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2010年10月 9日 (土)

報道の自由?そんなものは喜んで自主規制いたします?!

冒頭二つばかり記事を紹介してみますが、しかし火事場の馬鹿力なんて言葉もこの人たちには縁遠いということなんでしょうか、もはや環境無抵抗主義の信奉者という感じで流されるままに生きているのが何ともお気楽でいいですよね。

今井舞 ネットから動画拾って流すだけのTVは退化している(2010年10月6日NEWSポストセブン)
 秋のテレビ番組改編期。視聴率ジリ貧で、青息吐息のテレビ局であるが、何か面白い物を作って現状を打破しようという真っ当な考えは各局とも皆無のようだ。「というか、より退化してる」と語るのはテレビに詳しいライターの今井舞さんだ。

ネットから動画拾って流すだけの番組多すぎ。もう「考える」ことすら放棄してる。 ゴールデンタイムは、どのチャンネル見ても「決定的瞬間100連発!」みたいな、動画のVTR眺めてスタジオで笑ってるような番組ばっか

 ネットからの流用だから、画質もザラザラ。あんなヒドい画像流したら、アナログから地デジ対応テレビに買い替えたばかりのお年寄りが、「あれ? ばあさんや、これ地デジ映ってないんじゃないか」つってまたテレビ買い替えちゃうだろうが!

「連続テレビ小説」「大河ドラマ」が好調なワケ(2010年9月30日リアルライブ)

 NHKのドラマ部門が熱い。 ヒロイン役の松下奈緒を抜擢した連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」、さらに福山雅治主演で話題となっている大河ドラマ「龍馬伝」。「ゲゲゲの女房」は朝ドラを従来の時間帯から15分繰り上げて放送したこと、「龍馬伝」は日本史史上もっとも人気の高い坂本龍馬を福山雅治が演じたこと、それぞれ成功の秘訣は色々言われているが、「NHKの何かが成功したとか、そういう問題ではないのでは」と語るのはテレビ局関係者。

 とにかくテレビ業界のドラマ部門は現在、瀕死の状態であった。「まず今のテレビ局はお金をかけたくないというのが大前提。ドラマは手間もお金もかかります。少ない予算で作ろうとすると、ショボイ感じが視聴者にも伝わり、見向きをされなくなる。コスト高はドラマ制作の常識となってしまっています」(テレビ局関係者)。テレビ業界の中でもっとも不景気の影響を受けている部門こそがドラマ部門だという。

 ただ、世の中の不景気とはまったく関係なく制作を続けられるテレビ局がある。それがNHKだ。みなさまの受信料で制作されているので、コストを削減しなければという考えは基本的にない。「NHKのレベルが上がったというよりは、総じて他の局のレベルが下がった感じでしょう」(テレビ局関係者)。90年代はむしろ民放側がテレビドラマのけん引役となっていたが、それも今は昔、「民放ではすでにドラマの制作はあきらめ、韓流ドラマなど外部から買ってきたドラマを流す方向にシフトしていっていますね」(テレビ局関係者)。

 「龍馬伝」の終了後はスペシャルドラマ「坂の上の雲」の第2部が放送予定。第一回に続き、こちらも豪華キャストでバブリーなドラマが展開されるはず。もはや、日本のドラマはNHKに期待するしかないのかもしれない。

今や番組自体もまともに作れないってどれだけ困窮しているんだよという話ですけれども、ネタがなければ工夫して自分で探すなりすればいいでしょうに、この人達はそういう考えもなくひたすら他力本願なんですから、確かにこれでは経営努力がどうとか言う以前のレベルの話に思えます。
先日はTBSがプロ球団の横浜ベイスターズを売却するなんて話も出ていたくらいですから、経営的にはどこもよほどに火の車ということなのでしょうが、この調子ではどこも相当にどうでもいいことにばかりお金を使っていそうですよね。
近頃ではマスコミ各社とも労使交渉が非常に緊迫の度を増しているということなんですが、こちらでも本当に使うべきところにはますます出ししぶりをしかねないという話なんですから、これはもう崩壊へのカウントダウンが相当進んでいると見るしかない話でしょう。

