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2010年8月13日 (金)

ホメオパシーと朝日の戦い、ますます激化の一途へ

スレタイの件に取りかかる前に、最近ホメオパシー、レメディーと言うことで少しばかり調べていて、幾つか気になった話題をまず紹介しておきましょう。

まず一つ、ホメオパシー派の助産師にかかった挙げ句不幸にして死産となった妊婦さんの事例があったのですが、直接的なホメオパシーの犠牲者というべきなのか、単に以前から指摘されている開業助産師問題と捉えるべきなのか(この両者が往々にして不可分であるという話は別として)、これだけの情報では何とも言い難いのかなとも思えます。
ただその助産師とのやりとりの中で、コメントなどでも議論の的になっている助産師の「死ぬことは悪いことですか?」という言葉をどう解釈すべきか、何かしら生存率や予後延長ということを指標に成長してきた側面が否定できない現代医療に対する反駁から来るものなのだとすれば、人一人を死なせなければならないほどの反発を持つのが彼らの基本姿勢なのか?という疑問は感じますね。
現在のホメオパシー一派(というより、由井寅子氏?)の基本姿勢として「予防接種が心身を問わず多くの病気や副作用を引き起こす原因の一つとなっている(日本ホメオパシー医学協会の見解より)」といった現代医療への否定的立場が存在することは言を待ちませんが、ホメオパシーの元々の出発点ではこうした反医学的思想が売りと言うこともなかったように思えるのですよね。
それを現在に至るまでにいったい誰が(何が)変質させたのかと考えた場合に、「その方が世間の食いつきがよかったから」という可能性も大いにありそうに思うのですが、そうなると彼らをここまでに育て上げたのは現代医療否定に快哉を叫び、ホメオパシーに群がった国民の側であったということになるのでしょうか。

彼らの主張ということに関連してもう一つ、一連のホメオパシー関連の話題で朝日とホメオパシー医学協会が何やらやりあっているという話題が続いていますけれども、その協会側が出した反論文に隠された文言があった(しかも何故か、削除ではなく隠されていた)ということがちょっとした話題になっていて、「新小児科医のつぶやき」さんなどでも独自の考察を加えられていて興味深く拝見しました。
しかしこの部分、「繰り返しますが、当協会として、ビタミンK2の使用やワクチン接種を否定することはありません。同様に、ビタミンKのレメディーを使いたいお母さんがたにも、それを止めることはしていません」なんてことを言いつつも、実際に全体を読んでみますとVt.K2ってほんとに有用なのか疑問だよね?という研究を紹介するという形で、彼らの真意がどこにあるのかは明らかですよね。
逆にそうであるからこそさすがにこれはまずい、この状況下でVt.K2不要論を唱えているように受け取られてはますます世論の反発を受けてしまうという配慮をしたということなのかも知れませんが、おそらく文章の最終案に至るまでこういうものが残っていたということ自体が、彼らの内部においてこうした見解がどれほど重要なものであるのかを示す結果となったようにも思います。

加えてこの部分に関して「Not so open-minded that our brains drop out.」さんが詳しく考察をしていて、彼らの主張の根拠となっている引用元の代替医療系ウェブサイト『What Doctors Don't Tell You』は元より、原著論文にわざわざ当たっているという労力には本当に頭が下がりますけれども、その結果非常に興味深いことが判明しています。
驚くことにBMJの元論文を辿ってみれば、これがホメオパシー擁護の根拠だと言う引用元の代替医療系サイトの要約(あるいは捏造)とは全く逆の内容で、「すべての乳児はビタミンKの予防的投与を受けるべき」「頭蓋内出血が乳児自身とその家族、社会全体に及ぼす影響を考慮すれば予防措置は正当化される」として、「現時点では、ビタミンKの非経口予防的投与が唯一の安全な選択肢」と言い切っているものだったのです。
同ブログでは「日本ホメオパシー医学協会の中の人が元論文を読まずに代替医療系ウェブサイト『What Doctors Don't Tell You』の論文を180度曲解した記事を鵜呑みにしてしまったのか、BMJの元論文までチェックした上で敢えてその内容に言及しなかったのかは分からない」と言いますけれども、これはOパーツなどトンデモ系の方々の常套手段である「ソースロンダリングによる捏造」であることは明白ですよね。
彼らにとって基本的な主張のソースにおいてすらここまでの根本的な捏造が平然と行われているわけですから、今後同協会の主張する内容に関しては全てが捏造ソースに基づくものである可能性を念頭において対応する必要があるということでしょう。

