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2011年2月19日 (土)

みんな貧乏が悪いんやっ!って、そういう問題ですか?

並べてみると一段と興味深いというのがこちらのニュースなんですが、三つそろって紹介してみましょう。

新聞で「市民性育成」を 枝元氏、教員らにNIE実践法(2011年2月10日琉球新報)

 2010年度のNIE実践校である読谷村立読谷中学校(大城茂一校長)で9日、講演会「新学習指導要領とNIE」が開かれ、同村内小中学校の教職員約120人が参加した。日本新聞教育文化財団NIEコーディネーターの枝元一三(かずみ)氏が講師となり、教材としての新聞の有効性や実践方法を学んだ
 読谷中と同じ実践校の喜名小学校(比嘉秀侑校長)が主催。同財団のNIEコーディネーターが県内で講演会を行うのは初めて。
 枝元氏は、ファミリーフォーカスなどのNIEの実践事例を紹介。新聞を介して他者について深く考えたり、意見を交換することで「判断力や行動力といった『市民性』を育成できる」と話した。
 複数の人間のチェックを経て発信される新聞情報は「高品質で安心できる」と評価。情報化社会を生き抜くために必要な情報を選択、処理、発信する能力であるメディアリテラシーの獲得には、新聞が有効であると位置付けた。

新聞大手、部数減止まらず 朝日「800万部割れ」続く(2011年2月17日J-CASTニュース)

  「構造不況」と呼ばれる新聞業界でも、景気が回復につれて再び黒字を計上する社も出始めた。だが、減少が止まらないのが発行部数だ。大手5社の中でも、「2弱」と呼ばれる毎日新聞・産経新聞の2社が比較的減少幅が大きく、朝日新聞も「800万部割れ」を続けている

   08年の「リーマンショック」以来、販売部数の落ち込みが指摘されているが、まだ、この傾向に歯止めはかかっていないようだ。11年2月上旬に発表された日本ABC協会の「新聞発行社レポート」(10年7月~12月)を見ると、全国紙5紙は、軒並み部数を減らしている。だが、減少幅には、各紙でばらつきがある。

「過剰予備紙」の整理が原因

   比較的大きく部数を落としているのが、「2弱」とも言われる毎日・産経で、毎日が前年同期比6.1%減の350万9021部、産経が同 3.1%減の161万5212部だ。10年3月の有料電子版が脚光を浴びた日本経済新聞は、同1.1%減の301万5485部。部数にして3万5000部ほど減少している。

   なお、電子版には、電子版のみを月額4000円支払って購読するプランと、紙媒体の購読料に月1000円を追加する併読プランがあるが、この両方を合計した有料読者数は10年12月には、10万人を突破している。この3万5000人と10万人という数字には「紙媒体をやめて電子版に切り換えた」という層が、ある程度含まれているものとみられる。

   「2強」と言われる朝日・読売も、決して好調な訳ではない。朝日新聞の部数は、10年上半期に「800万部割れ」しており、朝日新聞社の秋山耿太郎社長は11年1月4日に行われた社内向けの新年祝賀会で、その背景を解説している。秋山社長は、

    「これまで、『800万部』と『1000万部』の旗印を掲げて突っ張りあってきた(編注: 朝日・読売)両社が、ここへ来て、違う道を歩み出した

として、部数減少の理由として、大阪本社と西部本社管内の販売店が抱える過剰予備紙を整理したことを挙げた。この「過剰予備紙」は、実際には配られない新聞が大量に販売店に押しつけられているとされる、いわゆる「押し紙」だとの指摘も根強い(新聞各社は、この「押し紙」の存在を否定)。11年以降、他本社でも同様の施策を行う方針を掲げていることから、さらに部数が減ることは確実だ。
(略)

毎日新聞社、ナゴヤキャッスル株の売却検討(2011年2月17日朝日新聞)

 毎日新聞社が、傘下のホテル運営会社「ナゴヤキャッスル」(名古屋市西区)の株式売却を検討し、地元企業に引き受けを打診していることがわかった。保有資産の見直しの一環と見られる。

 ナゴヤキャッスルは、名古屋城近くで高級ホテル「ウェスティンナゴヤキャッスル」(同)を運営する。毎日は、議決権ベースでキャッスル社の株式の約38%を持つ筆頭株主だ。

