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2011年6月27日 (月)

腎移植事件続報

先日から取り上げていますように腎臓移植にまつわる売買トラブルが世間を賑わせているところですが、少し前に中国からはこんなニュースが届いていたのをご記憶の方もいらっしゃるかと思います。

中国の高校生 腎臓売って「iPad2」(2011年6月7日産経ニュース)

 中国の男子高校生(17)が地元テレビ局に対し、自分の腎臓ひとつを臓器密売人に売却し、その報酬でタブレット型多機能端末「iPad2」を購入したと告白し、論議を巻き起こしている。

 英BBCなどによると、この男子高校生は広東省南部在住で、インターネットを通じて臓器密売人と連絡を取り、腎臓提供を決意。密売人が用意した病院で摘出手術を受け、報酬として3392ドル(約27万円)を受け取ったという。

 受け取った現金で、高校生はiPad2やノートパソコンを購入した。

 息子が突然iPadなどを所持しているのを不審に思った母親が、さらに腹部に赤い手術痕が残っているのをみつけ、問いただしたところ、高校生は真相を打ち明けたという。

 驚いた母親は警察に届け出たが、すでに密売人の携帯は切られており、連絡が取れなくなっていた。

 中国は2007年に臓器売買を正式に禁止し、善意による臓器提供の仕組みを立ち上げた。しかし、その後臓器売買が地下に潜り、違法な取引が後を絶たない状況が続いている。

まあ善意による臓器提供と言えば聞こえは良いのですけれども、すでに巨大なマーケットが存在しているところにいきなり只で臓器を差し出せと言うに等しいわけですから、それは貧しい人々にとってはおいそれと頷けない話なんだろうなとは思うのですけれどもね。
たださすが中国、こんなところでもハンパねえという論調で紹介されていたこの記事ですけれども、高校生が臓器売買をすることの是非であるとか、その対価としてこれが妥当であったのかといった話はまた別問題として、きちんと双方合意の上で行い既定の報酬を得たという点では、まだしも日本よりもマシであったのではないかとさえ思えてくるのが今回の事件であったようです。
逮捕されたレシピエントの医師は暴力団経由で臓器を買う予定であったものが破談になり、その後別ルートで臓器を買い移植を行ったということですけれども、結局そのどちらのドナーも思うようには報われていなかったらしいという事情が明らかになってきているのですね。

見返りに40万円受け取り「300万円やると言われたが…」 臓器提供候補者が供述(2011年6月25日産経ニュース)

 生体腎移植をめぐる臓器売買仲介事件で、内科医院「堀内クリニック」院長、堀内利信容疑者(55)に腎臓を提供する候補だった指定暴力団住吉会系元組員、坂上文彦容疑者(48)が警視庁組織犯罪対策4課の調べに「腎臓の提供で300万円をやると言われたが、実際には40万円くらいしかもらっていない」と供述していることが25日、捜査関係者への取材で分かった。

 堀内容疑者は、臓器提供者探しの見返りに仲介役の指定暴力団住吉会系組員、滝野和久容疑者(50)に1000万円を支払っている。大半は滝野容疑者が生活費などに流用したとみられるが、一部は使途不明になっており、警視庁は暴力団組織に流れた可能性もあるとみて捜査している。
(略)

腎臓提供男性、手術後に失踪…臓器売買事件(2011年6月24日読売新聞)

 生体腎移植を巡る臓器売買仲介事件で、臓器移植法(売買の禁止)違反などの疑いで逮捕されたクリニック院長の堀内利信容疑者(55)が、2010年7月に生体腎移植手術を受けた際、ドナーとして腎臓を提供した埼玉県在住の20歳代の男性が手術後に失踪し、今年2月、警視庁に捜索願が出されていたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者らによると、この手術は「宇和島徳洲会病院」(愛媛県宇和島市)で行われ、万波誠医師(70)が執刀した。ドナーの男性について、堀内容疑者の妻の則子容疑者(48)は警視庁に対し、暴力団組員・滝野和久容疑者(50)とは別のブローカーに1000万円を支払い、紹介してもらったと説明。堀内容疑者と男性は手術直前の10年6月に養子縁組している。同庁は、このブローカーも暴力団関係者とみており、男性の失踪との関連を調べている