24時間じゃ足りない? 日テレが36時間ストライキ(2010年10月01日リアルライブ)

 9月1日の24時間ストライキに続き、今度は36時間ストライキだ。日本テレビ労働組合は30日正午から「36時間ストライキ」に入った。前回の24時間ストライキとは大きく違うことといえば、今回はアナウンサーも参加(生放送番組に出るアナウンサーなどを除外)していること。決起集会にもエース級のアナが顔を見せたようだ。

 今回のストは会社側が労組に対して提示した新賃金制度案が発端だと言われている。今年だけでも5月に2時間、今月1日に24時間、そして今回と、労使の妥結にはいたっていないようだ。もちろんストライキは労働者側の当然の権利として行使することは問題ない。ただ、この騒ぎを毎回冷やかな目で見ているのが、正規の職員の数分の1とも言われる給与で過酷な労働に耐えている制作会社の社員たちだ。「今までが明らかにもらいすぎ。ここまで強硬に戦っていると。世間から呆れられる。社員の方たちは新給与体系になっても、我々の何倍の給与をもらえるという事実に変更はない」(制作会社社員)

 新聞社、出版社、テレビ局と今まで高給をもらうことができた業種も今は厳しい状況に立たされている現状があるが、「給与の下げ幅が極端だって憤慨する社員を見ましたが、制作会社へ払われるギャラの下げ幅の方が極端ではないのか。そこから我々の給与が払われているわけで…」(制作会社社員)

 また、「ニュースで不景気だ、不景気だって報道しているが、今年に入って3回目スト。このペースは果たして世間の本当の不景気を、日テレは理解しているのかと思えてしまいます」(テレビ局関係者)

 同様の問題はテレビ局の構造的な問題であり、他局も同じことが言える。製作費も社員の給与も削られようとしているテレビの世界はもはや、華やかな世界ではなくなってしまったのかもしれない。

日本テレビ労組、36時間スト入り 新賃金制度に反対(2010年9月30朝日新聞)

 日本テレビ労働組合は30日正午から、36時間のストライキに入った。同労組は、会社の提示している新たな賃金制度が「賃金引き下げにつながる」として、10月1日の導入の阻止と労使交渉の継続を求めている。ストは今年3度目。全職場が対象だが、生放送番組に出るアナウンサーなどを除外したため、放送には影響が出ない見通しだ。

テレビ局の社員も労働者ですからどうぞ労働闘争頑張ってくださいですが、しかし番組作りは全部下請け任せ、ニュースを読み上げるのも大卒直後の下手くそな新人アナばかりとなれば、一体高給を取っている人々は何の仕事をしているのかと疑問も湧くような話ですよね。
とりわけ昨今ではテレビ業界の下請けいじめぶりは総務省から是正のためのガイドラインを提示されてしまうくらいに有名で、何しろ天下の朝日新聞までが言及したというくらいですから穏やかではありませんが、結局今回も制作会社への支払いをさらに削って自分たちの分に回せと言っているも同じですから、それなら自分の脚でスポンサーの一つも見つけてこいと言われそうです。
こういうことになってきますとモラルも崩壊してくるということなのでしょうか、先日はTBSラジオでも面白い話があったようで、これに関してはまずネットに上がった記事の方から紹介してみましょう。

TBSラジオVS日垣隆氏 不正流用疑惑巡り激烈バトル(2010年9月27日J-CASTニュース)

 「TBSラジオが制作費を他番組へ流用している」と指摘する、作家でジャーナリストの日垣隆氏と、「流用」を否定する同局社員が、インターネットのツイッター(Twitter)上で激しくやりやっている。ツイッター以外のネット上でも注目を集め始めた。

