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2010年8月 7日 (土)

今週も斜め上の話題がてんこ盛りです

暑さで熱中症が全国的に頻発しているようで、さすがにそろそろこたえたという人も多い今日この頃なのでしょうが、世の中すかっと気分良くなるような話題というのはなかなかないようで、とりわけかの業界が絡むネタとなりますと何故こうまで首をひねるような話ばかりが続くんでしょうね?
先日毎日新聞の社説にこういうものが掲載されていまして、さすがに経験者の言葉には重みがあると捉えるべきなのか、お前が言うなと突っ込みを入れておくべきところなのか、迷う人も多かったのではないでしょうか。

社説:クラスター爆弾 禁止条約発効で弾みを(2010年8月4日毎日新聞)

 1発の爆弾から多数の子爆弾が飛び散り、不発弾だと地雷のように長期にわたって子供を含む市民を殺傷し続ける。そんなクラスター爆弾の使用や生産、保有などを禁じる条約(オスロ条約)が発効した。

 06年の第2次レバノン戦争でイスラエル軍が大量使用して批判が強まった後に、ノルウェーなどの有志国と非政府組織(NGO)が始めたクラスター爆弾禁止への取り組みが、とうとう確かな実を結んだ。

 しかし、これはゴールでなく、新たなスタートである。

 これまでに107カ国が禁止条約に署名したが、批准したのは38カ国に過ぎない。問題の焦点と言える米国、ロシア、中国、イスラエルといった諸国は、条約に加わる気配さえない。まずは署名、批准を呼びかけ、締約国を増やす努力を、粘り強く続ける必要がある。条約の発効で弾みがつくことを期待したい。

 NGOによれば、クラスター爆弾は34カ国が生産し、85カ国が数十億発を保有している。

 条約発効から180日以内に、締約国は保有するクラスター爆弾の総数を国連に報告し、原則として8年以内に廃棄する義務がある。

 条約作りの旗振り役となったノルウェーは、既にこの爆弾をすべて破壊した。英国やドイツは保有数、廃棄数、今後の廃棄スケジュールを公表している。

 一方、日本はこれらのデータが未公開だ。もっと透明性を高めて早期廃棄を進めるべきではないか。

 条約の義務を前倒しで果たそうとする諸国の目的は、廃棄の加速化で締約国の増加を図るとともに、参加していない大国などがクラスター爆弾を使いにくい状況を作ることだ。

 99年に発効した対人地雷禁止条約の場合、米国は署名していないものの新たな対人地雷の使用を控えてきた。こういう効果を狙っている。

 また、英国は国内に貯蔵されている米軍のクラスター爆弾を撤去することで米国と合意した。日本も、国内の米軍基地にクラスター爆弾があるなら撤去を申し入れ、さらに条約参加を促すのが筋だろう。

 一方、条約には被害者支援の条項が盛り込まれた。日本は既にこの分野に取り組み、地雷や不発弾の処理でも国際貢献の実績がある。岡田克也外相は条約発効の歓迎談話で、今後も「積極的な役割」を果たすと表明した。ぜひそうあってほしい。

 11月にはラオスで第1回締約国会議が開かれる。ベトナム戦争の際、ラオスやカンボジアも米軍に猛爆撃され、クラスター不発弾の被害が今も続く。この典型的な犠牲の地から新たな結実への大きな一歩が始まるよう、日本は支援すべきである。

ま、元から絶たなきゃダメという言葉もあるくらいですから、日本政府としても国民としても何をどう支援していくのが世界に貢献する道であるのか、よくよく考えておかなければならないでしょうね。
このように平素から愉快すぎる記事を世に提供していることでは定評のある毎日新聞ですけれども、先日はまた何とも言いようのないこんなネタ…もとい、記事を書いてきてくれましたので紹介しておきましょう。

<学力テスト>「新聞記事」と「コラム」、半数が区別できず(2010年7月30日毎日新聞)

