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2010年9月 7日 (火)

テロとの戦いはいよいよ国内へ

本日は久しぶりの捕鯨ネタを取り上げるわけですが、先日こんな記事が出ていましたが、御覧になりましたでしょうか。

鯨肉給食 5000校超 小中校18%で復活(2010年9月5日東京新聞)

 一九八七年の南極海での商業捕鯨中止などで激減した鯨肉の学校給食が徐々に復活、給食を実施している全国の公立小中学校約二万九千六百校のうち、二〇〇九年度に一度でも鯨肉の給食を出した学校は、18%に当たる五千三百五十五校に上ったことが四日、共同通信のまとめで分かった。

 鯨肉の給食は一九七〇年代まで大半の小中学校で一般的だったが一時激減。復活したのは日本鯨類研究所が調査捕鯨で捕獲した在庫がだぶつき、消費拡大のため給食用に割安で提供されていることや、食文化を継承したいとの自治体側の思惑が背景にあるようだ。

 調査期間は六~八月。給食に出した学校の内訳は小学校が四千九校、中学校が千三百四十六校で、四十都道府県に上った。

 使われる鯨肉は南極海で捕れたクロミンククジラなどで、特定の業者を通じ学校に渡っている。鯨研によると、昨年の市価は一キロ当たり二千六十円だが、給食用は三分の一に割り引いた。捕獲量の3~4%に当たる約百五十トンが学校給食枠。

 まとめでは、鯨肉の給食再開は〇五年ごろから増え始めた。鯨研は同年、生息数増加などを理由に捕獲数を拡大している。

 メニューは竜田揚げが目立ち、ケチャップなどでつくるオーロラソースあえやカツもあった。捕鯨で知られる和歌山県や長崎県は「食文化を伝えるため提供している」と説明。出していない自治体からは「単価の面で提供が困難」(仙台市)などの理由が挙がった

 都道府県や政令市、学校給食会に取材し、そのレベルで把握していない二十五県については八百六十九市町村に直接尋ね、二市以外から回答を得た。

◆需要なく給食処理

 環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」の星川淳事務局長の話 調査捕鯨で捕れた鯨肉の在庫は常に一年分程度あり、ニーズがないのに捕獲し続けていることは明らかだ。一般には買ってもらえないので、学校給食を狙い需要があるように見せ、処理しているのではないか。国際問題になっていることや、税金を投入した完全な国営事業であるという背景がきちんと子どもたちに伝えられているか疑問だ。

◆食文化勉強の機会

 総合地球環境学研究所の秋道智弥副所長(生態人類学)の話 日本人は縄文時代には既に鯨を食べている。鯨食は野蛮だとの意見もあるが、食は地域の文化であり、何が特殊かは一概に言えない。他の民族が食べない動物を食べる民族もいるため、食は文化の偏見につながることもある。小中学生が鯨をめぐる問題や背景を知って、時代を読み解く勉強の機会にすべきだ。

鯨肉の在庫がだぶついているかどうかはまた諸説あるんでしょうが、とりあえずコスト的に使えるようなら積極的に使っていきたいと考えている自治体が増えてきたというのは良い傾向でもあるし、社民党も連立から離脱した以上は妙な遠慮もいらないということなんでしょうかね(苦笑)。
いずれにしても昨今鯨肉を食べた事もないという人間が増えているのは驚くほどで、地域によってはほとんど見た事も聞いた事もないという場合もあるようですが、逆に捕鯨文化が伝えられている地域では現役世代に至るまで今も定期的に食べているという人が多いようで、やはり行政も含めた理解と継続的な努力が重要ということなのでしょう。
とりあえずは国も捕鯨活動にばかり金と人材をつぎ込むのではなく、こういう消費の側にももっと手間暇をかけていくべきなんじゃないかと思いますけれども、例によって例のごとくそれを妨害しようとしている人々がいらっしゃるわけですよね。

グリーンピースメンバー2人に有罪 鯨肉窃盗事件で地裁(2010年9月6日朝日新聞)