 同局番組を担当していた日垣氏のツイッター上での指摘に対し、「TBSラジオ&コミュニケーションズ」の三条毅史・編成部次長(ツイッター上では社名・役職名は非公開)は「これまで日垣隆さんに嘘八百を書き散らされて被害を被ったり、人間性を疑うような行為をされた皆さんはこちらまで情報を」と、 2010年9月26日、ツイッターに書いた。

■「スポンサー料金他番組に横流し疑惑」を書きこむ

 番組出演者に反論するにしても、一体当事者間に何があったのか、と驚いてしまうほどの激しい表現だ。本人のツイッターなのか同局に確認すると、三条氏本人のものだという。

 「舞台」となったラジオ番組は、日垣さんが出演してきた「サイエンス・サイトーク」(以下、サイトーク)だ。01年から秋~冬の期間限定で毎年放送されており、当初、10年も10月から放送予定だった。

 日垣氏のツイッターでは、10年9月21日ごろから同番組の今年度分放送スタートに関する話題が出始めた。ほどなく、日垣さんは「(サイトークの)黒字分を、他に流用を続け、出演者全員の出演料も据え置き、下請けスタッフの人員まで半減」「サイトークに対する、村田製作所のスポンサー料金を他番組に横流ししていた疑惑、確定」などと書き込んだ。三条氏の名前を挙げて「番組を潰した」などとも批判している。

 一方、9月26日からこの件でつぶやきを始めた三条氏は、スポンサーが払う番組提供料には制作費と電波料が含まれていると反論している。電波料は「機材購入」や「社員の給与」にあてられ、「さまざまな部門に割り振って放送局は運営されているわけです」と「横流し」を否定している。

 日垣氏に電話取材すると、日垣氏は「制作費と電波料の話など一般的なことは、周知の話だ」と三条氏の説明を一蹴した。電波料ではなく、(サイトークの)制作費を「ほかの3番組に割り振った」と同局社員が「認めた」。さらに「具体的な(流用先の)番組名も聞いている」と指摘した。そして、

  「スポンサー提供料は少なくとも下がってないのに、(サイトークの)番組スタッフが極端に減らされるなどした。(そうやって捻出した)黒字分が他番組へ流れているのはスポンサーが納得できるレベルではない。不正流用だ」

と改めて主張した。ただ、「今となっては、どうでもいい」とし、番組降板と休養が決まった従来の担当プロデューサーや、編集プロダクション関係者のことが「心配だ」という。

■局側は「近々コメントを発表する予定」

 一方、「TBSラジオ&コミュニケーションズ」の編成局は取材に対し、「番組制作費の不正流用はありません」とし、「近々正式なコメントを発表する予定だ」としている。編成局のある幹部は「なぜ(日垣氏が)このような主張をしているのか、見当がつかない」「『流用』の話だけでなく、事実誤認、事実無根の指摘が多々含まれている」と話した。

 両者の対立は、流用疑惑にとどまらず多岐に亘っている。主張がかけ離れている項目も多い。以前からのプロデューサーが担当を降り会社を休むことになり、その後10月からの同番組は放送されないことが決まった、という点については両者が認めているものの、プロデューサー降板の理由や放送打ち切りの経緯では対立している。ほかに、日垣さんへの未払い金の有無や、三条氏が「土下座して謝罪」したかなどを巡っても真っ向から対立している。

 「なんかすごいことになってるぞ」。日垣氏と三条氏のツイッターでの応酬は、ツイッター上で関心を集めそうなやりとりをまとめる「トゥギャッター」(togetter)の「注目のまとめリスト」に取り上げられたほか、ネット掲示板2ちゃんねるでもスレッド(話題提供のための「板」)が立ち、注目を浴びている。