 12年度から完全実施される中学校の新学習指導要領に「新聞活用」が明記されたことを踏まえ、今回、中学の国語B(活用)に新聞記事を読ませて読解力をみる問題が初めて出題された。太宰治の生誕100年にまつわるニュース記事と、読書に関するコラムを掲載した架空の新聞を読んだ上で、設問に答えるという内容。

 二つの記事の書き方の違いを選ばせたところ、「記事は事実を中心に客観的に書いているが、コラムは事実だけではなく書き手の意見や感想も交えて書いている」という正答を選んだのは50.2%にとどまった。客観的な文章と主観的な文章の区別がつかずに戸惑う生徒が多くいたとみられ、文科省は「さまざまな文章に触れさせる必要がある」と指摘している。【井上俊樹】

いや「記事は事実を中心に客観的に書いている」って、それネタかという突っ込みは当然予想されるところですけれども、一応出題者としては現実世界にはあり得ないような架空的な新聞なるものを設定した上で、社会常識にとらわれない深い出題意図への洞察を問うといった狙いがあったということなんでしょうかね?
言ってみれば西から昇ったお日様が東に沈むような物語世界において西日が差すといった描写がある、これを見て勝手に時刻は夕方なんだなと思い込んでいたら 実は朝の話だったと言う引っかけにやられたようなものですけれども、この場合設問の文章に対する読解力が足りないと中学生を責めるだけでよいのかという疑 問は誰しも抱くところではないでしょうか。
正答率半分ということは問題が難解すぎるか 問いの立て方自体が間違ってるかのいずれの可能性もあるかなと解釈出来そうですけれども、やはり実生活で毎日新聞のような素晴らしいネタソースに親しんで風の息づかいなどを感じている人間ほど、こういう非現実的な設問についつい現実を反映した答えを選んで失敗するということなんでしょう。

先日はTBSの「サンデーモーニング」において江川紹子氏と張本勲氏との間にトラブルがあり、これを契機にしてTBS側から江川氏が降板を求められているといったネタを紹介しましたけれども、いよいよそれが本決まりになったということです。

江川紹子氏「サンデーモーニング」降板(2010年8月2日デイリースポーツ)

 ジャーナリストの江川紹子氏(51)が1日、自身のツイッターでTBS系情報番組「サンデーモーニング」(日曜、前8・00)で野球解説者・張本勲氏(70)とあつれきが生じた騒動についてコメントし、不定期出演していた同番組を“降板”したことを明かした
 閲覧者からの「まだ復帰しないんですか?」という質問に、「張本さんがお出になっている間、私の復帰はない、とのことです。数日前、正式に通告がありました」と回答。番組関係者は、デイリースポーツの取材に「江川さんとは年間契約などをしているわけではない。コメンテーターとしての出演をお願いしないということです」と説明した。
 江川氏は5月23日に出演した際、張本氏の意見に反論。それが張本氏の怒りを買い、6月20日の出演をキャンセルされたことをツイッターで打ち明けていた。

江川紹子氏「サンデーモーニング」を“正式に降板”とTwitterで明かす(2010年8月2日RBB TODAY)

 TBS系情報番組「サンデーモーニング」内で野球評論家の張本勲氏と対立、番組を無期限休養していたジャーナリストの江川紹子氏が同騒動についてTwitterで発言。番組を“正式に”降板したことがわかった。

 Twitterで正式降板に触れた部分は、8月1日午前8時23分に書き込まれたもので、「張本さんがお出になっている間、私の復帰はない、とのことです。数日前、正式に通告がありました」というもの。番組を観ていたフォロワーからの「今日から8月ですが、まだ復帰しないんですか?」との問いに答えた。

