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2010年9月18日 (土)

捏造は第二の天性です?!

先日何気なく見ていて、思わず笑ってしまったのがこちらの記事です。

毎日新聞東京懇話会「4つのKで前向きに」(2010年09月16日スポニチ)

 毎日新聞東京懇話会(江崎善三郎会長)の第91回総会が15日、群馬県渋川市伊香保町のホテル木暮で開かれ、東京本社、北海道総局管内の主要販売所長や毎日新聞社の朝比奈豊社長、スポーツニッポン新聞社の森戸幸生社長ら約200人が出席した。

 江崎会長は「心に好奇心、志、感動、希望の4つのKをもって常に前向きにやっていこう」とあいさつ。朝比奈社長は「メディアの中核が新聞であることは、これからも変わらない。ともに頑張りましょう」と述べた

いや「これからも変わらない」と前向きなのはよろしいんですが、やはりジャーナリズムを標榜する身であればもう少し主観と客観の一致を図られた方がいいんじゃないかという気がするのですが、どうなんでしょうね?
毎日新聞捏造報道事件の責任を取って社長に昇進したという朝比奈氏にしてみれば、これからも毎日の毎日たる所以を立証するために鋭意邁進していくという覚悟なのでしょうが、果たしてそうした体質が社会的に受け入れられるかどうかは別問題ですよね。
もっとも毎日新聞の名誉のために言っておきますと、別に捏造体質は毎日の専売特許でも何でもなく、例えばつい先日も下手をすると国際問題にもなりそうな捏造をしてくださった雑誌もありました。

ジョブズ氏、お忍び来日で激怒!?(2010年09月13日ITメディアニュース)

 Appleのスティーブ・ジョブズCEOがお忍びで来日し、大激怒して帰っていった!?――こんな仰天記事が、週刊誌「SPA!」最新号(9月14日発売)に載っている

 記事によるとジョブズ氏は、家族とともに7月、プライベートジェットで来日し、京都観光などを楽しんだようだという。帰国時に関西国際空港の保安検査場で手荷物の手裏剣の持ち込み検査を告げられ、「自分のジェット機でテロを起こすバカがどこにいるんだ!」「こんな国、二度と来るか」と激怒したとか。

 記事には、海外の主要空港とは異なる関空のプライベートジェット搭乗者用保安検査の仕組みや、ジョブズ氏が使ったと思われるプライベートジェットの仕様、価格なども載っている。

ジョブズの手裏剣機内持ち込み事件はフィクション=Apple広報【湯川】(2010年09月15日テックウェイブ)

 米Appleのスティーブ・ジョブズ氏が関西国際空港で手裏剣を機内に持ち込もうとしたとSPA!が報じた件に関し、米Wall Street Journalのブログ、Digital Dailyは「純粋なフィクション」とするApple広報のコメントを紹介している。

 一連の報道によると、ジョブズ氏は7月に京都観光を目的とし家族とともにプライベートジェットで来日したが、帰りの同空港での手荷物検査の際に忍者の手裏剣が機内持ち込み荷物の中に入っていたため、手裏剣の廃棄を命じられたという。同氏はその際に「自分のプライベートジェットをハイジャックする人間がどこにいる。二度と日本に来るか!」と激怒したという。

 Wall Street Journalによると、Apple広報は次のようにコメントしたという。

    Steve did visit Japan this summer for a vacation in Kyoto, but the incidents described at the airport are pure fiction. Steve had a great time and hopes to visit Japan again soon

    スティーブは確かにこの夏、京都での休暇の目的で日本を訪れたが、空港での事件というのは純粋にフィクションである。スティーブは日本でのひとときを満喫したし、また日本に行きたいと考えている。

