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2010年7月 1日 (木)

TBSが今度は何をやったのか?

本日まずは先日のパラグアイ戦、「問題のシーン」の前後に関していくつかの記事を紹介しておきましょう。

「すみません…」駒野が涙/決勝T1回戦(2010年6月30日日刊スポーツ)

<W杯:パラグアイ0(5PK3)0日本>◇29日◇決勝トーナメント1回戦◇ロフタス・バースフェルド

 DF駒野友一はPK戦でクロスバーをたたくキックで失敗し、試合後は涙を流した。会場の通路を通る際も涙が止まらず「すみません」と、かすかな声だけを残して立ち去った。試合中は右サイドを駆け回り、ミドルシュートを何本も放つなど積極的に攻撃に絡んだ。また、守備でも体を張って相手を120分間完封し、チームに貢献したが、必死の思いも届かなかった。

駒野、実はPK達人…まさかの失敗に悔し涙(2010年6月30日読売新聞)

 パラグアイ0―0日本(PK5―3)──PK戦で日本の3人目を務めた駒野だったが、ボールは無情にもクロスバーをたたいた。

 オシム監督時代のPK練習では、遠藤、中村俊とともに最後まで外さなかった3人のうちの1人で、目立たないが実はPKが得意な選手。2007年のアジア杯では、準々決勝の豪州戦、3位決定戦の韓国戦でPKキッカーに指名され、いずれも決めている。だが、この日は運に見放され、ボールの行方を確認した駒野は、天を仰いで頭を抱えた。試合後は悔し涙を流し、松井らチームメートから抱きかかえられてピッチを後に。報道陣の問いかけにも無言で、目を腫らしてバスに乗り込んだ。

「駒野3人目の理由、大久保、魂こもった試合ができた」(2010年6月30日@nifyスポーツ)

(略) 駒野友一は両目を真っ赤に腫らしながらミックスゾーンを通り過ぎた。記者から、「駒野さん、御疲れさまでした」と声をかけられると、深々と頭を下げて、テレビインタビューも受けずにバスに向かった。駒野は、24日のデンマーク戦後に毎日行ってきたPK練習で、一本も外さなかったためその安定感で3人目に蹴ることになった。5番目は闘莉王、6番目は中村憲だった。(略)

今大会の公式球はあまり評判がよくないようですが、とりわけ思い切り蹴るとどこに飛んでいくか判らないという声はよく耳にするところで、駒野選手もその落とし穴にはまってしまった一人であるということでしょうか。
いずれにしても駒野選手が三人目のキッカーに指名されたのは純粋にPKが上手く、実際今大会でも調子も良かったというエビデンスあってのことであって、「肝心の場面でなぜDFの選手が蹴るんだ?」なんて批判は全く的外れであることがわかりますよね。

過去にもPK戦を巡っては幾多の名手が絡んだドラマがありますが、かつて「イタリアの至宝」とまで言われた伝説的名選手ロベルト・バッジョも、ブラジルとのPK戦で決着した1994年のアメリカ大会決勝戦で、最終キッカーとしてPKを外し優勝を逃したことで批判も受けました。
その彼がPKということに関して、こんな言葉を残しています。

「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ」

代表のオシム前監督がPK戦は見ないと常々言っていたことは有名ですけれども、公式記録上もPK戦は引き分け扱いになるという理由はPK戦が勝ち負けを決めるものではなく、どちらのチームが次の試合に進むかを決めるために行われるものであるためで、誰かが失敗するまで永遠に続くという点でまさしくオシム氏のいう「失敗者を必ず生み出す残酷なくじ引き」であるわけですね。
たまたま外れくじを引いた誰かにくじ引きの結果を負わせるのが愚かしい行為であることは誰でも判ることであって、それを知っているからこそチームメートはおろか敵チームの選手までが駒野を励ましに来たのですが、どうもそうした常識が通用しない人も中にはいるようで、今に至るも駒野選手が失敗しなければ勝てたといった声が一部で見られるのは残念というよりも、恥ずかしいことだと思います。