 同氏は6月18日にTwitterで同番組の出演に関して書き込んでおり、「出演予定だった6月20日のサンデーモーニングにできなくなりました。5月 23日の放送での私の言動について、張本勲氏が立腹し、江川を番組に出さないようTBS側に求めたためです。TBSは、張本氏の主張を受け入れ、私を出さない、と決めました。7月も同様の理由で出演できません」としていた。

今回の一県はご本人のTwitterでの発言がなければ何ら表に出ずに終わっていた話だったのでしょうが、今の時代隠れて何をどうやったところであっという間に世間に広まってしまうというのはつくづく怖いものだなと思いますね。
TBS側とすれば張本氏と江川氏を比較検討した結果張本氏を取ったということなのでしょうが、こうしてTBSの情も理も感じられない仕打ちが公になってしまうと、何より金看板として温存したはずの張本氏すら無傷ではいられないということに気がつかなかったのでしょうか?
世間の判断は視聴率ではっきりしてくるんじゃないかと思いますけれども、何にしろこういう会社だと改めて世間に宣伝して回る形になったことが同社の今後にどんな影響を与えるのか、それとも「やはりTBSか」で終わってしまうのかも注目というところでしょう。

さて、最近密かに世間で注目を集めているらしいのが日本テレビなんだそうですが、まずはこちらの記事から紹介してみましょう。

日テレにトラブルが続く理由は?(2010年08月03日リアルライブ)

 日本テレビがトラブル続きだ。先週は山本真純アナが仙台市内の高級マンションから転落して死亡。今年2月に第一子出産後、産後うつを患った末の自殺とみられている。

 1日には、埼玉県秩父市の山中で、防災ヘリコプター墜落現場の取材に向かい遭難した同局の記者北優路さんとカメラマン川上順さんが死亡しているのが見つかった。埼玉県警は2日に司法解剖を行い、2人の死因はいずれも水死と判明したと発表した。
 あまりにもトラブル続きの日テレ局内では「お稲荷さんの祟りだ」とまことしやかにささやかれているというからシャレにならない。
 「麹町の旧社屋の屋上には祠(神をまつった小さなやしろ)があった。当初は新社屋の汐留の屋上に移設する予定だったが、担当者のミスで移設し忘れた。そして、汐留に移ってからトラブルが続いている」(日本テレビ局員)
 東京・汐留の日テレ新社屋は03年5月に竣工。同年10月に機能が移転し業務がスタートしたが、移転直後からトラブル続きだった。
 「まず番組プロデューサーの視聴率不正操作事件が発覚。夕方の看板番組だった『ニュースプラス1』のやらせ事件、06年には男性アナの盗撮事件が発覚し、 09年3月には日曜日の情報番組『バンキシャ』の虚偽証言事件など不祥事が続々と発覚した。そのせいもあってか、かつて君臨した『視聴率四冠王』の座はフジテレビに奪われたまま」(放送担当記者)

 さらに、またまた日テレにまつわる“火種”がくすぶっているというから穏やかではない。
 「先月放送された『バンキシャ』で、ニンテンドーDS用恋愛シミュレーションゲーム『ラブプラス+』(コナミ)の舞台となる熱海温泉に、多くの男性ファンが2次元の“彼女”を同伴(=DS持参)して訪れる様子を特集したが、その男性ファンのインタビューについてねつ造疑惑が浮上している」(同)
 ここまでトラブルが続いてしまっては、旧社屋の祠を一日も早く持って来て新社屋に祀るか、新たな祠を建立するしか手の施しようがなさそうだ。

山本アナ自殺で「パワハラ体質」浮き彫り(2010年08月02日東スポ)

日本テレビの山本真純アナウンサー(享年34)が飛び降り自殺。テレビに出演した実兄がうつ病(産後うつ)の症状を見せていたことを明かした。だが日テレ関係者らの間では「ほかにも理由があったのでは?」とささやかれている。すでに本紙が昨報した「不倫の噂を流され、相当悩んでいた」という証言だけではなく、日テレ局内のうっ屈したムード、そしてアナウンス部に存在する〝パワハラ〟を指摘する声も出ている。