 関係者によると、毎日側が1年ほど前から複数の地元企業に売却を打診。うち数社がキャッスル株の引き受けに前向きだという。保有する株式すべてを売却するかどうかは未定だが、筆頭株主ではなくなる見込みだ。

 キャッスル社は1955年に設立された。69年にホテル「ナゴヤキャッスル」をオープン。世界でホテルをチェーン展開する米国企業と業務提携し、00年から「ウェスティン」のブランド名をつけて運営している。

しかし新聞情報が高品質で安心できるとか、新聞によって市民性を身につけることが出来るとか、いったいどこの世界の新聞について語っているのかと思うような話ですが(笑)、確かに新聞によってメディアリテラシーというものを学んだ人間は今の日本に日々激増中だとは思います(苦笑)。
いずれにしても読むほどにまさに業界そろって「必死だな」と言うしかない状況なんですが、その中でも毎日新聞はいよいよ自前の資金も底をついて閉店間際の大安売り状態だということですから、これはいよいよカウントダウンが始まったというべきなんでしょうね。
さすがに昨今では毎日に広告を出すとはすなわち企業のイメージダウンという認識が定着してきましたから、もはや手を差し伸べるような足長おじさんもいらっしゃらないんだろうと思いますけれども、別に毎日に限った話ではなくどの新聞社も本業の方では一向に経営が上向かないという事情はわかりますよね。
何しろ新聞業界と言えば今後の購読層となるはずの若年世代が中核をなすネット利用者に徹底して喧嘩を売ってきた経緯がありますから、これは一時的な現象などではなく今後も凋落傾向は増悪一方となるのでしょう。

新聞業界ほど表だって危機が叫ばれるわけではありませんが、テレビ業界も昨今不景気が叫ばれているのは確かであるとして、こちらの方は新聞よりも俗なメディアとして許容されている部分がありますから、昨今ではとことん我が道を突き進むことで生き残りを図っているようですよね。
テレビなどを見ていて「あれ?なんか妙なこと言ってないか?」と感じることは多々あるのでしょうが、どうもその背後関係を見ていきますとどうもスポンサー絡みということなのか、色々と想像出来る部分があっておもしろいですよね。

笑っていいともでも韓国のごり押し(2011年2月17日POP UP)

フジテレビ系人気番組「笑っていいとも」の中で不自然な韓国よりの放送があったとネット上で批判の声が上がっている。

話題になっているのは、2月17日に放送された「笑っていいとも」の「なんでもアンケート アラゆるギャップを比べタワー」というコーナーだ。この回での質問というのが「好きな鍋料理は?」というものだったのだが、なんと全世代でキムチ鍋が一位になってしまったと発表したのだという。

これにはネット上で怒りの声が上がり、「笑って捏造w」「キムチ悪い」「ウソ臭ぇーw」「いくらなんでもこれはないなw」「ギリギリ30代までなら解らなくもないけど・・」「50代、60代でも1位とかw」「あからさまな捏造」など、批判のコメントが多数書き込まれた

確かにこれはちょっとおかしいと思わざるをえない。キムチ鍋がうまいのは疑いようのない事実だが、全世代一位になるのはあまりにも不自然すぎる。日本ではなく違う国で聞いたか、違う国の人が集まる街で聞いたのかと勘ぐりたくなる結果だ。

参考までに日経新聞が2月14日に株式会社ヒューマの鍋料理についてのアンケート結果を発表している。それによると、

    20代:1位チゲ・キムチ鍋、2位すき焼き、3位しゃぶしゃぶ
    30代:1位寄せ鍋、2位すき焼き、3位おでん
    40代:1位寄せ鍋、2位すき焼き、3位おでん
    50代:1位寄せ鍋、2位おでん、3位すき焼き
    60代以上:1位寄せ鍋、2位おでん、3位すき焼き

