした裏付けを与えて対抗すべきだなんて話は根強くありますし、先日も農水省から海保の巡視船を出せと要請があったということですけれども、その根拠として必要なものなのであれば国際的にもSSのやっていることは反社会的行為であるとはっきり断定されているわけですから、国内においても法改正なりの諸手続も躊躇してはならないでしょう。
しかし何しろ南極と言えば遠洋であるだけに、仮にもあの大型巡視船が派遣されるなんてことになると名前からして縁起が悪いことこの上ない気がしないでもないのですが…(苦笑)

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★反捕鯨船差し押さえ=漁網破り訴訟中-英裁判所

 【シドニー時事】反捕鯨団体シー・シェパード(SS)の抗議船「スティーブ・アー
ウィン号」が漁船の網を破った事件で損害賠償を請求され、英裁判所の命令によって、
スコットランド北方沖の英領シェトランド諸島の港で差し押さえられたことが20日ま
でに分かった。
 タイムズ・オブ・マルタ紙(電子版)によると、SSは昨年、リビア沖でクロマグロ
漁をしていた地中海の島国マルタの漁船の網を破り、約600匹を逃がした。これに対
し船主側がSSを相手取り、旧宗主国である英国の裁判所に損害賠償請求訴訟を起こし
ていた。
 クロマグロ保護を訴えるSSは、漁船は違法操業をしていたと主張。また、預託金約
140万ドル(約1億1000万円)を納めなければ抗議船を取り戻せず、日本の調査
捕鯨船などからクジラを守れなくなる恐れがあるとして、ウェブサイトを通じ、支持者
らに寄付を求めている。

■ソース(時事通信)(2011/07/20-18:04)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011072000688

投稿: 海犬涙目w | 2011年7月21日 (木) 12時04分

>以前から南極海でのテロ活動に対して法的にきちんとした裏付けを与えて対抗すべきだなんて話は根強くありますし

シー・シェパードの抗議行動を「テロ」と言っているのは
財団法人日本鯨類研究所および国策会社共同船舶および族議員等々に過ぎないのです。


>先日も農水省から海保の巡視船を出せと要請があったということですけれども、

あれは単なるポーズ。
なぜなら日本政府の公式見解が「シー・シェパードの抗議行動は“海賊”に非ず」だからです。

日本政府公式見解(海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律)
2011年5月13日
シー・シェパードによる南極海鯨類捕獲調査へのこれまでの妨害行為は、
海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律(平成二十一年法律第五十五号)第二条に規定する海賊行為に該当するとは考えていない。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b177159....

日本政府公式見解(海洋法に関する国際連合条約)
2011年3月15日
シー・シェパードが所有する船舶の旗国でない我が国が、公海上で行われるこれまでと同様のシー・シェパードの妨害行為を、
海洋法に関する国際連合条約(平成八年条約第六号)の範囲内で、現場で取り締まるための法整備を、実効性がある形で行うことは困難と考えている。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b177122....
2011年6月1日(5月閣議決定)
日本政府としては国連海洋法条約上の海賊として断定することは難しいということです。
シーシェパードの行為は、国際法上、海賊とは言えませんけれども、
http://www.jfa.maff.go.jp/j/study/enyou/pdf/gizigaiyo3.pdf


総じて、イメージ(感情論)で語らないように。

投稿: 赤いハンカチ | 2011年7月21日 (木) 15時13分

日本政府公式見解(海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律)
2011年5月13日
シー・シェパードによる南極海鯨類捕獲調査へのこれまでの妨害行為は、
海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律(平成二十一年法律第五十五号)第二条に規定する海賊行為に該当するとは考えていない。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b177159.htm?OpenDocument

日本政府公式見解(海洋法に関する国際連合条約)
2011年3月15日
シー・シェパードが所有する船舶の旗国でない我が国が、公海上で行われるこれまでと同様のシー・シェパードの妨害行為を、
海洋法に関する国際連合条約(平成八年条約第六号)の範囲内で、現場で取り締まるための法整備を、実効性がある形で行うことは困難と考えている。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b177122.htm?OpenDocument
2011年6月1日(5月閣議決定)
日本政府としては国連海洋法条約上の海賊として断定することは難しいということです。
シーシェパードの行為は、国際法上、海賊とは言えませんけれども、
http://www.jfa.maff.go.jp/j/study/enyou/pdf/gizigaiyo3.pdf