ちょうど日垣氏三条氏と当事者同士の発言がネット上でも公開されているのが今の時代ですけれども、公の場でここまでやりあったからにはTBSラジオ側としても今さらなかったことには出来るはずもなく、何かしらの事実関係に基づいた公式の釈明というものを用意する必要がありそうだと言う感じですね。
釈明と言えば先日以来「マスコミの偏向!」と話題になっているのがこちらの事件なんですが、そもそも金がないというのであれば自分たちで足を使ってネタを拾ってくればいいはずなのに、その労力すら惜しんでネットからの引用で済ますというのが今のマスコミであるわけです。
そうまでネット依存していながらこういう話だけ「いや知りませんでした」で通用すると思っているのが何とも不思議ですが、これまた昨今の例に漏れず最初にネット上で騒ぎにならなければ世間には知られることもなく終わっていた事件で、まずはそもそもの問題点の発端となったところから紹介してみましょう。

【マスコミ】東京での「尖閣デモ」…「何故か」日本のメディア各社よりも、米CNN・米WSJ・仏AFPなど外国メディアが先に報道[10/2](2010年10月2日2chスレ)

1 :諸君、私はニュースが好きだφφ ★:2010/10/02(土) 23:17:40 ID:???
     10月2日に東京・代々木公園で行われた田母神俊雄氏らのグループが行ったデモについて、日本のマスメディア各社よりも外国メディアが
    いち早く報道するという奇妙な逆転現象が起こっている。

     渋谷のデモについていち早く報じたのは、米CNN。10月2日の標準時10:06(日本時間19:06)に、写真つきでいち早く報道した。

    China accused of invading disputed islands
    http://edition.cnn.com/2010/WORLD/asiapcf/10/02/japan.anti.china.protest/index.html
    写真=Protesters chanted: "We will not allow Communist China to invade our territory."
    http://i.cdn.turner.com/cnn/2010/WORLD/asiapcf/10/02/japan.anti.china.protest/story.japan.protests.cnn.jpg

     仏AFP通信の日本語版「AFP BB News」はいち早く日本語でのニュース配信を行い、20:06の時点で配信した。

    元空幕長らの団体が代々木で集会、中国対応で民主党政権を批判(2010年10月02日 20:06)
    http://www.afpbb.com/article/politics/2762997/6277374

     また、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙も東部標準時8:35(日本時間22:35)に、ロイター通信が配信している写真を
    添付して報道している。

    Tokyo Protests Blast China's Response to Collision
    http://online.wsj.com/article/SB10001424052748704419504575527664218726440.html
    写真=Thousands of people gathered at Tokyo's Shibuya district and marched to protest China's claims to the disputed islands in the East China Sea.
    http://si.wsj.net/public/resources/images/OB-KH536_rally1_G_20101002082622.jpg

     なお、10月2日23時現在、記者がインターネット上で調べた範囲では、読売・朝日・日経・毎日・産経などの主要5紙、
    および在京テレビ各局などでは一切報道されていない模様であり、今後の報道有無が注目される。

「尖閣渋谷2600人デモ」海外メディアは大々的に報道するも日本のマスコミは華麗にスルー(2010年10月3日ガジェット通信)

現在問題となっている尖閣諸島問題に対して渋谷で2600人がデモ行進を行ったのはご存じだろうか。このことは日本よりも海外のメディアが大々的に報じておりなんと日本の地上波テレビニュースやそのほかメディアでは全く取り上げられていない

CNNのサイトでは「China accused of invading disputed islands」という見出しで取り上げており、写真も掲載されている。日本では希にみる大規模デモ。最近では外国人参政権反対デモなどが記憶に新しいだろうか。

実際にGoogleで検索してみても出てくるのはブログばかりでマスコミは一切出てこない
デモ隊は「尖閣諸島は日本固有の領土です 中国の領海侵犯をゆるさない」や「中国の圧力恫喝に屈した弱腰の民主党政府を許さない!」などと書かれたプラカードを手に持ち行進している。中には英文に訳された物まである。

