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2011年1月 9日 (日)

今日のぐり:「中華そば 酒乱」

昨年の寅年から今年は兎年なんだそうで、各地でウサギにちなんだイベントも行われているようですけれども、先日思わず「それってありなの?」と思ってしまったのがこちら大阪発のニュースです。

干支:脱兎のごとく不況脱出を…通天閣で引き継ぎ式 大阪(2010年12月27日毎日新聞)

 大阪市浪速区の通天閣で27日、師走恒例の干支(えと)の引き継ぎ式があり、今年の「寅(とら)」と来年の「卯(うさぎ)」が対面した。

 メスの虎(4カ月)を連れた通天閣観光の西上雅章社長(60)が「事業仕分けなど、財政健全化を図りましたが、トラ(寅)ぬ狸(たぬき)の皮算用。期待はずれの張り子のトラ(寅)になりました」と今年を振り返った。

 続いて、オスのウサギ(6カ月)を抱いた天王寺動物園の長瀬健二郎園長(59)が「円高、デフレ、雇用問題。私の自慢の脚で、ホップ・ステップ・ジャンプ。脱兎(だっと)のごとく不況を抜け出してみせます」と、来年の“抱負”を述べた。【阿部弘賢】

干支の交代の主役だけに両雄の顔合わせは必須であったということなんでしょう、記事の写真で見てみますとトラはほ乳瓶で強制的に満腹に追いやられているようではあるのですが、正直このご対面は演出してしまって良いのか何しろトラとウサギだけにと、動物虐待の可能性すら出てきそうな危険な取り合わせではありますよね。
今日は無事に困難な任務を終えたウサギ君達の奮闘に敬意を表して、確かに気持ちは判らないでもないが正直そこまでやられると引くだろうという話題を紹介してみようと思いますけれども、まずはこちらのニュースから見て見ましょう。

ゲームメーカーが任天堂テレビCMのパロディ動画を公開「任天堂への憎しみは相当なもん」 (2010年12月30日ガジェット通信)

『ディシプリン*帝国の誕生』や『王様物語』などの人気ゲームを発売した事で有名なゲームメーカーのマーベラスエンターテイメントが、任天堂のテレビCMのパロディ動画を公開し、インターネット上で話題となっています。

任天堂は期待の新作ロールプレイングゲーム『ラストストーリー』のプレゼンテーション開催のお知らせをテレビCMとして放送したのですが、そのテレビCMをそっくり真似した(?)CM動画を作り、インターネット上で公開しているのです。

これに対してインターネット上では「マベはWiiで痛い目に合ってるからな。任天堂に対する憎しみも相当なもんだろう」や「任天堂への憎しみが見て取れるなwwwww」、「これパロでも許されないレベルwwww」、「任天堂の名にかけて処刑すべきだな」などの声があがっています。

マーベラスエンターテイメントが任天堂ハード向けに販売したゲームソフトがあまり売れなかったため、多くの人たちがこのパロディ動画を「任天堂に対する皮肉と仕返し」と感じているようです。しかしマーベラスエンターテイメントは2011年に任天堂ハード向けにゲームソフトを発売する予定なので、任天堂に対する皮肉のために作った動画とは一概にいえません。

説明が遅くなりましたが、この動画はマーベラスエンターテイメントの新作PSP専用ゲーム『勇者30 SECOND』のプレゼンテーションの告知動画となっています。気になる人は、プレゼンテーションに参加してみてはいかがでしょうか? 開催日は2011 年1月27日だそうです(これって『ラストストーリー』の発売日では……)。

実際のところどの程度パロディになっているのかはリンク先の動画を見ながら各自判断していただくとして、しかし実際に皮肉と仕返しでやっているのだとすれば大人げない話ですし、多くの視聴者にそう感じられたという時点でCMとしていささかどうなのよというところではないでしょうか?
この時期と言えば中緯度以北の北半球はどこも冬の季節ですけれども、そんな中で新年早々見るからに寒そうに見えるこんな話題が遠くスペインから出ていました。

