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2010年9月 5日 (日)

今日のぐり:「王府古食坊(ワンフーグーシーファン)倉敷店」

夏の暑さのせいなのか、最近ちょっとそれもどうなのよと思われるようなニュースが相次いでいるようですが、これなど同情するべきなんでしょうが何かしら笑えてしまう話でもありますよね。

「暑くて、断食できない」政府へ怒り 電力不足のイラク(2010年8月28日朝日新聞)

 【バグダッド=貫洞欣寛】真夏に迎えた今年のラマダン(断食月)は、イラクのイスラム教徒にとって厳しいものになっている。日中の最高気温は50度近くにもなるが、電力不足からエアコンや扇風機は満足に使えない。猛暑の中、生命の危険すらあるとして、禁を破り日中に水を口にする人が絶えない。信仰の義務すら守れないことに市民はいらだち、怒りの矛先は政府に向けられている。

 バグダッド東部の製パン所で働くラスール・シャンマリさん(25)は、12日のラマダン初日、暑い職場で水を飲まずに仕事を続けていると、昼過ぎに脱水症状を起こして倒れた。しかたなく水を飲み、断食を初日から破る羽目になった。

 職場には高熱を発するガスのパン焼き窯がある。簡易式の冷房装置があり、満足に動けば、何とかしのげるはずだった。だが、1日2時間ほどしか電気が使えず、頼りの冷房を動かせない。室内温度は「何度か分からないが外よりはるかに暑い」。

 携帯電話会社で働くイサム・ファイクさん(36)も、今年は断食をあきらめた。通信施設の整備などの外回りの仕事が多いうえ職場のエアコンも動かず、水を飲まないと危険と判断した。周囲にも断食をあきらめる人が多いという。

 シャンマリさんとファイクさんは「国民が宗教的義務を果たせない状態を放置するなんて、政府は何をやっているんだ」と口をそろえる。

 イラクの電力インフラは、イラク戦争とその後のテロ攻撃などで破壊された。再建は遅れ、戦前の発電量を上回るようになったのは2008年からだ。

 だが、1990年のクウェート侵攻後に科されていた国連制裁が旧政権の崩壊とともに解除され、電化製品が自由に買えるようになったことなどから電力需要が飛躍的に増加、供給能力は需要の6割程度にとどまっている。さらに、送電網の未整備から、適切な供給ができず、人口密度の高いバグダッドの住宅街では1日数時間しか電気がこない状態が続く。

 代わりに繁盛しているのが、大型の発電機で、近所に電気を供給する「発電ビジネス」。バグダッドではあちこちで発電機がうなりを上げ、私設の電線がくもの巣のように張り巡らされている。だが、軽油不足のため料金が高騰しており、一般市民が十分な電力を得ることは難しい。

イスラム教というものは結構実際的な側面があるらしいですから、命に関わると言うことにもなればアラーの神もお許しくださるんじゃないかと思いますけれども、むしろ許してくれないのは同じ人間の側であるようです。
先日びっくりしたのが2004年のアジア最優秀選手で、アジア屈指のファンタジスタとして日本でも名が知られているカリミ選手がチームを解雇されたなんてびっくりニュースなんですが、その背景にもこうした問題があったようなんですね。

イランサッカーのスター選手、断食怠りチームを解雇(2010年8月17日CNN)

テヘラン(CNN) イランサッカー界のスタープレーヤー、アリ・カリミ選手(31)が、イスラム教が定めるラマダン(断食月)中の断食を破ったとして、所属チームのエスティルアジンから解雇された。同チームがウェブサイト上で発表した。

ウェブサイトでは、カリミ選手がチーム当局のたび重なる警告を無視したため解雇に至ったと説明。さらに、カリミ選手がイランサッカー協会の幹部を侮辱したとして非難している。

イラン学生通信(ISNA)によると、カリミ選手は協会幹部を侮辱したとされる問題について、何も誤ったことはしていないと主張しているという。

カリミ選手はイランスポーツ界で最も有名な選手の1人で、「アジアのマラドーナ」、「テヘランの魔術師」などの異名を持つ。ドイツのバイエルン・ミュンヘンでプレーした経験もある。

イランの法律では、ラマダン中、すべてのイスラム教徒に断食の実践が義務付けられている。

幸いにも同選手はすぐに再雇用されたようですが、まあ社会的批判を避けるためのパフォーマンスだったとしても、やはりスポーツなどの世界では少しばかりのお目こぼしもあっていいんじゃないかという気がしますがどうなんでしょうね。
今年は日本でも異常な猛暑だというくらいで、何やら暑いせいなのか頭がぼーっとなっている方も多いんだと思いますが、そのせいか各地で遭難事件も多発しているようですね。

