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2010年8月12日 (木)

強まるホメオパシー包囲網 というか、朝日どうした(苦笑)

先日紹介しましたホメオパシー批判の記事でも妙にがんばっていた朝日新聞ですが、このところ相次いでこんな記事を出しちゃっているようですね。
朝日どうした?何か悪いものでも食べたのか?と考えるべきなのか、一部の記者だけが暴走しているのかは判りませんけれども、こうなると近い将来また名指しでホメオパシー推進派の反論が出てきそうで、そちらの方にも期待が集まりますよね。

代替療法ホメオパシー利用者、複数死亡例 通常医療拒む(2010年8月11日朝日新聞)

代替療法ホメオパシーを利用している人の中で、病気が悪化して死亡する例が相次いでいる。通常の医療は末期になるまで受けていなかった。東京では5月、国立市の女性(当時43)が、がんで死亡した。埼玉でも昨年5月、男児(同生後6カ月)が死亡した。女性の遺族らは先月、「憂慮する会」を設立し、ホメオパシー療法家らに真相解明を求めて運動を始めた

 5月16日、東京都東大和市内の病院の集中治療室。女性は、悪性リンパ腫が悪化して人工呼吸器を付け、声も出せない状態だった。親交のあった荒瀬牧彦牧師=めぐみ教会(東大和市)=が見舞うと、手話で3回、「ごめんなさい」と訴えた。ホメオパシーに頼り、前日に救急搬送されたばかり。入院から11日後に死亡した。

 荒瀬牧師は「最後の最後になり、自分の誤りに気づいたのかもしれない」と話す。

 両親によると、女性がホメオパシーを始めたのは3年前。離婚直後で精神的に不安定な時に友人に紹介された。昨春から体調を崩し、全身の痛み、強い肌荒れを訴え始めた。荒瀬牧師は何度も病院受診を勧めた。だが女性は「今までのホメオパシーの努力が無駄になる」と拒み続けたという。

 5月には外出も困難に。激しい胸の痛みに母親(69)が救急車を呼ぼうとすると、「西洋医学はダメ」と最後まで拒んだ。気を失いかけたすきに、母親が救急車を要請。搬送先で、初めて悪性リンパ腫と診断された。

 さいたま市では昨年5月、生後6カ月の男児が体重5千グラム前後の低体重のまま死亡した。両親は助産師の勧めでホメオパシーに傾倒。市によると、病院での男児のアトピー性皮膚炎の治療や予防接種も拒否していたという。

 市児童相談所は、病院の受診拒否などを虐待と判断。保健師の指導で男児が4月に入院した際、両親が連れ戻さないよう病院に要請していた。男児は5月2日に死亡した。

ホメオパシーでは、病気の症状が重くなっても、自然治癒力が増した証拠の「好転反応」ととらえる。これが患者を病院から遠ざけているとの指摘がある。

 女性や男児の両親が頼った療法家を認定した日本ホメオパシー医学協会は取材に「現代医療を否定してはいない。(女性が死亡した)案件は調査中」と回答した。(長野剛、岡崎明子)

ちなみに長野記者は同社のネットサービスでこんな記事も出していまして、すでに結構コメントが集まっているところですからそちらもご一読されてみるのもいいかも知れません。
とりわけ一部コメントに見られる完全に染まっちゃってる系の方々は別として、こういうところをのぞきに来ているようなライトユーザーの方々というのはどこのカルトでもそうですけれども、なるほどこういう純朴な無知とも言うべき人間が一番引っかかりやすいんだろうなと納得できそうなコメントが並んでいます。

ホメオパシー療法、信じる前に疑いを(2010年8月4日朝日新聞アスパラクラブ)

東京本社科学医療グループ  長野 剛

「私はホメオパシーを使っています。実際に良さも悪さも実感しています」

そんなお便りを頂きました。7月31日付の朝日新聞土曜別刷り「be」に書いた「問われる真偽 ホメオパシー療法」に対してです。

ホメオパシーとは、欧州生まれの代替医療で、最近、国内でも流行りつつあります。記事は「効かない」ことを示す報告や、効くと信じて使った結果、重大な健康被害を受けた例があるとみられることを報じたものです。

ですが、お便りをくださった方のように「実際に使った。効いた」という意見は、インターネットでもよく見ます

あえて言います。あなたが自身の経験で「効いた」というのは、客観的な根拠には全くなりません。実は、放っておいても治ったかもしれない。ホメオパシー以外で受けている通常治療のおかげかもしれません。

実際に「効く」かどうかを確認するには、検証が必要です。

効果の検証は、医学の世界ではダブルブラインドテスト(二重盲検試験)という手法が、最上の手法とされています。「医学の世界」というと難しげですが、特に難しい理屈ではありません。

テストの原理は、患者さんに本当の薬と偽の薬を使ってもらい、効果を比較するものです。このとき、患者さんが「偽の薬だからどうせ効かない」とか「本当の薬だから効くだろう」と思うと、「病は気から」の原理で効くものも効かず、効かないものも効く、ことが起こりえます。

これを避けるために、患者さんには使う薬が本当の薬か偽薬かは言いません。さらに、お医者さんが「この人は薬を使っているから良くなるはず」と思っていると、実際よりも病気が良くなって見えるかもしれないので、お医者さんも、誰が偽薬を使っているか知らずに、テストを行います。患者さん、お医者さん双方が「本物か偽物か」を知らないので、ダブルブラインドというわけです。

良くできた検証法でしょ?