日テレ女子アナに相次いで悲劇が

「これは尋常ではない。いったい何人、日テレから自殺者が出るんだ!」と憤りを隠せないのは、ある日テレ関係者だ。
山本アナの前にも、2007年には育児休暇中の大杉(旧姓鈴木)君枝さん(享年43)が東京・渋谷区内の自宅マンションから転落死。自殺とみられている。 01年にも、すでに退社していたとはいえ、元アイドルアナの米森麻美さん(享年34)が大手食品メーカー創業家御曹司と結婚、長男を出産した直後に謎の死を遂げた。日テレ女子アナに相次いで悲劇が起こっている。
前出の例と関係があるかは不明だが、制作会社関係者は「ここ数年、日テレ局内の空気は非常に悪い。団結力が欠けちゃっている。企業として病んでいる。うつ病の人間も多い。会社の診療室も、うつ病専門のドクターは一時期、予約が取れないほどだったことも。成果主義に追い込まれている」と証言する。

好き嫌い人事とパワハラ

確かに03年には視聴率不正操作問題、昨年には「真相報道バンキシャ!」の虚偽証言報道事件など、次々に問題が発覚している。
山本アナが在籍していた編成局アナウンス部も、決して風通しがよかったとは言えない状況だったという。日テレ関係者は「日テレが放送する大きなイベントなどがあった時は、よく局幹部がアナウンス部に現れるんです。そこでちょっとでもミスをしたアナウンサーに、『お前、(アナウンス部から)出すぞ!』と恫喝まがいのことをしていました」と、パワハラの存在を明かした。
アナウンス部内でも、大きな問題を抱えていたようだ。
好き嫌い人事があったんじゃないかな。アナウンス部から突然、ほかの部署に配属となって、泣いている人も多かったし…。ある女子アナが結婚した時には、上から『なんでこんな忙しい時期に結婚するんですか』と責められることもあったそうだよ」と芸能プロ幹部。山本アナが自殺した時も「『部内で何かあったのでは』という噂が流れた」(別の日テレ関係者)ほどだった。
「今の日テレの状態は本当にひどい。拝金主義で全然視聴者の方を向いていない。生まれ変わらないといけない」(前出の日テレ関係者)と指摘する声は、幹部たちに届くのだろうか?

確かに日テレさんもずいぶんと儲けていらっしゃるのは確かでしょうが、それだけなら他のマスコミ各社も同様の事情があるわけで、これだけ好き放題に無茶苦茶なことをやって単に祟りだのと言って済まされるはずもなく、捏造は悪いことだという報道機関として当然の倫理観の欠如こそが根本原因のような気がします。
日テレと言えばちょうど先日もバンキシャ!の『ラブプラス+』捏造報道問題というものが有志によって発掘されたところですけれども、これまた誰しも予想された通り、「ファンとしてあり得ない行動!」「どうせ日テレのやらせだろ?」と見切られてしまっていた番組登場の自称男性ファンが、件の旅館に宿泊した事実は存在しないということまですでに明らかになってしまっているのですね。

また「バンキシャ」不審点多数…熱海1泊“ねつ造”疑惑とは(2010年8月2日zakzak)

 日本テレビ系の報道番組「バンキシャ」に対し、ゲームファンの間で“ねつ造”批判が出ている。人気恋愛ゲームの美少女キャラクターと“同伴”して、熱海温泉の旅館に1泊する男性ファンの様子を取り上げたルポで、取材を受けた「Aさん」なる男性の行動が、ファンとして当然の手順を踏んでいないというのだ。さらに、取材を行ったとされる日にAさんが宿泊していないことも明らかになった。