そしてもう一つ、少し古い話になりますけれども「SPA!」が「新型インフルはウィルステロだった!」という記事を掲載したことがありまして、この際にインタビューを受けているのが陸上自衛隊小平学校人事教育部長の職にある池田整治一等陸佐です。
そもそも何故こういう畑違いの方が「新型インフルの真相を語る!」なんてインタビューを受けているのかがよく判らないのですが、問題はこの「隊員の健康を守るのが上官の最も大切な仕事と言い「国民の健康は、国防に直結する重要なテーマとして認識」しているというお方が、熱心なホメオパシーの推進論者であるらしいということですよね。
幻影随想」さんがいちいちに事を分けて解説してくださっていますけれども、要するにそのインタビュー内容というのがホメオパシー思想?に基づいて予防接種否定論を展開するというトンデモぶりで、しかもその対策として「自然治癒力を高めるアプローチが最善の策です。(略)体内に入れてしまった毒素などを除去するには、英国王室の信任も厚いホメオパシーが良いでしょう。」と宣伝まで入れているのですから驚きます。
この方に関してはあちらこちらでかねて持論を展開されているようですけれども、自衛官からも「語りたくない人物」「ある意味アンタッチャブルな人」なんて言われてしまう方が自衛官の教育に当たっているというのは、これは自衛隊内でのホメオパシー滲透とも絡めて非常に空恐ろしい話ではないかという気がします。

さて前置きはそれくらいにしまして、先日も「アスパラクラブ」に「ホメオパシー療法、信じる前に疑いを」という妙にまともな…もとい、なかなか教育的な記事を書かれていた朝日新聞の長野剛記者ですが、表の朝日新聞の方にも先日こんな記事を書いているようですね。
前述のアスパラクラブの内容とも関連したもので、これまた「どうした朝日?!」と言いたくなるようなホメオパシー問題の背景事情がよく整理された記事ですけれども、まずは内容を紹介しておきましょう。

問われる真偽 ホメオパシー療法(2010年7月31日朝日新聞)

気が遠くなるほど薄めた「毒」を飲むことで病気を治す、という欧州生まれの代替医療ホメオパシーが「害のない自然な療法」と日本でも女性層を中心に人気が高まりつつある。だが、この療法が公的医療の一角を占める英国は今年、議会委員会がその効果を全面否定、公的医療から外すよう政府に勧告した。日本でも裁判が起こされるなど、その効果を巡ってホメオパシーは批判対象にもなってきている。(長野剛)

◇ 自然派ママの心つかむ ◇

 「本当にいいものだから、みんなに知って欲しいんですよ。(中略)病名のつかない症状やメンタルな問題まで対応できる自然療法なんです」

 女優の沢尻エリカさんはホメオパシーについて、講談社のファッション誌「グラマラス」5月号のインタビューでそう語った。作家の落合恵子さん経営のクレヨンハウスが出す育児誌「クーヨン」も2007年以降、ホメオパシー関連の記事を掲載している。

 クーヨン編集長の吉原美穂さんは「自然な子育てに関心が集まり、化学物質が入った医師の薬に不安を持つ人が多い」と、育児の最中の母親らがひかれる理由を説明する。

 国内の代表的なホメオパシー業界団体のひとつ、日本ホメオパシー医学協会(東京)によると、ホメオパシーは今年だけで20回近く雑誌などで紹介され、利用者は国内に数十万人はいるとみられるという。

 ホメオパシーの原理は200年前、ドイツの医師ハーネマンが確立。彼がマラリア治療薬を飲んでみたら、マラリアと同様の症状が起きた。そこで「病気と同じ症状を起こせる物質なら、病気を治せる」という着想を得た。

 似た症状を起こす物質が、似た病気を治すというので「同種療法」と呼ばれる。一方、西洋医学の場合は逆に、病状を消すための治療を行うので「異種療法」とされる。

 ホメオパシー治療は「レメディ」と呼ばれる丸薬のようなものを飲んで行う。「症状を起こす毒」を、よく振りながら水などで薄め、砂糖粒に染み込ませたものだ。薄める毒は、毒草のトリカブトや昆虫、鉱石など約3千種類

 ホメオパシーでは「薄めるほど効く」ともされる。その薄め方は半端ではない。一般的なレメディでは、10の60乗(1兆を5回掛け合わせた数)分の1に薄める。

 ここまで薄めると毒の物質は、事実上もう入っていないが「薄める時によく振ることで、毒のパターンが水に記憶される」と、協会会長の由井寅子さんは解説する。

 「自己治癒力が病気と闘っている時に現れるのが病気の症状。西洋医学は症状を緩和するが、治癒はさせない」。ホメオパシーで治せる病気は精神病から皮膚病まで多種多様で、がん治療も可能かと聞くと、由井さんは「そうです」と力強く答えた

◇ 効果否定、「被害」訴えも ◇

 しかし、ホメオパシーは本当に効くのか。

 ニセ科学に詳しい大阪大学の菊池誠教授は「分子が1個も残らないほど希釈するのだから、レメディは単なる砂糖粒」とした上で「最大の問題は、現代医学を否定し、患者を病院から遠ざける点にある」と指摘する。

 今年5月、ホメオパシーが効かず「乳児が死亡した」という損害賠償請求訴訟が山口地裁で起こされた。乳児を自宅出産した母親が、助産師を訴えた。訴えによると、乳児が生まれた昨夏、助産師は一般に多く使われているビタミンKを乳児に投与せず、代わりにホメオパシーのレメディを投与。乳児はビタミンK欠乏性出血症と診断され、約2カ月後に死亡したという。