「私には効いた」というご個人の感想では、絶対的な効果を保証するものではない、ということは分かって頂けたでしょうか。

さて、今回の取材では、ホメオパシー団体からも「効く」とする「学術的」な論文を頂きました。英国のホメオパシー病院で「ホメオパシーを利用した人の7割が健康が良くなった」とするものです。ダブルブラインドの観点からすれば、突っ込みどころ満載でした。

ダブルブラインドテストを経て「効く」となれば、ホメオパシーは本物です。記事中に紹介したのは、2005年に発表された英医学誌ランセットの論文。ランセットは医学雑誌の中でも最も権威ある論文誌のひとつです。「ホメオパシーの効果」に関するテストを紹介した論文を集め、「ダブルブラインドテストがしっかりできているか」などの観点でふるい分けを行います。その上で内容を分析したところ、「ホメオパシーは効いていない」と結論づけました。

この論文では、評価する手法についても検証しています。「こんなに厳密な評価だとすべてが否定されかねないのではないか」という批判を想定したのでしょう。通常の医療で使う薬を調べた時の手法を同様に検証したところ、「薬は効く」と判断。つまり、誰もが認める結果をもたらすことから、この論文の検証手法が正しいことを示しました。

また、このランセット以外にも、多数の研究報告を分析し、「ホメオパシーは効かない」と報告した論文があり、少なくない論文がホメオパシーの効果を否定しています。

記事中に、英国会の委員会が「ホメオパシーには効果がないので、公的医療の対象から外せ」と英政府に勧告をした旨も紹介しました。

実は、beの印刷が始まったあとの7月28日、英政府が議会の勧告に従わなかったことを知りました。すぐに英政府の26日付の回答文を読んだのですが、実は、「効果がない」ことには、全く反論がありませんでした。英政府としても「ホメオパシーの医療効果上の根拠は弱く、あるいは存在しない」という認識で、勧告に従わなかったのは「患者や現場医師らには選択の自由がある」ためとのことでした。

なんだか、納得いかないのですが、ホメオパシーの業界団体によるとホメオパシーは英王室御用達だそうなので、なかなか難しいのでしょう。英議会事務局の担当者によると普通、議会の勧告には60日程度で政府の返答があるようですが、ホメオパシー問題では半年近くかかったのもそんな特殊事情のせいかもしれません。勧告をまとめた英国会の議員さんたちは、かなり思い切った行動だったのでしょう。一種、尊敬を感じます。

くどくどと書いてきましたが、何が言いたいのかというと、大事なお命や健康を守るため、もっと注意深くなって頂きたいのです。

記事で紹介したようにホメオパシーで「治る」と信じたのに治らず、なくなるケースさえもありそうだ、ということです。なので、まず、ホメオパシーを含む代替医療に頼る場合、「信頼できるものかどうか」をしっかり考えて頂きたい、と思うのです。特に重い病気を患っていらっしゃる場合、「効かない」と思えたときにはすでに手遅れ、ということもありえます。

私がホメオパシーの記事を書こうと思ったのはかなり昔です。近所のお母さんで、お子さんの食物アレルギーをホメオパシーで治そうとしていた方がいたのです。「アナフィラキシーが起こってもホメオパシーで治すの? 死ぬんじゃないか?」と思いました。

具体的な「被害」の例がつかめず、なかなか書けなかったのですが、「be」の流行紹介のコーナー(be report)で書くという手を思いつき、6月中旬に着手した次第です。

ただ、もっと具体的な「被害例」を集め、ホメオパシー治療の実際について、もっと世間に発信したいと思っています。「治る」と信じた結果、かえって通常医療を受ける機会を逸してしまったような方は、いらっしゃいませんか? ぜひ、お話をお伺いしたいと思います。お心当たりのある方はぜひ、アピタル編集部(apital&asahi.com)=&を@に変えてください=までご連絡ください。よろしくお願いいたします。

また、記事に対する通常のブログコメントもどうぞ。

しかしネットサービス限定とは言え朝日が被害報告まで集計を始めたというのは、これは本気で全面対決の姿勢を示したと考えたくなるような話ですけれども、本当に朝日にいったい何があったんでしょうね?(苦笑)
育児など特にそうですが、昨今おそらく一番この世代に影響力を持っているのはネットなども介した口コミ情報だとも思われますから、新聞社など名のある媒体が中心核になって否定的なネット世論を盛り上げていくというのは割合効果があるかも知れませんね。
ただテレビや雑誌媒体など各メディアともいろいろと今までのしがらみがありますし、とりわけホメオパシー推進派の助産院などを「カリスマ!」なんて取り上げてきた方々にとっては視聴率や部数を稼がせてもらった恩人を裏切るということにもなりかねませんから、正直対応に苦慮しているというところもあるのかも、ですかね(というより、せめてどうすべきかと迷っていて欲しいものですが)。

ただ改めて考えてみると、例えばホメオパシーを推進する側では一貫して「我々は何も強制していない。全ての選択は本人の自由である」という態度を続けているわけですから、危険性の方面からホメオパシー側の非を鳴らすということはなかなか難しいようにも思いますし、むしろ信仰の境界線上で迷っている人たちを感情的反発から向こう側に押しやり一致団結させるかもという危惧もありそうです。
ホメオパシーの危険性というのは無益であっても有害でもないレメディーなどという砂糖玉にあるのではなく、前述の記事についたコメントに現れているようにその思想(あるいは、洗脳)そのものにあるわけで、そうした思想が広まってきた根本原因の一つとして朝日らメディアが一生懸命普及に励んできた「近代医療=悪」という構図があるとなれば、たまたま名前が表に出た一カルトを叩いて終わるというものでもないはずですよね。
何より子供が適切な医療を受けられなかったという今回の事例においても、虐待をしたとして罪に問われるのは選択枝を提示したホメオパシーの側ではなく、自ら選択した親の側であるということになるわけですから、結局騙す側より騙された側が悪いのかと何やら釈然としない方も多いんじゃないかと思いますが、そのあたりとも関連してちょうどこんな記事が出ていたので紹介しておきましょう。

