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2011年3月11日 (金)

ますます暴走するSS しかし本当の問題の所在は

環境テロリストのシーシェパード(SS)絡みで先日こんなニュースが流れたことを御覧になった方も多いんじゃないかと思います。
なんでも船の周りをバリケードで囲い込んでいるということなんですが、少なくとも絵としては熱心に職務を遂行しているというアリバイにはなりそうですよね。

豪捜査当局がシーシェパード抗議船を強制捜査か 「8人の捜査官が乗船している」(2011年3月6日産経ニュース)

 南極海で日本の調査捕鯨船団に過激な妨害を加えた米国の反捕鯨団体、シー・シェパード(SS)の抗議船2隻が6日、オーストラリア南部のホバート港に帰港、豪捜査当局の捜査官が船に乗り込み、強制捜査を行っている模様だ。

 日本政府はこれまで、豪連邦警察に被害届と証拠類を提出。豪側から「船がホバート港へ入港次第、捜査に入る」との連絡を受けていたという。

 6日朝、ホバート港には、SS代表のポール・ワトソン容疑者(60)=調査捕鯨妨害事件の傷害容疑などで国際手配中=が船長を務めるスティーブ・アーウィン号、2003年に和歌山県太地町のイルカ漁妨害で逮捕されたことがあるオランダ人のアレックス・コーネリーゼン氏が船長を務めるボブ・バーカー号の2隻が入港した。

 オーストラリア通信によると、オーストラリアの政界でSSの活動を支えている連立与党、緑の党のボブ・ブラウン党首は「船に8人の捜査官が入っている」と指摘した。

 豪捜査当局は昨年にも、SS抗議船に乗り込み、強制捜査を行っている。

過去の例からして今回もアリバイ操作だろうという観測が専らなんですが、例によって産経の佐々木記者によれば現地の報道はSS歓迎一色!といった様子らしく、逆にこの状況で警察があまり派手に動くようですとそちらに対してのバッシングが発生しかねないんじゃないでしょうか。
ちなみにテロリストの親玉たるワトソン代表は取材に対して「今から、クロマグロを守るためにリビア沿岸に行かなくてはいけない。」と語ったということなんですが、何しろ日本叩きで巨額の資金をかき集めてきたという成功体験があるだけに、こちらマグロ漁に関しても結局日本がターゲットと言うことは変わりがないようです。
さて、そのマグロ漁妨害とも関連して、先日ネット上で少しばかり妙なものが話題になったことをご存知でしょうか?

【参考】シーシェパードがパンダの変なコラ画像作ってるぞw(2011年3月3日ニュース2ちゃんねる)

リンク先を見てみますと、何やら漁船のようなものがパンダを釣り下げていたり、魚市場のようなところにパンダが並んでいたりと、「いったいこれは何だ?」と思わされるようなコラ写真が並んでいることが判ります。
どうにも妙だと言うしかないこのコラ写真というもの、「When you see tuna, think panda.」なるキャプションが示す通りSSがマグロ漁反対キャンペーンの一環として作ったものなんですが、正直これを見て唖然とする人間はいたとしても、だからマグロ漁なんて許されないのよ!と思いつく感性の人間がこの世界にどれほどいるのかと疑問には感じるのですけれどもね(苦笑)。
それはともかくマグロで終わっていればまだしも相手がパンダということになると、これは黙っていられないぞといきり立っている方々が世界では十数億人もいらっしゃるということなんですね。

パンダ大虐殺か!? これは一体!(2011年3月8日サーチナ)

  今月、VIP待遇で来日したパンダに、日本列島は興奮の坩堝と化したのだが、パンダでおなじみの中国で、ネット上に大量虐殺されたパンダの画像が流出! この衝撃的な画像にネットユーザーは、驚きを隠せないでいるのだが、果たして事の真相は……!?