 日本発の報道は、米国のブログ界隈で大盛り上がりを見せている。中には「ジョブズがときおり着ている黒のタートルネックは実は忍者の黒装束では」という意見もある。

現代のカリスマの一人と目されているジョブス氏も思わぬところで日本のマスコミ業界の得意技の洗礼を受けたということなのでしょうが、これに懲りて本当にもう二度と日本になど行くか!なんてことにならないようお願い申し上げます。
あるいはこんなメディアの常套句を解説した記事もありますけれども、確かにいつの間にか悪者にされていたでは若者としても立つ瀬がなさ過ぎるというもので、その背景を探っていきますと思わぬオチまでついてしまったというのですから彼らの必死さも判ろうと言うものですね。

「若者の○○離れ」メディアが使いたがる理由(2010年9月11日exciteニュース)

 若者のテレビ離れ、若者のクルマ離れ、若者の新聞離れ、若者の読書離れ、若者の理系離れ、若者の映画離れ、若者の酒離れ、若者のセックス離れ…etc。

 近頃の新聞やテレビ報道や週刊誌などのマスメディアは「若者の○○離れ」というフレーズを乱発する。不況や少子化などの責任を若者に負わそうとするようなニュアンスもあり、若者は身に覚えのない罪を宣告されたような釈然としない気分を味わう

■「○○離れ」は、大人たちの経済問題

 「○○離れ」の○○は、経済に関わるものが多い。○○に、乗り物や飲食や旧メディアに関することを入れれば「消費の低迷」、結婚やセックスに関することを入れれば「人口減」、教育や学習に関することを入れれば「労働者の質の低下」が起こると言いたいのだ。

 「○○離れ」とは言うが、そもそも若者は、その○○に近づいたことすらないのだから、離れようがないはずだ。と言うことはつまり、このフレーズには、若者なら○○に親しんで当然だという暗黙の前提が含まれている。

 これはあまりに雑な前提だ。例えば、若者がクルマを乗り回すのが当たり前になったのはそんなに昔のことでもないし、世代に関わらず日本人のセックスの頻度が低いのは周知の事実。読書にいたっては、50代以上の世代の方が20代30代よりも本を読んでいないというデータさえある。

 なぜこのような滅茶苦茶なフレーズがまかり通ってしまうのだろうか? それはおそらく、マスメディアの性質に原因がある。現在、新聞やテレビ報道や週刊誌などのマスメディアの主な消費者は、中高年に偏ってしまっている

30代以下の若年層の主な情報ソースが、パソコンや携帯などのインターネットになってしまったからだ。当然、新聞やテレビ報道や週刊誌などのマスメディアは、お金を落としてくれる中高年層に合わせたモノの見方で切り取った情報を提供するようになる。

 高度経済成長やバブルの感覚が抜け切らない中高年にとっては、現在の出口のない不況がどうもおかしいものに感じられる。人口減と途上国の発展という現状から見れば何の不思議もない現象だとは頭では理解するのかも知れないが、昨日よりも今日、今日よりも明日は豊かになっているという感覚から抜け出すのは容易ではないだろう。生活レベルが上がることを当然だと思ってた人が、下がることを受け入れるのは、心情的にも物理的にも大変に難しいことだ。

 とはいえ、苦境を打破する画期的なアイディアを思いつけるわけでもない。せいぜいサービス残業を増やしたり、リストラやコストカットに勤しむのが関の山だ。それはそれで一生懸命なのだが、状況は改善するどころか悪くなり、焦燥感がつのるばかり。

■不況の原因を「若者」にしたがる大人たち

 そんな中でいつものように犯人探しが始まる。犯人はマスメディアを消費している層が傷つかないようにいつも巧妙に選ばれる。政治が悪い、官僚が悪い、暴力コンテンツが悪い、切れる10代が悪い、そして今回は若者が悪いというわけだ。

もし、新聞やテレビ報道や週刊誌の主な消費者層が中高年ではなく、若者だったとしたらまったく逆の現象が起こっていただろう。実際、若者が多いインターネット上には、「老害」という呼称や、高年齢層に若者が搾取されているという主張や、年寄りが社会の中核にいつまでも居座るから閉塞感がまん延するんだという主張が溢れかえっている。つまり悪者は中高年だというわけだ。