 インターネット上にも「被害」の訴えは多い。

 6月には都内の医師のブログに「悲劇を繰り返さないため何かできないものでしょうか」と訴える書き込みがあった。血液のがんの悪性リンパ腫で友人を失ったという人物の書き込みで、友人はホメオパシーでがんを治そうと通常の治療を拒否。結果、病院に運び込まれた時には、すでに手遅れになっていたという。

 このブログを開設する大塚北口診療所の梅沢充医師は「自分が実際に診た人のなかにも、ホメオパシーに頼った結果、手遅れになったがん患者がいる」と証言する。

 梅沢さんは患者を病院から遠ざける一因に「好転反応」という用語を挙げる。

 好転反応について、ホメオパシー医学協会の由井さんは「症状は有り難い」との持論で説明する。ホメオパシー治療では、病気の症状がかえって激しく出ることがあるが、それは治療で自己治癒力が向上したことの証しの「好転反応」で、有り難いことなのだ、という理論だ。こんな極論を信じた結果、患者は症状が悪化しても「良くなっている」と思いこみ、病院に行くのを拒否する、というのが梅沢さんの指摘だ。

 ホメオパシーの効果については、玉石混交の論文が多数書かれている。05年にスイスのベルン大学のチームが、110件の研究から極めて良質な8件を選び出し、ホメオパシーの効果の有無を総合判定する論文を英医学誌ランセットに報告した。チームは、良質な論文群を包括的に分析した結果、「ホメオパシーはプラセボ(偽薬)効果に過ぎない」と結論づけた。

 偽薬効果とは、薬効が全くない物質でも、本人が「効く」と信じて飲めば効くことがあるという効果のことだ。つまり、ベルン大の結論は「ホメオパシー自体には、治療効果は全くない」ということを意味している。

 さらに今年2月、英国議会下院の委員会は、ベルン大の報告など多くの報告例を調査検討した結果「ホメオパシーには偽薬以上の効果はないので、英国の公的医療の対象から外すべきだ」とする270ページをこす勧告を英政府に提出した。効果がないことについては「再調査の必要すらない」とまで強調している。

 一方、日本の厚生労働省は今年、ホメオパシーを含む代替医療を現在の医療体制に取り込むことを検討するため、鳩山前首相の所信表明演説に基づき作業班を発足させた。

 がんの代替医療の検証を行っている埼玉医科大学の大野智講師は「日本の行政はホメオパシーを含む代替医療について、ずっと当たらず障らずの立場を続けてきた。効かないものは効かないということも、国は責任を持って情報発信すべきだ」と指摘する。

◇ 担当した長野記者より ◇

 この記事の掲載作業が終わった直後の7月26日、英国政府は、ホメオパシー療法への公的補助を続けると発表した。上記記事にあるように英国議会下院の委員会が、「ホメオパシーには偽薬以上の効果はないので、英国の公的医療の対象から外すべきだ」と勧告を出していた。英国政府は「ホメオパシーに医療上の効果がない」ことに関しては全く反論せず、「委員会の結論の多くについては同意する」としている。勧告に従わなかったのは「患者の選択の自由は、妨げられないから」などと説明した。

しかし「西洋医学は症状を緩和するが、治癒はさせない」なんてこの種のトンデモさん達のそろって口にする誤解が、なぜこうまで世に広まっているのか理解出来ないんですけれども、それでは臨床医学の下に膨大な基礎研究というものが存在していて、人間本来の身体の仕組みやら病因や疾患動態を日夜解明しようと多くの人間が汗を流していることを、この連中はどう説明するつもりなんでしょうね?
まあ信者さん達の主張に関しては信仰は事実とは無関係で信じるか信じないかだけの問題ではあるのですが、先日も「被害報告があればどんどん送ってください」なんて呼びかけてしまった長野記者が新たなるターゲットにならずにすむはずがないと思っていましたら、予想通り日本ホメオパシー医学協会からの反論がありました。
これがまた例によって無駄に長いものですのでリンク先をご一読いただきたいのですが、そのほとんどが長野記者の取材態度を非難する内容(それはそれで興味はありますけれどもね)ですのでその部分はなるべくカットさせていただいて、要するに何をもって反論としているのかの部分だけを抜き出してみましょう。

2010年7月31日付 朝日新聞東京本社朝刊Be report取材における朝日新聞東京本社 科学医療グループ長野剛記者の取材方法と報道の公平さに関する問題点について(2010年8月11日日本ホメオパシー医学協会)より抜粋

日本ホメオパシー医学協会(略称JPHMA)は、2010年7月31日付けで掲載された記事(http://www.asahi.com/health/feature/homeopathy.html)は、先入観や偏見なく、事実を公正・公平に報道するという倫理を逸脱した記事であったと判断します。