熱気ムンムン!下着姿ならショッピング無料/スペイン(2011年1月4日産経新聞)

 下着姿ならショッピングはただに。スペインの首都マドリードで2日、衣料品店のセール初日の企画として、下着姿で来店した先着100人に、無料で商品を提供する催しが開かれた。押し寄せた若い男女らは、開店と同時に店舗入り口に押し寄せ=写真(ロイター)、お好みの衣類などを店側が用意した買い物袋いっぱいに詰め込んだ。商品が無料となるのは下着姿を見せている間だけというのが条件で、参加者は先を争って商品を選んだ。

いやまあ、この種の半イベント的な客寄せはどこの世界でも行われているんだとは思うのですが、何もこの冬の最中にわざわざこんな格好でやらずともよさそうなものじゃないでしょうかね?
こちらも季節的になるほどと思わされるような話題ではあるのですが、正直それは本当にエコなのかと問いかけたくなるような話です。

電気ウナギの電力でイルミネーション点灯/フィンランド(2010年12月21日ロケットニュース24)

フィンランドのヘルシンキ水族館でユニークなイベントが開催されました。電気ウナギの電力を利用してクリスマスツリーのライトを点灯するというもので、環境に優しい取り組みとしても注目されています。

その名のとおり、電気ウナギは強力な電気を発生させることができる大型魚。その威力は最高電圧600~800ボルト、電流1アンペアに達し、人間を感電死させることも可能だとか。クリスマスツリーのライトを点灯することなど朝飯前というわけです。

14日付けの英ニュースサイト「orange」によると、同館のMarkus Dernjatinさんは「私達はエネルギーを大切に使いたいと考えている。そこで、もっとエコな方法はないかと探した」と説明。「4本のプラスチック探針を使って電気ウナギの電力を集め、それでライトを点灯させた。電気ウナギがエサを食べているときは特に明るく点灯するよ。電力がぐんぐん上がる音が聞こえるほどだ」と話しています。

クリスマスシーズンに欠かせないイルミネーション。ですが、「電気がもったいないのでは」という考えがチラッと頭のなかをかすめます。電気ウナギの助けを借りれば、心置きなくその輝きを満喫できそうですね。

妙に元気の良さそうな電気ウナギの様子もさることながら、はたしてこれだけの仕組みを整えウナギを飼うという労力まで勘案に入れると、電気以外の何かがずいぶんと勿体ないような気がしないでもないですよね。
その強面と強権ぶりに反比例するかのような犬への盲愛ぶりから、近頃では「犬しか愛せない男」なんてありがたくないあだ名まで付けられているとかいうこちらの御仁ですけれども、本業の方では相変わらずのご様子であるようですね。

新年は停電家庭で過ごせ 露首相、知事に鶴の一声/ロシア(2011年1月3日産経新聞)

 「あなた自身が停電家庭に出向き、新年を迎えなさい」-。ロシアのプーチン首相は昨年の大みそか、モスクワ郊外での停電解消を急ぐようグロモフ・モスクワ州知事に厳命。首相の「鶴の一声」で、知事は灯油ランプを電灯代わりに使う家庭を夜中に回って元日を迎える羽目に陥った。ロシアのメディアが2日までに伝えた。

 モスクワ郊外では昨年12月26日、氷雨による送電線の切断などで大規模な停電が発生。31日夕の時点でも約4千人の家庭で停電が続いていた。

 首相は、同日午後6時までにすべての家庭への送電を復旧させると述べていたグロモフ知事を公邸に呼び、「確信がないなら約束するべきではなかった」と叱責。シマトコ・エネルギー相らとともに停電地域を訪れて復旧を急ぎ、結果を報告するよう命じた。

 知事らは1日午後、すべての停電を解消したと報告。首相はもっと頻繁に現場に赴くよう注文を付けた。(共同)

