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2010年7月19日 (月)

今日のぐり:「中国四川料理 又来軒 岡山駅前店(ゆうらいけん)」

本日まずは、先日ちょっとした話題になったこちらの記事を紹介してみましょう。

「ニワトリが先か卵が先か?」 永年の謎に答えが出た! 英学者たちが科学的証拠を発見(2010年7月14日デイリーメール)

「ニワトリが先か卵が先か?」
これまで数世紀にわたって哲学的、科学的な謎とされてきた命題だが、科学者たちは先日、この謎を解いたと発表した。「ニワトリが先」と言う答えである。卵殻の形成にはニワトリの卵巣だけに存在するタンパク質が関わっていることが判明したのだ。つまり、卵はニワトリの体内から生まれ出たと言うことができる。

ovocledidin-17 (OC-17)と呼ばれるタンパク質は卵殻形成を促進する触媒として働く。
ひなが卵の中で育っていくためには、卵黄とそれを保護する卵白を収納する頑丈な殻が不可欠である。シェフィールド大学とウォーリック大学の学者たちは、卵が形成される様子をスーパーコンピュータを使って観察した。
HECToRと呼ばれるこのコンピュータは、OC-17が卵殻形成の初期段階で結晶化を促進するのに重要な働きをしていることを明らかにした。炭酸カルシウムを方解石の結晶にして卵殻を作るのだ。

方解石結晶は多くの骨や殻に見られるものだが、ニワトリは他のどんな種よりもそれを速く作りあげる。24時間で6グラムの卵殻を作るのである。
シェフィールド大学材料工学部のコリン・フリーマン博士は次のように語る。
「これまでは『卵が先』という風に思われてきましたが、事実は『ニワトリが先』であることを証明する科学的証拠を手に入れました。このタンパク質は以前から知られていて卵を作ることにも関係していると考えられてはいましたが、私たちは直にそれを調べることで形成過程を観察することができました。他の鳥類でも同様の働きをする異なったタンパク質があると分かったのも、非常に興味深い点です」。

同学部のジョン・ハーディング教授は、この発見は応用することができると言う。
「ニワトリがどのようにして卵殻を作っているのかが分かるだけでも面白いですが、新素材開発の手がかりをも与えてくれます。材料科学技術分野のどんな問題も、自然の中にその革新的な解決策を見出すことができるのです」。

まあこれも偉大な科学の成果と言う言い方は出来るのかも知れませんが、正直野暮だとか余計なことをしやがってだとか感じる人も結構いる話なのではないでしょうか?
今日はブリ発のもしかすると知らない方が良かったかも知れないと思わないでもない最近の研究成果を紹介してみますが、まずはこちらの話題からです。

「英国人の天気ネタ好き」を証明、費やす時間は人生のうち6か月!(2010年05月17日AFP)

【5月17日 AFP】英国人は俗に天気の話をするのが好きだといわれるが、英調査会社ICMが14日に発表した調査結果で、実に一生のうち平均6か月を天気の話題に費やしていることが明らかになった。

 調査は、成人2018人を対象に行われた。その結果、初めて会った人や仕事上の知人などと会話する際、まず最初に天気の見通しや気温についての感想などを話題に取り上げる英国人は、58%に上った。

 また、英国人が天気の話題に費やす時間数は年約49時間で、仕事やテレビ番組、スポーツ、ゴシップなどの話題よりも多かった。さらに、65歳以上の調査対象者の19%が、プロの気象予報士と同じくらい天気を予測できると考えていることも分かった。

 英国人の「天気ネタ好き」の理由としては、英国の天気が変わりやすいことがよく挙げられる。だがこの論法では、やはり天気が変わりやすい他の国の人びとが英国人ほど天気に関心を示さないことの説明はつかない。

 理由はどうあれ、「われわれが天候にとりつかれた国民だということが証明された」と、今回調査を依頼したロイズTSB(Lloyds TSB Insurance)の担当者は語った。

英国人が人生のうち6ヶ月を天気ネタに費やすのは彼らの生き様なんだとしても、そうであることを人生の少なからざる時間を費やして調べるというのはかなり無駄な話のような気がするんですけれどもね(そもそもコントロールも取っていないような調査に何の意味が…)。
英国人気質ネタと言えばこちらは意外と言うべきなのか今の時代そんなものと考えるべきなのか微妙ですが、何にしろ冷静になって考えてみるとそれで良いのかと気になる話ではありますよね。

