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2010年6月13日 (日)

今日のぐり:「料理旅館 冨久美味(ふくみみ)」

以前から異様に人気が盛り上がっているという小惑星探査機「はやぶさ」ですが、いよいよ今夜七年ぶりに地球に帰ってくるということでインターネット生中継をするだとか言う騒ぎになっているらしいですね。
うまいことサンプルの回収ができていれば御の字ですけれども、これと相前後してもう一つ喜ばしいニュースがありましたので紹介してみましょう。

帆の展開、すべて成功=宇宙ヨット「イカロス」(2010年6月11日時事通信)

 宇宙航空研究開発機構は11日、世界初航行を目指す宇宙ヨット「イカロス」の帆の展開作業がすべて成功したと発表した。地球から遠く離れた宇宙で大きな帆を展開できたのは世界初。今後、軌道や姿勢の制御を確認し、半年以内を目標に、太陽の光の粒子を帆で受けた航行に挑戦する。
 イカロスは5月21日、鹿児島県・種子島宇宙センターからH2Aロケットで金星に向け打ち上げられた。帆は今月3日に展開を開始。宇宙機構は10日、地球から月までの距離の約20倍離れた所で、展開成功と薄膜太陽電池による発電を確認した。 

先年亡くなった巨匠アーサー・C・クラークのファンでなくとも思わずやった!というニュースですけれども、これもファンの方ならご存知のように長年全世界の宇宙ヨットマニアの頭を悩ませていた帆の展開方法を、JAXAの津田雄一氏が開発したことがブレイクスルーにつながったわけですね。
今回はこうした日本初の快挙にちなんで「なにそれちょっとすごい」という話題を紹介してみますけれども、まずは先日一部方面でちょっとした話題になったニュースがこちらです。

人間をコンピューターウイルスに感染させる初の実験、英研究者が自身の体で/英(2010年5月27日インターネットウォッチ)

 人間をコンピュータウイルスに感染させる初の実験が行われ、その研究結果が学会で発表されることになった。

 この研究を行ったのは、英University of ReadingのシニアリサーチフェローのMark Gasson氏。6月にオーストラリアで開催される「IEEE International Symposium on Technology and Society」で研究結果を発表する。

 Gasson氏の左手には昨年、ハイエンドのRFIDチップがインプラントされた。このチップを使ってGasson氏は、大学の建物や携帯電話に接続できる。また、チップの情報を用いてGasson氏を追跡したり、認識することも可能だ。

 こうしたチップは、実質的にはコンピューターであるため、コンピューターウイルスに感染させることが可能だ。実際、このチップをコンピューターウイルスに感染させたところ、接続先のメーンシステムに異常が生じ、通信ができなくなったという。もし、システムに他のデバイスが接続されていたならば、ウイルスが感染を広げることも可能だったかもしれないとしている。

 Gasson氏は「私自身のインプラントをコンピューターウイルスに感染させることによって、我々はこれらのテクノロジーがどれほど高度なものになっているのかをデモすることができ、明日の問題が垣間見えたと言えるだろう」とコメントしている。

 チップを人体に埋め込むインプラント技術は、心臓のペースメーカーや内耳インプラントだけでなく、人体の能力を向上させるための研究も行われており、発展段階にある分野だ。

 感染した気分についてGasson氏は、「医療上のインプラントを受けた多くの人々と同様、インプラントを受けて1年が経ち、それが私の体の一部であるように感じるようになった。このような形でコンピューターウイルスに感染する初めての人間になったことは、エキサイティングなことであるとはいえ、同時に驚くほど傷つく体験ともなった。なぜなら、このインプラントはあまりにも密接に私と結び付いているのに、この状況を私は全く制御できない状況にあるからだ」と説明する。

 そして、こうしたインプラント技術が人体の能力を向上させることに用いられることがあるとしても、「我々は、新たなステップが持ち込むかもしれない新種の脅威のことを心に留めておかなければならない」と警告している。

