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2010年8月29日 (日)

今日のぐり:「酔鯨亭」

先日(一部の人間にとって)非常に興味深い記事が出ていたのですが、御覧になった方は恐らく極めて少ないんじゃないかと思います。

注目を浴びていた「イギリス人でいること」という説明(2010年08月23日らばQ)

イギリスにどんなイメージを持っているでしょうか。

グローバル化した世界において、「イギリス人でいるということは、こんな生活をするということだ」と説明した画像が人気となっていたので、ご紹介します。

イギリス人でいるということは:

ドイツの車に乗って、アイリッシュ・パブへ行き、ベルギーのビールを飲み、インドのカレーかトルコのケバブを途中で買って家に帰る。スウェーデンの家具に座り、日本のテレビでアメリカの番組を見る。

イギリス人って何だろうと考えてしまうような文章ですが、すっかりメイド・イン・ジャパンが減ってきた日本も似たようなものですよね。気がつけば海外製のものであふれる家の中。

自国のものがほとんど無くなっていることに対して、海外サイトのコメントも盛り上がっていたので、抜粋してご紹介します。

・真実だからおもしろい。

・少なくともロンドンでは正しい。

・カレーのところは正しい。

・真実に一票。

・自分はデンマークの家具に座ってる。

・ケバブが欲しくなってきた。

・カレーも!

・アメリカ人でいるということは:
ドイツの車に乗って、アイリッシュ・パブへ行き、ベルギーのビールを飲み、インドのカレーかトルコのケバブを途中で買って家に帰る。スウェーデンの家具に座り、日本のテレビでイギリスの番組を見る。

・BBCはすごい。

・訂正すると、
アメリカ人でいるということは:
日本の車に乗って、スポーツ・バーへ行き、ベルギーのビールを飲み、メキシコのブリートかドイツのソーセージを途中で買って家に帰る。スウェーデンの家具に座り、日本のテレビでリアリティ・ショーを見る。

・アメリカ人でいるということは、それら他の国を地図で指せないということ。

・オーストラリア人でいるということは:
韓国の車に乗って、アイリッシュ・パブへ行き、ベルギーのビールを飲み、タイ・カレーか、トルコのケバブを途中で買って家に帰る。スウェーデンの家具に座り、韓国のテレビで、アラブのコーヒーをすすり、デンマークのアイスクリームを食べながら、アメリカの番組を見る。

・イギリスをフォローすると、彼らはコメディ、ロック・ミュージック、植民地化についてかなりの貢献をしてきた。

・アメリカ人としては笑えない記事だ……それは特にイギリス人ということでもない。

・みんな何かに得意なんだ。

・アイリッシュ・パブ以外は正しい、アイリッシュパブはアメリカ人観光者のためだ。

・アイリッシュ・パブがわからない。アイリッシュ・パブはそれほどなく、ブリティッシュ・パブであふれているぞ。

・え?俺らの最悪なアメリカの番組を見てくれてるの?イギリスで番組が作られて、俺らがパクってアメリカナイズしてるんだよ。

・トップ・ギアはすばらしい。

・ティーバッグはどうなったんだ。

考えて見れば日本では冠婚葬祭ごとに宗教が変わったりしますよね。結婚教会で、死ぬときは仏教という風に。

それに比べれば、異国のものであふれているくらいは、どうということもないのかもしれません。

インドのカレーかトルコのケバブなどを食するブリなどブリではないという意見もありますけれども、いずれにしてもブリであるということはどういうことなのかは(ごく一部の人間にとっては)非常に興味ある命題ですよね。
今日はこの疑問を追求すべく、いくつかのニュースを紹介してみたいと思いますけれども、まずは彼ら自身の主観がどうなっているのかというこちらの調査です。

イギリス人男性のあこがれナンバーワンはやっぱりジェームズ・ボンド(2010年8月10日シネマトゥディ)

[シネマトゥデイ映画ニュース] イギリス人男性7000人を対象に行われたアンケートで、ジェームズ・ボンドがあこがれナンバーワンに選ばれた。

 ライフスタイルを提案するAskMen UKの編集者によると、架空の人物で自分がなりたい人は? とのアンケートに答えた64パーセントの男性がジェームズ・ボンドを選んだという。「ここ数十年、ジェームズ・ボンドは世界中の男性の永遠のあこがれであり、2010年でもそれは変わらないようです。彼はクールで強く、自信があり、洋服をシャープに着こなし、ジョークの1つや2つも飛ばすことができる男性。それだけでなく、悪者をやっつけている合間に必ずゴージャスな女性とベッドを共にするというすごさを持っています」とのこと。