もちろんプロスポーツである以上は見ている人間が何を言おうが自由であるわけで、こうした批判自体はいつの時代でも、どこの国でも当たり前にあることですが、これを見せている側がやってしまうと時として残酷な「公開処刑」となってしまいますから、これは厳に慎まなければならないことだとは思いますよね。
今回ネット上を賑わしている問題の発端となったのは、おそらくこちらのつぶやきではなかったかと思いますが、まずは記事から紹介してみましょう。

スクウェア・エニックス社長がW杯報道でTBSを批判「最低ですね。最低」(2010年6月30日ロケットニュース24)

twitter

最低ですね。最低。なぜ労わない。マスコミの質は我々の責任と言われますが、本当に気をつけなければいけませんね。 RT @〇〇○○ 朝ズバっ!で駒野選手のお母さんにインタビューして「皆さんに申し訳ない」と言う言葉を引き出し放映したのは、いかがなものかと思う。

yoichiw
和田洋一

2010年6月29日23:00から開催された、W杯・日本対パラグアイの試合は、残念ながらPK戦で日本が敗退する結果となった。とはいえ、ここまで勝ち進んだ事が素晴らしい功績であり、「残念ながら」という表現は適切ではないかもしれない。遠く南アフリカから帰国する日本代表チームと岡田監督は、胸を張って成田空港に戻ってきてほしいものである。

しかし、マスコミによるW杯の報道に対して不快感を示している人は少なくない。日本を代表するゲームメーカーのスクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏も、W杯報道に批判的な印象を持っている人物のひとり。和田社長はTBS『みのもんたの朝ズバッ!』の番組内で番組記者が駒野選手の母親にインタビューをし、「皆さんに申し訳ない」という言葉を出させたことに対し、「最低ですね。最低」と不快感をあらわにしているのだ。

駒野選手はPK戦にて、唯一、シュートをはずしてしまった選手。つまり駒野選手がシュートをはずしたことにより、日本が敗退することになったわけだが、サッカーはチーム全員の力が集約されて、その結果、勝敗が決まるスポーツだ。駒野選手がシュートをはずしたのは事実かもしれないが、その責任は誰にもない。あえて原因を探るならば、日本代表チーム全体の能力の問題であり、少なくとも駒野選手に責任はひとつもない。

そんな駒野選手に対して焦点を当てたTBS記者は駒野選手の母親にインタビューをし、「皆さんに申し訳ない」という言葉を出させたのだから、批判が殺到してもおかしくない。コミュニケーションサービス『Twitter』(ツイッター)でもTBSを批判する声が書き込まれており、今回の和田社長の発言も『Twitter』でされたもの。

一般ユーザーが「朝ズバっ! で駒野選手のお母さんにインタビューして「皆さんに申し訳ない」と言う言葉を引き出し放映したのは、いかがなものかと思う」と発言をしたところ、それに対して和田社長が「最低ですね。最低。なぜ労わない。マスコミの質は我々の責任と言われますが、本当に気をつけなければいけませんね」と返答したのである。

TBSは駒野選手の母親にインタビューをし、何を言わせたかったのか? たとえ日本国民が「駒野選手に責任はない」と思っていたとしても、駒野選手やその家族が責任を感じてしまうのは至極当然のことで、母親にインタビューをしたところで謝りの言葉が出るのは容易に予想できること。視聴者が「TBSは謝りの言葉を得るために取材した」と感じてもおかしくない流れである。

重ねて言うが、日本代表チームは全体の能力でここまで勝ち進み、全体の能力で力及ばず敗退となった。ここまで勝ち進んだことが名誉なことであり、何一つ悲しみを抱えることなく帰国してほしいものである。日本は英雄たちの帰国を待っている。

「朝ズバっ!」と言えばみのもんた氏ですが、ここで和田社長およびその元ソースになった一般ユーザーの書き込み自体では、みの氏がどうとかに関しては言及しているわけではないことに留意いただきたいと思います。
これだけですといつものように「またTBSか!」で終わっていた話なんだと思うのですが、おそらくこの話題が大炎上した本当のきっかけというのがどこからか出現した以下の書き込みだったんじゃないかと思いますね。

370 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2010/06/30(水) 12:03:31 ID:elNtdw800

  電話
みの → 駒野母
みの「お母さん、息子さんPK外しちゃったねえw」
母「残念です」
みの「日本国民みんながっかりしてるよw」
母「大変申し訳ありませんでした」