となり、年齢と共に、チゲ・キムチ鍋が少なくなり、湯豆腐が増えたとしている。確かにこれならば違和感はさほど感じることはない。

捏造とまでは言いがたいが、あまりに不自然なこのアンケート結果を皆さんはどう思われるだろうか。

正直誰が何の鍋を好きだろうが大多数の人間には別にどうでもいいというレベルの話題だと思いますけれども、年配層も含めて全年齢キムチ鍋大好きなんて言われますと、さすがに生活実感と乖離しすぎという気はしてきますよね。
わざわざこういうあり得そうにない結果を出してきたというのは、テレビ業界の方々の間ではよほど韓国料理好きばかりが集まっているのか?とも深読みしてしまいますけれども、記事にもあるようにちょうど日経新聞も似たような調査をやっていたこともあって、あまりにあからさま過ぎる捏造なのは明らかです。
これだけを見ていればなんだ、いつもの得意技かで済む話なんですが、こういう話とセットになってくるとハハン、なるほど…ですよね。

フジテレビがK-POPを推す理由が判明(2011年2月8日POP UP)

2ちゃんねるに書き込まれた、「フジテレビがK-POPに肩入れする理由」という話が、あまりに衝撃的な内容だったため話題になっている。

最近民放各社で韓国音楽や韓国シンガーのごり押しのような紹介が目立つが、特に指摘されているのがフジテレビ。朝の情報番組から韓国の話題ばかりで、不自然に韓国シンガーや音楽を紹介するものが目立つ。実はそれには理由があるのだという。

2ちゃんねるに書き込まれ話題になっている内容というのがこれ。

    フジテレビがK-POPに肩入れする理由は簡単です
    韓国歌手のCD著作権を譲渡されてるから、自身の商売のために肩入れしているだけです
    公共の電波を使うテレビ局としては許されない暴挙
    欧米ではテレビ局が音楽著作権を得ることが禁止されてることが多いけど、日本は野放しです

なんとフジテレビの子会社がK-POPのCD著作権を得ており、自社の儲けのためにごり押ししているというのだ。

確かにJASRACが運営する「作品データベース検索サービス」で調べてみると、出版社名「フジパシフィック音楽出版」、アーティスト名「KARA(韓国)」で大量にヒットするのが分かる。「フジパシフィック音楽出版」はフジテレビ系の音楽出版社でフジ・メディア・ホールディングスの連結子会社だ。フジテレビが著作権を得ていると考えていいだろう。フジテレビがごり押しのように紹介すればするほど自社の儲けにつながっていたのだ。この理由がすべてではないだろうが、K-POPをごり押しする理由のひとつというのは頷ける話だ。

公共の電波を使ってごり押しし、あたかも流行っているかのように見せかけて売り上げを上げる。言い方を悪くすれば、洗脳ともとれるこの方法は、現在日本では禁止されているわけではないため、何も悪いことはしていないともいえる。しかし、ネット上ではこれを非難する声が圧倒的だ。慈善事業ではないため少なからず営利を求めるのは当然だが、何か騙されているような気持ちにもなる。

果たしてこれはいいことなのか悪いことなのか。今後この問題は議論されるべきだろう。

ちなみに、フジテレビの他にCD著作権を大量に取りまくっているのはTBSだそうだ。まぁTBSなら違和感はないか。

要するにフジテレビがやたらと韓国ネタばかりをヨイショするのも何やら経済的背景によるものであったのかという話なんですが、確かにフジテレビと韓国ネタに限らず昨今こういう作られた流行というのも目立ちますよね。
経営が厳しいだけにお金を出してくれる相手なら誰であろうが無条件に尻尾を振るというのももちろんどうなのかですが、それに加えてテレビ局の場合は椿事件に象徴されるように自分達の思い通りに国民を転がす快感に酔っている節がありますから、逆に思い描いたシナリオに乗れないイレギュラーな存在というのが大嫌いであるわけです。
先日から話題になっているのが天下のNHKで捏造報道が繰り広げられている!という一件ですけれども、まずは件の番組に関するこういう声を紹介してみましょう。

無縁社会を乗り越えろ(2011年2月16日リアルライブ)

 最近テレビなどで盛んに「無縁社会」という言葉が叫ばれるようになった。働きたいのに働くことができない、30代・40代の無縁社会である。彼らの主張は「自分は社会から必要とされていない」「自分は誰にも支えられていない」という趣旨のものであるが、彼らの多くに共通するのが、正常な社会生活を送れていないという事実である。

 ある30代の者は生活保護を受けながら、アパートの部屋で自分の生きる意味を自問自答していた。彼の心にあるのは、自分は定職に就けない。自分は社会からはたして必要とされているのか、などである。