イギリス人男性があこがれる架空の人物トップ5は下記のとおり。

1. ジェームズ・ボンド (映画『007シリーズ』)
2. ドクター (テレビドラマ「ドクター・フー」)
3. スーパー・マリオ
4. ドン・ドレイパー (テレビドラマ「MAD MEN マッドメン」)
5. キック・アス (映画『キック・アス / KICK-ASS』(原題))

64%という圧倒的得票を見てもまあそうなんだろうなという気もしますが、ここはむしろ第三位につけている人物にこそ突っ込みを入れておくべきなんでしょうか?
ところでジェームズ・ボンドと言えば女無しでは寝られないというほどの女たらしとしても有名ですが、このジェームズ・ボンドにあこがれるブリ男性諸氏は何無しでは寝られないのかという興味深い調査の結果がこちらです。

英成人の3人に1人、クマのぬいぐるみ抱いて寝る(2010年08月18日国際時事新聞)

 ホテルチェーンのトラベルロッジは16日、英国の成人のうち3人に1人がクマのぬいぐるみを抱いて寝ているとの調査結果を発表した。

 調査は先月、英国の成人6000人を対象に行われた。それによると、回答者の35パーセントがクマのぬいぐるみとともに就寝している。安心感を得られるというのが主な理由で、ぬいぐるみの種類はいわゆるテディベアが最も多く、プーさん、パディントンが続いている。

 また、男性回答者の25パーセントは出張の際もぬいぐるみを持っていくとのこと。実際、トラベルロッジが忘れ物として宿泊客に返却したクマのぬいぐるみは、昨年1年間に7万5000個に上るという。

いやはや、何ともブリの真実について勉強になる調査結果ではありませんか?
総論はこれくらいにして、ここからはブリの何たるかという各論に入っていきたいと思いますけれども、まずはいかにもブリ的なと表現すべきニュースがこちらです。

生放送中に笑顔で中指立てる、英放送局BBCのお天気キャスターが謝罪。(2010年8月19日ナリナリドットコム)

英放送局のBBCといえば、90年近くの歴史を誇る同国の公共放送局。紳士の国たる英国の、さらに公共放送局ともなるとかなりお堅い印象が強いですが、そのイメージを吹き飛ばしてしまうようなアクシデントが起きてしまいました。

米放送局ABCや英紙サン、米通信社UPIなどによると、それは同局で放送されたニュース番組でのこと。キャスターのサイモン・マコイさんが、お天気コーナーに移る際に、冗談のつもりで「天気予報は、もちろん100%正確に当たりますよね。間違いなんか絶対ありません」(※欧米のジョークでは、お天気キャスターほどあてにならない人はいない、とよく言われています)とコメントしたあと、カメラは同局お天気キャスターのトマス・シャッファーネイカーさんを映し出しました。

しかし、カメラが切り替わったことに気がつかなかったトマスさん。なんと笑顔まじりで中指を突き立てるジェスチャーをしてしまったのです。

トマスさんは直後に、カメラに気が付き、あごをかくフリで誤魔化そうとしましたが、本人もビックリして動揺する様子がアリアリ。幸い、画面はまたすぐにメインデスクに戻り、隣の女性キャスターが「あらっ!?」と驚くも、サイモンさんは落ち着いた様子で「もちろん、時には間違いもありますがね。でもコレ1回きりです」と、場を和ませたのでした。

トマスさんとBBCは、直後に謝罪のコメントをそれぞれ発表。特にトマスさんは、かなり反省しているそうです。2006年から同局のお天気キャスターとして活躍する彼には、ファンも多いそうなので、どうか降板なんてことにはなりませんように。

全ての経緯を示している動画を見ずとも、この満面の笑みをたたえたトマスさんの写真一枚でブリ的諧謔とは何かということが見えてくるようにも思えますが、いかがでしょうか?
もちろんBBCのお天気キャスターレベルですらこの水準にあるわけですから、一国を代表するようなレベルの人物ともなるとブリ的紳士度はさらに洗練されたものとなってきます。

米英大使、着衣でプールに飛び込む W杯の賭けで(2010年08月08日AFP)

【8月8日 AFP】タジキスタンの首都ドゥシャンベ(Dushanbe)で、米国と英国の大使が着衣のままプールに飛び込んでいたことが明らかになった。その模様を撮影した写真が6日に公開された。