先の東北の停電でも「暖房も何も動かなくなった」と大騒ぎだったくらいですから、ロシア界隈ではどんな恐ろしいことになるのかという話なんですが、このあたりは責任者とは責任を取る人間のことであるということではあるのでしょうけれども、この人が言うと何か怖いんですよね…
同じくロシアからはこんなニュースも出ていますけれども、これなどもらしいと言えばらしい話ではあるのでしょうかね。

「新年の休暇に飲むな」、ロシア高官が呼びかけ/ロシア(2011年01月02日AFP)

【1月2日 AFP】「休暇を楽しむにはエタノールという名の化合物による人工的な刺激に頼るよりも、もっと適切な方法がいくらでもあることを忘れないように」─―。ロシア保健当局の高官が、新年の休暇の間パーティー三昧に明け暮れるであろうロシア国民に飲酒を控えるよう釘を刺した。

 インタファクス(Interfax)通信によると、ロシア連邦消費者保護局のゲンナジー・オニシチェンコ(Gennady Onishchenko)局長は2日、「暴飲暴食は新年休暇シーズンの深刻な問題。みなさんに覚えておいてほしい。エタノールは決して、新年を一緒に祝いたいような類の友人ではないのだ」と述べた。

 そして「健康のために外へ出て、もっと新鮮な空気を吸い、もっと運動すべきだ」と奨励した。オニシチェンコ局長によると、ロシアではアルコール関連の疾患で毎年8万人近くが死亡している。またアルコール依存症として登録されている人は220万人、「大量飲酒」の問題を抱える人が50万人いるという。

確かにそう言いたくもなるのも確かなんでしょうけれども、こればかりは民族的伝統とも密接に関わってくる問題だけに、果たして実効性はどうなのかと疑問にも感じられる話です。
昨今たびたび登場いただいている中国からはこんなニュースが出ていますけれども、何かしら美談かなにかのように見せておいて実は…というあたりが「らしい」ということなんでしょうか?

【外信コラム】上海余話 ネット世論の「力」/中国(2011年1月7日産経新聞)

 「父を助け出してくれた方に、私の体をささげます」。中国のインターネットに登場した「若い女性」の元日の書き込みだ。

 それによると、湖北省竹渓県の建設局に勤務していた正義感の強い父親、郭元栄氏が、上司の不正行為を何度も告発した結果、1998年に県の公安局に精神科病棟に送り込まれた。

 幽閉されたままの父親の“冤罪(えんざい)”を晴らしたい。自分の身を挺(てい)してでも家族の元に返してほしいとの悲痛な訴えだった。

 たちまち「郭元栄を救え!」と騒ぎが広がり、抗議に恐れをなした県側が急遽(きゅうきょ)、郭氏の「退院」を決めたのは3日のこと。

 郭氏は早くも4日に家族の元に戻ることができ、「ネット世論」のパワーを見せつけたが、実は郭氏に娘などいないことが分かった。

 5日付の上海紙によると、数年前に郭氏と同じ病棟に送り込まれた男性が、境遇の似た郭氏の家族と協力し「娘」をネット上で演じていたという。紙面では「美談」と扱われていた。

 ところが6日に急転直下。同じ上海紙が「郭氏は本物の精神疾患だった」とする記事を掲載し、郭氏たたきに転じた。別の当局がさらなるネット世論の高まりに怯(おび)えて指示でもしたのか。郭氏と本当の家族と男性の思いやいかに。(河崎真澄)

何にしろえん罪であったということであればこれは問題ですけれども、正直こうまでされてしまうと反動もそれなりにあるんじゃないかという気もしますかね?
ところでこういう話題になりますと恒例のブリの影が今回見当たらないんですが、確かに引くという記事は幾らでもあるものの、正直自分ごとき非修非学の輩には高尚すぎてブリの気持ちなど理解出来るはずもなかったということですかね…いやはや。