 つまり、現在働き盛りの世代の無縁社会とは、本人の経済状況から無縁となる場合が大多数を占めている。本人が望んでも満足な定職に就けないという問題がその原因となっていた。

 これらを扱う番組では、なぜ彼がこのような無縁な状態になったかなどの説明はあった。しかし現状の生活を受け入れるまでに、彼がどのような努力をしたのかについては触れらていない

 つまりは、どんな職でもよいから自分から積極的に、様々な職種で働いてみたかということである。テレビに登場した彼らの多くに共通するのは、驚くほどに勤労意識が低いことである。生きるためには何でもやるといハングリー精神が、彼らにはまず見られないことだ。これでは、たとえ彼らに正社員の雇用を世話したとしても、彼らがそれに対応できる力が、まずは欠如しているのではないかと思えてしまう。

 要は社会とは弱肉強食の過酷な生存競争なのである。社会という巨大な戦場の中で、これらの人々は、自分が弱肉強食社会の勝者となるための努力と忍耐を、はたしてどれぐらいしてきたのだろうか

 これらテレビの「無縁社会特集」に登場する人々の多くは、定職に就けない。社会から自分は見放されたという被害者意識だけが強く、被害妄想的な孤独な殻に閉じ篭っている感じがしてならない

 運・不運はあるだろうが、彼らの現状は、彼らがこれまで生きてきた結果なのである。自分が社会に流されるままに生きてきた現在の姿なのである。

彼らの努力次第では、現在の姿をいくらでも回避できたはずだと筆者は思うのである。もっと自分から社会へ関わる努力をすれば、道は開けるのではないだろうか。

(白井正雪)

この白井氏がこうまで憤慨しているのがNHKスペシャル「無縁社会」に取り上げられた方々に対してのことなんですが、番組を見ずともよほど無気力でだらしない上に向上心の欠片もない人々が登場していたんだろうなと誰でも思いますよね。
ところが実はこの番組、見た人間が一様にそうした印象を抱くように捏造されていたというのですから、いったいNHKはそうまでして社会的弱者を貶めたくなるどんな理由があったのかと不思議に思わずにはいられません。

NHKが自作自演か 「無縁社会」のツイッター発言(2011年2月12日痛いテレビ)

NHKが今夜放送した「日本の、これから 無縁社会・働く世代の孤立を防げ」で、番組に寄せられた質問が仕込みだった疑いが浮上した。

@m_aigo迷子」と名乗るアカウントは、昨日作成したもので、発言はNHKに対するもののみ、フォローしている人もゼロという状態だった。

過去にテレビ朝日が「情報整理バラエティー ウソバスター」という番組で自らブログを作成し、ネットで見つけたウソと取り上げたが仕込であることが明らかになったケースでは、総務省が放送法に反すると厳重注意、テレ朝が謝罪している。

NHKスペシャル『無縁社会』に出たニコニコ生放送ユーザーが語る“演出への違和感”(2011年2月15日ガジェット通信)

ガジェット通信一芸記者の、みつき@なごやです。私は、2011年2月11日(金)に放送されたNHKスペシャル『無縁社会~新たなつながりを求めて~』に『ニコニコ生放送』利用者として出演しました。この番組に関しては放送直後から「ニコニコ生放送利用者に対する表現が暗すぎるのでは」という声があがっており、さらに翌日の討論番組が放送された後には「番組で紹介されたツイートは、やらせなのでは?」という疑惑もあがりました。この「無縁社会」というドキュメンタリー番組は2010年1月に放送されたものが最初です。孤独死がテーマのこのドキュメンタリーを起点としたNHKのキャンペーンは昨年話題となり、「無縁社会」という言葉は流行語大賞にノミネートされたほどです。今回の放送は「無縁社会」の存在を前提として、それではそれを解消する”絆” をつくるためにはどうしたらいいか、という内容です。しかしそれに関しても上記のような問題点の指摘がなされ、さらには「そもそも無縁社会って悪いものなの?」という議論まで巻き起こっている状況です。

今回私はNHKさんに取材を受け、「ニコニコ生放送でのネット縁でつながりを持つ人」としてこの番組に出たわけですが、実際にこの番組に出た人間として、この番組に感じた違和感や、事実と違った部分を率直に書きたいと思います。