 ドゥシャンベに駐在する米国のケネス・グロス(Kenneth Gross)大使と英国のトレバー・ムーア(Trevor Moore)大使は、南アフリカで行われた2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)グループリーグの米国対イングランド戦で、負けたほうが服を着たままプールに飛び込むという賭けをしていた。

 しかし6月12日に行われた試合は1対1の引き分けだったため、両大使は7月23日にプールに飛び込んだ。招待客が証人となったという。服はびしょ濡れになったが、両大使はともに意気軒昂だったと伝えられている。

いや飛び込むまではともかく、わざわざ写真まで公開するなよと我々レベルでは考えてしまいますけれども、ブリ的に考えますと着衣のままなどと植民地人と同レベルの行動ではいささかどうかと思われそうですよね。
ジェームズ・ボンドにあこがれるという彼らですけれども、すでに一部のブリ的紳士は実生活でもそれに迫っているのではないかと感じさせられるのがこちらのニュースです。

アマゾン川を初の「踏破」2年4カ月で英国人男性「5万回蚊に刺された」(2010年8月10日産経新聞)

 南米アマゾン川(全長6516キロ)の水源のペルー奥地から河口のブラジル大西洋まで、川に沿って全行程を歩く初の「踏破」に英国人男性(34)が挑み、9日午前、約2年4カ月をかけてブラジル・パラ州の海岸に到達した。

 AP通信などによると、この男性は元英軍人のエド・スタフォードさんで、2008年4月に友人とともにペルー南部を出発した。友人は3カ月後に脱落したが、途中で出会ったペルー人の森林作業員が最後まで同行した。「踏破」は859日に及んだ。

 川で釣ったピラニアや、コメ、豆などを食べ、時には川の水につかりながら歩き、ワニや大蛇にも遭遇した。「5万回も蚊に刺された」といい、熱帯性の病気にかかったこともあった。(共同)

元英国軍人の気概を示したと受け止めるべきなのか、途中で出会っただけの縁で最後まで同行してしまうペルー人森林作業員こそ真にブリの暗黒面に転落した者と見なすべきなのか微妙なところですが、動画を見てみましてもまさしくジェームズ・ボンドにも匹敵する偉業とは言えそうですよね。
ブリとは後天的にブリとなるのか、あるいは生まれながらにしてブリなのかとはしばしば我々が抱く疑問ですが、わずか13歳の少年にしてこういう偉業もあるという点で、この徹底ぶりこそ真のブリたる者にふさわしいのではないかとも感じてしまいますがどうでしょう?

13日の金曜日13時13分、13歳少年が雷に打たれる/英(2010年08月15日国際時事新聞)

 英国で13日金曜日の13時13分ごろ、13歳の少年が雷に打たれたと、英デイリー・メール紙が報じた(Daily Mail 2010年8月14日)。

 落雷事故があったのはイングランド東部のサフォーク州ローストフト。13日午後1時13分ごろ、航空ショーを見に来た少年(13)が雷に打たれた。

 少年はやけどを負って病院に搬送されたが、意識はあり、命に別条はないという。

 事故当時は雨が激しく降っており、少年は傘を差していたという。

齢13にしてこれだけの奇跡を見せてくれたのですから、末はジェームズ・ボンドなどと言わずに是非Mr. ビーンの境地を目指していただきたいですよね。
ブリと言えばジャガイモを始め紳士たる者のたしなみは有名ですけれども、淑女も決して負けてはいないというニュースがこちらです。

ゴミ箱にネコ捨てる女性、監視カメラが録画 英国(2010年08月25日AFP)

【8月25日 AFP】英イングランド中部コベントリー(Coventry)の路上のゴミ箱にネコを捨てた女性の動画がインターネットで悪評を買っている。コベントリーの当局者は24日、この女性から事情を聞く方針だと発表した。

 動画にはコベントリーの路上で女性が立ち止まり、別の家の飼い猫で、生後1年も経っていないローラ(Lola)をなでる様子が映し出されている。ゴミ箱をちらっと見た女性は、周囲を急いで見回してからゴミ箱のふたを開け、ローラの首をつかんで投げ入れて立ち去った。

■15時間後にゴミ箱から救助

 ローラはゴミ箱に中に15時間にわたって閉じ込められていたが、鳴き声を聞きつけた飼い主のダリル・マン(Darryl Mann)さんとステファニー・マン(Stephanie Mann)さんに助け出された。

 泥酔して悪ふざけをした10代の若者の仕業だろうと思ったマンさんたちは、自宅に設置した監視カメラの映像を確認した。すると、ハンドバッグを持った白髪交じりの女性が登場した。