 調査捕鯨船の船員らが土産名目で自宅あてに送った鯨肉を運送会社から持ち出したとして、窃盗と建造物侵入の罪に問われた環境NGO「グリーンピース・ジャパン」(GPJ)のメンバー2人に対し、青森地裁(小川賢司裁判長)は6日、懲役1年執行猶予3年(求刑懲役1年6カ月)の有罪判決を言い渡した。2人は即日控訴した。

 判決によると、GPJメンバーの佐藤潤一(33)と鈴木徹(43)両被告は2008年4月16日、青森市の西濃運輸青森支店の配送所に侵入し、塩漬けの「ウネス」と呼ばれる鯨肉が入った段ボール箱(23・1キロ)を盗んだ

 GPJ側は「船員が鯨肉を無断で持ち帰る『横領行為』を告発するための証拠を確保した。自分たちで利用する意思はなく、箱を持ち出したのは正当な行為」として無罪を主張していた。

 これに対し判決は、持ち出した事実は「段ボールを開けるなど、段ボールの所有者しかできないことをした」として、不法に自らのものにする意思があった認定。検察側の「告発という自らの目的で利用するため盗み出した」との主張をほぼ認めた。

 また、行為の正当性については「いかに公益を目的とした正当なものだとしても、刑罰に触れて他人の権利を侵害することまで法と社会は許容していない」として、正当性はないとした。

 一方で、船員による鯨肉の持ち出しについて「一部不明朗な点があったのは確か」だと認めた上で、「今回の行為でその点が見直された」と執行猶予をつけた理由を説明した。

グリーンピースメンバー2人、鯨肉窃盗事件で有罪(2010年09月06日AFP)

【9月6日 AFP】(写真追加)青森地裁は6日、運送会社から鯨肉を持ち出したとして窃盗と建造物侵入の罪に問われた環境保護団体グリーンピース・ジャパンのメンバー佐藤潤一(Junichi Sato、33)、鈴木徹(Toru Suzuki、43)両被告に、それぞれ懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。両被告は、盗んだ鯨肉について、調査捕鯨船乗組員の不正な横領を暴く証拠だと主張していた。

 判決を受けてグリーンピースのグレッグ・マクネビン(Greg McNevin)広報は、「執行猶予がついたとはいえ、2人は私的利益ではなく公共の利益のために行動したのだから、全体として不相応な判決だ」と述べた。

例によって執行猶予付きの有罪判決というものをどう考えるかですけれども、とりあえず言えることは日本の司法が彼らの主張するところの「目的のために手段を選ばず」という手法を否定したと言うことであって、今回の判決が確定すれば日本国内においても彼らは犯罪者団体として公式認定ということになるわけですね。
別に緑豆に限らず自分たちは正しいんだから何をやっても許されるんだなんて考えは一般に狂信者と言われるもので、まともな人間からすればあまり近寄りたくもない類の連中ということになりますけれども、こちらがそう思っていても向こうから近づいてくる分には降りかかる火の粉は払いのけなければなりません。
遠い南氷洋で繰り広げられていたテロとの戦いもこれから土俵を移して、いよいよ近場での戦いになりつつあるというニュースがこちらなんですが、まずは彼らの犯行声明から紹介してみましょう。

「イルカ漁を妨害せよ」SS、太地町に活動家(2010年9月3日読売新聞)

 【シンガポール=岡崎哲】米国の反捕鯨団体シー・シェパードは3日、和歌山県太地町で2日に始まったイルカの追い込み漁を妨害するため、豪州、ニュージーランド、米国、日本の活動家計6人を現地に送り込んだことを明らかにした。

 同団体の豪州人活動家マイケル・ダルトン氏(44)が本紙に語った。シー・シェパードは今後さらに20~30人を派遣し、他の動物保護団体も合流する見通しだという。

 ダルトン氏は、実力行使をするかについて、「漁師たちの(追い込み漁の)やり方次第だ」と語った。太地町では、2003年に、シー・シェパードの活動家2人がイルカ漁妨害のために網を切断して和歌山県警に逮捕されている。

「イルカ漁中止に圧力を」、オバマ米大統領に要請 『ザ・コーヴ』出演者ら(2010年09月02日AFP)