●「ネット縁」に対して前向きに考えて出演を承諾したのに、「無縁だからネットに逃げ込んでいる」ような演出をされてしまった

私は昔からオンラインゲーム(ウルティマオンライン)に夢中になったり、ブログや、友人同士でヤフーチャットで楽しみながらタイピングの練習をしたり、スカイプを使用して、距離的に離れた友人とお話したりしていました。こういった点でネットに”縁、つながり”を感じているため、今回の企画の取材を受けました。これはあくまで「ネット縁」を前向きに捉えて企画趣旨に賛同したものです。私には家族もおりますし、友人もいます。結婚したから連絡が取りづらくなった友人はいますが、友達がいないわけではありません。この番組シリーズでいう「無縁」とは違う状況だと思います。あくまでも「遠くにいる友だちとチャットで連絡を取り合える」ことや「見知らぬ人とでもニコニコ生放送を通してコミュニケーションできる」という新しい「ネット縁」がこれまでにない新しい「縁」を生み出しているという点を知ってもらう一助となればということで取材を受けたつもりでした。

ですが今回の放送を観て、とても違和感を感じました。父の看護で疲れ、友人もおらず、現実逃避のためネット生放送を利用し、ネットの先の見知らぬ人に対して居酒屋や公園でひとりぼっちで話しかける。まるで現実には人と触れ合いの少ない「無縁」な人みたいです。私は接客業をしていますから人との触れ合いもあります。実際にお店で働いているシーンもNHKの方は撮影されていました。しかし、その部分は番組では使われませんでした

●実年齢を公開される

いきなり放送で実年齢が公開されたのにもびっくりしました。『ニコニコ生放送』で放送する私の設定は「アラサーで婚活中の女子」というものだったのですが、実年齢は38歳なので本当はアラフォーです。笑い話みたいですが、年齢が公表されてしまうとこの設定が使えません。取材時にNHKさんには「ニコニコ生放送ではアラサーという事にしていますが、本当は38歳なんです。リアル友達にニコニコ生放送やってると言ったら、その年になってなにやってんの!? と言われてから、ニコニコ生放送をやっている事はリアルでは言わない事にして、放送上では年齢的にイタイと言われないようにアラサーという表現をしている」と説明しました。『NHKスペシャル』で画面に自分の年齢が表示されたのには、とてもびっくりしました。

●演出への違和感

私自身、番組のナレーションのトーンや内容がとてもとても暗い感じであることに、たいへん違和感を覚えました。少なくとも私はそこまで悲壮感を抱いて『ニコニコ生放送』で放送はしていないかな、と思います。
ただ、客観的に第三者から見たら、配信してる様子ってそう見えるのか……と冷静に考えさせられました。

「無縁」がこの番組のテーマですので、私が「無縁」な人だという風に見せたかったのかもしれません。なので、現実世界で「無縁」な私が「ネット縁」にすがっている、と見えるような演出をされたような気がします。しかし実際にはそんなことはありません。例えば最初の居酒屋のシーンで「ひとりぼっちの飲み会」というキャプションが入ります。確かに一人でやっているので間違いではないですし、そういうキャラだからいいと言えばいいのですが、それでも「ネット縁でつながった友達と一緒に楽しむ飲み会」という趣旨で取材していただいているのだと思って飲み、食べ、歌もうたったのに、いきなり「ひとりぼっちの飲み会」というキャプションを入れられてしまうと本当に、単に友達がいなくて寂しくて居酒屋にやってきてパソコンに向かって話しかけている人みたいに見えてしまうと思います。『ニコニコ生放送』を知っている人であればまだ状況を理解できると思いますが、そうではない人が見ると、本当に単にイタイ人みたいに見えてしまうのではないでしょうか。

●ナレーションの間違い

ナレーションにも間違いがありました。

「結婚を考える余裕もない、今の生活。将来ひとりきりになってしまうのではないか。その不安で、インターネット中継をはじめたと言います」というナレーションが入りましたが、私は企業コミュニティのウェブ担当に「生主にならないか?」とスカウトされたことで『ニコニコ生放送』をはじめました(企業コミュ専属生主)。これは『ニコニコ大百科』というサイトにも掲載されている事実です。ナレーションにあるような「ひとりきりになる不安」で『ニコニコ生放送』を始めたわけではありません

(略)