 いや、まさか金だけ奪われて始末されたとか言うことであれば(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルな事件というしかないんですが、結局今回の事件で幸せになったのは仲介した暴力団組員だけということになるのでしょうかね?(このままでは長生きできないと思ったなんてことを言っていたという堀内容疑者も、この調子では延命した分をそのまま豚箱貯金することになりそうですし)。
暴力団云々の部分は最初から犯罪的行為を目的でやっていることだけに今後の捜査の進展を待ちたいと思いますが、医療の面から考えると暴力団が関与していなかったとしてもさほど状況の深刻さが変わりないんじゃないかと思えるのが今回の事件の怖いところで、例えば生活困窮者を相手に資金力のある患者が「どうだ?」なんて持ちかけるということが今後あっても全く不思議ではないわけです。
事後になってみるといったいどうしてこんな露骨な臓器売買が行われてしまったのか、病院側では何とも思わなかったのかとも感じてしまうような話ですが、そう考えると実際その場で医療の側からこうした事例を鑑別し事前に防げるかどうかが非常に重要だと言うことになりますが、まずは解明されつつある移植までの状況を振り返っておきましょう。

<臓器売買>逮捕の開業医、ドナーが20歳直後に養子縁組(2011年6月25日毎日新聞)

 生体腎移植を巡る臓器売買事件で、開業医の堀内利信容疑者(55)=臓器移植法違反容疑などで逮捕=が、ドナー(臓器提供者)の男性(21)と養子縁組を結んだのは、男性が20歳になった直後だったことが関係者の話で分かった。腎移植手術はそのわずか約1カ月後に行われた。日本移植学会の倫理指針は未成年者の生体臓器提供を原則禁じており、警視庁組織犯罪対策4課は医師である堀内容疑者がそうした事情を熟知した上で指針の規制を免れようとした可能性があるとみている。【川崎桂吾、前谷宏】

 関係者によると、堀内容疑者は昨年1月、1人目のドナー候補だった元暴力団組員、坂上文彦容疑者(48)=同=と養子縁組したとする虚偽の届け出をしたが、金銭トラブルになり、移植手術を断念。養子離縁届を出したという。

 一方で堀内容疑者は、別の組員から新たなドナー候補として男性を紹介され、昨年6月下旬に養子縁組した。男性はその約10日前に20歳になったばかりだったという。翌7月下旬、宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)で生体腎移植手術が行われ、男性の腎臓が堀内容疑者に提供された。

 学会の倫理指針は、未成年者を生体臓器移植のドナーの「対象としない」と規定。16歳以上20歳未満の場合は、成人に匹敵する判断能力があると精神科医が確認するなどした場合のみ例外的に認めるとしている。堀内容疑者は、確認を受けないように19歳の男性が成人になるのを待っていたとみられる。

 また、民法の規定によると、未成年者との養子縁組には家庭裁判所の許可が必要。申し立てを受けた家裁は調査官の調査や裁判官の審問などで縁組を許可するか判断する。堀内容疑者はこの規定も考慮した可能性があるという。

 宇和島徳洲会病院によると、堀内容疑者とドナーの男性は手術前、「5年前からの知り合いで、未成年のころから移植を望んでいて、成年になるのを待って養子縁組した」などと説明し、移植の許可を得ていた。

臓器売買:「不審点ない」弁護士報告書を病院に提出(2011年6月26日毎日新聞)

 生体腎移植を巡る臓器売買事件で逮捕された開業医、堀内利信容疑者(55)が宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)で移植手術を受ける際、「腎臓提供は自発的で、金銭授受はないと思われる」という弁護士作成の報告書を病院に提出していたことが関係者の話で分かった。病院は報告書を判断材料の一つとして移植を実施していた。警視庁組織犯罪対策4課は、堀内容疑者が不正を隠蔽(いんぺい)する目的で弁護士に報告書作成を依頼した可能性があるとみて、経緯を調べている。【川崎桂吾、前谷宏、浅野翔太郎】

 堀内容疑者は指定暴力団住吉会系組員、滝野和久容疑者(50)からドナー(臓器提供者)を紹介されたが、金銭トラブルになり移植を断念。その後、別の住吉会系組員から新たなドナーとして紹介された男性(21)と昨年6月に養子縁組し、宇和島徳洲会病院で手術を受けようとした。

 関係者によると、堀内容疑者は同月、東京都内の弁護士が作成した報告書を病院の倫理委員会に提出。報告書は、弁護士が堀内容疑者とドナーから別々に聴取した内容をまとめた体裁で(1)ドナーは腎臓を提供したいという自発的意思を有する(2)意思形成にあたり、金銭的、財産的誘因は存在しないと思われる--と結論付けている