あめ玉7個で13日間…遭難の30歳会社員救助(2010年8月28日読売新聞)

 27日午後3時5分頃、埼玉県小鹿野町の両神山(1723メートル)の七滝沢で、東京都大田区、会社員多田純一さん(30)が動けなくなっているのを、捜索中の小鹿野署の山岳救助隊員が発見した。

 多田さんは14日に入山して遭難し、13日ぶりに救助された。左足を骨折し、衰弱も激しいが、命に別条はない。「あめ玉7個と沢の水で飢えをしのいだ」と話しているという。

 発表によると、多田さんは13日夜に自宅を出発。14日朝、母親(63)の携帯電話に「天候が悪いけど、これから登ります」とメールしたのを最後に連絡がとれなくなった。日帰りの予定だったが、戻らないため、母親が15日未明に捜索願を出していた。

 発見現場は、標高1200メートル付近を流れる沢の脇で、救助隊員が呼び掛けると、涙を流して隊員の手を握ったという。多田さんは今年山登りを始めたばかりで、両神山への登山は初めてだったという。熊谷地方気象台によると、同山のある秩父地方では23日以降、連日、雷と大雨洪水注意報が発令されていた。

このびっくりニュース、もとより無謀な行動でもあるのでしょうけれども、装備もない素人が山でかれこれ二週間も過ごして何とか生還できたというのも、1200mの山の上ではあっても暖かだった気候のせいもあるかもですね。
一方こちらも同様に遭難ネタでやはり暖かな時期で助かったという話なんですが、これは非常にGJと言うしかない良いニュースなんでしょう。

警察犬が不明77歳を発見 県警が表彰(2010年8月28日読売新聞)

 県警は27日、行方不明になった高齢者を山中から見つけ出したとして、警察犬「ウイン号」(雄、2歳)と鑑識課警察犬係の吉留康正警部補(57)、中村悠太巡査長(27)に生活安全部長賞を授与した。

 ウイン号は19日、前日に外出して行方不明になった男性(77)の捜索に出動。男性の枕カバーのにおいを基に、最後に目撃された久留米市の山のふもとから約750メートルの竹林に倒れているのを発見した。

 表彰式で白石幸一・生活安全部長が吉留警部補、中村巡査長に表彰状を授与。「発見が遅れれば生命の危険もあった。功労は大きい」とたたえ、ウイン号には好物の牛のあばら骨約20キロが渡された。

 吉留警部補はウイン号に代わり、「発見した後、男性の家族が涙ながらにお礼を言って体をなでてくれたのがうれしかった」と笑顔で話していた。

記事の写真、お手柄のウイン号が神妙に表彰状を受けているというシーンのはずなんですが、どう見てもウイン号の目線が牛骨の方に釘付けになっているのがなんと言うかですね(苦笑)。
このあたりですとまだかわいげがある遭難ニュースですが、海外からはいささか欲の皮がどうなのかという記事が出てきているようです。

キノコ大発生のイタリア、山の幸に夢中で18人死亡(2010年8月30日ロイター)

 [ミラノ 29日 ロイター] イタリア北部の山岳地帯では、キノコ狩りに夢中になるあまり安全手順を無視する人が増え、これまでに18人以上が転落するなどして命を落としたことが分かった。現地紙レプブリカが29日報じた。

 同紙は、キノコ狩りをする人は「不注意な行動をする人が非常に多く、残念な結果につながっている」という救助隊員のコメントを掲載した。

 イタリア北部では8月に入って続いている雷雨や暑い天候のため、キノコが大量に発生しており、キノコを探す人の死亡事故も増加。9日間に計17人が転落するなどして亡くなったほか、ANSA通信によると、29日にもキノコ狩りに出かけたまま行方不明になっていた男性が遺体で発見された。

これも異常気象の犠牲者という言い方も出来るのかも知れませんけれども、さすがにキノコを狙いすぎて事故死ではそれどんなマ○オ?と突っ込みが入りそうですよね。
一方でこちら中国でもある種の異常が続いているということなんですが、これはどちらかというと人災と言うべきものではないのでしょうか?