●放送日まで、どのように放送されるかまったくわからなかった

NHKの記者さんからは、「番組テーマ的に凄く明るい内容ではないけれども、悪いようには編集しないので安心して下さい。最後には明るくなるように編集しますから」と言われていました。どの様な取り上げ方や編集の仕方になるのか不安でしたが、信じることにしました。しかし実際に放送された、悲壮感あふれる演出には違和感がありますし、公表して欲しくなかった情報やナレーションの間違いなどがありました

以上、NHKスペシャル『無縁社会~新たなつながりを求めて~』に出た人間として感じた違和感や間違っていると思う点などを率直に書かせていただきました。

NHK「無縁社会」で過剰演出 ネット軽視だ!出演者から苦情相次ぐ(2011年2月17日zakzakニュース)

 人間関係が希薄で、孤独死が増える日本。この現状をリポートするNHKのドキュメンタリー企画「無縁社会」の取材手法に批判が相次いでいる。番組にかかわった複数の出演者が、意図的に「無縁」を演出されたとして、過剰演出と不満を募らせているのだ。

 《「ネット縁」に対して前向きに考えて出演を承諾したのに、「無縁だからネットに逃げ込んでいる」ような演出をされてしまった

 NHKスペシャル「無縁社会~新たなつながりを求めて~」(11日放送)に出演した女性がこんな内容をあるサイトに寄せた。

 女性はネットを通じた「縁」を前向きに伝えるために出演を承諾。もともと女性には家族も友人もいて、そもそも「無縁」ではなかった

 だが、実際の放送で、女性は《父の看護で疲れ友人もおらず、現実逃避のためネット生放送を利用(中略)現実には人と触れ合いの少ない「無縁」な人》(女性が寄せたサイトから)にされ、非公開と伝えていた実年齢も明かされた
(略)
 出演者の苦情はこの女性に止まらない。今月10日、NHKニュースウオッチ9の「無縁社会」特集に出演した北海道の加藤直樹さん(34)も不信感を募らせる。

 屋外でのネット生中継を行っている加藤さんは、NHKから受けた取材の過程で「ネットの繋がりはコミュニケーションの形態の一部。現実社会と変らない」「ネットの相手も人間で、現実社会と分けて接しているつもりはない」などと一貫して主張した。

 だが、加藤さんによると、オンエアされた内容は「暗いトーンでの演出に終始しているように思います。内容も現実のイメージからはほど遠く、言葉遣いやナレーション、BGMなど、視聴者に与えるイメージはかなり作為的に感じました」。無縁をことさら強調されたという。

 加藤さんとともに出演した中原将太さん(31)も「NHKはネットの世界でコミュニケーションを広げている人間をどうしても『現実世界に縁がなくネットに逃げている』と設定したかったのでしょう。実際、(自身の)ツイッター(に寄せられた意見)を見ると、多くの視聴者がわれわれ出演者を誤解してしまっている」と憤る。

 加藤さんの抗議後、出演した特集の記録動画は、ほどなくニュースウオッチ9のサイトから削除された

 こうした批判をNHKはどう受け取っているのか。「番組、特集の内容に問題はないと考えています。無縁社会の中でのネットを通じたつながりをテーマにしていることについては、事前に十分説明していると認識しています」(広報部)。問題はないとの見解を示しているが…。

例によって例の如く木で鼻をくくったような対応に終始しているのもそれ笑うところですか?なんですが、下手をすると訴訟沙汰になってもおかしくないような無茶をやるというのも、相手が世の中にも出てこれないような弱者揃いだけにどうせ何をやっても許されるだろうと考えてのことなのでしょうか?
こういう一連の経緯が昨今ではすぐにネット上に公表される時代になってきて、いかにテレビ局という存在が社会常識を逸脱したものであるかが手に取るように判ってきたわけですが、要するにその背後にあるのは自分達の思い描いたシナリオ通りに事実を歪曲したい、自分達の望む通りに国民を洗脳したいという考え方なのでしょうね。
そうしたテレビ局の流儀に染まらない人間は即座にハブられるということで、そう言えば急にテレビで見かけなくなったなという顔は幾らでも思いつくと思いますが、一昔前と違って今はマスコミに対する対抗軸としてこうしたネットもある、そして近頃ではそのテレビ業界自体が斜陽化してきていますから、今度は世間の方で業界に愛想を尽かし始めたというのが現状であるということでしょう。