この書き込みから一気に火勢が拡大して「みのが駒野選手の母親に電凸してワビを入れさせた」と大騒ぎになり、あちこちでスレが立つという状況になったということのようなんですが、注意していただきたいのはこの時点でみの氏の電凸なるもののソースが出てきていないということなんですね。
それでも今の時代でありますし、何しろみのもんたとTBSという歴史と伝統ある最強タッグ(笑)ですから、すっかりこれを事実であるとして「電話インタビューする必要なんてまったくないじゃん!」と一斉に批判する声が出たことはある意味必然であったと思います。
その後、炎上後ある程度時間が経ってから「いつまでたってもソースが出てこねえじゃねえか」と話題になり始め、「あれ?何かおかしくね?」と言う声が出てきたところがネットの自浄作用を示すものだと思いますけれども、各方面でこの件に関する検証というものも同時進行で行われていて、今のところこんなところまでが判明しているようです。

今朝の「朝ズバ」を早く送りで見て確認したこと。(2010年6月30日twitter書き込み)

今朝の「朝ズバ」を早く送りで見て確認したこと。

(1)他の家族にはじゃんじゃん電話などでインタビューしていたが、駒野選手のお母さんに対して、生放送でインタビューするようなことはなかった

(2)駒野選手のお母さんへのインタビューが登場するのは、「パラグアイ戦ドキュメント」みたいなVTRの中だけ。試合の進行と同時に、各選手の地元で親戚一同と一緒に集まって試合を見守る家族の表情を見せていくという、よくある種類のVTRだ。で、いろんな選手の家族も登場した中に、駒野選手のお母さんも登場する。さっきまで試合を見ていたと思われる会場にいる駒野選手のお母さんが、大勢の取材陣に囲まれて「みんなに申し訳ない」(編集点)「よくここまで頑張ってくれたと、言ってあげるだけです。」と涙ながらに答えている15秒ほどの短いシーン。TBSじゃないと思うが、後ろに見切れている女性記者も半泣きである。会場自体がぴーんとはりつめた同情の空気の中にあったように見受けられる。(←これはあくまで僕の感想。)

この時、カメラにその姿がまったく写っていないし、声さえも聞こえていないTBS取材陣に悪意があったかどうかは正直不明だが、このVTRを見るだけで彼らに悪意があったと断定することは難しい。また、ここまでの編集に悪意があったとも、僕には見えなかった。悪意のあるスタッフなら、このコメントを何度も何度も番組内で流すと思うが、僕が気づいた限りでは、そんなこともしていなかった。
…と、僕が「朝ズバ」を早送りして見つけた駒野選手の母親へのインタビューはこれだけだったが、他にも出てた?
…ちなみに、僕がここまで調べる気になったのは、僕も朝方、誰かのツイートを見て興奮してたからだ。正直、ムカついた。そして、申し訳ないけど、あの番組ならそれぐらいやるかもとさえ思ってしまった。今となっては申し訳ないが…。

みの「お母さん、息子さんPK外しちゃったねえw」母「残念です」は真実なのか?(2010年6月30日ブログ記事)

昨日行われたワールドカップにおいて、日本はPK戦の末、パラグアイに敗れた。
この時、PKを外した駒野選手の母親に対して、TBSのテレビ番組朝ズバが不適切な取材を行ったという噂が流れている。
これは事実であろうか?

僕は確定的な証拠を持たないため推測になるが、この噂はデマの可能性が高いと考えている。

典型的な噂
TBSのテレビ番組、朝ズバにおいて、みのもんたが駒野選手のお母さんに対して、電話取材を行い、謝罪の言葉を口に出させた。(スクリーンショット 1  2 

まず、この画像が朝ズバの取材によるものだという点が疑わしい。

    短い助走からけりだされた速いボールは、クロスバーにはじかれ、ゴールの上へ飛んでいった。駒野友一選手(28)の応援に集まった和歌山市内のパブリックビューイング会場に悲鳴が響いた。
    祈るように息子のPKを見つめていた母友美子さん(54)は声を失った。試合終了後、涙をぬぐい、最初に振り絞った言葉は「しょうがないですよね。ここまでよく頑張ったと言ってあげたい」。画面には目を真っ赤に腫らした駒野選手の姿が映っていた。
    そして、友美子さんは「みんなに申し訳ない。本人が一番悔しいと思うけれど、よく戦った。皆さん応援ありがとうございました」と言った。
    「ありがとう」「よくやった」。会場を後にする友美子さんに、400人のサポーターが大きな拍手を送った。
    (後略)
    asahi.com(朝日新聞社):PK失敗に母も涙、サポーターは「ありがとう」 和歌山 - 社会