「最初は全く潔白に見えた」とダリルさんは英BBCテレビに語った。「大勢の人がローラをなでるために立ち止まる。彼女も同じだった。すると突然、彼女はローラを持ち上げてゴミ箱に捨てたんだ」

 また、ステファニーさんは地元紙コベントリー・テレグラフ(Coventry Telegraph)に「うちのネコにあんなことができるのなら、どこのネコにでも同じことをするのよ」と語った。

 マンさんは、犯人を見つけ出すために、インターネットに動画を投稿した。

 警察と、英王立動物虐待防止協会(Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals、RSPCA)は、すでにこの女性の身元を特定しており事情を聞く予定だと述べた。RSPCAの広報は、「コベントリー警察も調査に協力している。市民の皆さんには、適切な対応を当局にまかせてほしい」と語った。

いや、無事に助け出されてよかったと言うのが我々平凡な人間の感想ですけれども、さすがに全く潔白に見えてもブリ的淑女のたしなみを身を以て証明することだけは怠りなかったということでしょうか?
このニュース、動画が広く公開されたこともあって結構大きな話題になったようですけれども、その後の続報も入っているようですね。

<続報>猫をゴミ箱に投げ入れた女(44)、非を認めて謝罪(2010年8月26日ミラー)

猫をゴミ箱に投げ入れたところが監視カメラにキャッチされた女は銀行に勤務するメアリー・ベール(44)さんと判明した。昨日、彼女は事情聴取を受けるため、警察の警護のもとRSPCA(王立動物虐待防止協会)に向かった。

最初のうちは、ちょっとしたジョークに過ぎないと反論していた彼女だが、ついには「馬鹿なことをしてしまって、深く反省しています」と非を認めた。「あんな事をするつもりはありませんでした。償うために何でもするつもりです」。

RSPCAによると、彼女が4歳の猫ローラをゴミ箱に投げ入れた行為について、告発するかどうかの決定には一ヶ月ほどを要するという。

ここまで晒されてしまうと日本では「プライバシーの侵害だ!犯罪者にも人権がある!」なんて別な意味で大騒ぎになりそうですが、逆に猫の復讐編なんて動画までアップされてしまうのがブリ的ということなんでしょうかね?いはやは…

今日のぐり:「酔鯨亭」

日本三大がっかり名所の一つ、高知市のはりまや橋にほど近いのがこちら酔鯨亭ですが、鯨や鰹といった地元の料理を手軽に食べられるのでときどきお邪魔しています。
何やら龍馬人気とやらで観光客も増えているのでしょうか、夕食時ということもあって店内はすっかり満席状態でしたが、予約の席が入る前ならと席につけたのは幸運でしたね。
そんなこんなでやや気ぜわしい食事にはなりましたが、そろそろ戻り鰹の季節でもありますからやはりそちらを中心に、後は適当に幾つかを頼んでみました。

鰹のたたきは塩とポン酢ですが、この時期の鰹ですとポン酢タレがいよいよ本領発揮という感じで、土佐巻きをつまみながらたたきを口に運ぶともちもちした鰹の身の食感と味わいが一杯に広がり、いま鰹を食べてる!という感じになってきます。
うつぼの皮と身肉、間のゼラチン質の食感の取り合わせを楽しむなら唐揚げが一番だと思っているのですが、時期的な問題かややゼラチン質の部分に物足りなさは残ったものの、この独特の食感の三層構造はこの日も楽しめました。
鯨の竜田揚げや生姜焼き、たたきなどはごく定番の料理ですが、年中いつでもこういうものが食べられるというのはありがたいことだと思いますね。
締めは例によって尿酸値が跳ね上がりそうな(苦笑)鰹茶漬けですが、最近味が安定してきて定番という感じになってきたのはいいとして、もう少しスープがたっぷり入っているとよりお茶漬けらしくなっていいんでしょうかね?(その分余計にコストもかかるんでしょうが)

多忙な中にも接遇は比較的しっかりした水準を保っていて、ちゃんと顧客の声にも耳を傾けているのは好印象でしたが、これくらい混雑した状況になると店舗規模の割に少しトイレのキャパが不足気味に感じられるでしょうか?
別にここの味が一番だとかコストパフォーマンス最良だとか言うつもりもないですが、誰でも気軽に入りやすい雰囲気の中で手頃な価格で手軽に一通りのものを食べられるという点ではなかなか評価に値する店だと思いますね。

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