 問題の放送は先月25日。ニンテンドーDS用恋愛シミュレーションゲーム「ラブプラス+」(コナミ)の舞台となる熱海温泉に、多くの男性ファンが2次元の“彼女”を同伴(=DS持参)して訪れる様子を特集した。「おととい、バンキシャは温泉で有名な静岡県熱海市へ」というナレーションで始まったことから、撮影日は23日とみられる。

 ファンらのお目当ては、「ラブプラス+」に登場する実在の旅館「大野屋」。ここで和室に1人で泊まると、2人分(=ゲーム内の“彼女”の分)の布団を用意してくれるサービスがある。当然、宿泊するファンは和室を予約するが、同番組に登場した「仙台から来たAさん(40)」は、「手違いでシングルになっちゃった」とつぶやき、洋室シングル部屋の宿泊を余儀なくされた

 そして夜。Aさんは携帯端末「iPhone」に表示した“彼女”をベッドに置き、「(まだ)ちょっとそういった(ベッドを共にする)関係ではないので」と言い残し、タオルケットを巻いて床に寝てしまった。

 二次元キャラをベッドに寝かせ、自分は床に寝る。テレビ的には“おいしい絵”だが、この内容にゲームファンらは反発。批判は「DSではなくiPhoneに表示するのはおかしい」「なぜ、和室を予約しなかったのか」といったもので、「日テレのねつ造ではないか」との声も出ている。そこで、このAさんについて夕刊フジが大野屋に確認すると、意外な答えが返ってきた。

 「客室でのインタビュー撮影は、当館のスタッフはもちろん、撮影に帯同していたコナミの方も放送当日までまったく把握していませんでした。23日の宿泊名簿を確認しましたが、シングル部屋利用者は3人で、いずれも仙台の方ではありません。当日は和室も十分空いており、変更にも対応できたと思います」(大野篤郎・大野屋専務)

 放送を見た一部のファンは、「予約を取り違える旅館」として大野屋をネットで批判しているが、大野屋にとっては寝耳に水の話というのだ。

 「撮影前日の22日には仙台の男性がシングルに1泊されていますが、この方は7月上旬から予約されています。事前に、このお客さまにインタビューされた可能性はありますが、真相は分かりかねます」(同)

 ネット上の批判について、日本テレビ総合広報部は「当社では、番組制作の詳細に関するご質問にはお答えしておりません」としている。

いやもうね、捏造するにしても何にしても町おこしも兼ねて一生懸命ブームを盛り上げようとしているのに、これではテレビ局の手になる悪質な営業妨害じゃないかという話ですけれども、他人に対しては説明責任を果たせなんて景気の良いことを言っているマスコミさん達も、こういうときだけは決まってダンマリを決め込むというのは社会的にどうなんでしょうね?
社会的にと言えば先日は日テレ記者が事故死したという話が世間を賑わせていましたけれども、これも同じく捏造報道バンキシャ!!による犠牲者と言えるような話ですよね。

ヘリ事故取材の2人 心肺停止(2010年8月1日NHKニュース)

埼玉県警察本部などに入った連絡によりますと、埼玉県秩父市の防災ヘリコプターの墜落事故の現場近くの川で、男性2人が心肺停止の状態で見つかり、先月31日から取材に入っている日本テレビの記者とカメラマンが行方不明になっていることから、警察はこの2人とみて、確認を急いでいます。

埼玉県警察本部などに入った連絡によりますと、1日午前9時すぎ、秩父市の、防災ヘリコプターの墜落事故の現場から2キロほど離れた川で、男性2人が心肺停止の状態で見つかりました。この現場付近には、先月31日から、日本テレビの記者とカメラマンの2人が取材に入っていて、行方不明になっていると日本テレビから警察に連絡が入り、捜索をしていました。警察はこの2人とみて確認を急いでいます。日本テレビの総合広報部によりますと、ヘリコプターの墜落現場に取材に入っていたのは、報道局の記者で北優路さん(30)と、カメラマンの川上順さん(43)の2人です。2人は、先月31日夜、下山の予定時刻を過ぎても戻らず、連絡が取れなくなったため、警察に連絡し、1日朝から捜索を行っていたということです。また、詳しい状況についてはわかっておらず、日本テレビでは、「現段階では申し上げられない」としています