投稿: 赤いハンカチ | 2011年7月21日 (木) 15時18分

こいつまた来たのかw毎度毎度宣伝乙w

投稿: | 2011年7月21日 (木) 22時42分

「赤いハンカチ」って奴は日本語の理解力に乏しいのかね。コイツが引用している3つの文書全てで,シー・シェパードの行為は「海賊行為」には該当しないけれども,日本政府は「不法な妨害行為」と認識しており,防止するための実効的な措置や必要な措置をとっていくと言及されている。
「海賊行為にはあたらない」から「テロとはみなされていない」というのはコイツだけが通用すると思っている,詭弁だよ。

コイツが引用している
>>http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b177159....
では,確かに
>>シー・シェパードによる南極海鯨類捕獲調査へのこれまでの妨害行為は、海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律(平成二十一年法律第五十五号)第二条に規定する海賊行為に該当するとは考えていない。
と答弁されているが,同時に,
>>他国が行う捜査の見通しについては、政府としてお答えすべき立場にはないが、豪州連邦警察による捜査が、シー・シェパードによる不法な妨害行為の防止につながることを期待している。
とも,答弁されている。「不法な妨害行為」と日本政府に認識されている訳だ。

同様に
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b177122.htm?OpenDocument
では,
>>シー・シェパードが行っている度重なる妨害行為は、我が国が国際捕鯨取締条約(昭和二十六年条約第二号)に従って公海上で実施している合法的な活動に従事する我が国の船舶並びにその乗組員の生命及び財産を脅かす極めて危険な行為であり、極めて遺憾であると考えている。
>>シー・シェパードが所有する船舶の旗国及び寄港国の政府に対し、シー・シェパードによる不法な妨害行為を防止するための実効的な措置をとるよう働きかけを行い、また、調査捕鯨船団の船員等の安全を確保するために海上保安官が乗船するなど、政府として可能な限りの対策を講じたところである
>>政府としては、シー・シェパードが所有する船舶の旗国及び寄港国の政府に対し、船籍の剥奪及び捜査当局による対応を含め、シー・シェパードによる不法な妨害行為を防止するための実効的な措置をとるよう、累次にわたり、働きかけを行ってきたところであり、今後とも引き続き、関係国政府に協力を求めていく考えである。
>>アメリカ合衆国に本部を置くシー・シェパードが行っている資金調達の方法について、政府としてお答えする立場にないが、政府としては、シー・シェパードによる不法な妨害行為を防止するための実効的な措置をとるよう、引き続き関係国政府に協力を求めていく考えである。
と答弁されている。政府の認識は一貫して「不法な妨害行為」だよ。

同じく
http://www.jfa.maff.go.jp/j/study/enyou/pdf/gizigaiyo3.pdf
の中でも
>>○早川内閣官房参事官 閣議決定については、この5月に閣議決定されたばかりですので、一般論について私の立場からは申し上げられません。先ほどのご質問でつけ加え忘れたのですけれども、シーシェパードの行為は、国際法上、海賊とは言えませんけれども、SUA条約という、船舶の安全な航行を損なうような危険な行為を国際法で処罰することは可能でございます。日本政府もこれまで日本の国内法の刑法の業務妨害罪にあたるという判断で、SUA条約に関しても必要な判断をして、これまで国際指名手配したりということもやっております。
>>ただ、SUA条約というのは、海賊と認定するわけではございませんので、現場で日本が直接乗船して制圧する根拠になるわけではなく、日本がICPO(国際刑事警察機構)ルートを使ったり、外交ルートで指名手配したりという形で、事後に国際法に違反した被疑者を特定して、必要な措置をとっていくという国際法の枠組みでございます。
>>○櫻本委員 そういう面からいうと、シーシェパードが去年行った行為に対して国際法上の手続はとれるわけですね、現時点で。

投稿: とらとら | 2011年7月21日 (木) 23時03分

「防止するための実効的な措置や必要な措置」って具体的に?

“実効的”って何だ?具体的に言ってみろよ?