 自分以外の人間を、現在自分が立たされている苦境の元凶に仕立て上げてしまえば、とりあえずはほっとする。癒される。自分自身に責任があると考えるのは、中々辛いことだ。

 犯人を見つけた気になって、ほっとしてるだけで丸くおさまればまだマシだが、多くの場合推理が偏りすぎてて、ただの自己満足にしかなっていないように見える。探偵ドラマの間抜けな刑事を笑ってばかりもいられない。自分だけを安全圏においた分かりやすい犯人探しにかまけている余裕がある内はいいが、そんな悠長なことを続けていられる豊かな日本はいつまでもつだろうか?(ikoishy)

若者の「○○離れ」実際に離れているものは? 3000人回答結果「テレビ、新聞離れ」が上位(2010年4月16日ガジェット通信)

昨今話題になっている若者の「○○離れ」だが、実際に離れているのはどれなのだろうか? 3000人を対象としたアンケートを行い「○○離れ」について訊いてみた。上位に来たのはやはりというべきか「テレビ離れ」が30.5%でダントツの1位だった。次点は「新聞離れ」となっており29.6%。1 位、2位とメディア関係が続いている。いわゆるメディア離れしているのだろうか。3位から10位は以下の様な結果になっている。

1位:テレビ離れ 914 (30.5%)
2位:新聞離れ 888 (29.6%)

3位:固定電話離れ 729 (24.3%)
4位:近所づきあい離れ 686 (22.9%)
5位:マスコミ(メディア)離れ 596 (19.9%)
6位:車離れ 593 (19.8%)
7位:活字離れ 572 (19.1%)
8位:若者は近づいてすらいない 533 (17.8%)
9位:結婚(婚活)離れ 502 (16.7%)
10位:現実離れ* 461 (15.4%)

(※1人複数項目選択可能、回答回数は1回)

「固定電話離れ」は個人が携帯電話を所有するようになった影響が最も大きいといえるだろう。近所づきあいは若者に限ったことではなく、更に何年も前からいわていることだ。そして5位には先ほど同様「マスコミ(メディア)離れ」が入っている。以下、「車離れ」、「活字離れ」と「○○離れ」の常連が並ぶ。
気になる8位だが、「若者は近づいてすらいない」というエントリー。これは先日ガジェット通信でも紹介したブラックホールとペンタゴンによるアスキーアートのセリフだ。

上記を総合すると「若者にはお金と時間がない」ということなのだろうか。ひと昔前と比べ携帯電話や個々の契約などで個人の出費がかさんでいる。そんなことから「新聞離れ」、「車離れ」、「酒離れ」などが起きているのだろうか。「活字離れ」なんかにしてみたら本が売れないというデータと実に合致する。テレビに関しては「単に面白くないから」と意見もチラホラ出ているが……。
(略)

商売としては主要顧客のことを悪く言うわけにもいかないのは当然でもありますが、だからといって将来主要顧客に育ってくれなければ困る若年世代を一方的に悪者であるかのように断ずるというのでは、そもそも商道徳としてもどうなのよという気がするところですけれどもね。
メディアの側とすれば「どうせあいつらテレビも新聞も見やがらねえし」といった気持ちなんでしょうが、この調子でいきますといずれこれらメディアは顧客に見放され本当に消滅してしまうかも知れません。

なぜメディアがこうまで捏造が大好きなのか、彼らの第二の天性とも言うべき捏造体質の理由として嘘をつく方が本当のことを一生懸命取材するよりも楽であるということもあるかも知れませんが、もう一つ見逃せない側面として意図的にでも嘘をつくことで彼らにも大きなメリットがあったという歴史的経緯もあるようです。
先日以来官房機密費がマスコミ各方面に流されるという慣習が長年続いていて、要するに官によるマスコミ接待、買収工作であったということが明らかになってきていますけれども、記者クラブ制度などという日本独特の慣習を断固として廃止しようとしないように、お上の垂れ流す通りに既定の筋書に沿って書き立てておけば楽して儲かるというのですからやめられませんよね。
敢えて嘘の話に乗ることで八方丸く収まり、自分の懐も温かくなるというのですから、それは他人ににらまれながら背後にある事実を追求しようなどと考える方が馬鹿げているということになるのも当然でしょう。