朝日新聞の記事を参照すると、駒野友一選手の地元和歌山市では、駒野選手を応援するためにパブリックビューイング会場にサポーターが集まっていたこと、駒野選手のお母さんもそこにいたことが分かる。
また、朝日の記事には駒野選手のお母さんの写真が掲載されているが、その服装は問題のスクリーンショットのものと一致している。

また、発言内容は
例の画像は朝ズバの取材ではなく、試合終了後に行われた取材の録画映像である可能性が高いだろう。

2chでは
スレを建てた人が誤認と認め、謝罪している

1 :渡る世間は名無しばかり:2010/06/30(水) 12:51:18.30 ID:D++zTgJQ

    どういう意図を持って駒野選手の母親を取材したのか理解できない。
    予想を遥かに上回る快進撃で、一気に国民の期待が膨らんだ今回の
    試合を、結果だけ見れば終わらせてしまった駒野選手。その母親が
    誰よりも無念で、誰よりも悲しんでいることなど、わずかでも人の
    心を察することができればわかるはず。

    しかしこの番組は駒野選手の母をカメラの前に引きずり出し、謝罪の
    言葉を口にさせた。その行為に、怒りを覚えずにはいられない。
    そこまでして視聴率を上げたいのか。誰よりも辛い思いをしている人に
    さらに追い打ちをかけることがマスメディアのやるべきことなのか。

    TBSや番組のスタッフには、自らの行為を振り返ってもらいたい。
    【TBS】駒野選手の母親を取材【朝ズバッ!】

    1です。:2010/06/30(水) 15:59:58.98 ID:D++zTgJQ

    問題の映像はTBSだけが流したものではなかったようで、よってインタビュアーも
    TBSの人かどうかわかりません。

    事実関係をしっかり確認せず、このようなスレをたててしまい、すみませんでした。
    たくさんの人を混乱させたのだとしたら、本当に申し訳なく思います。
    【TBS】駒野選手の母親を取材【朝ズバッ!】

なお、動画横断検索サービスで調べてみたところ、問題の映像は、FNNでも放送されていたことが分かった。

  * YouTube - 日本国内からは選手の家族や恩師らが熱い声援を送る

朝ズバの取材によるものだ、という噂の信憑性は相当低いといえる。

とりあえず「朝ズバっ!」でみの氏が駒野選手の母親に電話をして、前述のようなコメントをしたというソースは今のところ確認されていないし、おそらく存在していないだろうというのが現在の最大公約数的な共通認識ではないかと思います。
そうなりますと問題はTBSが駒野選手の母親の「謝罪コメント」を放送した一件ということになりますが、これも現在事実として判っている範囲ではこの画像がTBS独自取材ではなく、駒野選手の母親も参加していたというパブリックビューイング会場の中継ないしVTRであったと言うことで、同じシーンの映像自体は他社も放送しているということなんですね。
ではTBSに問題はなかったのかという話になりますが、ここで駒野選手の母親のコメントに関しては活字媒体も記事にしていますが、興味深いと思われるので当該部分を抜き出してみましょう。

FIFAワールドカップ 日本国内からは選手の家族や恩師らが熱い声援を送る(2010年6月30日フジテレビ)

2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会で、日本はパラグアイにPK戦で敗れ、ベスト8進出はならなかった。惜しくも敗れた日本だが、国内からは選手の家族や恩師らが熱い声援を送った。
(略)
惜しくもPKを外してしまった駒野友一選手(28)の地元、和歌山市では、駒野選手の母が、「本人も悔しいと思うんですけど、本当に、よくここまで頑張ってこられたと」と話した。
(略)