 報告書で堀内容疑者は「ドナーは長女の知人。16歳で親元を離れて一人暮らしをしていたので、家族ぐるみで付き合うようになり、養子として迎え入れたいと考えた」と説明。ドナーの男性は「感謝の念を持っていた。病気を知って臓器提供を申し出たが、(未成年だったので)なかなか承諾してくれなかった」と話したという。

 毎日新聞の取材に同病院は「報告書を一つの判断材料にした」と回答。移植は報告書提出直後の昨年7月に実施された。だが、捜査関係者によると、堀内容疑者がドナーを紹介されたのは移植直前で、報告書の内容は虚偽の疑いが強い。弁護士は「堀内容疑者の依頼で2人から聴いた話を文書にした。(虚偽とは)思い至らなかった」と話している

こういう事情を聞いてみますと今回の事件、たまたまちょっとお金のある人が臓器を買ったなんて単純な話ではなく、非常によく練られたシナリオと周到な準備とに基づいて話が進められていたのだなと、あらためて思い知らされます。
何しろ医療のプロである医師と犯罪行為のプロである暴力団とが手を組んで事を進めている、そして(知ってか知らずかは判りませんが)そこに法律のプロである弁護士まで関わって状況をがっちり固めているわけですから、これはなかなか手強そうだなと思いますし、仮に病院側が怪しいと思ったとしても「何が問題なんだ?」と押し切られていた可能性もあったかも知れません。
このあたりはいわゆるクレーマー、モンスターといった問題でも昨今多くの医療関係者が思い知らされていると思いますけれども、例えば全国に広がり病院経営を圧迫しているという未収金問題一つを取ってみても医療現場とは性善説に基づいて組み立てられていることを痛感するもので、それだけに悪いことをしようとその気になれば幾らでも付け込む余地はあるのだと思います。
ちょろい病院相手なら素人でもそれくらいにやれるわけですから、ここにその道のプロが関わってきた仕事となれば今回の事件もむしろ良く見つかったと言うべきなのかも知れませんけれども、世間がそれで納得するかどうかはまた別問題ということなのでしょう、移植を担当した宇和島徳洲会病院ではかなりマスコミからもつつかれているようです。

臓器売買事件受け宇和島徳洲会病院で会見(2011年6月24日愛媛新聞)

 臓器移植法違反容疑で逮捕された東京都の医師堀内利信容疑者が、昨年7月に腎移植手術を受けた宇和島徳洲会病院(宇和島市住吉町2丁目)で23日、医療法人徳洲会グループの能宗克行事務総長(55)が会見。移植手術を「倫理委員会で適正と判断した」と述べ、現時点で警察からの照会もないとした。

 同病院によると、ドナー(臓器提供者)は20代男性で、提出された戸籍謄本では2010年6月下旬に養子縁組をしていた。
 堀内容疑者は同月上旬に関東圏の徳洲会グループの病院を受診した際、移植を希望。同下旬ごろ、宇和島徳洲会病院で万波誠医師(70)の診察を受けたという。
 病院は翌7月22、23の両日、2回にわたり倫理委員会を開催し、移植手術を承認。29日に万波医師が執刀した。堀内容疑者は8月23日に退院している。

 倫理委の内規では、養子縁組の期間が2年以上たっていないと、移植手術を認めないとしている。今回のケースでも縁組からわずかな期間であることに委員から疑問の声が上がり、病院は計3回、堀内容疑者とドナーから聞き取り。2人は約5年前からの知人で、3年前から実態的な親子関係にあると認めたとしている。
 能宗事務総長は「聞き取りは過去の両者の生活の様子を複数の角度から聞いた」と説明。臓器提供の代価の有無については「両者から代価の授受がないことの同意書を得ている」とした。また「捜査権がない以上、さらに詳細な確認は困難」と述べた。

 今回の事件は移植医療全体にとって「マイナス」とした上で「根本の原因はドナー不足にある」と強調。同グループが推進する病気腎(修復腎)移植を「暴力団が暗躍しないような移植方法として前に進めていきたい」と語った
 執刀した万波医師は「移植を希望する患者がいれば、現在ではすぐに倫理委に諮ってもらう。自分の意思が入りようがない」と話した。

宇和島徳洲会病院「2日かけ調査。偽装縁組の看破ムリ」(2011年6月24日産経新聞)

 臓器移植法違反(臓器売買の禁止)と電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕された東京都江戸川区南小岩、内科医院「堀内クリニック」院長、堀内利信容疑者(55)が生体腎移植手術を受けた、愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院。