またこの記事を書いた朝日新聞東京本社 科学医療グループ 長野剛記者の取材方法ならびに報道姿勢については、取材目的を隠蔽し、先入観と長野剛記者の個人的な片寄った信条により、公正でない取材活動と、片寄った情報の報道になっていると判断します。

長野剛記者が書いた記事内容(朝日新聞社内の長野剛記者のブログを含む)と、実際の長野剛記者の取材の過程の両方から、JPHMAが問題と考える点を以下に取り上げて説明していきます。

(略)

8月3日 朝日新聞 医療サイト「アピタル」(長野剛記者)
(3)「私がホメオパシーの記事を書こうと思ったのはかなり昔です。近所のお母さんで、お子さんの食物アレルギーをホメオパシーで治そうとしていた方がいたのです。「アナフィラキシーが起こってもホメオパシーで治すの? 死ぬんじゃないか?」と思いました。
具体的な「被害」の例がつかめず、なかなか書けなかったのですが、「be」の流行紹介のコーナー(be report)で書くという手を思いつき、6月中旬に着手した次第です。ただ、もっと具体的な「被害例」を集め、ホメオパシー治療の実際について、もっと世間に発信したいと思っています。」
https://aspara.asahi.com/blog/kochiraapital/entry/kNKQFuNbTK

上記のコメントからわかるように、朝日新聞 科学医療グループの長野剛記者はホメオパシーに対する偏見と予断をもって、今回の記事を作成するための取材をすすめ、必然的にホメオパシーの効果に否定的な見解をもつ人物への取材とホメオパシーの効果に否定的な情報だけを集め記事にしたことがわかります。こうして本来の公正な視点から報道するという記者が行うべき立場を逸脱した報道姿勢によって、ホメオパシーの歪んだ報道へと繋がってしまったと考えます。

なお、アナフィラキシーショックを起こしたとき、JPHMAではもちろん、救急車を呼び然るべき医療機関に行くことをすすめます。しかし、同時に救急車を待っている間、レメディーをとることをすすめます。なぜなら、ホメオパシーのレメディーには、そのような症状に合うレメディーがあり、実際にそのような状況において多くの命がホメオパシーのレメディーで救われたという事実があるからです。最近山でスズメバチに刺されショック死した人がいましたが、その人もしくは、一緒にいた人が基本的なレメディーをもっており(たとえばミツバチから作られたApis[エイピス]というレメディーが基本的なレメディーとしてあります。またスズメバチから作られたレメディーもあります)、救急車を待っている間にそのレメディーをとることができたら、助かっていた可能性があります

治癒原理を科学的に説明できないという理由だけでホメオパシーを否定するならば、現代医療を受ける機会を逸しさせる責任があるとしたら、ホメオパシー療法を受ける機会を逸しさせた責任も同様にあると考えます。なぜならホメオパシーの有効性を示す文献は過去200年の歴史のなかでやまほど存在し、ホメオパシーの有効性については疑う余地がないからです。

おそらく彼らの教義に染まった多くの信者は一刻を争うアナフィラキシーだろうが「救急車を呼ぶよりも前」にレメディーを使うのだろうと思いますが、レメディーで助かった可能性があるというのであればその使用の有無で救命確率が向上したという「まともな」データくらい出さないことには話にならないでしょうね(恐らく、その逆のデータは幾らでも集まるでしょうが)。
もちろんホメオパシー一派からすれば「全ては各自の自己責任で行っていること」で済ませるつもりでしょうが、何しろ教祖さまが「血液中の異物は、生命力を低下させ、その影響が次の世代に遺伝として受け継がれます。血液がにごる原因として真っ先にあげられるのは、予防接種です」だとか「アトピーを薬で抑圧したことがあったならば、ホメオパシーの疥癬マヤズム治療をしませんと、治ることはない」なんてはっきり公言する団体です。
子供が喘息発作を起こして「苦しい、苦しい。。。助けて。。。」と泣き続けようが、「やはり鬼門は日曜日。。そしてそこから3晩はかかりますね」なんて砂糖玉を舐めさせて放置している虐待親がいるような世界で、こういう団体の信者が医療を受けるということにどういう考え方を持っているのか容易に理解出来るというものですよね。

7月31日 朝日新聞(Be report 長野剛記者)
(6)「05年にスイスのベルン大学のチームが110件の研究から極めて良質な8件を選び出し、ホメオパシーの効果の有無を総合判定する論文を英医学誌ランセットに報告した。チームは、良質な論文群を包括的に分析した結果、「ホメオパシーはプラセボ(偽薬)効果に過ぎない」と結論づけた。偽薬効果とは、薬効が全くない物質でも、本人が「効く」と信じて飲めば効くことがあるという効果のことだ。つまりベルン大の結論は「ホメオパシー自体には、治療効果は全くない」ということを意味している」

科学雑誌「ニューサイエンティスト」誌のコンサルタント、マイケル・ブルックス氏は、医学誌「ランセット」が、「ホメオパシーはプラシーボ以上のものではない」と結論づけたシャン氏の2005年8月27日号の論文は、欠陥論文であり、「ランセット」の学術誌としての価値を貶(おとし)めたとして、以下の本の中で言及しています。