んなこと(原則論)水産庁は前から言っている。

ちなみにIWCでは「もういいかげんシーシェパード問題はIMO(国際海事機関)でやれよ」と言われている。

で日本政府はIMOに訴えているがラチがあかないのでIWCで泣きを入れているというわけなんだな。

投稿: 赤いハンカチ | 2011年7月21日 (木) 23時32分

「シー・シェパードの抗議行動を『テロ』と言っているのは日本国内でも一部に過ぎず,そもそも日本政府は「海賊」行為じゃないと言っているぞ。」
と印象操作しようとして,木っ端微塵に吹き飛ばされたら,今度は
>>「防止するための実効的な措置や必要な措置」って具体的に?
ときたか。論点をずらそうしていることは,まともな読解力がある人には皆バレバレなんだよ,分かったか?

>>ちなみにIWCでは「もういいかげんシーシェパード問題はIMO(国際海事機関)でやれよ」と言われている。
また出鱈目か。例えば7月12日のIWCの議論では
http://balat.ti-da.net/e3483513.html
>> ①ロシア。暴力行為に反対するとし、旗国(オランダ、オーストラリア)や寄港国(ニュージーランド、オーストラリア)の意見を求めました。
>> ②オランダ。この問題はIMO(International Maritime Organization: 国際海事機構)で議論すべきで、IWCの議題ではない。海上の安全は尊重すべきではなるが、法律の範囲内でのデモは可能。
>> ③キリバス。暴力行為は「繰り返し」ではなく、「エスカレート」している。捕鯨に関する意見の相違は、このような暴力的手段で解決をみるべきではない。
>> ④オーストラリア。いかなる国際法の違反はみとめられない。この問題はIMOで議論すべきである。日本は調査船を合法的というが、オーストラリアは、そうは考えていない。
>> ⑤韓国。捕鯨は海洋資源の利用の一形態であり、科学的見地にもとづいた持続的利用は推進すべき。海上でのデモンストレーションは、政治的行為である。不満があっても、いかなる違法行為はゆるされるべきではない。この問題に関係する国家に責任ある行動をもとめる。
>> ⑥モロッコ。調査捕鯨船は、IWCの許可をうけて操業している以上、そうした船舶への暴力行為は、IWCの問題である。
>> ⑦メキシコ。オーストラリアとオランダに適切な処置をとることをもとめる。
>> ⑧ニュージーランド。公海の安全をもとめる。平和的なデモはみとめられるべきであるが、暴力行為はみとめられない。しかし、南氷洋での捕鯨が攻撃対象となるのも不思議ではない。
>> ⑨ノルウェー。全面的・無条件に日本を支持する。
>> ⑩米。海上の安全と生命の安全は、もっとも尊重されるべき。今後も調査はつづくだろうが、安全確保が必要である。
>> ⑪ポルトガル。調査活動に反対はあるだろうが、暴力行為は駄目。
>> ⑫アイスランド。テロ組織を批判の対象とするのではなく、旗国、寄港国を標的にすべきである。平和裡な抗議をおこなう権利は有していても、暴力行為はみとめられない。
>> と12ヵ国の意見が表明されました。
さぁてこれを読んで,IWCの全体的な雰囲気がオマエの言うとおりだと感じてくれる人がどれだけいると思う?

投稿: とらとら | 2011年7月22日 (金) 00時34分

>「シー・シェパードの抗議行動を『テロ』と言っているのは日本国内でも一部に過ぎず,そもそも日本政府は「海賊」行為じゃないと言っているぞ。」
と印象操作しようとして,木っ端微塵に吹き飛ばされたら,

ん? いつ木っ端微塵に吹き飛ばされた?
シー・シェパードの抗議行動を「テロ」と言っているのは
財団法人日本鯨類研究所および国策会社共同船舶および族議員等々に過ぎない。


>さぁてこれを読んで,IWCの全体的な雰囲気がオマエの言うとおりだと感じてくれる人がどれだけいると思う?

もう前から「危険行為をこれ以上規制する力を持たないIWCで繰り返すのではなく、IMOに話を持っていけ」と言われているんだな。

(2009年3月16日)
たしかに危険行為は絶対に許されるべきではありませんが、この件は昨年のIWC会合ですでにコンセンサスを得ています。危険行為をこれ以上規制する力を持たないIWCで繰り返すのではなく、IMOに話を持っていけと他国の代表団から突っ込まれていました。あと数時間で会合が終わってしまう限られた時間、前回すでにコンセンサスを得た内容を長々と繰り返すのはやめて、クジラを無駄な死から守ることを協議しろと私も突っ込みたかったです。
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans/blog/daylist_html?year=2009&month=3&day=15


ところで“実効的”って何だ?具体的に答えてみろ?