【9月2日 AFP】米アカデミー賞受賞の映画『ザ・コーヴ(The Cove)』に出演したリチャード(リック)・オバリー(Ric O'Barry)氏ら日本のイルカ漁に反対する環境保護活動家のグループが2日、都内の在日米大使館を訪れ、日本政府に圧力をかけるようバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領に要請した。

 オバリー氏は、「オバマ大統領に対し、この問題に関与し、定期的に繰り返される時代錯誤で残酷なイルカの殺りくを止めさせるべく、日本政府に働きかけることを求める」との声明文を読み上げ、約150か国から集めた170万人分の署名を大使館職員に手渡した。

 オバリー氏と米、加、豪などの環境保護活動家ら70人あまりは今回、「コーヴ」の舞台である和歌山県太地町で伝統のクジラ・イルカ追い込み漁が解禁となったのに合わせて来日した。太地町での抗議行動も計画していたが、右翼団体から脅迫を受けたため断念したという。

色々と風の噂に聞くところでは現地では見かけない外国人風の人々の姿がちらほらだとか、今のところまだ目立った妨害活動はなさそうだとか言うのですが、右翼団体なるものもさることながら何しろ地中海では漁師と全面戦争をやった後ですから、彼らも海の男に対してはそれなりに警戒するところがあるのかも知れません。
当然こういう連中が大挙して押しかけてくると迷惑するのが現地の人々ということですが、少なくとも公的には「我関せず」の態度でやっていくようで当面静かな出だしだとは言え、今後実際に衝突が起こってくるようだと一気に連鎖的な反応が出てくる可能性もありますよね。
テロリストにすれば好き放題やればやるほどスポンサーから金が入ってウハウハという話でしょうが、現地の漁師達にとっては生きていくための手段ですから営業妨害は文字通りの死活問題ということでしょうし、場合によっては行政なりの公的支援も考えていかなければならないくなるのかも知れませんね。

「ザ・コーヴ」を相手にせず、太地町で来月イルカ漁-漁業存続に必要 (2010年8月27日ブルームバーグ)

8月27日(ブルームバーグ):今年のアカデミー賞を受賞した米映画「THE COVE (ザ・コーヴ)」で取り上げられた和歌山県太地町で、9月からイルカ漁が行われる。映画で漁の残酷さやイルカ肉の人体への危険性を指摘され、世界的な注目を集めたが、比較的に利益が出るイルカ漁は高齢化に悩む地元漁業の存続に不可欠で今後も続く見通しだ。

  400年の歴史がある太地町イルカ漁の漁場となる入り江は、家族連れでにぎわう「くじら浜海水浴場」から泳いで10分足らず。三方を岩山に囲まれた湾の突き当たりが幅20メートルほどの浜辺になっている。入り江に通じる陸路は封鎖され、周囲には人影もなくひっそりとしているが浜辺に設置された監視カメラが「コーヴ騒動」の余波を物語る

  映画のタイトルにもなったこの入り江で、9月1日から例年通りイルカ追い込み漁を始めると、太地町漁業協同組合の杉森宮人参事(59)は25日、ブルームバーグの取材に話した。「法令に基づいた正当な漁業で、来年以降もやめるつもりはない」という。

  杉森氏によると、漁協所属の組合員は約500人で町人口の約14%を占める。実際に漁業に従事する正組合員はそのうち200人。平均年齢は68歳と高齢化が進むなか、イルカを含むクジラ漁に関しては「若手が親の代を引き継ぐなど、後継者が育っている」という。他の漁に比べれば実入りがよいからだ。

  カツオやイセエビなどほかの漁も手がける同漁協の収入に占めるクジラ漁の割合は「3分の1程度」だが、「クジラと他の漁業を両方やってなんとか1年間やっていけるが、他の漁業だけだと1人200万円ぐらいの年収にしかならず、若い人は生活できない。クジラ漁がなくなったらこの漁協自身も運営していけなくなる」と窮状を訴える。