13 THINGS THAT DON'T MAKE SENSE THE MOST INTRIGUING SCIENTIFIC MYSTERIES OF OUR TIME(邦訳題 『まだ科学で解けな13の謎』)」(楡井浩一訳 草思社) この本の中で、ブルックス氏は、ベルン大学のシャン氏とその研究チームがランセットで発表した上記論文については、ホメオパシー共鳴者でないクラウス・リンデとウェイン・ジョナスなど、複数の科学者が欠陥論文であると指摘しています。「ランセット」ともあろうものが、この手の「不備のある」調査結果を掲載したことに愕然としていたことに触れています。第13章(304ページ)以降もこの件について触れられています。 

同書は、まだ科学では解明されていない13のテーマを取り上げて論じていますが、12番目は、プラシーボ効果(ニセ薬でも効くなら、本物の薬はどう評価すべきか?)、13番目に、ホメオパシー・同種療法(明らかに不合理なのになぜ世界じゅうで普及しているのか?)を取り上げ、ホメオパシーについて、賛否両論の立場から論じています。そして、そこには非常に示唆に富む内容が含まれています。

長野剛記者には、事前にランセットの論文に疑問を投げかけた複数のコメントについてお知らせしたにもかかわらず記事に反映されることはなく無視されました。

ちなみに「まだ科学で解けない13の謎」という書籍は、トンデモさんも含めて昨今の世に広まっているアヤシゲな学説を紹介し、それに対する賛否両論を併記しつつ紹介していくというスタイルの書籍ですから、これにホメオパシー肯定の意見が含まれているということは何の意味もなく当然のことです。
さて、まともなソースの引用の仕方も知らないまま(あるいは、意図的に行わないまま?)「世界中でこんな権威がホメオパシーを認めているのだ!」と主張するのはホメオパシー医学協会に限らずこうしたトンデモさん達の常套手段ですけれども、その目的が冒頭に取り上げたようなソースロンダリングによる捏造であることは繰り返しておかなければならないと思いますね。
例えばここで「ホメオパシー共鳴者ではない」科学者として名前が取り上げられているクラウス・リンデなる人物の正体がどんなものかと言えば、ハーブの一種である「セントジョーンズワート」による代替医療を熱心に研究している御仁であり、同じくウェイン・ジョナスと言えばホメオパシーを含む治療バイオエネルギーを研究している人物です。
我々からすると「同類じゃねえか!」と思わず突っ込みたくなりますけれども、彼らの中にも派閥とか流派とか言ったものは当然に存在しているでしょうから、とりあえず「同種のトンデモさん達からは必ずしもホメオパシーは全否定されているわけではない」という程度の意味に捉えておけばよろしいかと思いますけれども、だから何だと言うんでしょうね?

7月31日 朝日新聞(Be report 長野剛記者)
(7)「偽薬効果とは、薬効が全くない物質でも、本人が「効く」と信じて飲めば効くことがあるという効果のことだ。つまりベルン大の結論は「ホメオパシー自体には、治療効果は全くない」ということを意味している」

朝日新聞社の一連の記事において気になることは、ホメオパシーの効果を否定するような論調になっていることです。ホメオパシーの有効性の科学的メカニズムについては確かに現段階においては解明されていないかもしれませんが、ホメオパシー療法の有効性については疑う余地のないものであり、それは赤ん坊、動物においてもその有効性が顕著に見られるという事実からもプラシーボ以上のものであることは疑う余地がなく、「本人が「効く」と信じて飲めば効く」というレベルのものではない、膨大な治癒実績があります。

JPHMAが長野剛記者に提示したホメオパシーの有効性を示す文献は、世界中にある文献のごく一部に過ぎず、きちんとホメオパシーの調査をする意志があるならば、いくらでも見つけることができるものです。公正な報道とは、ホメオパシーの有効性を示す文献をきちんと調査した上で行うべきであると考えます。

今後は、ホメオパシーの有効性に関する科学的根拠がないことと、ホメオパシーの有効性がないことは全く別のことですから、事実として、ホメオパシーが有効であるという記事を書いていただきたいと思います。

これがもうすごいとしか言いようのないと言いますか、彼らのトンデモ主張の中心命題なんだと思いますけれども、「ホメオパシーの有効性に関する科学的根拠がないことと、ホメオパシーの有効性がないことは全く別のこと」だと言う彼らにとって、それではホメオパシーの有効性とはいったい何を以て立証されるのかという問いかけは誰でもしたくなりますよね。
ましてそれが何故「事実として、ホメオパシーが有効である」ということにつながるのかは信者以外の誰にも理解できない彼ら独自のロジックが存在しているのでしょうけれども、とりあえず理解出来ることは彼ら相手に事を分け理を以て行う議論などと言うものは成立しないんだろうなということでしょうか。