記者や学者の操縦は簡単 財務省に蓄積されたノウハウ(元財務官僚 高橋洋一さんにきく<中>)(2010年1月2日J-CASTニュース)

   財務官僚が日本を動かしている――それは都市伝説なのか。彼らの前には、予算チェックを担う政治家もいれば、「権力を監視する」マスコミや「ご意見番」審議会の存在もある。財務官僚たちは、彼らとどう向き合い、どう「操縦」しているのか。元財務官僚で安倍政権の内閣参事官も務めた、政策工房会長、高橋洋一さん(54)に聞いた。

マスコミは「紙」食ってるヤギに等しい

――マスコミ関係者と接していた経験から、彼らをどう見ていますか。

    高橋   審議会に入り手なずけられる「ポチ」もいますね。「マスゴミ」なんて言葉もありますが、「紙」を食ってるヤギのような存在です。彼らは記事を書くために、すぐ役人に「紙」「ブツ」を求めます。概要や要点を書いた資料のことですね。すると彼らはそれをそのまま記事にします。それがないと不安で記事が書けないようです。バックグラウンドを理解しようとしません。出発点になっている法律を読み込む力もないし、そもそも読んでない。「紙」には、役人は自分たちに都合のいいことしか触れません
       例えば、エコポイントはいい制度だ、という声を聞きます。確かにいい部分を含んでいます。しかし、役人たちがその影でいくつ天下り団体を作ったことか。新制度、法律を作るとそこにくっついている話なのにマスコミは気付かない。役人にしてみれば、ちゃんと法律にも予算書にも最初から書いてますよ、それを国民の代表たる国会議員が通しましたよね、マスコミもなんら問題視してませんでしたよね、それを後になってから天下り団体がけしからんと言われても困るんですよね~といった思いでしょう。

――法律や予算書が読める「怖い記者」はいましたか。

    高橋   いなかったですね。プロじゃないと読めません。政治家も学者も読めてませんから。シンクタンクに取材する記者もいますが、シンクタンクの担当者が誰から情報を得るかと言えば役人です。役人に聞かないと彼らも理解できない。手前みそですが、私が立ち上げた「政策工房」は、予算や法律が解る人間が法案作りなどの手助けができないか、という思いから生まれました。
(略)

――スキャンダルをマスコミに流す、ということはあるのですか。

    高橋   私は流したことはありませんが、そういうケースはあります。私が内閣参事官をしていた安倍政権のとき、政府税調の会長だった本間正明教授が(2006年末に)スキャンダルで辞任したことがありました。これは伏線がありまして、当初、財務省から上がってきた会長案は石弘光さんでした。しかし、方針の違いなどから塩崎官房長官が「官邸主導でやる」と財務省案を差し替えました。すると、ほどなくスキャンダルを流された。情報を全部持っていたのは財務省。ああいうタイミングで「愛人」――これは不正確なマスコミ表現でしたが――と官舎問題を一緒にしてスキャンダルとしてやられたと見ざるを得ません。
(略)

もちろんマスコミ業界としても自分たちが誰かのポチでいることはケシカラン、これは何とかしなければと考えている人間はいるはずなのですが、問題はその状況からの脱出を図る彼らの改善策がどのようなものなのかということですよね。
長年自分たちが嘘と恣意的情報操作によって良いように操られてきた、自分たち自身もむしろ積極的にその話に乗った、それを反省して今度は騙されないようにしっかり自分で調べ考えようとなれば国民にとっても良い話ですが、彼らの場合は今度は自らが騙す側になればいいじゃないかと考えている節があります。
この夏に行われた参院選挙では与党である民主党が負けたりと様々なドラマがありましたけれども、この陰でマスコミ各社が一生懸命国民を恣意的に誘導しようと努力していた気配があったというのですから穏やかではありませんよね。