             なぜ殺すのか

  東京商工リサーチによると、同漁協の前身の太地漁協は2007年4月に破産手続きを開始。負債額は約66億3000万円だった。近年は水揚げの伸び悩みから業績が低迷したうえ、老朽化していたスーパー施設を建て直したことで借入が膨らみ、余裕が乏しい資金繰りが続いていたとしている。

  一部の外国人や環境保護に携わる人々にとって、イルカ漁は許容できない習慣のようだ。クジラやイルカが好きで太地町にある「町立くじらの博物館」を訪問していたカナダ人高校生のアレックス・サーキッシアンさん(17)は「イルカ漁が日本の文化とは知らなかった。なぜ太地の人々がイルカを殺すのか理解できない。牛などほかの動物とは知能の水準が違い、同じレベルで語れない」と語った。

  追い込み漁は音でイルカを入り江に誘いこみ、捕獲する漁法で、水産庁遠洋課の昼間信児氏によると、現在は全国で太地町だけで行われている。映画では追い込み漁の現場を隠し撮りし、イルカがほかの動物と比べて知能が高いことなどを理由に、漁をやめるよう求めている。
(略)
  太地町の三軒一高町長(62)は、24日に町役場で行ったインタビューでザ・コーヴについて「0点」との評価を下した。「ドキュメンタリーは真実を追求するものなのに、事実に基づいていない。基本的なことが間違っている」と述べた。具体的な問題点については「弁護士と相談のうえ、抗議している」と述べるにとどめた。

  三軒氏自身、小学生のころは毎日のように家庭でイルカやクジラ肉を食べていたと明かす。特にすき焼きのときはイルカを使うのが定番で「中学で東京に出てきて初めてすき焼きに牛肉を使うのを知った」と言う。周囲を山に囲まれ「産業も何もない、米も獲れない、野菜も獲れない、水も少ない」という悪条件がそろうなかでクジラ漁をしなければ「生きられない町だった」と話した。

  町の資料によると、05年にサービス業に従事する人の割合は人口の44%を占めるまでになったが、三軒氏は「町ぐるみで捕鯨をやっていた時代の名残」として、町民の苗字にいまだに「漁野」「遠見」「筋師」などクジラ漁の職種に由来する名前が多いことを挙げ、「今回のように面白おかしくとりあげられて、先人たちに対してあいすまんという思いがある」と述べた。

  映画で批判を受けたことについても「何の影響もないし、外国にどういわれようと町は変わらない」と今後も引き続き、行政の立場からイルカ漁を支持する考えを示した。

ところで、太地町と言えば捕鯨問題がなければ注目されることもないような小さな漁師町で、確かに日本で唯一の追い込み漁をやっているという売りはあるにしても、水揚げ高としては決して多いというわけでもないわけです。
テロリスト団体シーシェパードがこの小さな漁師町をことさら目の敵にするのは、もちろん映像メディアと結託した彼らにとって追い込み漁という視覚的に優れた題材があるからという側面もあるのでしょうが、どうもそれだけではない背後事情というものもあるようなんですね。
ちなみにこの「超映画批評」の内容、三軒町長が「面白おかしく取り上げられて先人たちに対してあいすまんという思い」とまで言わせた経緯についても鋭く踏み込んでいて、さすが同映画とはつきあいが古いと言うだけになかなか興味深いもので是非ご一読いただきたいのですけれども、今回は該当部分だけを手短に引用させていただきましょう。

『ザ・コーヴ』60点(2010年8月20日超映画批評)より抜粋

さて、そろそろ映画の内容についてだが、私が始めてこれを見たとき笑ったのは、サーフボードにのって抗議活動をしていた金髪美少女二人が、太地町の屈強な漁師に力づくで排除され、泣かされる場面である。太地町漁師たちの、ヤクザで暴力的な性格を知らしめようというシーンだ。

だが、顔を見ればこの二人はシー・シェパードの支援活動家として名をはせる有名なハリウッド女優。もちろん、泣く演技などお手の物だ。ヘイデンさん、何してるんですかと私は思わず声をかけたくなった。顔にモザイクをかけるなら、彼女らにかけなければ(プロパガンダの)意味がない