今日のぐり:「中華そば 酒乱」

田舎町に行きますと、のれんが掛かっていても「これって本当に営業しているの?」と思わずにはいられないような怪しげな店というものが結構ありますけれども、そうでなくともいやしくも21世紀に生きる店舗としてその店構えはどうなのよと思ってしまうようなお店というのは時折見かけるものです。
今回お邪魔したこちら「酒乱」さんなども、その見た目からして何者か?と思ってしまいそうですけれども、そもそも何故に中華そば屋で酒乱なのか?という根本的疑問を前に、以前に見かけたときから気になっていたにも関わらず今日までお邪魔するだけの決意がつかなかったという経緯があります。
今回一大決心をしてついにのれんをくぐってみたわけですが、結論として言いますと期待以上とも期待外れとも言える内容で、ちょっとこれは評価に迷うというところでしょうかね?

中に入ってみますと意外にも(失礼)満席に近いような状態なんですけれども、メニューを見てみれば中華そば各種の他に定食系もあり、一品料理も多数ありといった「田舎の食堂」っぽさ全開であるのはよしとして、こういう店の看板ともなるべきホワイトボードの一品料理に妙に季節外れなメニュー名が見受けられるのはどうなんでしょうね?
一応は昼食時ということで普通に日常生活の中で昼ご飯を食べに来ている人達のはずなんですが、この店内に漂うなんとも独特な雰囲気は到底昼飯時の定食屋の雰囲気ではないと言いますか、飯を食べてると言うよりたむろってるという方がふさわしいと言いますか、とにかく明るい昼の時間帯とは到底思えないような独特な雰囲気が充満しています。
当然ながらこういうお店ですから顧客層は地元の常連さんばかりなのでしょう、あの田舎の食堂に足を踏み入れた瞬間の「なにこいつ?」というスタッフと顧客の視線が集中する瞬間を何とか気力で乗り越え、とりあえず無難にしなちくそばを注文してみました。

しばらく待つほどにやってきたのは、とにかくネギとシナチクのトッピングがたっぷりという文字通り「しなちくそば」なんですが、失礼ながら案外見た目はごく普通と言いますか、正直ここまでどんぶりがきれいであるというのはちょっと拍子抜けしてしまいましたね。
食べて見てもごく当たり前な昭和風オールドスタイルのあっさり醤油ラーメンといった塩梅で、しなちくなどは特に言うほど美味ではないですけれども好きな人間にはこれも酒のつまみにもなるでしょうし、これまた昭和風に柔らかく茹で上げられた中細麺がボディの弱いスープとそれなりに合っているという、まさに「昔ながらの中華そば」といった感じの一杯でした。
これまた意外にもチャーシューなどは案外まじめに作ってあって、全体的にはうまいまずいはともかく値段相応にはコストもかけてある様子なのが好感が持てるのですけれども、正直今の時代にあって単品で見るといかにも押しが弱いというのも確かで、お店側でも設定しているように定食の中の一品として出してもらう分にはそう不満もないかなというタイプのラーメンであるようですね。

そんなこんなでラーメン屋としては見た目通り?という内容でさほど意外性もないというところなんですが、何しろ前述のようにお客さんもさることながらお店のおば…もとい、おねえさん方もまた雰囲気が独特で、この夜明け頃の飲み屋のおねえさん的な気だるい雰囲気がまさか真っ昼間から体験できようとは、それだけで一度は訪れてみる価値はあるかも知れません(二度目はいらないとは思いますが)。
店名を反映しているのでしょうか、店内に並んだ焼酎の瓶なども非常に気になるのですけれども、やはりここは夜になってお酒が入るような時間帯の方が本来の顔で、冷静になってよくある田舎の飲み屋兼食堂として捉えるとそんなにおかしなお店というわけでもないんでしょうね。
正直良きにつけ悪しきにつけもっとものすごいものが出てくるんじゃないかとそういう期待があったもので、その意味ではあまりに普通過ぎて何とも言い難いような内容だったのはちょっと期待はずれでもあったのですが、たまにはこういう地域密着型のお店も昭和の味を試してみるにはいいのかも知れません。

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