投稿: 赤いハンカチ | 2011年7月22日 (金) 09時08分

>日本を筆頭とする捕鯨支持国が退席したため、投票に必要な出席国数を満たせず、採決は見送られた。

「日本を筆頭とする捕鯨支持国~」ではなく「日本が捕鯨支持国を先導して~」。
つまり日本が投票ボイコットを先導したってこと。

ところが水産庁のウェブサイトには、そのことについては何も書かれていない。

「国際捕鯨委員会(IWC)第63回 年次会合」の結果について
http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/enyou/110715.html


なおこのボイコットの首謀者はプロパガンダ請負人であるところの森下丈二・高級水産官僚であるようだ。

ここで、少し予想外のことが起きた(捕鯨国はコーヒーブレークの間何やら相談していたので予想外ではない人たちがいた訳だが)。
「われらが」森下氏が、捕鯨国(63回参加の21カ国らしい)の代弁だと断って、自分たちは自分たちにとって重要な小型沿岸捕鯨提案を今回あきらめたのに、提案国があくまで投票に固執することでこれまで醸成されてきた合意形成プロセスを壊すなら、捕鯨推進国は会議場の外に退出してすると言い出したのだ。そうすれば、会議成立のため必要な締約国の半数を割ることになり、会議が不成立になる、結果として投票を阻止するというのだ。森下さんは2度もこれは敵対的な行動ではないと言い訳をしたが、実際に退場し、投票は実施されなかった。
http://ika-net.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-7944.html

投稿: 赤いハンカチ | 2011年7月22日 (金) 20時34分

>「どうして牛を守らないのですか?」の質問に対して、「牛は海に住んでいないから」との名言をはいたのです。
>けだし「牛は海に住んでいないから」は後世に残る名言となるかも知れませんけれども(苦笑)、番組を見ていましても子供達の方がよほど本質を理解した質問を連発していて、

シー・シェパードは海洋生物専門の保護団体なのだから答え方としては問題ない。
保護団体にはそれぞれ“守備範囲”というものがあるのです、理解できましたか?

投稿: 赤いハンカチ | 2011年7月22日 (金) 20時50分

最後にきみは反「反捕鯨」なの、それとも捕鯨推進なの?w

投稿: 赤いハンカチ | 2011年7月22日 (金) 20時53分

もうこいつアク禁でよくね?

投稿: | 2011年7月22日 (金) 22時16分

>> >さぁてこれを読んで,IWCの全体的な雰囲気がオマエの言うとおりだと感じてくれる人がどれだけいると思う?
>>もう前から「危険行為をこれ以上規制する力を持たないIWCで繰り返すのではなく、IMOに話を持っていけ」と言われているんだな。
>>↓
>>(2009年3月16日)
>>たしかに危険行為は絶対に許されるべきではありませんが、この件は昨年のIWC会合ですでにコンセンサスを得ています。(以下略)
>>http://www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans/blog/daylist_html?year=2009&month=3&day=15
「コンセンサスを得ている」という風に読者に思わせたく,反捕鯨の主張を掲げているグリーンピース(笑)が自らのWebに書いている,というだけだろ?
IWCにおいて,「日本はシー・シェパードの暴力行為をIWCで議論しない様に」という議決や決定があったか? あるならFACTで示してみせろよ。
いくつかの国だけ(=当然多数派ではない。一方で日本に賛同している国も同じかそれ以上にあることは前の書き込みで示した通り。)が主張しているという状態を,IWCのコンセンスになったなどとすり替えて書き散らしているオマエの同類のサイトを引用したところで,説得力が有ると本気で思っているのか? いや,有ると思っているからこそ臆面もなくダラダラ書き散らしてるんだな...。しっかしまぁ,グリーンピースのサイトを引用するとは,語るに落ちたとはこのことか。

投稿: とらとら | 2011年7月23日 (土) 05時19分

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