BPO、TBS「東京フレンドパークII」など審議へ 参院選で候補者の名前連呼(2010年9月10日産経新聞)

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は10日、TBS、BSジャパン、長野朝日放送、信越放送で放送された4番組について、「参院選挙の公平、公正性に欠ける不適切な放送があった」として、審議入りすることを決めた。

 問題とされたのは、TBSのバラエティー「関口宏の東京フレンドパークII」(6月28日)、BSジャパンの旅番組「絶景に感動!思わず一句初夏ぶらり旅」(7月11日)、長野朝日放送の報道番組「abn station」(6月22日)、信越放送の報道番組「SBCニュースワイド」(7月8日)の4番組。

 TBSは参院選告示後に番組で、タレントが候補者の名前を連呼する映像を放送。BSジャパンは投票日当日に、タレント候補が出演する旅番組を放送した。長野朝日、信越両放送局は、比例代表のニュースで特定候補だけを取り上げた

マスコミによる政治への干渉と言えば椿事件が有名ですけれども、彼らの場合まだ懲りていないというより、むしろ以前よりも積極的かつ大々的に関与しつつあるかのような印象を受けるのが、事実上の総理決定となった先の民主党代表選を巡る一連の経過です。
先日もネットとメディアとであまりに支持率調査の数字が違いすぎるという話がありましたけれども、選挙が終わってみるとそれぞれのメディアがお互いに「あいつらが情報を捏造して世論を誘導しようと画策していた!」と非難合戦を繰り広げるという何とも見苦しい事態になっているようなんですね。

世論はこうして作られる TV局が隠した街頭100人アンケートの小沢支持(2010年9月14日日刊ゲンダイ)

ここまでやるのか?権力亡者の代表選 舞台裏のドロドロ
●都合の悪い部分はカット!?

 そうか、そうやって大マスコミは「小沢支持」の声を封印するのか――。それを露呈したのが、12日に放送されたテレビ朝日の「サンデースクランブル」だ。まだ投票態度を決めていない中間派の長島一由衆院議員(神奈川4区)に密着取材、その様子を流したのである。
 長島議員の元には、両陣営から投票を呼びかけるラブコールがひっきりなしにかかってくる。同僚議員が直接、訪ねて来たりする。そこで長島議員は有権者の生の声を聞こうと、地元の鎌倉駅前で「100人アンケート調査」を敢行。「菅氏、小沢氏のどちらが総理にふさわしいか」を有権者に聞いたのである。
 ところが、番組ではその結果が放映されなかった。何だか肩透かしだったのだが、その後、長島議員のブログを読んで理由が分かった
〈その結果は……、菅氏54人、小沢氏43人、どちらでもない3人。想定外だったことは、無党派層が多いとされる神奈川4区では、菅氏と小沢氏が伯仲していたという事実です〉
 世論調査では菅が小沢を大きく引き離しているはずなのに、アンケートでは違う結果が出た。これぞニュース性があるのに報じない。
「テレビ局は『世論は菅』と言い続けてきました。特に『サンデースクランブル』では、コメンテーターのテリー伊藤と黒鉄ヒロシが小沢批判を展開しています。だから、流さなかったのかと勘繰られても仕方ありません」(民放関係者)
 テレビ局はこうして、世論を作り、誘導していくのである。

「小沢勝利」言い続けた夕刊紙・週刊誌 いったいどんな言い訳するのか(2010年9月15日J-CASTテレビウォッチ)

   小沢一郎総理誕生へ――。民主党代表選中に、こんなタッチで報じた夕刊紙や週刊誌があった。しかし、フタを開ければ、菅直人首相が再選される結果に。どうして、こんなことになったのか。
    「小沢が勝つ」「小沢が圧倒」「小沢雄弁」「世論も小沢」…。