日テレ取材陣2人が遭難死か(2010年8月1日デイリースポーツ)

 1日午前9時10分ごろ、埼玉県秩父市の山中で、日本テレビ報道局の記者北優路さん(30)=さいたま市浦和区=とカメラマン川上順さん(43)=東京都江東区=とみられる2人が心肺停止状態で倒れているのを県警山岳救助隊員が発見。2人は同日午後、搬送先の病院で死亡が確認された。

 北さんらは7月25日に起こった防災ヘリコプター墜落事故の現場を取材しようと、山岳ガイドの男性(33)と7月31日午前6時半ごろに入山。Tシャツにジャージーのズボン姿だったため、ガイドが「軽装で危険」として引き返させたが、「(墜落したヘリの)機体が見える場所がないか探す」と午前10時前、2人だけで再び山に入ったという。県警は「険しい山岳地帯」として、報道各社に墜落現場の取材を自粛するよう求めていた

 ガイドによると、2人は「『真相報道 バンキシャ!』(日曜後6・00)の取材で来た」と話したという。日テレの報道局幹部は「取材はガイドをつけることなどを指示した上で認めた」などと説明した。川上さんは山岳取材のベテランだったという。

 秩父署などによると、2人は墜落現場から約2キロ離れた沢付近で、下半身が水に漬かった状態で発見された。約50メートル離れた場所にリュックサックがあった。

そもそも報道各社に取材を自粛するよう求めていたというとんでもない場所にわざわざ取材を送り込むというバンキシャ!の意図もどうなんだというところですが、どうも状況を聞いてみますとどう考えてもそれは無理だろうと思われるような取材を敢行していたようで、これは起こるべくして起きた事故と言わざるを得ません。
しかも地元ガイドの忠告も警察の取材自粛勧告も無視して勝手に危険地帯に押し入った上に、日テレ側は例によって自分たちは悪くないかのように捏造しようとしたというのですから、これはもう何を言っていいやら判らないような斜め上方向への逸脱ぶりです。

【日テレ取材班遭難】「まさに自殺行為だ」 軽装の入山にベテランガイド絶句(2010年8月1日産経新聞)

 「素人だけで行くような場所ではない。まさに自殺行為だ」。埼玉県秩父市の山中で発生した県防災ヘリコプターの墜落事故現場を取材中の日本テレビ記者、北優路さん(30)=さいたま市浦和区=と、同カメラマン、川上順さん(43)=東京都江東区=の2人が遭難し死亡した事故で、周辺などで約20年にわたり山岳ガイドを続ける男性(44)は、軽装で山に挑む危険を指摘した。

 男性によると、2人が見つかった場所の周辺は、この時期でも川の水温は5~6度程度だという。「長時間水に漬かると低体温症になり、体が動かなくなる。防水加工をほどこした装備が必要になる」

Tシャツとジャージー姿だった2人の発見現場は、墜落現場まで4~5キロ離れた川の岩場地帯で、近くの登山道からも約500メートル離れている。男性は、上流の墜落現場へ向かうためには、ロープなど沢登り用の十分な装備が必要だと指摘。「2人はとにかく軽装だ」と絶句する。

 県警によると、死亡した2人と日本山岳協会の男性ガイド(33)の3人は7月31日午前6時半ごろ、ヘリ墜落現場から直線距離で約5キロ離れた駐車場に車を止め、林道を約1.5キロ歩いて現場へと向かった。林道近くの川の様子を見た男性ガイドは「危険だから引き返そう」と2人に入山の自粛を求め、一度は3人で駐車場付近まで下山したが、2人は「写真を撮ってくる」などと言い残して再び入山したという。