今回のデモ行進はマスコミだけでなく民主党側も華麗にスルーしそうだ。

民主党側がスルーするかどうかはともかく(今のところ華麗にスルー中ですが…)、何しろ金が無くて番組も作れない、ネットから動画をダウンロードして編集するだけなんて状況にあるマスコミ各社が、諸外国の報道機関が一斉に取材に駆けつけるような大事件がすぐ近所で起こっているのに、取材の一つにも出向かないなんて何ともおかしな話としか言えませんよね。
この一件でネット上はあっという間に大炎上となったわけですが、近頃ではマスコミ各社から大量の工作員が投入されているなんてことは常識ですけれども、彼らとしても当然これだけ大騒ぎになっている話を知らぬ存ぜぬで押し通すのも難しいと感じたのか、数日も経ってからようやく各社から弁解のコメントが並んでいるようです。

反中国デモ「報道せず」のなぜ 外国主要メディアは次々報道(2010年10月4日J-CASTニュース)

   2000人以上も集まったデモなのに、なぜ報道しない――。尖閣問題を巡る大規模なデモについて、日本のメディアが報じなかったことに、ネット上で疑問が相次いでいる。

   会場は人また人の姿、そして日の丸の旗が所狭しと並んで…。

2ちゃんはスレが次々立つお祭り騒ぎ

   東京・代々木公園内で2010年10月2日に開かれた集会には、主催者発表で約1500人もが集まった。

   「日本の政治家はきちっと守れ!」

   元航空幕僚長の田母神俊雄さん(62)が、日本の対応を弱腰と批判する。尖閣沖の中国漁船衝突事件で、中国の強硬姿勢に抗議するとともに、船長を釈放するなどした民主党政権は許せないというわけだ。

   その後、渋谷などをデモ行進し、主催者発表によると、約2700人にまで参加者が膨れあがった。デモは、田母神さんらによる右派系の団体が主催し、この日はほかに全国16か所でも統一行動が行われた。

   この模様は、日本のメディアでなく、海外メディアがなぜか先行して報道した。それも、米CNNや仏AFP通信、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙といった大手だ。さらに、中国・香港やタイのメディアも報じている

   ところが、日本のメディアは、ほとんどなしのつぶてだった。わずかに一部ネットニュースなどが報じたのみだ。これに対し、ネット上では、これだけ大規模なデモなのになぜ報道がないのかと、疑問が噴出。2ちゃんねるでは、スレッドが次々に立つお祭り騒ぎにさえなっている。

   なぜ、日本のメディアの多くが報道しなかったのか。

   憶測は様々に出ているが、新聞やテレビの回答や反応は、画一的なものだった。

告知が目に留まらなかった

   朝日新聞は、限られた紙面の中でニュースバリューを判断しているとし、取材の経過などについては「お答えしておりません」(広報部)と答えるのみだ。毎日新聞も、報道しなかった理由は答えず、今後についても「報道予定は決まっていません」(広報担当)とした。

   テレビでは、NHKは、ニュース採否の理由は公表していないと回答。しかし、「中国が反日デモをした場面は報道されたのに、どうしてNHKはこのデモを報道しないのか」といった意見が寄せられていることは明らかにした。

   民放キー局でも同様で、「放送していないものについては、回答はできません」(フジテレビ)、「ニュース項目の判断基準は、お答えしていません」(テレビ朝日)といったコメントだった。

   ただ、マスコミ内部からは、批判もあるようだ。

   産経新聞の古森義久ワシントン駐在編集特別委員は、自らのブログで2010年10月3日、「産経新聞も報道しなかったとすれば、私もその一員として残念」と告白。その代わりに、ブログでデモの様子を紹介した。

   産経が出している夕刊フジは、4日発売号で、デモが報じられなかったこと自体を紹介。それによると、田母神俊雄さんは主要メディアには直前にリリースしたと言っている。しかし、ある全国紙の記者は、告知が目に留まらなかったと漏らしているという。こうしたことから、各メディアがこれほど大規模なデモになるとは思っていなかったのが真相に近いというのだ。