【赤木智弘の眼光紙背】子供に危害を加えるのは悪意だけではない(2010年7月22日サーチナ)

  赤木智弘の眼光紙背:第142回

  ニュースを探していたら、たまたま同じような事件を目にした。
1つが、助産師が「ビタミンKの代わりの錠剤」というものを子供に投与したが、子供がビタミンK欠乏性出血症で無くなった事件。(*1)もう1つが、親が病気の乳児を病院に連れて行かずに、手かざしで治そうとして死亡させた事件である。(*2)
方や、助産師が勝手な判断で乳児にホメオパシーを実施し死亡させた事件。方や、親が勝手な判断で乳児に手かざし療法を実施し死亡させた事件。ホメオパシーと宗教という、いずれも科学的なエビデンスに基づいているとは言えない治療に関わる問題である。
こうした事件における被害者が「乳児」であることは、決して偶然の一致ではない。ホメオパシーにしても、宗教にしても、こうした「自然治癒力を高める」と謳っている代替医療の多くは、出産に関わる親や子供を、積極的にターゲットにしている。「ホメオパシー」という言葉を検索してみれば、子供に対してホメオパシーを実施している親たちの体験談をいくらでも見つける事ができる。
出産や子育てという、人生における大事において、親が不安であるというのは十分に理解できる。そこに「西洋医学のクスリは副作用もあるし怖いですよ。我々の使っている○○は、子供が本来持つ自然治癒力を高めて、病気のしにくい子供にしてくれますよ」と囁きかける人がいれば、それに乗ってしまう親がいるのも、気持ちとしては分からなくもない。上記のような体験談を書く親も、当然子供のためを思っているのだろう。
ただ、いくらそれが親や子供の周囲の人間によって「良いと思える事」であっても、それが実際に子供に害を与えるのであれば、それはやはり遠ざけなければならないだろう。

  我々は「子供が殺される」というと、真っ先に「不審者」や「変質者」といった「悪意の犯罪者」の問題ばかりを考えがちである。
不審者から子供を守ろうと、ここ十数年で、町には「安全安心」のなのもとに監視カメラが溢れるようになった。私自身は、監視カメラが町に溢れる事によって、子供の安全安心が確保できるとは、まったく考えていないのだが、子供を悪意から守ろうという意欲が旺盛なことは認めよう。
だが、その一方で、今回触れているような「子供に対する善意が、子供を殺す事件」に対しては、ほとんどの人が、その存在すら意識してないのではないか?
当たり前の話であるが、子供に「ビタミンKの代わりの錠剤」を投与した助産師も、子供に手かざしをしていた親も、決して子供を殺そうとしていたわけではない。しかし、現実の結果として、そのどちらの乳児も死亡してしまった。
乳児は、自分自身が成長し、自分の意見が言えるようになるまで、自分の運命を親や周囲の人間に託すしかない。彼らによって乳児の運命は大きく揺り動かされる。
子供に対して「より良く育って欲しい」と思う気持ちは、親はもちろん、周囲の大人たちも同じだろう。しかしそれが、根拠のない思い込みや、親にとって都合のいい成長を望む気持ちで行われるのならば、子供は心身の危機に晒される。
実際こうして、二人の乳児が、親や助産師の信仰告白の道具にされ、殺されてしまったのだ。

善意であれ、悪意であれ、殺された子供にとって、その結末は同じ事である。
悪意のある犯罪に向ける視線と同じぐらい、こうした善意の犯罪についても、目を向けて欲しい。

*1:「ビタミンK与えず乳児死亡」母親が助産師提訴(読売新聞)http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100709-OYS1T00214.htm
*2:乳児遺棄致死、手かざしで治ると信じた両親に執行猶予(読売新聞)http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100717-OYS1T00247.htm(情報提供:眼光紙背)

ホメオパシーに関していえばほとんど唯一にして最大の売りが「レメディーそのものには害がない」ということなんですが(天漢日乗さんの引用、笑わせていただきました)、こういう事件が出てきますとそれ自体は無害な単なる砂糖玉であっても、結局のところ大きな健康被害を呼んでいるのだということが誰の目にも明らかになってくるわけですよね。
それでも信者がそこから抜け出せないというのは、まさに冒頭の記事にもあるように「今までのホメオパシーの努力が無駄になる」という「今までの自分を否定したくない」という人間の自然な感情が存在するからであって、損をすると判っていてもギャンブルから抜け出せないといった事例と共通する、ごく普遍的な人間心理の問題であるとも言えるんじゃないでしょうか。
となれば、信者本人はもう仕方がないのかも知れませんが、せめて周囲にまで不幸が及ばないようにしなければならない、少なくとも何も知らない子供が親の信仰の犠牲になるようなことは避けなければならないということで、そこに緊急で社会的な対策を講じる余地もあるように思いますし、信者も当然に持っているだろう子供への情に訴えかけることも出来るかも知れませんよね。

それにしても子供が犠牲になるという先日のキャッチーな事件の余波ということなのか、探してみれば最近ホメオパシー関連の記事というものが朝日に限らず増えている様子で、しかもそれらが総じて危険性に警鐘を鳴らず否定的なものであるということは、ひと頃の「自然=善」というマスコミお得意の構図からすると何やら興味深い現象だなと感じるところですよね。
先日は毎日新聞においてもこんな記事が掲載されていましたが、こうして代替医療肯定派自身の口からある程度は否定的なことまで語らせて見せるというのは、やはり彼らなりに現状には危機感を抱いているということなのでしょうか?