 山岳ガイドの男性は「同行してたガイドも危険は熟知していたはず。なのになぜ2人から離れてしまったのか」と首をかしげる。

自粛要請でなぜ入山!?日テレ記者遭難(2010年8月2日サンスポ)

 日本テレビの記者ら2人が遭難した、埼玉県秩父市の山中の現場は、埼玉県警が取材自粛を要請するほど険しい山岳地帯だった。1日午後、緊急会見した日本テレビ幹部は「なぜ2人で…」と沈痛な表情をみせたが、同行ガイドの証言とは食い違いもあり、遭難の経緯はなぞに包まれている

 北優路さん(30)と川上順さん(43)の遺体発見現場について、約20年にわたり現場周辺などで山岳ガイドを続ける男性(44)は「素人だけで行くような場所ではない。まさに自殺行為」と言い切る。

 県警の自粛要請に応じず取材に踏み切った点について、1日に会見した日本テレビの杉本敏也報道局次長(49)は、「適正な装備、態勢を取れば可能と判断した」と説明。遭難時、2人はTシャツにジャージー姿だったが「不適切な服装とは考えていない。荷物には上着もあり、沢歩きとしては適正」(杉本局次長)とした。

 埼玉県警秩父署は「水が冷たく、軽装で危険」とガイドが判断したと説明。一方、日テレ側は「(ガイドから)天候が崩れると助言があった。否定する要素はないが『軽装だから危険』という話ではない」と言い分に食い違いを見せた。

 「地上撮影したい」という今回の取材は、報道現場からの要望だったという。「(取材を)1日で終える」「ガイドを付ける」などの条件付きで社会部長、報道局次長が取材を了承した。

 だが、2人は引き返した後で、ガイドをつけずに2人だけで再入山。この点について杉本局次長は「なぜ、事前の打ち合わせと違う行動をしたのか分からない」と述べ、「結果として判断が甘かったという、そしりは免れない」と話した。

 一方、ガイドの水野隆信さん(33)は1日夜に会見。「前日(7月30日)夜に記者の装備をチェックして、不十分だと思った。2人と出会って服装などを見た時から、(墜落)現場まで行くのは無理だと思った」などと振り返った。

 最初の入山の際は川上さんが先頭、最後尾に水野さんという形でロープを使い沢を下りたが、2人が再び山に入る時にはロープを持っていなかった。また、川上さんが「山の尾根まで見てきたい。少し見てくるだけなので」と話していたことを明かした。水野さんは「止めた方がよかったかなと思うが、報道の方なので迷った」と話した。

ガイドの方にもマスコミ関係者にまともな理性や判断力を期待するという落ち度があったとは言え、少し見てくるだけで済ませるような現場の状況ではないことが明白であるにも関わらず、県警の自粛要請を無視してまで突き進んだ理由は何なのかということですよね。
こんなトンデモな危険取材を観光したのは「報道現場からの要請だった」「なぜ、事前の打ち合わせと違う行動をしたのか」などと、まさに現場に責任を押しつけて死人に口なしを地でいくようなことをやっていますけれども、もちろんその背後にはあらかじめ決められたシナリオ通りにニュースを「創作」していくという基本姿勢があったことは想像に難くないところで、現場の二人もいわば日テレの被害者であるわけです。
悲惨な結果を生んだ今回の一件で最終的に誰が責任を問われるのかは判りませんが、日テレもどうせ今以上に評判が下がることもないわけですから、いっそ「言う通りにやらなかった現場の連中が悪い!うちは何も悪くない!」とヒールに徹して開き直ってみせるくらいの方が、チョイ悪なんてものが人気だと言う昨今の世情では案外余計に視聴率が取れるようになるかも知れないですかね。

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コメント

 ブログ・ニュース諸々見ました。

 世の中いろいろですね。
 参考になりました。

投稿: daikaisui | 2010年8月11日 (水) 09時54分

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