 同病院の平島浩二事務局長は24日、産経新聞の取材に、「倫理委員会は、(堀内容疑者らの背後に)暴力団関係者の動きや金銭の授受がないと調査の結果判断し、移植を承認した」などと話した。

 また、倫理委が同病院では異例の2日間開かれたことについて、「養子縁組の時期と手術の間隔が短かったため、慎重に審査した結果」と説明した。

 徳洲会グループの能宗(のうそう)克行事務総長は「倫理委員会は最善を尽くしたものと判断している。病院のチェック体制に問題はなかった」。一方で、ドナーとレシピエント(移植を受ける患者)が臓器移植を目的に計画的に養子縁組を偽装すれば、背後に金銭授受などがあったとしても「倫理委で見抜くことは困難」とも述べた。

逮捕院長とドナーの養子縁組信用…移植執刀医(2011年6月25日読売新聞)

 生体腎移植を巡る臓器売買仲介事件で逮捕されたクリニック院長・堀内利信容疑者(55)の生体腎移植手術を2010年7月、「宇和島徳洲会病院」(愛媛県宇和島市)で万波誠医師(70)と共に執刀した都内の病院勤務の男性医師(38)が24日、読売新聞の取材に応じた。

 堀内容疑者と臓器提供者(ドナー)の男性(21)との養子縁組について、「(男性が)虐待を受けており、小さい頃から面倒を見てきた」という堀内容疑者の説明を信用したといい、「臓器売買の可能性があるなら、万波先生も私も、手術は引き受けなかった」と話した。
(略)

まあしかし、そこで「同グループが推進する病気腎(修復腎)移植を「暴力団が暗躍しないような移植方法として前に進めていきたい」と語った」なんて余計な一言を言っちゃうからまた宇和島徳洲会か、また万波医師かと余計な色眼鏡で見られてしまう気もするんですけれどもね(苦笑)。
今回の件に関しては、そもそも院内倫理委員会の内規においても二年以下の短期の養子縁組では移植しないと定めていて(この基準が妥当なのかどうかも議論はあるのでしょうが)、実際に通常よりも余計な手間暇をかけて調べている(すなわち、疑っている?)にもかかわらず、結局は「実質的には以前から養子状態だった」という非常に恣意的な?理由付けで移植を行っているという点が誰しも気になるところだと思います。
基本的に病院側ではドナーもレシピエントも嘘は言っていないという前提で全ての話を進めているわけですから、そもそもシステム的に今回のような犯罪行為は想定外だったと思われ、腎移植では全国から依頼が舞い込むことも多いだろう同院としては現在のやり方でいいのかという再検討は社会的責任としても求められそうですよね。
ただ腎移植では透析を組み合わせていれば多くの場合年単位での猶予があると思われますが、これが例えば肝移植であればもっと移植の緊急性が高いというケースが普通にあり、その場合には今回よりもさらに判断の期間は短いわけですから、「何故そんなに急いで移植するんだ!もっと念入りに調べるべきだった!前がかり過ぎたんじゃないのか!」という捉え方は問題の本質を少し外してしまう可能性がありそうです。

同院は確かに腎移植には犯罪行為すれすれでもやりかねないような(失礼)とかくアクティブなイメージがありますが、しかし他の病院においても基本的には移植を行うという前提に立っての倫理委員会であって、判断をゼロベースで行う場所にはなっていないんじゃないかと考えると、「双方が合意しての事なんだから支障がなければ移植はするべき」と言う考え方自体がいいのかどうか議論は分かれそうですよね。
犯罪行為覚悟でやってくるような相手に対して100%それを防ごうと思えば閾値を徹底的に上げていく、例えば養子や配偶者など後から操作出来そうな状況では最初から移植など行わないという道しかないとすれば、結局のところは移植医療は基本的に進めるべきなのか、それともなるべくやらない方向でいくべきなのかというところに話は収束していくことになりそうです。
ただ何度も繰り返しますけれども、国外で臓器を買い漁るなどという行為はすでに国際的にも許される環境ではなくなっている、しかも日本人の中で皆が皆移植は決してやりません、私は自然の運命に任せますと悟りきった人ばかりでもないでしょうから、多い少ないはともかくある程度の数までは必ず国内でも移植は行わざるを得ないのは認めざるを得ないでしょう。
そうなると犯罪行為に走ってでも臓器を確保したいと思わせるような臓器不足という状況を何とかするのが一番の根本的な解決策ということになるのかも知れませんけれども、臓器提供が可能な御遺体からは原則臓器はいただくといったシステムを日本の社会が受け入れないとすれば、当面移植手術の適応自体をよほどに厳しくしていくか、あるいはそれこそ修復腎のような手でも使わざるを得ないのでしょうか?