さて、こちらが長野剛記者からの質問に答え、42ページにわたる資料を提出しました後、英国政府がホメオパシーのNHS適用継続を決定という新事実が判明したことを以下のように7月28日に長野剛記者に伝えました。

7月28日 メール内容(JPHMA)
朝日新聞 科学医療グループ 長野様
お世話になります。英国NHSでのホメオパシーの保険適用について新しい情報が入りました。英国政府は、国民健康保険におけるホメオパシーへのアクセスを維持する事に決定しました。本件、ホメオパシー国際評議会(ICH)のトップページに以下の文章が掲載されております
http://www.homeopathy-ich.org/

【和訳(JPHMA)】
英国議会下院に提出された、科学技術委員会のホメオパシーに関する報告書に対して、英国政府の正式な対応が発表されました。英国政府は、患者が、十分な説明を受けた上で自分の治療法について選択することができ、家庭医が患者に代わって、複数の療法を選択する権利を持つべきであるという姿勢で回答しています。
英国議会下院科学技術委員会は、3月、ひどく落ち度のある取調べの末、例えば、ロイヤル・ロンドン・ホメオパシック・ホスピタル(王立ロンドンホメオパシー病院)などの外来クリニックで適用されている国民健康保険(NHS)は、今後はホメオパシーには適用すべきではないと推奨しました。
科学技術委員会の報告書では、ホメオパシーの有効性に関して証拠がないため、国民健康保険の適用をすべきでないというものでした。「国会議員によるホメオパシーの適用停止推奨」というような大見出しの下でPRされたその報告は、実は、これがたった一人のホメオパシーに懐疑的な国会議員に煽られて始められ、 10名以下の国会議員によって実行に移され、最終的にはたったの3名(そのうちの2人は調査に参加したかどうかさえ分からない)の議員によって承認される、といった慌ただしい調査の結果でした。その懐疑的な国会議員は、5月の英国国会選挙で既に議席を失っています。
この報告書に対して、政府の回答は、以下のようなものでした。「患者は、十分な説明を受けた上で自分の治療法を選択することができ、医師は、法律によって定められている規制と方針の枠組みの中で、特定の状況において、その患者に最も適切と思われる治療法を施す事ができるべきである。」さらに次のように述べています。「ホメオパシーに対する国民健康保険(NHS)適用を引き続き支持する私たちの立場として、ホメオパシーのような補完治療、代替療法を含む、どのような治療法が、患者にとって適切なのかを判断し、その上で提供するのに、最も相応しい立場にいるのは、ホワイトホール(英国政府)よりも、むしろ、各地のNHSと医師たちである、というものである。」政府の回答文書は、以下のウェブサイトに掲載されています。
http://www.dh.gov.uk/prod_consum_dh/groups/dh_digitalassets/@dh/@en/@ps/documents/digitalasset/dh_117811.pdf 

JPHMA事務局

これに対し、長野剛記者から以下の返信がありました。

7月28日 メール内容(長野剛記者)
(8)「メール、ありがとうございます。大変参考になりました。
でも、英国厚生省の文書も「ホメオパシーに効果がある」ということは示せていませんね。 今後、英国でどのような議論が展開されるのか、大変興味があります。
先日取材させて頂いた要素を盛り込んだ記事はお伝えした通り、31日の弊紙別刷りbeに掲載予定ですが、残念ながら、すでに印刷が始まっており、お伝え頂いた内容は盛り込むことが出来ません。一般紙面と違うため、前もって印刷してしまうのです。
ご承知の通り、貴会認定ホメオパスの助産師さんを相手取った山口の訴訟も始まるなど、国内でもホメオパシーを巡る議論が始まりそうな雰囲気ですし、今後、続報を書く時に是非参考にさせて頂きたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。長野剛 」

こうして、新聞発行日までに、3日もあったにもかかわらず、事実でないことが報道されました。「英国会 ホメオパシーにNO!」という文字の大きく目立つイラストを入れて、また記事のリード中にも、「だが、この療法が公的医療の一角を占める英国は今年、議会委員会がその効果を全面否定、公的医療から外すよう政府に勧告した」と掲載し、英国国会内のホメオパシー懐疑派の一議員(前回の総選挙で議席を失っています)が中心となって行った一委員会の勧告があたかも英国国会全体の決定であるかのように報道となり、英国国会全体が、ホメオパシーを否定したかのような印象を持たせる形で掲載されたことは海外事情の正確な取材不足にも原因があると考えます。

もし、3日前に記者が知ったのであるなら、最新の事実を報道するよう、刷り直したり、訂正文章を本誌や広告を入れたりして正確に報道しようとするのが本来の新聞社の報道姿勢ではないかと思います。このことで、あたかも英国でホメオパシーが公的医療からはずされるような誤解や、英国会が全面否定したような事実と異なるイメージを多くの読者に与えたという事態を招き、はなはだ遺憾です。