このほかにも、トンデモ度合いの高いインタビューを受けている者は、ほぼシー・シェパード(SS)関係者といっていい。しかし、ポール・ワトソン代表はあまりに有名すぎて隠せなかったが、他のメンバーの肩書きにSSの文字はない。これはSSの名前を出せば誰にも相手にされない事を、作り手自身が自覚している証拠である。

ちなみに中心となるリック・オバリー元調教師などは、太地町で抗議活動をしたいから、形式上SSの名簿から名前を削除した人物。SSは賞金の名目で、金も出している。こういうことは、SSの公式サイト(英語)に書いてある。過激な行動をすることで注目と資金を集めるビジネスモデルであるから、栄えあるオスカー受賞作に自分たちが深くかかわっていたこれらの「不都合な真実」は、いまだに削除される気配もない

また、この映画が描いてない(この映画の出来事の直前に起きた)重要な事実がある。シー・シェパードが2003年11月に太地町に破壊活動家を送り込み、漁師の網を切り裂き、15頭ものイルカを逃がした刑事事件である。「ザ・コーヴ」によれば、イルカは一頭最大15万ドルで売れるそうだから、SSは最大 225万ドル(約2億円)もの太地町漁師たちの収入・財産を一方的に奪ったわけだ。とんでもない犯罪集団である。

さすがにこの時は実行メンバーが逮捕され、地元警察に拘留されたのだが、実はその活動家の一人がポール・ワトソンの愛妻アリソンであった。私は、SSが太地町に執拗に絡む理由のひとつは、このときの私怨があるのではと考えている。そもそも太地町のイルカ捕獲数は、日本全国のわずか10%にすぎない。(大半は岩手県沿岸)
(略)
もっとも、こうした事情を知らずとも、本作にだまされる人はそうそう多くあるまい。アカデミー長編ドキュメンタリー賞を取った作品としては記録的に少ない興行収入(米国)からは、アメリカの一般市民の無関心の冷笑が聞こえてくるようだ。ただし、SSが太地町を本気でつぶそうとしている事だけは間違いない

要するにわざわざメンバー総動員でプロパガンダ映画を作り上げるくらいにシーシェパードとしては「太地町を本気でつぶそうとしている」、そして何故そうなのかという理由の一端として、ワトソン代表の愛妻が地元警察に拘留されたからだと言う推測があるということなんですが、確かに偏執狂的で私怨は忘れないというタイプの面構えではありました。
ちなみに今回の捕鯨に関してなんですが、シーシェパードの必死なプロパガンダに関わらず太地町の側ではこんな予定にしているということですから、これはどこからどう見ても鯨類の虐殺などといった話とは縁遠い行為ですよね。

イルカ漁解禁 太地に活気(2010年9月 2日産経新聞)

 国内捕鯨の発祥地、和歌山県太地町で伝統漁法「追い込み漁」が解禁され、2日、今シーズン初めてバンドウイルカ約20頭が捕獲された。漁を隠し撮りし批判的に描いた米映画「ザ・コーヴ」が米アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞して反響を呼んだが、この日は反捕鯨団体などによる抗議活動はみられず、混乱はなかった。

 午前5時半ごろ港を出た漁船6隻は、同町沖約25キロの熊野灘で群れを発見。鉄パイプをたたくなどして誘導し、バンドウイルカを畠尻(はたけじり)湾に追い込み、仕掛けた大網で取り囲んだ。

 追い込み漁は国際捕鯨委員会(IWC)の規制対象外で、国の指導で県が許可している。シーズンは9月1日から始まり、イルカ類が来年2月末、クジラ類が同4月末まで。合わせて計約2200頭の捕獲が認められている。太地町漁協は「水族館などから購入の予約がある分だけ捕獲し、残りは海へ返す」と話している。

というわけで、今回鯨を殺すなんてことは全く行われていないんですが、何故かシーシェパードから「太地町から最新映像!血まみれのイルカたち!」なんて画像が公開されているというのはどうしてなのか、是非テロリストたちの言い分を聞いてみたいものなんですがね(苦笑)。

【参考】【動画】  Blood Dolphins: Return to Taiji (4/4) (2010年9月2日SeaShepherdSecurity)

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