「ホンマでっか!? TV」を評論家の門倉氏が出演辞退、ブログで不満爆発。(2011年2月18日ナリナリドットコム)

昨年秋の改編で23時台から21時台に昇格し、1時間番組となった「ホンマでっか!? TV」(フジテレビ系)。明石家さんまが司会を務め、さまざまなジャンルの専門家や評論家、学者たちが丁々発止のやり取りを見せる人気のバラエティ番組だが、23時台の頃から出演しているエコノミストの門倉貴史氏が、今後は同番組に出演しないことを公式ブログで明かしている。 

2月17日に更新されたエントリー「今後『ホンマでっか!? TV』の出演は辞退することにしました」は、番組に対する不満と辞退理由を長文でつづった内容。出演辞退を決めた理由として、次の3つを挙げている。

1 つ目は「発言の機会が平等に与えられていない」こと。番組では発言の際にまずベルを押すのがルールとなっているが、実際のところは「押しても気づかれなかったり、無視されたりすることがある上、発言しても編集で大幅カットされてしまったりして、事実上、発言の機会は平等に与えられていません」という状況なのだそう。しかも発言者の“交通整理”ができていないため、「このようなルール無用の世界では私のように控えめな人間があおりを受けることになってしまいます」としている。

2つ目は「他の評論家が話をしている評論家の発言を妨害する」こと。名前こそ出していないものの、明らかに脳科学者の澤口俊之氏だと分かる形で「これは脳科学の評論家の方がすることが多い」とした上で、「他人が発言している最中に、突然横から入ってきて、頭ごなしにその発言を否定する」点を批判している。

門倉氏は、あくまでもバラエティ番組なので「発言者の意見は意見として受け入れる」という考えだが、「いきなり否定してかかるというのは発言者に対して失礼きわまりない行為、非常識きわまりない行為だと思います」と、かなりご立腹の様子だ。ただ、この点については「暴走させたまま止めようとしないスタッフにも責任があると思いますが……」とも。

3つ目は「お笑い芸人のような扱いになっている」こと。門倉氏は経済評論家として出演しているにも関わらず、「最近は番組の中でオチ要因として使われるシーンが極端に多くて、これではエコノミストとしての本来の仕事にも支障が出てきてしまいます」と、番組内での扱われ方に不満を募らせていたようだ。

こうした理由から、「今後、番組への出演は辞退させていただこうという結論に達しました」とのこと。2月23日放送分と3月2日放送分についてはすでに収録が終わっているため出演しているものの、その後は門倉氏の姿を同番組で見ることはできないという。

☆門倉氏出演辞退に“尾木ママ”も動揺

門倉氏の「ホンマでっか!? TV」出演辞退報告を受け、同じく番組出演者の“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏は動揺。公式ブログに「あんまりにも びっくり ショック ミスであって欲しいです!尾木ママには信じられません!」とコメントしている。

ま、今どきこの感覚では「尾木ママ」もいずれテレビに使い潰されて終わるのでしょうけれども(苦笑)、当然ながらネット上では「賢明な判断」「テレビ局を信用した時点で自業自得」「門倉見直した」といったコメントが並んでいて、むしろ今頃になって気付くとは遅すぎるという論調です。
一昔前であればテレビ局様のお怒りを買うようなことがあればどんなことになっても仕方がなかったという時代もあったでしょうに、今はむしろ拍手喝采を受けて世間から高い評価を得られるようになるというのもおもしろいと思いますが、昨今この類の俗悪な番組しか存在しなくなっているという点もテレビ業界の行き詰まりを示すものだと思いますね。
ネット界隈では今や安っぽいばかりで笑えもしないテレビ番組そのものの内容よりも、いかに突っ込み処を見つけるかの方がよほど楽しいというのが定説ですけれども、自らの人格を切り売りしてまでボケ役を演じ続けることを飯の種にしているわけですから、ある意味で今どきのテレビ出演者こそ生粋の芸人だと言えるのでしょう。
もっとも、そこには知性も芸を極めた者の美学も微塵も感じられず、後に残るのはただただ痛い人という世間の冷たい目線だけということになるのかも知れませんが。

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天津飯食べてきました。 [続きを読む]

受信: 2011年3月17日 (木) 13時53分

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