子供の4分の1が「ハッキング」試みた経験あり 英国(2010年3月20日CNN)

ロンドン(CNN) インターネットで他人のアカウントへの侵入など、「ハッキング」行為を試みたことがある子供が、英国で4分の1に達していることが最新調査で明らかになった。多くの子供は「おもしろがって」他人のアカウントに侵入しようとしていたが、中には「金儲け」を目論んでいた子供もいた。

調査はITセキュリティ企業が3月上旬に、ロンドンと英国北部カンブリアで実施。ロンドンでは調査員5人がショッピングモールやネットカフェなどで1000人から聞き取り調査を行い、カンブリアでは地元の警官が学校などで150人から回答を得た。

その結果、26%の子供が別人のアカウントに侵入しようと試したことがあると回答。このうち、4分の1以上に相当する27%が、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手のフェイスブックで試みていた。また、18%が、友人のメールアカウントに侵入しようとしていた。

ハッキングしようとした理由については46%が「おもしろ半分」と回答したが、21%が「混乱を生じさせようとした」と述べており、20%が「金儲け」を考えていた。

また、ハッキングを試みた場所については、自分の寝室が27%で、ネットカフェが22%、学校のパソコンが21%、友人のパソコンが19%となっている。

このほか、7%がショッピング・サイトへの侵入を試みており、6%が両親のメールアカウントに侵入しようとしていた。学校のウェブサイトにハッキングを試みたのは5%で、企業サイトへも3%が侵入を図ろうとしていた。

対象としている子供というものの定義が今ひとつはっきりしませんけれども、仮に14歳以下と考えた場合にこれは多いと言うべきか少ないと見るべきか、程度や実行するしないは別としてそういうことを考えてみる人間というのはどこの国でも結構多いんじゃないかと言う気はします。
一方でこれまた一頃はちょっとした人気だったというあれの効果に対する研究ですけれども、下手すると営業妨害で訴えられそうな話である一方、詐欺的商法で儲けるのはけしからんじゃないかという批判も当然出てきそうな話ではありますね。

「脳トレ」効果に疑問…英で1万人実験(2010年4月21日読売新聞)

コンピューターを利用した脳トレーニング(脳トレ)は、健康な人の思考力や記憶などの認知機能を高める効果は期待できないことが、 ロンドン大学などの1万人以上を対象にした実験で分かった。

脳トレは世界的ブームになっているが、大規模な検証はほとんどなかった。英科学誌ネイチャーで21日発表した。

18~60歳の健康な1万1430人を三つのグループに分け、英国で販売しているコンピューターゲームをもとにした脳トレを1日10分、週3日以上、6週間続けてもらい効果を調べた。

最初のグループは積み木崩しなどを使った論理的思考力や問題解決能力を高めるゲーム、もう一つのグループはジグソーパズルなどを使った短期記憶や視空間認知力を高めるゲームをした。残り一つは、脳トレとは無関係のゲームを行った。その結果、脳トレを続けたグループでは、ゲームの成績は向上したが、論理的思考力や短期記憶を調べた認知テストの成績はほとんど向上せず、3グループ間で差がなかった。

ま、なんとなくそうなんだろうなとは誰しも感じていたところではないかと思いますが、こういう条件付け刺激に対する反応性の誘導というテクニックをどう応用していけば日常生活上の効率改善に結びつくかと、今後はむしろそちらの方を考えていった方が老年科学などへの応用も期待できるのかも知れませんね。
しかし率直な感想として、この半分ネタのような話がネイチャーですよネイチャー…仕事のアイデアというのはどこにでも転がっているものなんだなと、改めて考えさせられる話ではありますかね。

今日のぐり:「中国四川料理 又来軒 岡山駅前店(ゆうらいけん)」

元々は福山市内の繁華街を本拠地としているこちらのお店、近隣にあちこち出店している中の一つがこちら岡山駅前は高島屋隣の地下にある岡山駅前店です。
福山の本店の方は何度かお邪魔したことがあるのですが、とりわけ何がまずいというわけでもないものの特に印象に残った料理も思い浮かばず、無難な万人向けの味という印象でしたでしょうか?
この日も大人数で宴会向けのコース料理をいただいたわけですが、基本的な味の印象はこちらでも本店のそれと変わらないといったところですかね。