田母神氏“煽動”尖閣大規模デモ…国内メディアが無視したワケ(2010年10月4日zakzak)

 尖閣問題をめぐる菅直人内閣の弱腰対応に、今月2日、全国31カ所の市民が立ち上がった。東京・渋谷では飛び込み参加も含めて約2600人が集結。日本では珍しい光景にロイターやCNNなどの著名海外メディアも取り上げるなど、反響が広がった。だが、なぜか日本のメディアはほとんど報じていない。その背景は-。

 参加したフォトジャーナリストの山本皓一氏によると、当日、東京・渋谷では約2600人が2時間にわたって行進を繰り広げ、怒りのシュプレヒコールをあげたという。デモを呼びかけたのは元航空幕僚長の田母神俊雄氏(62)が主宰する「がんばれ日本全国行動委員会」など。

 「山田宏・前杉並区長やかつて民主党に所属し、現在は無所属の土屋敬之・東京都議会議員ら、いずれ劣らぬ右派系の論客も登壇しました。多くの参加者は、保守系のシンポジウムや講演会、市民運動を取り上げているCS放送『チャンネル桜』や、関連の動画サイトの呼びかけに呼応したようです」(山本氏)

 当日は無秩序にマイクで絶叫するなどの“暴走行為”はみられず、最初から最後まで日本人らしく整然と“行進”。20-30代の若い女性や、高齢者カップルの姿も散見された。

 集合は午後1時、代々木公園けやき通り。集まった参加者を前に、田母神氏は「核を作ると脅してでも、尖閣は守り抜かなくてはならない」「あの(釈放された)船員たちは明らかに軍人。その証拠に、中国メディアにほとんど登場せず、日焼けもしていない」などと持論を展開した。

 他のゲストらの演説など約2時間の集会の後、デモを開始、渋谷駅ハチ公口、外苑前、国立競技場前などをたどり、最終的に人数は約2600人に達した。

 これだけ大規模にもかかわらず日本国内のメディアのほとんどは沈黙。一方、ロイターやCNNは配信した。そのため、ネット上には「日本のメディアはなぜ報じないのか」「民主党に気を使っているのか」などの書き込みが相次いだ。

 田母神氏は「主だったメディアには直前にリリースした」としたうえで、「中国のデモは十数人規模でも日中で報じられるのに、日本でこれだけの人が集まったことが報じられないのはおかしい」と話している。

 そのへんの背景について、全国紙の記者は「告知が目にとまれば、それなりに対応をしたと思いますが」と苦笑。報道規制でも、民主党に気を使っているわけでもなく、マークしていなかったデモが、実際に行われてみると想像以上の規模になり…というのが真相に近い。ちなみに小紙もデモの実施を把握していなかった。

 デモ終了後、参加者らは再び渋谷ハチ公口に集まり、約1時間の演説会を行った後、静かに解散、最後まで行儀よく終えたという。

ま、当事者としては「知らなかった」ということにしておきたいというところが正直なところなんでしょうが、遠い海外メディアですら多数駆けつけている中で地元メディアが告知すら把握していないという情報収集能力の欠如ぶりもさることながら、実際問題こうした各社横並びの行動というものが世間、というよりも世界の目にどう映るかですよね。
この話題、ネットを利用している人であればこそこうして問題が発生していることを知ることが出来るわけですが、今に至るまでテレビ新聞だけを頼りに生きている人々にとっては存在しないも同じ話で、日頃総理がどこで飯を食ったなんて話まで熱心に報道して回る(苦笑)各メディアがまさか無目的にスルーしたとも思えない、というのが当たり前の反応でしょう。
これまた一般マスコミは全く報道する気配もない話ですけれども、この件に関しては海外の方でよほど注目されていてそれだけ問題への感心の高さを伺わるわけですが、その結果日本のマスコミとはこういう存在なのかとその実態が世界中に周知徹底されてしまったと言うのですから、ここは笑うべきところなんでしょうかね?