小沢派議員の話やネット調査などが根拠

   これらは、夕刊紙「日刊ゲンダイ」が、民主党代表選が告示された2010年9月1日の発売号から一面トップにつけた見出しだ。ゲンダイオンラインのダウンロードサイトには、一面の紙面がずらりと張られており、ネット上で話題だ。
   はてなブックマークが200ほども付いており、小沢一郎前幹事長への入れ込みぶりに驚くコメントが並んでいる
   ゲンダイは、一貫して小沢支持、菅批判を繰り返している。新聞各紙の世論調査とは違って、小沢氏が勝つとまで主張した。その根拠としては、国会議員を200人は固めており、党員・サポーター票などを加えても数十ポイント差で勝つとの関係者の見方を伝えた。小沢氏に人気が集まったネット上の世論調査も、補強材にしているようだ。

   週刊誌では、週刊現代が9月6日発売号で、「菅陣営、なすすべなく敗北へ もう止まらない小沢一郎総理大臣」と大見出しを打った。そこでは、小沢派中堅議員が、国会議員票では、280対130ほどで菅氏を圧倒し、党員・サポーター票がどう出ても大勢は変わらないと明かしたことを紹介している。小沢支持とは打ち出しておらず、勝敗は五分五分との政治評論家の見方も挙げてあるものの、中堅議員の見方に寄り添っている書き方だ。
   また、週刊ポストも、小沢氏が勝つとの予想は明確に立てていないものの、8月30日発売号で、国会議員のうち親小沢が反小沢の2倍以上いるとの調査結果を伝えた。その後の誌面でも、新聞の「小沢嫌い」を特集したり、菅氏を「しょせん学生運動上がり」とけなしたり、小沢氏寄りの論調が目立っている

「特捜部とマスコミがタイアップ」 無視された小沢敗因分析(2010年9月15日J-CASTテレビウォッチ)

   民主党の代表選は、菅直人氏の圧勝。しかし小沢一郎氏は国会議員を完全に2分するところまでいったので、さあこれからが大変、まずはどんな人事が……というのが、 一夜明けたきょう(15日)の注目点だ。
   スタジオに、小沢氏支持で動いた海江田万里氏が出演して、今後を語った。小沢氏からは「ありがとう」と電話があったそうだ。これを、キーマン全員にやっているのかと思うと、つくづく政治家にならなくてよかった……?

「しこり残らないか」

   森永卓郎が2人の政策の違いをあげて、「社民主義(小沢)と構造改革路線(菅)と全く違う。しこりは残らないか」
   海江田は「小沢さんのいったことを、菅さんがどれだけとりいれるか。与えられた時間はあまり長いとは思わない。予算を仕上げるまでが期限だと思っている」と、結構生臭いことをいう。
   鳥越俊太郎は、「この結果にいちばんホッとして喜んでいるのは、東京地検特捜部じゃないか」といいだした。
   「小沢氏の金の問題で起訴できなかった。しかし特捜部はマスコミとタイアップして、悪いイメージをつくって、それが世論となって、国会議員も影響された。もし小沢さんが勝っていたら、復讐があるだろう。可視化問題とかでね。それは避けたかった」と。しかし、この話には誰も反応せず
   鳥越はまた、「これだけの逆風の中で、国会議員票の差が6票。(小沢は)よくここまでいけたなと思う」と。
(略)

いつもの鳥越節が炸裂していますけれども、もはや誰にも相手にされず華麗にスルーされてしまっているのが哀しすぎますよね(笑)。
結局誰が勝ち誰が負けたとも言いかねるような話ですけれども、こうしてお互い非難合戦を繰り広げることで、どこのメディアも一生懸命情報操作による世論操作を仕掛けてきたということだけはこれ以上ない形で明確になってしまったのは、彼らにとって良かったのか悪かったのか、あるいは全く気にもとめていないということが一番ありそうですかね?
「いったいどんな言い訳をするのか」という問いのの答えは結局のところ、「あまりに面の皮が厚すぎて、言い訳の必要性すら感じていなかった」ということになるのかも知れません。

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