時代の風:「病は気から」=東京大教授・坂村健(2010年8月1日毎日新聞)

 ◇白黒付けないという知恵

 「代替医療のトリック」という本を最近読んで、結構ショックを受けた

 この本の共著者の一人サイモン・シンは私が最も信頼する科学ライター。一方、腰痛で立てなくなったとき、劇的に効いて翌日大事な講演をキャンセルしないですんだはり治療にも深く感謝している。これは結構ジレンマだ。ちなみにここでいう代替医療とは「主流派の医師の大半が受け入れていない治療法」。「はり」「カイロプラクティック」「ハーブ療法」などだ。

 誤解を受けないために言うと、この本は決して「代替医療」を頭から否定するという本ではない。壊血病に対するレモン療法が実はビタミンC治療だった、というように「代替医療」でもちゃんと後世で「医療」になりうることも認めている。そういう公平な目で、いままでたまった膨大な臨床試験の結果書かれたのがこの本だ。この本の各代替医療に対する評価にはほとんど文句のつけようがない。

 では、私が感激したはりの劇的鎮痛効果はなんだったのだろうか。ここで出てくるのが「プラセボ効果」。プラセボは、ただの水でも薬と信じて飲むと治ることがあるといった心理効果を指す。実は代替医療の真の効果を測定するときに最もやっかいなのが、このプラセボ効果なのだ。

 同じ症状の人を二つの群にわけて、ある治療をした群と、しなかった群で比べると明らかに差がある。では、本当の意味で効果があるかというと、ニセ薬でも同じ効果が出たりする。「何もしない群」「治療をする群」以外に「治療をしたように思わせる群」という三つの患者群で比較する「盲検法」という試験をしてはじめて治療法の本当の力がわかるわけだ。

 その点、はりは刺さるところが見えるし感触もある。「代替治療をしたように思わせる」のは難しい。それを手品のようなニセはりで可能にし、そのデータが集まってきて最近やっとはりのプラセボ効果の判定ができるようになった。で、結局見た目の劇的さから「はりはきわめてプラセボ効果を引き出しやすい」治療法だということらしい。

 ここで出てくるのが「それだけ高い効果があるなら、プラセボでも使えばいいじゃないか」という疑問だろう。ここで本は道徳哲学の話になる。プラセボ効果を治療に使うということは、結局は医師が患者にうそをつき続けること--それは結局は医者の不誠実であり、長い目で見て医療の現場をゆがめる。この本の最終章「真実は重要か?」はそのように、プラセボ効果利用の問題点を指摘する。

 その章の前までは豊富なデータを背景に高い説得力を持っていたこの本に異論がでるとしたらここからだろう。

長い目でみて社会全体のために重要な「真実」をないがしろにする行為でも、目の前にいる信じやすい心を持つ患者の平安のためには許されるのではないか。この話は「がん告知の是非」にもつながる重い問題だ。

 さらに言えば、将来プラセボの働きが解明され、脳に働きかけて「思い込み」と無関係に同じ効果を確実に作り出せる機器が開発されたら--それはもう立派な医療。では「その機器と偽はりはどうちがうのか」という哲学的な疑問も生まれる。

 実はこの本は、多数の興味深い逸話や明晰(めいせき)な科学的姿勢といういつものサイモン・シンらしさだけでなく、道徳とは何か、社会正義とは何かという事を考える本でもあるところが興味深い。ハーバード大学のサンデル教授の道徳哲学の講義がNHKで放映されて好評、というような時代の風にあった本とも言える。

 ところでこの本がメーンで取り上げる代替医療の中では、はりに対する評価は「一部効果あり」ということでむしろ高いほうだ。

 同書によると、はりに比べ盲検法の容易な--まさにタダの水を治療薬として売りつけるホメオパシーなど、まったく治療効果がないと判明しているにもかかわらず、米国では1987年から00年までに、3億ドルから15億ドルと売り上げが拡大している。英国ではロイヤル・ホメオパシー病院が2000万ポンドかけて改装される一方、同じ英国国家医療制度トラストに属する別の部門が同額の赤字を抱えて看護師を解雇している。この本で最終的に代替医療に厳しい批判が並ぶのは、そういう西洋の代替医療事情をバックにしているからかもしれない。シンにしては、この本の「真実は重要か?」の章は、ちょっと感情的--もしくは白黒はっきりさせようとしすぎではないかと思えるからだ。

 日本には「いわしの頭も信心から」「病は気から」という言葉もある。それはプラセボ効果をそれと半分わかった上で白黒付けず、変にハマリもせず利用する良い意味の「いいかげん」さでもある。

 私はこれからもはりに頼るだろう。「はり治療の効果は、気によるものです」という説明も不誠実ではないと思う。「気」が「プラセボ効果」のことなのか、東洋医学の「気の流れ」のことなのか--それの白黒を付けずに流すのが、まさに「東洋の知恵」なのだから。=毎週日曜日に掲載

ま、針治療などというものは物理的な干渉が生理学的効果を生む可能性があるという意味でなかなか興味深い研究の対象だとは思いますけれども、坂村氏も言及しているようにプラセボ効果を回避する方法論が難しいという意味では効果判定なども困難ではあるのでしょうね。
ちなみにその「まったく治療効果がないと判明している」ホメオパシーですけれども、ホメオパシー推進派の方々が「海外ではこんなに広く普及しています!」なんて宣伝材料に使ってきたのは周知の通りですが、彼らが盛んに「NHSもご採用!」と喧伝するイギリスにおいてもNHSの対象から外すべきだと勧告が出たことは全く言及しませんよね。
もともとかの国が効果がないことが判っていながらホメオパシーを保険診療に組み入れていたというのは、公的な縛りを外してしまうと地下に潜ってしまい何をやりだすか判らないという懸念から、監視の意味で最低限の抑制をかけるためであったという話がありますけれども、決してホメオパシーって素晴らしい!という認識から行われていたわけではないことは、BBCのこんな動画を見ても判ります(しかしさすがブリ、容赦ないですな…)。