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コメント

容疑者の妻が全部ゲロったそうで、こりゃいよいよ宇和島徳洲会も終わりかな?

 生体腎移植を巡る臓器売買事件で逮捕された開業医、堀内利信容疑者(55)の妻則子容疑者(48)が、警視庁組織犯罪対策4課の調べに対し「宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の執刀医に養子縁組の本当の経緯を全て伝えていた」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かった。組対4課は、執刀医が臓器売買や養子縁組の偽装を認識していた可能性があるとみて慎重に裏付け捜査を進めている。

 調べに対し、則子容疑者は移植直前の昨年7月にドナーの男性を伴って同病院を訪問して執刀医の一人と面会したと供述した上で、「仲介役の暴力団員に金銭を支払ってドナーを用意してもらい、養子縁組したことを医師に伝えた」などと話しているという。

 一方、同病院はこれまでの記者会見で、臓器売買の認識はなかったと主張。養子縁組から1カ月もたっていなかったことから、倫理委員会を通常の1度ではなく2度開いた上で、「3年前から事実上の親子関係にあった」と判断して移植を承認したと説明している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110627-00000005-mai-soci

投稿: aaa | 2011年6月27日 (月) 08時49分

>>容疑者の妻が全部ゲロったそうで、こりゃいよいよ宇和島徳洲会も終わりかな?

毎日新聞の記事ですからねえ・・・ 捜査関係者って誰よ?

投稿: 浪速の勤務医 | 2011年6月27日 (月) 09時47分

FNNソースでもほぼ同様の話があるようですね。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00202256.html

しかしこんなこと話して得することがあるんでしょうか?
院長本人と妻との間に何か別の思惑でもあるとか?

投稿: 通りすがりのただの人 | 2011年6月27日 (月) 13時10分

てか、警察のリークでしょう。
要は、警察は執刀医を逮捕したいと考えているってことですね。

投稿: JSJ | 2011年6月27日 (月) 15時57分

執刀医は、知らないっていってますね。
やはり、ICレコーダーに録音でもとておかないとダメですかね。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20110627-00000270-fnn-soci
生体腎移植臓器売買事件 執刀医「うその養子縁組や金銭授受、まったく知らない」
フジテレビ系(FNN) 6月27日(月)17時25分配信

生体腎移植の臓器売買事件で、逮捕された病院長への移植手術を執刀した医師が取材に応じ、「うその養子縁組や金銭授受については、まったく知らない」とコメントした。
「堀内クリニック」の院長・堀内利信容疑者(55)は、2010年6月、暴力団組員から21歳の男性をドナーとして紹介され、養子縁組をしたうえで、愛媛県の宇和島徳洲会病院で手術を受けている。
堀内容疑者の妻・則子容疑者(48)は、「執刀医の1人に『金銭を払ってドナーを紹介してもらい、養子縁組した』と説明した」などと供述しているが、執刀医だった38歳の医師が取材に応じ、「虚偽の養子縁組や金銭授受について、まったく知らない。21歳の男性に関しては、自分の意志で養子になったと聞いている」とコメントした。

投稿: 浪速の勤務医 | 2011年6月27日 (月) 18時14分

何なんですかねこれ?
いくら万波先生一波でもそこまでするとも思えないんですが、嘘をついてさしてメリットがありそうでもないし

投稿: 管理人nobu | 2011年6月27日 (月) 19時46分

鹿児島県第2区
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B9%BF%E5%85%90%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E7%AC%AC2%E5%8C%BA
徳田毅
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E7%94%B0%E6%AF%85
医療法人徳洲会理事。父は徳田虎雄(政治家、元衆議院議員)。
2003年に結婚。その際媒酌人は亀井静香が務めた。
徳洲会
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E6%B4%B2%E4%BC%9A
2006年10月1日、宇和島徳洲会病院にて臓器売買あっせんの疑い
阿部知子(社会民主党)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E9%83%A8%E7%9F%A5%E5%AD%90
前職 千葉徳洲会病院院長

亀ちゃんも大変だ・・・

投稿: たぬき | 2011年6月28日 (火) 12時01分

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