割ってびっくりニセ卵、価格高騰で出現―中国・青島(2010年9月2日サーチナ)

 中国山東省青島市では卵の値段が4.2、4.5、4.7元と連日値上がりしており主婦の頭を悩ませているが、少しでも安く買いたいという心理をついて、ついにニセモノの卵が出現した。1日付人民網が報じた。

 ある女性は朝8時、青年が市場の前で500グラム3.6元という掛け声がありスーパーでの特価よりも安いため早速購入した。午後、女性はトマトと一緒に炒めるつもりで卵を割った後、卵白と卵黄が混ざって変質しており、しかもわずかに異臭も放っていることに気付いた。残りの10数個の卵を調べてみたところすべてそのようなものだったので、すぐ市場に戻ったが青年は姿をくらましていた。

 ニセ卵は炭酸カルシウム、パラフィン、ゼラチン、アルギン酸ナトリウム、色素などを合成して作られるが、もちろん食べることはできない。(編集担当:中岡秀雄)

いや色々と言いたい事はあるんですけれども、取りあえずまがい物を売るにしてもせめて食べられるものを売れよと考えてしまうのは自分だけでしょうかね?
人間界のみならず自然界でも暑さでどうかしたのかと思わされるのが、こちらの何とも奇妙な出来事なんですが、しかし今は良いとして後でどうなるんでしょうね?

<チョウ>猛暑で異変!? 秋に南へ移動するアサギマダラ、涼しさ求め?北へ(2010年9月3日毎日新聞)

 海を渡るチョウとして知られるアサギマダラの生態解明のため、「群馬の蝶(ちょう)を語る会」(広沢隆一代表)が8月下旬、嬬恋村でマーキングして放した2匹が、約20キロ北の長野県高山村で捕獲されたことが分かった。アサギマダラはこの時期、秋の南への大移動に備え、少しずつ南下すると言われているが、北への移動が確認された。マーキングした同会の田島茂さんは「暑すぎるため涼しい地を求めて北に行ったのではないか」と話している。

 同会によると、アサギマダラは8月21日の「マーキング会」で、嬬恋村の桟敷山林道から放した510匹のうちの2匹。4日後の25日に長野、群馬県境の毛無峠付近で嬬恋村在住の平井博さんが捕獲した。羽には、放した場所と人を示す「サジキ C136」などとマーキングされており、同会の田島さんと伏島済さんが放したものと判明した。平井さんは反対側の羽にマーキングして再び放したという。

 捕獲の連絡を受けた田島さんは「短距離の移動についてのデータがあまりないので、生態を解明するのに貴重な資料になる」と話している。

 アサギマダラは、前羽の長さが4~6センチで日本全国に分布。夏は標高1000メートル前後の高原に生息し、秋になると海を越え1000キロ以上の「渡り」をするチョウとして注目されている。愛好者は羽に捕獲者や場所などを「マーキング」して放し、インターネットで情報交換も行われている。【増田勝彦】

しかし素朴な疑問なんですが蝶なんて無茶苦茶な数がいるでしょうに、よく放したものがまた捕まったなと感心しますね。
最後に控えますのはご存知ブリからの素晴らしいニュースですけれども、英国人男性あこがれの対象とも言うジェームズ・ボンドがこんな死に方をしたとしたらものすごく嫌ですよね…

変死のMI6職員、現場から「SMセット」発見?英報道(2010年08月30日AFP)

【8月30日 AFP】英ロンドン(London)で英秘密情報部(Secret Intelligence Service、SIS)、通称「MI6」職員の変死体が見つかった事件で、現場から「ボンデージ」などSMプレー用の道具が発見されたとの報道が物議を醸している。

 事件は23日、MI6職員だったガレス・ウィリアムズ(Gareth Williams)さん(30)が、本部そばの自宅アパートの浴槽に置かれたカバンの中から遺体で見つかったもの。遺体は死後、2週間ほどが経過していた。

 この事件をめぐり英紙タイムズ(The Times)が27日までに、現場アパートから警察がSMプレーに使用するボンデージの道具一式を発見したと報道、ウィリアムズさんと同性愛者のエスコートサービスとの関連を示唆した。

 これにウィリアムズさんの遺族らは、苛立ちをあらわにしている。親戚の女性は「根も葉もない報道」と反論。「ガレスの両親はひどくショックを受けている。わたしもガレスがそんな人間だとは想像したこともない。それに私生活で何が起ころうと、それは彼自身の問題」と話した。

 捜査当局は、捜査の詳細は明かせないとして報道に関するコメントを避けている。

■「控えめ」「数学の天才」に何が起きたのか?