■英国議会は「NHSでホメオパシーはもう扱わない」と言う(食品安全情報blog)

Science NOW
"End Homeopathy on NHS," Say British MPs
February 22, 2010
http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2010/02/-end-homeopathy-on-nhs-say-briti.html?etoc

英国下院科学技術委員会は本日発表した報告書で、ホメオパシーはただのプラセボであり、NHSで提供されるべきではない、と結論した。1948年からNHSでホメオパシーを扱っている。さらに委員会は医薬品安全性担当機関である MHRAに対し、無作為対照化試験で有効性が示されていないホメオパシー医薬品の薬局での販売承認を中止すべきであると助言した。

この結論は驚くべきことではない。委員会はさらに「ホメオパシーは十分な試験が行われており、ホメオパシーには効果がないというたくさんの根拠がある」と結論してさらなる研究の要請も否定した。

また委員会に根拠を提出した英国ホメオパシー協会British Homeopathic Association (BHA)に対しても、恣意的選択と誤解を招く提示を非難した。

報告書本文
House of Commons
Science and Technology Committee
Evidence Check 2:Homeopathy
Fourth Report of Session 2009?10
http://www.publications.parliament.uk/pa/cm200910/cmselect/cmsctech/45/45.pdf

かなり明確に否定している

ホメオパシーについてはもう調査や研究すら必要ない、と完全否定。
Sense about science
Publication of Sci&Tech Select Committee’s report on Evidence Check:Homeopathy
http://www.senseaboutscience.org.uk/index.php/site/other/457

英国メディアは一斉に報道

一方日本では厚生労働大臣が
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1265989441

かくしてようやくその危険性・無益性が公に認識されフルボッコ状態になりつつあるホメオパシーという構図ですが、先日朝日新聞の記事に対して日本ホメオパシー医学協会が反論文を掲載したのはすでにご紹介した通りで、しかもわざわざ「その1」と銘打っているからには続編があるのかと期待が高まりますよね。
そのホメオパシー医学協会の反論文中で「医者でなくとも治療はやっていい」なんて公言してしまったことからあちこちでまた叩かれていますけれども、中でもJ-CASTニュースの批判記事に対しておかんむりのようで、またしても反論文を掲載しています。

J-CASTが配信した「朝日新聞VSホメオパシー協会 治療に医師免許必要なのか巡り」のインターネット記事について(2010年8月11日日本ホメオパシー医学協会)

8月10日11時12分配信 J-CASTニュースに掲載され、Yahooニュース、エキサイトニュース、MSNニュース、ライブドアニュースなどに転載されている上記記事の中の(1)~(5)の記事内容について、日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)からコメントします。
(略)

(1)J-CAST掲載記事より
「しかし、朝日新聞社の広報部に取材すると、コメントは明確だった。「当該記事は確かな取材に基づいて掲載したものです」というのだ。」

マスコミとして、表現の自由が尊重されるのは当然ですが、確かな取材に基づいたかどうかは、取材の経過も含めて、朝日新聞社の定める「行動基準」にも照らし、偏見なく、公正・公平な報道がなされたかという点を吟味し、検討する必要があります。この点については、日本ホメオパシー医学協会のホームページにて、今後、詳しく説明していきます。

(2)J-CAST掲載記事より
「医師免許がなくても治療できるというのは、本当のことなのか。」

これだけを読むと、当協会が、医師免許がなくても誰でも治療できると主張しているかのように述べていると誤解されるおそれがありますので、説明します。

当協会ホームページに以下のように書きました。

「治療法は現代医学の治療法以外にもたくさんあり、それぞれの治療法を習得したプロフェッショナルであれば、その知識と技能を用いることを生業としてよいわけです。」

つまり無条件に医師でなくても誰でも治療できるということではなく、ある治療法を専門に学びその知識と技術を習得し、それが権威ある認定機関によって試験され合格し、職業保険を有する職業団体に加入することをもってプロフェッショナルな職業人とし、その治療法を職業としてよいということを述べているものです。もちろん職業としてよいかどうかは、その治療法が実績あるものであるかどうか、安全性の程度もかかわってくると考えます。そういう観点から、「ホメオパシーは200年前から世界的に膨大な治療実績がある治療法であり、日本ホメオパシー医学協会が認定するホメオパスは、プロの基準を満たしているので、ホメオパシー治療を職業とするのに何の問題ない」というコメントをしたわけです。 安全性に関しては、過去に英国国会が代替療法の中でホメオパシーは最も安全な療法であると結論付けたことがあるからも問題がないと考えます。

(3)J-CAST掲載記事より
厚労省の医事課によると、医師法では、医学的な判断や技術をもってするのでなければ、患者の人体に危害を及ぼすかその恐れのある行為は、医師しかできない。これには、現代医学であるかどうかの線引きはないという。そして、「治療とは、一般的に医師の判断が必要なものを言います。」とする。ただ、医師しかできないかどうかは、治療の内容によるという。個別具体的に見ていくしかないというのだ。

厚労省が実際に何と説明したのかはわかりませんが、上記だけを読むと、「治療とは一般的に医師の判断が必要なものをいうが、治療の内容によっては必ずしも医師しかできないということはなく、つまり医師以外でも治療することができるが、一般論化できるものではなく、個別に具体的に見ていく必要がある。」と判断できます。
上記については正しいと考えます。