加えて、記事掲載前には、朝日新聞長野剛記者からの追加質問に答え、当該の下院勧告に対しては、議員から反対の動議が出されており国会全体の総意でもないことや、英国国会がホメオパシーが最も安全な代替療法と認められた証拠となる資料の提出を求められ、英国貴族院のWebサイトのアドレスに公開されている情報をアドレスつきで送信していますが、それが記事に反映されることはなく、ここにも先入観と予断に基づいた朝日新聞 長野剛記者の報道の姿勢に問題があると考えます。

ホメオパシー推進派とすれば英国王室御用達であり、イギリスでは公的医療にも採用されていますということが何より「イギリス政府も認めている!」という錦の御旗になっているわけですが、これが何の規制もせず放置しておくと地下に潜ってどんなことになるのか判らないからという、現状悪化を防ぐ苦肉の策であることは彼らが決して言及しないところです。
そうであるからこそ法律で決められた診療のルールとして、ホメオパシーを使って良いのは放置しておいても大差ないようなごく軽い症例に限られ(indications are limited to the relief or treatment of minor symptoms or minor conditions.)、深刻な疾患には使ってはいけない(Indications for serious conditions are prohibited.)と言うことになっているわけですね。
実際にホメオパシーを「使ってはいけない」疾患のリストというものがずらずらと列挙されているわけですが、このリストを見てみれば要するに命に関わるような病気というのはほとんど適応外ということになっているわけで、逆に日本のホメオパシーというものがどれほど勘違いしているかということが明らかになってくるようにも思われます。

Bone diseases 骨疾患
Cardiovascular diseases 心血管疾患
Chronic insomnia 慢性的な不眠
Diabetes and other metabolic diseases 糖尿病および他の代謝性疾患
Diseases of the liver, biliary system and pancreas 肝臓、胆管および膵臓疾患
Endocrine diseases 内分泌疾患
Genetic disorders 遺伝性疾患
Joint, rheumatic and collagen diseases 関節、リウマチおよび膠原病
Malignant diseases 悪性腫瘍
Psychiatric conditions 精神疾患
Serious disorders of the eye and ear 目および耳の重篤疾患
Serious gastrointestinal diseases 胃腸の重篤疾患
Serious infectious diseases including HIV-related diseases and tuberculosis HIV関連疾患(エイズ等)および結核を含む重篤な感染症
Serious neurological and muscular diseases including epilepsy てんかんを含む重篤な神経および筋疾患
Serious renal diseases 重篤な腎疾患
Serious respiratory diseases 重篤な呼吸器疾患
Serious skin disorders 重篤な皮膚疾患
Sexually transmitted diseases 性感染症
Treatment and Prevention of malaria マラリア予防

ま、単に風邪を引いたとか言う場合には大抵が寝ていれば治るわけですから、その意味で砂糖玉でも舐めながら家で大人しくしていることは合理的という考え方もありますが、その砂糖玉が原価から考えるととんでもなく高価であったり、心不全なりを見逃していたということになれば大変なことだという話ですよね。
少なくともイギリス流の考え方に従って日本でもホメオパシーを行うのであれば、まずこうした禁忌の対象をしっかり除外診断してから砂糖玉を舐めさせるのが筋であって、その逆ではないだろうということではありませんか?

8月3日 朝日新聞 医療サイト「アピタル」(長野剛記者)
(9)「さて、今回の取材では、ホメオパシー団体からも「効く」とする「学術的」な論文を頂きました。英国のホメオパシー病院で「ホメオパシーを利用した人の7割が健康が良くなった」とするものです。ダブルブラインドの観点からすれば、突っ込みどころ満載でした。」

最初の長野記者の取材時に、たまたま、英国ブリストルのホメオパシー病院の来院者追跡調査のレポートが話題になり、長野剛記者がぜひ詳細を知りたいので送ってほしいということを言われましたので、原文を送りしました。

その時は、長野剛記者からダブルブラインドの調査結果の論文を求められたという事実はありません。あくまでも話の流れの中でたまたま英国ブリストルのホメオパシー病院の来院者追跡調査のレポートが話題になり、その資料を長野剛記者が要求されたのでお送りしたものです。

上述した通り、長野剛記者には、下記リンクにあるように、JPHMAからダブルブラインドテストでホメオパシー有効と判断された複数の論文を含め送付していますがその内容は無視されています。

http://www.JPHMA.org/topics/pdf/evidences03.pdf

※詳細は、JPHMAホームページリンクで紹介しています。
長野剛記者のブログでは、「ダブルブラインドテストを経て「効く」となれば、ホメオパシーは本物です。記事中に紹介したのは、2005年に発表された英医学誌ランセットの論文。ランセットは医学雑誌の中でも最も権威ある論文誌のひとつです。」と発言しています。このランセットの記事の信憑性に関しては上述した通りです。長野剛記者は、権威あるものは、中身をしっかりと検証せずに正しいとし、ホメオパシーの効果に肯定的な成果を見い出した論文はしっかりと検証せずに否定したものと思われます。