  ネット上に公開された画像には、仰向けに並べられたパンダの死骸。そして、それを平然と眺める人々。無造作に詰め込まれた大量の死骸が、クレーンで吊り上げる様子が収められている。これを見たユーザーからは「パンダを虐殺するなんて、許せない!」、「人間は復讐を受けるべきだ」など、非難のコメントが相次ぎ、物議をかもしている。

  ところが、これには裏があったのだ。

  これらの写真は全てフェイク。マグロの保護を訴えるキャンペーン広告に、パンダが起用されたというのだ。「大虐殺ではなかった」と胸を撫で下ろす一方で、「残酷な広告を制作する意図が理解できない」、「あまりに残忍すぎる」と、怒りの声が上がっている。なかには「この広告を通して、世界が動物保護の意識をもてるようになれば良い」と、肯定的な意見もあるようだが、いずれにしても、リアルすぎる写真であることに間違いはない。いくら何でも、これはやりすぎではないだろうか。

いやまあ、どこからどう見てもコラだろうよと突っ込みどころはともかくとして、何しろ中国で国の宝とも言うパンダにこういう扱いをしてしまったのですから、これはSSとしても中国人民の反感を一身に買う覚悟はしておかなければならないでしょう。
しかしこの思わぬ騒動をみて興味深いのは、中国と言えばかねてオーストラリアなどと同調して日本の捕鯨を非難してきた、特にネット上においては反日も絡めてSS寄りで日本叩きの論調が主導的であっただけに、今さら何を言っているのかという気配もあるのですけれども、これもテロリストに迎合するとどうなるかという一つの教訓ではなったのでしょうね。
SSのコラが彼らの活動にとってプラスとなるのかマイナスとなるのかは現時点ではまだ何とも言えませんが、とりあえず彼らには他人の感情を忖度するような習慣は存在しないということは言えるのは、こういう行動にも表れていると思います。

イルカ漁の町、次々届くDVD 中身は批判映画 和歌山(2011年2月28日朝日新聞)

 イルカ漁を批判した映画「ザ・コーヴ」の支援を掲げる団体が28日、映画の舞台となった和歌山県太地町の各世帯に対し、映画の日本語吹き替え版のDVDを送付した、と報道機関に発表した。すでに同町内の多数の世帯に郵送で届いているという。町民からは「意図が分からず、気味が悪い」などと困惑する声も出ている。

 DVDは封筒に入れられ、差出人は「海を考えるグループ」と名乗っている。DVDを受け取った人らによると、封筒内には「ザ・コーヴの友人より」とするメッセージが印字され、「一度ご覧になったうえで、この映画の伝えたいことをご判断いただければと願っています」などと書かれていた。

 漁協幹部の男性は、自宅と勤務先にDVDが届いた。「どういう趣旨かよく分からず、気持ち悪い。一方的に自分たちの主張を送りつけるやり方は不当ではないか」と憤る。

 「ザ・コーヴ」は、昨年3月に米アカデミー賞を長編ドキュメンタリー部門で受賞。日本では同7月に公開された。DVDは今年2月25日に発売された。配給会社「アンプラグド」の広報担当者は「報道からの問い合わせで知り、驚いている。一切関与していない」と話した。アメリカの制作元などに事実関係を確認しているという。

このDVDなるもの、正規版ではなく単なるコピーディスク風であったということなんですが、他人の個人情報をこうして大量に集めて回るストーカーぶりもさることながら、1400枚もの違法コピーを堂々配布して回るってどんな精神構造なんだと誰でも思う話ですよね。
ところがほどなく配布したのが当の映画の監督であるルイ・シホヨス氏だと自らが名乗り出たものですから、これはどんなキモいラブレターかと送られた方も迷惑というより気持ち悪いとしか言いようがないでしょう。

DVDは映画監督自らが送付(2011年3月1日NHK)

太地町のイルカの追い込み漁を批判した映画「ザ・コーヴ」の映像が入ったDVDが太地町の多数の住民の自宅などに送りつけられている問題で、DVDは映画のルイ・シホヨス監督がみずから送付していたことがわかりました。

この問題は、太地町のイルカの追い込み漁を批判したアメリカのドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」を日本語に吹き替えた映像のDVDが「海を考えるグループ」の送り名で、きのうから太地町の多数の住民の自宅や漁協などに相次いで送りつけられているものです。このDVDについて、1日、電話でNHKの取材に応じたこの映画のルイ・シホヨス監督は、日本人の声優を用いた特別な日本語吹き替え版をみずから作成し、太地町の1500世帯に送ったことを明らかにしました。
DVDの制作費や送料はすべて監督が負担し、コピーや郵送の作業は日本の環境保護の団体「海を考えるグループ」が行ったということです。
シホヨス監督は「映画は日本各地で上映中止になったので、住民に、みる機会を与えたいと思った。特にイルカの肉には高い濃度の水銀が含まれることを知って欲しかった。太地町を攻撃したいのではなく思いやりの気持ちからやった。私からのラブレターだと思って欲しい」と話しています。