【米国ブログ】渋谷「尖閣デモ」の動画を掲載、ネットユーザーの反応は?(2010年10月5日サーチナ)

  東京・渋谷で2日、尖閣諸島問題に関しての領有権の主張や、日本側の対中外交、中国側の対日姿勢を抗議するデモが行われた。2600人を超える人々が参加し、日の丸やプラカードを掲げて渋谷から表参道をデモ行進した。

  複数の海外メディアが同デモを取り上げたが、日本での報道は極めて少なかった。

  世界の知られざるニュースを紹介する米国ブログ「dirkbradshaw.com」で、このデモの動画が掲載されたところ、多数の書き込みが寄せられた。中でも、日本のジャーナリズムやマスメディアのあり方の批判が多く見られる

  「日本の公共放送である『NHK』は、中国と韓国に乗っ取られている。平均15万ドル以上の給料をもらっているNHKの職員が、今回の日本のメッセージを報道しないのはひどすぎる。NHKは『日本は中国の好景気に便乗すべき』『韓国は国際市場で有利な立場にいる』といった中国や韓国の宣伝をするだけの放送局だ」といった意見や、「中国のメディアと同様に、日本のニュースメディアも言論の自由を抑圧されている。日本のメディアは、東京渋谷での反中集会を報道しなかった。もはや日本にジャーナリストはいない」などの声があった。

  また「このデモ抗議は、日本の新聞やテレビといった主要メディアで一切報道されなかった。これは、日本政府による公的抑圧の明らかな兆候だ。デモ参加者は、日本の公共放送局NHKに向かって行進したにもかかわらず、NHKはニュースにしなかった。政府の裏切りに対する、日本国民の寛容さと忍耐力は、もう限界に達している。日本に必要なのは選挙ではなく、国民が立ち上がる暴動だ」といった意見もつづられている。

  また、中国の脅威を懸念した「中国は専制君主になりつつある。隣国の日本は、その脅威に直面している」や「日本はこれまでに中国に対して多額の経済援助と技術提供をしてきた。中国にとって日本は、絶対的存在であるべきだ」などのコメントも見られた。

  日本の政府に対する批判もあり「国民がデモ抗議を行なったのに、黙殺されてしまった。これによって、この国に存在する民主党という名の政党は、本当の意味での国民のための政党ではないことが、証明された」などの指摘があった。(編集担当:田島波留・山口幸治)

お隣中国では政府によるマスコミへの統制がひどすぎるなんて話題になりますけれども、「報道規制でも、民主党に気を使っているわけでも」ないのにこうまで右にならえで一斉に自主規制してしまう日本のマスコミというもの、その存在がどれくらい世界の目からは異様に映っているかということを少しは自覚された方が良い時期かも知れませんね。
2006年に出された「国境なき記者団」の「世界報道の自由度インデックス」において日本は先進国とはおよそ言い難い51位という評価をされた上に、冒頭から名指しで記者クラブ制度などをやり玉に挙げられた挙げ句「引き続き報道の自由が腐り続けている」とまで酷評されたことは記憶に新しいところですけれども、あまりに腐り続けた結果斜め上方向に熟成の域に達してしまったということなんでしょうか(苦笑)。
しかしまあ、取材対象が目の前までわざわざ来てくれたにも関わらずこうまで世間の事件に無関心でいられる、そして「教えてくれなかったから気がつきませんでした(笑」なんて間抜けな言い訳をして平然としていられるというのは、報道の自由がどうこうという以前に報道人として基本的な素養を云々されても仕方がないんじゃないでしょうかね?

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投稿: roclafamilia | 2010年10月21日 (木) 23時02分

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