科学の世界で複数の対立する見解が並んでいる時、どちらが世間で受け入れられるかと言えばやはり再現性、つまり客観的な検証に耐えられるかという点が最重要ですが、その際に一つの簡単な目安になるのが論文発表の過程においてどの程度まともな審査を受けているかということです。
要するにろくな査読もないような身内だけの雑誌やら、そもそも客観的チェックなど存在しない書籍として幾ら自説を発表したところで誰からも相手にされないという理屈で、その意味で掲載に当たって厳しい審査が必要な一流紙である「ランセット」の反ホメオパシー論文に彼らがこうまでこだわるというのも、ある意味で当然ではあるわけですよね。
さて、それに対する反証として彼らが出してきた根拠とは如何なるものなのかと、「ダブルブラインドテストでホメオパシー有効と判断された論文」なるものの掲載誌を見てみますと、 「the American Homoeopathic ophthalmological, otological, and laryngological society, 1906」だの「Journal of the American institute of homeopathy. 37(1944)」だのと、それ系の雑誌名ばかりがずらずらと…
ネタかよ!と思わず突っ込みそうになりますけれども、逆にこういうトンデモ系な身内の雑誌でしか相手にされなかったものくらいしか反証がないということを、これ以上ない形で示してもいるわけですよね。

ホメオパシー推進派の方々は何かと言うと「200年の歴史があるのだから間違いない!」と古いことに何やらプライドを持っていらっしゃるようですが、傷口が化膿するのは微生物によるものだからと言っている時代に、「いや!500年前の文献に傷が腐るのは悪魔のせいだと書いてある!500年の歴史があるんだから間違いない!」なんて叫んだところで何の意味があるのかという話ですよね。
それでも「喘息にはゴキブリホメオパシー、埃のあるところが好きだから」「悲しいときは青い豆のホメオパシー、なぜならブルーだから」だの、あるいは「プレッシャーには金のホメオパシー、なぜなら土の中で鉛に押されて出来るから」なんてことを言って回っているトンデモ教祖さん達が、社会的に一定の信者を獲得しているというのは危険な兆候だと思います。
最近はさすがに心ある助産師の方々も助産師会の態度はおかしいと考えているようで、ホメオパシー派の役員は解任または辞任が常識だろうと声を上げている方もあるようですが、理事会など上層部には全くそんな動きがないらしいと言ったあたりに問題の根深さを感じさせられますね。

医者の世界などでも決して人ごとではなく、未だ集団とはいかないにせよ一部で精神汚染が進んでいる個人などは散見される状況のようですが、そろそろ単に黙殺するだけでなく医者業界としても何かしらの態度を明確にしていかなければならない時期なのかとも思いますね。
そしてもちろん、今までさんざんあちらこちらでホメオパシーなどトンデモ系を宣伝してきたマスコミにしてもその責任は逃れられないところで、過去の振る舞いに対してどういう総括をしているのかといったあたりを今後の活動で見せていただく必要があるのでしょう。

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コメント

http://suzukan.net/profile.html
民主党 すずきかん
平成19年(43歳) 第21回参議院選挙にて二期目の当選。
平成22年(46歳) 2010年6月9日、菅内閣にて文部科学副大臣に再任。

元職等:
民主党周産期医療再建ワーキングチーム座長
民主党医療制度調査会事務局次長
民主党統合医療推進議員連盟幹事長
がん治療の前進をめざす民主党議員懇談会副会長
http://suzukan.net/manifesto_2_11.html
>2-11 統合医療の推進
>この世界には、私たちが医学と呼んでいる西洋医学以外にも、さまざまな伝統的な治医療が存在しています。その中には、
>漢方やアーユルヴェーダ、ホメオパシーなどのように体系づけられているものも多くあります。そして、これらの治医療
>(代替医療と呼ばれます)はそれぞれが独自の人体の見方を持っているのです。だから、「あなたにとって」体に異常があるなら、
>西洋医学的に異常がない場合でも代替医療の視点で見れば異常が見つかり、それを治せる可能性があるのです。

投稿: 民主党は推進派 | 2010年8月13日 (金) 17時13分

ポッポ夫妻はいかにも好きそうだけど、民主党全体としてはどうなのかしら?
かたや自民党ウグイス嬢もホメオパシー絶賛って人はいるみたいだけど
ttp://red.ap.teacup.com/tomo-tomo/90.html
ttp://red.ap.teacup.com/tomo-tomo/272.html

投稿: 通りすがりのただの人 | 2010年8月13日 (金) 21時13分

代替療法って、何だかんだ言っても結局プラセボ療法ではないですかw
RCTに耐えられる民間療法なんてありませんよ

投稿: 元外科医 | 2010年8月15日 (日) 21時07分

「それを言っちゃあおしめえよby寅さん」ですがね(苦笑)。
ただ、RTCって概念を知っているはずの医者にも、それにどっぷりはまる人間がいるってのが問題の根深さだと思います。

投稿: 管理人nobu | 2010年8月15日 (日) 21時54分

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