(4)J-CAST掲載記事より
「医学的な判断や技術をもってするのでなければ、患者の人体に危害を及ぼすかその恐れのある行為は、医師しかできない。」

上記に関しては、現代医療の知識が必要な医学的診断や現代医療を用いた治療行為などのことを指していると考えます。たとえば、聴診器をあてる、薬を処方する、手術をする、検査をするなどです。そうであれば全くその通りであり、当協会会員はそういうことは全くしておりません
当協会は現代医療や薬は疑う余地もなく重要なものであり、医師、薬剤師等の職業の重要性、専門性を十分認識し尊重しています。

(5)J-CAST掲載記事より
「これには、現代医学であるかどうかの線引きはない」

上記に関しては、法律上は明確に線引きしていないというのはその通りと思いますが、常識的に考えて、他の治療法を十分に習得していない、あるいは全く習得していない医師が、医師であるという理由だけでその治療法を自由に使う権利があるということにはならないと考えます。

いわゆる代替療法については、食事・栄養療法、音楽療法、ヨガや気功、整体などを含め、その安全性が確認され、十分な治癒実績があれば、その療法を業として為してよい可能性があると考え、また、それを職業とすることは、憲法の職業選択の自由の当然の要請であると考えます。

またその療法を受けるかどうかは、国民が選択する自由を有するものであり、安全性を確保しながら、国民の選択の自由の幅を尊重することが、全体としての医療の発展及び公衆の利益に合致するものと考えます。そして、現代医学を行う医師と代替療法の専門家が手に手をとって協力して、ぞれぞれの専門性を生かし、国民の健康に貢献していくことが大切であると考えます。

ここでも「国民の選択の自由の幅を尊重」と、あくまで騙される人間が悪いのだという姿勢は崩すつもりはないようですけれども、やはり「最も安全な治療法であると結論づけた”ことがある”」などと微妙な文言を並べてくるのを見ても、長年の歴史(笑)があるだけにこうした批判に対する反論は手慣れているなという印象は受けるところです。
最終的に同協会の主観がどうあれ厚労省がどう判断するかといったあたりを待たなければならないのでしょうが、実のところこのあたりの代替医療に関して言えば各方面で利権が絡みすぎて迂闊に手を出せないような状況でもありますから、同省としても軽々に口出しをするのも憚られる状況なのではないかとは推察しますね。
ただ社会的に考えますと今まで一生懸命「自然な○○!」式の宣伝に荷担してきたマスコミがそろって手のひらを返すようですと、既存の熱心な信者はまだしも新規入信の激減という形で経営的にも大きな影響はありそうですから、当面働きかけるとすればそのあたりからというのも手ではあるのでしょう。

加えて非常に面白いのは、ホメオパシー信者内部でも路線の対立と言うのでしょうか、「今回の事件は日本ホメオパシー医学協会一派だからこそ起きたことだ!あんなものは本当のホメオパシーじゃない!」なんて主張する人々も存在していることです。
およそこの手のカルト団体が解体に至るための方法の一つとして、内部対立から分裂した各集団が相互に争い自壊する状況に追い込むというのは歴史的にも数多くの成功例があるわけですが、こうした方達は逆に外部からの強圧に対しては小異を捨てて一致団結してしまう側面がありますから、単に力押しで攻撃するのではなく一工夫していかなければならないということなのでしょうね。
何にしろこうしている間にも新たな犠牲者が日々生まれているのだと考えてみると、冷静かつ慎重な議論を経て早急な社会的対応策を検討していく必要があるのでしょうし、政府や厚労省としてもこの問題に何かしらの動きを見せないではいられないはずですが、仮に今も宇宙人総理が在職中であればこの状況にどんなコメントを残していたか…なんて後ろ向きの興味も募ってくるのはどうしたものなんでしょうね(苦笑)。

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コメント

アサヒの中の人はCPUはいいんだよねえ、もともとは。
変なソフトさえ入れなきゃいいんだけどねえ。

投稿: deresuke | 2010年8月12日 (木) 10時16分

朝日新聞は確かに歴史や政治関係では…ですが、科学方面だと
時々まともな記事を出してきます。
反面、週刊文春や読売、産経が医療方面では迷走を繰り返していますし、
(読売に至っては記者自らがモンスターペイシェントと化しましたし)
こと医療系記事に関しては個別の記者の質に頼っているところが大きいと思います。

子供だけではなくペットも問題ですね。
由井寅子率いるJPHMA系列やその信者のサイトを見ると
狂犬病予防注射を否定したりしていますし、人畜共通感染症が放置される危険も大きいと思います。
(これもまた人間同様に獣医の信者が少なからずいます)

投稿: m | 2010年8月12日 (木) 17時55分

産経の医療記事はあれはネタとして秀逸だからいいんですよ
ブログとかやってるとああいう記事どんどん出してくれる新聞は珍重しなければって思えてくるもんです(^^)

投稿: 通りすがりのただの人 | 2010年8月12日 (木) 20時51分

ホメオパシー的パーティー
ttp://voise.ti-da.net/e2413474.html
とっても素敵なことがありました ホメオパシー的にねハート
そろそろ公のブログでもこういう内容をUPしなければならないときが来たんだなぁ~
と感慨にふけっておりますおすまし

その内容とは・・・?
はいニコニコ

最近子供達の間で水疱瘡が流行ってきましたね~おすまし
先日私もホメオパシー勉強会Cさんから相談のお電話をいただきました
「子供が水疱瘡になっちゃんたんです・・・ぐすん」と
私はすかさず「やったね~!良かったね~!」なんて大はしゃぎ!