 遺体発見直後の検死で死因が特定できなかったため、捜査当局では現在、アルコールや薬物の痕跡がないか調べている。アパートには、無理やり押し入ったような形跡はなかったという。

 殺害されたウィリアムズさんは、数日内にも1年間のMI6での任務を終えて、
チェルトナム(Cheltenham)の政府通信本部(Government Communications Headquarters、GCHQ)に復職する予定だった。

 ウィリアムズさんの人柄について友人らは、控えめで数学の天才と評している。また、幼なじみの男性は夕刊紙イブニング・スタンダード(Evening Standard)に対し、「非常に賢かったが、他人に影響されやすかった。他人と関係を築くのが苦手なタイプだった」と証言。ウィリアムズさんの数学の教師だった男性は、「教え子の中でも間違いなく一番の秀才で、1度の説明で全てを理解した」と語っている。

日本であれば少なくとも一般紙でこうまで突っ込んだ記事が掲載されることはまず考えがたいところですが、タイムズと言えば世界最古の日刊紙と言われるくらい歴史も伝統もある高級紙でしょうに、やはりブリの呪縛からは逃れられなかったということなのか、それともあの有名なるボスの趣味ということなんでしょうかね?
まあしかし、知性と性癖というのは全く無関係であるということをこれ以上ない形で明快に示した事例という事に、これはなるんでしょうか…本人はともかく、家族にとってはものすごく嫌な死に方ではありますけれども。

今日のぐり:「王府古食坊(ワンフーグーシーファン)倉敷店」

倉敷市街地から少し外れた場所にあるこちらのお店はなかなかの人気店のようで、普段は結構行列が出来ていたりすることもあるようなんですが、この日は良い具合にさほど待たされることもなく席に着くことが出来ました。
しかし暑い夏なのにやたらと鍋を囲んでる人が多いなと思いましたら、しゃぶしゃぶの食べ放題があるんですね。
何故にわざわざ中華料理屋でしゃぶしゃぶなのかとも思いますが、スープなり味付けなりに工夫がしてあるということなんでしょうか、食べ放題としては値段も手頃なようですし人気なのでしょう。

この日は季節の彩りコースなるものを頼んでみましたが、いろいろと品数も多いことに加えていわゆる定番ばかりではなく少しひねった料理も多いというのは楽しいコース設定だと思いますね。
こちらの店は以前にもお邪魔したことがあって、麻婆豆腐などを始めメリハリのきいた濃い味の料理が中心なのかなと感じていたのですが、前菜の冷菜盛り合わせや野菜スープなどから入っていくとすっきりした味わいの組み立てになっていて、この時期胃が疲れ気味という方にもいいんじゃないかという気がします。
焼売などはありきたりな味で正直もう一つ面白くないかなと思ったのですが、例えば大ぶりの海老は臭みもなくぶりぶりした食感も保たれているし、野菜料理などもしゃきしゃき感をきっちり残した火の通り加減と、基本的な調理技術はしっかりしているなというのは以前来た時と変わらない印象です。
わりあい素材の味が表に出てくるすっきりした淡口の味が多かったのですが、後半になると徐々にしっかり濃い味わいも楽しめる、しかしコース後半でそろそろ口も胃も疲れてきた時期ではあっても重すぎない程度だし、中華粥から甘いもの(これもちゃんと低脂肪系が用意されているのはありがたいです)につながっていく最後まで口飽きせずに楽しむことが出来ました。

それなりに季節の野菜も食べられる内容で同行者の評価も悪くなかったですし、実際経営的には順調に流行っているということなのでしょうが、味の組み立てからするとスープの味をもっと前面にどんと押し出してくるような案配の方が好みでもあるので、今のところこの界隈の中華料理店の中では「娘娘」に一歩を譲るという評価になるのでしょうか。
もっともあちらは初期の「こんな値段でこんな料理が!」的な驚きはなくなって妙に高級路線っぽくなってしまったことを考えると、価格帯的にも店の雰囲気的にもこちらの方は未だに大衆路線を保っているというのは好印象ではあるところで、「ちょっと外で食事を」なんて日常的な用向きにも気軽に使いやすいですよね。
それなりに忙しい時間帯にも関わらず顧客対応もまずまずで、それなりに気がつくスタッフがそろえられているのも良い印象ですし、こちらのように味と価格のバランスをきちんと取っていて、そして食べ放題など大食い系にも手厚い対応といったあたりが、今の時代にはあっているということなんでしょう。

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