1日朝、DVDを受け取った女性は「まだ見ていないし事実とは違うものなので見るつもりはありません。誰が送ってきたかわからないので気持ち悪いです」と話しています。
また太地町の三軒一高町長は「映画の撮影にしても今回の件にしても自分たちの行いがすべて正しいと考えているのがおかしい。文化の違いがある。住民はDVDを見たいとは望んでいないし、町にも引き取ってほしいと問い合わせがある。非常に迷惑な行為だ」と話しています。

わざわざ自分で声優まで手配して特別版を作成したというその斜め上方向への熱意にだけは頭が下がるとして、監督とは言え配給会社を経由して商売をしていることに関して、商契約上の問題が果たしてクリアなのかどうかは判りませんけれども、肝腎なことはこのシホヨス氏にしろ映画に主演したオリバー氏にしろ元SSメンバーであり、映画自体SS自らがプロデュースしたプロパガンダ映画であるということです。
日本の報道では「太地町を攻撃したいのではない」などといかにも人格者めいたことを語ったようにされているこのシホヨス監督なんですが、当然ながらその実態はSSらしい偏見に満ちあふれているずいぶんとニュアンスの違う発言であったことが、元発言の内容から理解できます。

'Cove' director gives free DVDs to Taiji residents(2011年3月1日JAPAN TODAY)より抜粋

“I hope the people of Taiji feel a sense of relief when they see ‘The Cove’
because they’ll realize that it is just a handful of local environmental thugs giving a whole nation a black eye, not them,
Psihoyos told The Associated Press. “To me the film is a love letter to the people of Taiji.”

 シホヨス監督はAP通信に対して
 「太地町の人々は世界中の何百万人の人々が太地町のことを把握している事を知る価値があるだろう。
太地の人々がThe Coveを鑑賞したとき、一種の安心を感じて頂く事を期待する。
なぜなら、日本国全体の面汚しを行っているのはごくわずかな環境を汚す地方の悪党どもであり、彼らではない事を知るからだ
私にしてみれば、これは太地の人々へのラブレターだよ」

ちなみにプログレッシブ英和辞典によれば、シホヨス氏の言う「日本の面汚し」を行っているという「thug」という連中はこういう意味合いを持っています。

thug [名]
1 残忍な悪漢,暴漢,殺し屋.
2 ((時にT-))タグ:もとインドの狂信的暗殺教団の一員.

まあ要するに、彼らの視点によれば鯨などを殺して回ってる連中などは(まさにSSの連中のような)狂信的な暴力主義者であるということであって、自分はそういう一部の連中を叩いているだけである、何も知らない太地町の皆さんは我々が「本当の事」を教えてやるから感謝して学びなさいということですよね。
確かに終始一貫した方針で制作された彼の映画視点からすれば、太地町に巣食う悪漢どもと外部からイルカを救いに現れた正義の味方という構図が貫かれているのは事実でしょうが、彼らのフィクションに現実世界の方が合わせてやらなければならないという義理もないはずです。
彼らのような「thuga」はもともとまともな議論の相手にもならないのは仕方がないのかも知れませんが、一番始末に負えないのはこうした狂信者の罵詈雑言をわざわざ「思いやりの気持ち」などとオブラートに包んで報道する、日本のマスメディアというものの姿勢ではないかと思うのは自分だけでしょうか?

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コメント

はじめまして!寒くなったり暖かくなったり大変ですが、体調管理に気をつけてくださいね☆応援しています。

投稿: 恵比寿@美容室 | 2011年3月11日 (金) 10時10分

いいですか、漁業者は国民の共有財産を獲っているという立場なのですから
報道するから見たいという人には見せてしかるべきなのですよ。
都合が悪い部分も見せるのが漁業者としての義務なのです。

投稿: 赤いハンカチ | 2011年3月11日 (金) 10時20分

既知外な方々の都合が悪い部分も見せていかなければいけないってことですね

投稿: 通りすがりのただの人 | 2011年3月11日 (金) 11時19分

見る権利があれば見ない権利もある。強制するのはファシズムであり差別主義である。
「赤いXXXX]氏はGPだから、この辺否定されたいないだろうが、GPの行動の都合の悪い部分を公開してくれないものか。
でも募金集まらなくなるから、また窃盗事件起こして、盗んだ物食ったりするんだろうな。

投稿: ednakano | 2011年3月12日 (土) 07時39分

なんだ緑豆の手先か
単に脳力の不自由な方だと思ってた

投稿: | 2011年3月12日 (土) 08時34分

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