・・・そうなんです
水疱瘡や子供のかかる病気『耳下腺炎(おたふく)・はしか・風疹・・・』は
その病気にかかりきることで「子供の体内にある老廃物」
「親から受け継いだもの」と言った様々な老廃物を手軽に排泄させるために起こる
とても大切で必要な病気なのです

そう、ちゃ~んとかかった方が体のためにものすごくいいことなんです
(ホメオパシーを知らない方にはちょっとびっくりな話かもしれません)
またホメオパシーにはそんな子供のかかる病気に対する対応が可能なのです

水疱瘡を希釈浸透して作られた水疱瘡そのものにいいVaric.(バリセラ)
水疱瘡の子分である帯状疱疹から作られたHerp-z.(ヘーペス・ゾースター)
熱や痒みがひどくなってきたらRhus-t.(ラストックス)
発疹とともに咳があるときにAnt-t.(アンチモター)・Ant-c.(アンチモンクルーダム)
発疹そのものにCクリーム・Rクリームで対応していきます

電話されてきた方はそのことを勉強会で学び知っていたので
やっぱりそうなんだ~ニコニコと電話を切る頃にはガハハと笑っていました
なのでCさんにはお子さんを連れて気軽に勉強会へ来てもいいんですよおすましと伝えていました

そしてそして・・・
昨日のホメオパシー勉強会を迎えました
ちょうど水疱瘡の話をしているときにCさん登場!!
きれいに水疱瘡にかかった子供も一緒にね!
(私には水疱瘡がきれいに咲いた花のように見えるんですサクラ)

すると先週からホメオパシー勉強会に参加されているお母さんがこう言ってくれたんです
「私の子供にも水疱瘡ちょうだ~い!」
わ~いニコニコ水疱瘡パーティーの始まりで~す!

ホメオパシーの勉強をしていると自分自身・子供自身の力を信じることを学ばされます
自然な形で 自然免疫を獲得すること
本当に大切なことなんです
いつまでもいつまでも、そんな母の助けになりたいと思う一日なのでした

そして来週の金曜日の勉強会は
「急な病気とホメオパシー」「子供のかかる病気とホメオパシー」になっているんですびっくり!
タイミングですね~サクラ

興味のある方はぜひぜひ参加されてください

投稿: これってバイオテロ…? | 2010年8月12日 (木) 21時24分

由井寅子なる人物とはそもそも何者か?

389 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2010/08/11(水) 12:56:20 ID:4zbCvHpU0 [1/2]
ホメオパシーって何?って人はこれを読んでみるといい
日本のホメオパシーの第一人者が大真面目に語った説明

http://www.homoeopathy-books.co.jp/introduction/hadonosekai_3.html

まさにガイキチ


485 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2010/08/11(水) 14:47:56 ID:Q3BMs0Ts0
ピーター・バラカン Tokyo Midtown presents The Lifestyle MUSEUM__vol.118
http://www.tfm.co.jp/podcasts/museum/

2010年07月12日
今回はゲストは、ホメオパシー統合医療専門校 カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー学長であり、
日本のホメオパシーの第一人者・由井寅子さんです。
最近よく聞く言葉「ホメオパシー」とはどういったものなのか、解説していただこうと思います。

MP3 download :
http://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/museum/museum_vol118.mp3

490 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2010/08/11(水) 14:53:01 ID:zgSLEcwo0 [23/30]
> 2010年07月12日の「The Lifestyle MUSEUM vol.118」で、
> カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー学長の由井寅子氏にインタビューしている。
> このインタビューの中で、バラカン氏がホメオパシーのレメディについて
> 『どれも同じように見えるのでね、万が一ね、間違って、違うものを飲んだら、どうなるの?と言ったら?』(19分10秒あたりから)
> と聞いている。これに対して由井氏は『そうですね、砂糖玉だけですので、なにもなりません』と答えている。
> アナウンサーによると、レメディとは「あくまでも砂糖玉で食品」だそうな。

ワロタ
まあ対外的にはそう言っとかないと薬事法違反でしょっぴかれるからな。
でも信者には効果があるとか言いまくってるんだよねー
卑怯な連中だぜ


494 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2010/08/11(水) 15:06:32 ID:arhcySJh0 [13/21]
実は学校法人でもなんでもないカレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー
唯一の拠り所は「日本ホメオパシー財団認定校」
ttp://www.homoeopathy.ac/

URLも一見、教育機関を誤解させる.ac (.ac.jpではない)
ちなみに.acはイギリス領アセンション島。ネタ満載で笑えるw

547 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2010/08/11(水) 18:26:51 ID:3SI6qwuj0 [2/12]
>>532
寅子にしろ大葉ナナコにしろ、ド素人が思いつきで言うエセ医学エセ育児論に
プロの助産師や医師、はては自治体の役人までコロっと騙されるんだぜ
たっかい金払ってこいつらの主催団体が勝手に出してる
民間資格取るためにスクールやセミナー受けてくれるわけだからさあ
美味しくてやめられまへんな!

由井寅子が主催するホメオパシースクール
4年コース
【入学時期】 毎年4月(2010年5月開講)
【修学期間】 年間
【年間授業日数】 ・月2回、土日の週末(年間約45日程度)の通学授業
・通学授業に加え、eラーニングによる自宅学習(年間延べ約10日程度)
【授業時間】 9:30~17:10(予定)
【受講場所】 札幌校・東京校・名古屋校・京都校・大阪校・福岡校・沖縄校(同時中継)
※留意事項
【入学金】 初年度のみ 150,000円(税込)
【年間授業料】 一括払い 900,000円(税込)
2回払い  前期:500,000円(税込)/後期:450,000円(税込)
※授業料には主催海外講師講義の必修授業の授業料、JPHMAコングレスの参加費用、英国スクーリング時の授業料が含まれます。
http://www.homoeopathy.ac/03courses/part-time_jp_uk.php
たった45日の授業で1年100万も取るのかよ!