前菜盛り合わせはごくありきたりなものが並んでいますけれども、味よりも人数分に対して意外に量があるかなと言うのが一番記憶に残ったところですかね。
ユウリンチは頃合いの揚がり具合でこのピリ辛ソースとの相性も悪くないんですが、四川料理と言うことで身構えるほどの辛さを期待していたとするとちょいと辛いかな?というくらいで拍子抜けしますでしょうか?
魚の甘味ソースはシャクシャクとした魚の揚げ物と野菜との食感の差が面白いくらいで、味は取り立てて面白いところもなく一口食べればおかわりはもういいかなと言う感じです。
定番の青椒肉絲はあまり四川を感じさせなないごく普通のひと皿といったところなんですが、場末の中華料理屋並みにピーマンら野菜の食感が全く駄目になっているのは残念でしたね。

ここで登場する大ぶりの焼き餃子は良くある単にパリパリなものではなくもっちりした皮の食感が好印象で、ジューシーな肉あんとのバランスも悪くないんですが、基本的にこってり系のメニューが続く中で焼き餃子より水餃子の方がありがたかったかなとも思います。
豚の冷しゃぶはピリ辛ソースかと思いきや甘いタレというのはまたしても意表をつかれましたが、味自体はごく普通のさっぱり味でよく言えばいい口直しになりましたね。
麻婆豆腐とくればこれは四川風に山椒がビリビリくる味を想像して身構えますけれども、確かにソースに山椒は利いてるものの基本は甘い味付けで、こってりと油が浮いていることもあって豆腐をつまんでいる分には特に辛さを感じません。
イカと野菜炒めは四川風というより広東風なメニューですが、イカのぷりぷりした食感はいいもののここでもスープ(湯)の味が物足りないのが全体の印象を淡いものにしてしまっていますかね。

エビチリと言えば陳建民ということで四川飯店の味が一つのデフォだと考えると、こちらのそれは臭みや食感など海老の扱いは悪くないんですがとにかく甘い!ピリ辛のピリの字もないくらいに甘ったるいソースの味がもっとも記憶に残りました。
焼き飯は味、炒め加減とも頃合いで料理としての仕上がりはいいんですが、多くの中華料理店に共通する問題として飯はもう少し硬く炊いてもいいんじゃないかなとは感じるところでしょうか。
杏仁豆腐自体は可もなく不可もなくで特に特徴もないんですが、このかなり濃厚な甘さのシロップは改めて今日の料理の甘さを印象付けるものになりましたかね。

四川料理と言えばとにかく辛いというイメージがあって、実際この店の看板メニューも軒並み辛いものばかりなんだそうですが、この日のコースに関しては辛い料理というのはごく一部で、とにかくどれもこれもはっきり甘口と言えるくらいに甘い味付けが印象的でしたね。
そもそも四川料理というと山椒風味などピリリと辛い味付けが有名である一方、宴会料理などでは逆にべっとべとに甘いものも結構出てくるという話ですから、あるいはそうした四川の伝統に忠実だったということなのかも知れませんが、こうも甘い味ばかりが続いて来ますとたまには本場の激辛も試してみたくなりそうです(苦笑)。
それはさておき、この店の料理が特に印象に残らない理由を考えてみた場合に、全般にスープ(湯)の味が物足りないのと、炒め物の火の通り加減塩梅がもう一つという場合が多いことを思い出すのですが、このあたり一度に大人数分を調理しているという宴会料理のハンデもあるのかなと思いますから、単品料理などでは少し印象が違うのかも知れませんね。

接遇面では日本語が判らないフロアのスタッフが結構いるというのをどう考えるかですが、宴会なら何かあったときにもいちいち人を呼びに走らなければならないくらいならいいんですが、通常のランチ営業などでこの意思疎通のレベルですと、正直結構トラブルも多いんじゃないかという気がします。
ちなみにこちらのお店では本店ほど気合の入ったものではありませんが、宴会料理となるときっちり飾り物を仕上げてくるのはこの店なりのこだわりなんでしょうか、昨今コスト削減の要求も厳しいでしょうに頑張っているなとは思いましたね。
別に悪くもないけれども印象に残らないというのは本店の味をよく受け継いでいるとは言えますが、全くノンポリでやってくる新規の顧客はともかくとして、人気だと言う激辛系メニューでこの店の味に親しんだお得意さん達が宴会ということでこういう味を食べてみるとなると、どうも何かしらすっきりしないんじゃないかなとも思うところでした。

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