先程のブログで取り上げられていたTBSのスクリーンショットにあるコメントのうち、「みんなに申し訳ない」という「謝罪」発言部分は取り上げられておらず、後段の「本人も悔しいと思うんですけど」云々の部分だけが掲載されているという点に留意ください。
前述の記事にもあるように、この部分の報道に関してTBSソースと他社(フジ)ソースとで映像が流れていますけれども、これらを見比べてみますとTBSでは前半の「謝罪」発言から取り上げている、一方フジではやはり前半部分はカットして後半の「本人も悔しいと思うんですけど」という部分からだけを取り上げているのですよね。
前述のブログ記事で取り上げられた朝日新聞ソースでも「謝罪」発言が取り上げられていますけれども、要するにこの「謝罪」発言の部分を取り上げているメディアと取り上げていないメディアがある、ごく短い一連の発言のうちでこうして一部をカットしているというのも各社の判断であるなら、それを取り上げるのもまた各社の判断であったということでしょう。

【参考】【動画】駒野叩きをする TBS (TBS)

【参考】【動画】日本国内からは選手の家族や恩師らが熱い声援を送る(フジテレビ)

ここまでで事実関係と思われるものをまとめてみますと、こんな感じになるんじゃないかと思います。

1.「朝ズバッ!」でみのもんた氏が駒野選手の母親に電話インタビューをし、謝罪を強要したというソースは存在しない。

2.TBSでは駒野選手の母親による謝罪のコメントが放送されたが、同じ場面の映像を使用したと思われる他社ではこの部分については取り上げていない。

3.活字メディアにおいても、駒野選手の母親のコメントのうち「謝罪」発言の部分に関しては取り上げている記事と、取り上げていない記事がある。

さて、これらをどう解釈するかなんですけれども、そもそも今回たまたま日本の試合があのブロックとなり、これまた偶然TBSが決勝トーナメント一回戦での日本戦を担当することになったというのが事の発端ではなかったかと思います。
これもネット上で結構話題になったことですけれども、このTBSの中継放送に関してテレビ欄での煽り文句が「元気・勇気・感動をありがとう・・・最後まで熱い気持ちを送ろう!」という、「もうこの試合後には全て終わっていることは既定路線」なものであったという点からしても、例によって例の如くTBSが彼ら独自の「シナリオ」に沿って一連の報道をしていたんだろうなとは推測できそうですよね。
となると、「特定個人にその責任を課す」ことに直結するだろうとは容易に想像出来る今回の「謝罪」コメントを、他社は取り上げなくてもTBSは敢えて取り上げることを選んだ、その背後にあった彼らのシナリオとはどんなものだったのかということには興味が湧いてくるところです。

TBSと言えば一連のオウム騒動においても、坂本弁護士殺害事件の発端を作りながら断固としてその事実を否定してみせたり、松本サリン事件では無関係な第三者を犯人だとミスリードしてみせたりと、「火のない所に煙は立たない」どころか「火がないのなら火を放てばいい」のポリシーでやってきた会社であることは周知の通りです。
その意味では「あの番組ならそれぐらいやるかも」とは誰しも思うところですが、実際に同社がやったことを振り返ってみますと、さて彼らは今回どんな大火を期待して火をつけてまわっているのかとは気になりますよね。
このあたりは興味深い続報があればまた取り上げたいと思いますが、いずれにしても国内での騒動はともかくとして、日本代表は今夕の便で関西空港に帰着するということですから、世界に向かって胸を張れる成果を残した彼らを国民皆の笑顔で迎えたいものです。

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コメント

中三のときに父親を無くして、
私立初芝橋本高、ガンバ大阪、サンフレッチェ広島などからスカウトされたが、
寮住まい出来て経済的負担が最も少ない広島ユースに入り
休日でも友人と遊びに行かず、寮に残ってトップチームのビデオを見て研究し
プロ契約してから現在まで欠かさすことなく母親に仕送りをし続け
弟の大学の学費まで全額負担し
性格は純朴そのもので、森崎和幸曰く「今時珍しい生き物」で
左膝前十字靭帯損傷の療養中にエコノミークラス症候群にかかり
生命の危機に陥ったが、不屈の闘志で復活し、アテネ五輪代表に選出され
アテネ五輪ガーナ戦で鎖骨骨折、一ヵ月後ブドウ膜炎まで発症し失明の危機もあったが
それすら乗り越えて日本代表になった。

そんなドコにでもいるプレーヤー、それが駒野。

投稿: | 2010年7月 2日 (金) 07時52分

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