694 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2010/08/11(水) 21:46:21 ID:arhcySJh0 [20/21]
上でも出ているけれど

1. 日本ホメオパシー医学協会(JPHMA) (会長 由井寅子)
2. ホメオパシージャパン(株)本社 (設立 由井寅子)
3. 日本ホメオパシーグループ (総裁 由井寅子)
4. College of Holistic Homoeopathy (学長 由井寅子)←学校法人ではない
ちなみに、1,2,3,4は全て同住所。
2,3,4は1から認定を受けたと謳っている。

肩書きによるとTorako Yui Ph. D. Hom / Hon. Dr. Hom(Ph.D.ホメオパシー/ホメオパシー名誉博士)
それぞれInternational Medical Univ. of Natural Edu./Pioneer Univ.から受けた事に、
でもって、これらは身内で回しているだけ
( ttp://degreemill.exblog.jp/11615962/ )

カルトもどきか詐欺を疑うなって方が無理なぐらいなんだけど、これだけ根深く汚染されちゃう助産師会って…


728 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2010/08/11(水) 23:12:58 ID:3SI6qwuj0 [11/12]
由井寅子bot
http://twitter.com/yui_torako_bot

733 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2010/08/11(水) 23:16:33 ID:3SI6qwuj0 [12/12]
>>728のbotの珍発言の中でも強烈なのをピックアップ

私の経験から言えることは、亜鉛華軟膏やステロイド軟膏などを母や父がとったり、
自分がとったりしていると、性器が小さくなる傾向があるということです。ちなみに、これらの軟膏を塗ると皮膚が縮み硬くなるのはアトピーの人でみられる傾向です。
8:11 AM Aug 10th APIから
癌傾向が強くなるとおしりの蒙古斑ではなく、カフェオレ斑が体に出やすくなります。
癌傾向とは老廃物・異物が多く溜まっている傾向ともいえます。血液中の異物は、
生命力を低下させ、その影響が次の世代に遺伝として受け継がれます。血液がにごる原因として真っ先にあげられるのは、予防接種です。
8:12 AM Aug 8th APIから
永久歯は体内に十分に栄養があり、体が病気にかかりきり学習したことによって
免疫ができることによって生えてきます。永久歯の根もないという人は梅毒マヤズムと関係します。
10:40 PM Jul 27th APIから
私の娘は長い間3年間も頭に脂漏を付けたままにおきました。
こうすると皮膚の力は大変強くなるようです。しかしアトピーを薬で
抑圧したことがあったならば、ホメオパシーの疥癬マヤズム治療をしませんと、どんなに風呂に入らずにいたとしても、治ることはないでしょう。
10:41 PM Jul 24th APIから

投稿: | 2010年8月13日 (金) 08時00分

児童相談所ってマジウザイ!ある事、無い事言うし!はっきり言って税金泥棒に近いと思う!虐待の事をする前に自分達のボロイ建物を直すべきだと思う!

投稿: 愛 | 2010年8月16日 (月) 08時39分

税金泥棒と言われないようもっと厳しく虐待親と戦ってもらいたい

投稿: | 2010年8月16日 (月) 16時03分

朝日の記事に取り上げられた国立市の女性の件について、ご遺族や友人たちで「憂慮する会」を立ち上げ、ホメオパシー医学協会と当該ホメオパスに対して申し入れをしていました。
いったい何が起こったのか、皆さんに知っていただくため、その概略をネット上にアップしました。お読みください。

投稿: 憂慮する会事務局 | 2010年8月18日 (水) 01時28分

わざわざご連絡ありがとうございます。
要望書を拝見しましたが、特にこのあたりは興味深い発言かなとも感じました。

http://www012.upp.so-net.ne.jp/mackboxy/Health/summary.pdf
(3)
さらに恐ろしいことは、竹沢氏が結局最後まで、Aさんの病状について何も知り得なかったことであ
る。死後、荒瀬が竹沢氏に面会した際、最初に「彼女は何の病気によって亡くなられたと認識しておら
れますか」と尋ねたところ、「悪性腫瘍でしょうね」と答えるのみであった。どこの腫瘍であるかを問
うと、「私は医師ではないので医学的所見は述べられない。検査をできるわけではないので、体の中で
起きていることはわからない。私はただ、患者さんの望んだテルミーとホメオパシーの治療をしてさし
あげるものなのだ」と開き直ったような返事であった。3月の時点でも、Aさんに会った多くの人が、
体力の著しい低下、息切れ、黄疸、むくみに気づいて心配していた。素人でもわかることを、最も近く
で見ており、最も詳細に報告を受けていた竹沢氏がわからなかった。それでは諸症状はなぜ起こると考
えていたのかと荒瀬が尋ねると、竹沢氏は「治療師的な直感として、好転反応であると見ていた」と回
答している。

今後の直接交渉がどういう結果を生むのか拝見させていただきます。

投稿: 管理人nobu | 2010年8月18日 (水) 09時23分

ぐり研って、勧誘のお誘いがあれば入れてもらえそうな、私のハンドルネームでした。
ホメオパシーって性質が悪いですよね。
アグネスチャンのキノコ商売も胡散臭いですけど。
私は、この手のエセ科学に関して言うと、常温下級融合の方がものすごく上等だと思うのです。(URLは自分の投稿)
それに、ホメオパシーなんか信じるより、整体運動の方が全然まっとうだと思う。
自分も道場行って拝見させてもらったけど、ゴリ押しが無くてよかったです。
なんかまとまりがなくなりましたけど、タイに住んでいると脳みそがただれて来るぐりりんでした。

投稿: ぐりぐりももんが | 2010年9月20日 (月) 11時19分

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