どこからどう突っ込むべきか迷うんですけれども、とりあえずいきなり人体で直接試してみる必然性が全く感じられないというあたりが実験倫理的にどうなんでしょうね?
お次は誰もが一度は考えたことがありそうな話ですけれども、実際に成功することは極めてまれというニュースです。

「風船イス」で海峡横断成功/英(2010年6月3日ココログニュース)

無数の風船を括りつけた老人の家が空を飛び、冒険を繰り広げる…2009年に公開されたアニメ映画『カールじいさんの空飛ぶ家』を彷彿とさせるチャレンジに先日成功した男性がいた。

36歳のアメリカ人男性、ジョナサン・トラップさんは28日、54個のヘリウム風船をつないだオフィスチェアに乗り、イギリス南東部にあるケント州の小さな町から空に向かって飛んでいった。「風船イス」は高度7500フィートまで上昇、約3時間半かけて海峡を渡り、フランス北部郊外のレタス畑に着陸した。かくしてジョナサンさんは風船による海峡横断に初めて成功した人物となったのである。

今回のチャレンジに向けて、Jonathanさんは数ヶ月前から準備を進めていたとのことで、今年初めにはアメリカ・ノースカロライナ州で同様の「風船イス」を用いて14時間以上上空に滞在することに成功していた。なぜ風船で海峡を渡ることを思いついたのかという質問に対して彼は「海峡が呼んでいたからだ」と答えたという。

カールじいさんの情景とともに思い出すのは、1992年に琵琶湖から飛び立ちそのまま消息を絶った「風船おじさん」のことである。

風船おじさんってそう言えば居ましたねと少しばかり遠い目になるような話ですが、元記事の写真を見ると結構ごつい風船を使っているようで、やはりそこらにある市販品では強度的に不足しているということなんでしょうかね?
お次は本気なのか冗談なのかよく分からないんですが、しかし実際にはどこまでも本気であるらしいというこちらのニュースです。

「冗談?いや本気です」イギリス警察がパトカーの代わりに足こぎ式のペダルカーを導入/英(2010年5月23日らばQ)

何かとエコが叫ばれる昨今ですが、イギリスの南岸に位置するハンプシャーの警察が二酸化炭素を一切排出しない、一風変わったパトカーを導入したようです。

なんとそれは子供が乗るようなペダル式の足こぎカー。反社会的活動を取り締まる秘密兵器として製作したとのことですが…。

リンク先に実物の写真がありますけれども、「反社会的活動を取り締まる秘密兵器」なんだそうですが…しかしブリの警察官は拳銃を持たないとは有名な話ですが、ここまで来るともう何という独走(独創)状態かですね?
ところでこうして見返してみると、なにか話題の発信源が世界の中でも某方面に集中しているような気がするのは…気のせいじゃないような…?

今日のぐり:「料理旅館 冨久美味(ふくみみ)」

NHK大河ドラマの影響か、ただいま坂本龍馬人気が爆発中なんだそうで、龍馬記念館やら銅像やらが揃っている桂浜の週末は観光バスで溢れかえっているという状態のようですね。
たまたまそんなさなかに迷い込んでしまって、食事時でもあるし腹も減ったしで何か食べてみようかとも思ってみたものの、さすがにいかにもそれっぽい土産物屋の食堂で食べる気にもなれずと周りを見回しておりましたら、ちょうど駐車場入り口の向かいに昼食オーケーというこちらの旅館の看板が見えましたのでお邪魔してみましたが、後で知ったところでは伊勢エビ料理が名物という結構老舗の旅館らしいですね。
ちなみにお昼の利用ということで宴会用の大広間でもあるのかなと思っていましたら、窓から海が見えるお部屋の方に通されたのは嬉しい誤算というもので、のんびりとくつろぎながらお料理を楽しめたのは地味に高ポイントでした。

メニューは単品料理から会席まで何でも出来ますよということなんですが、お昼でもあるしさすがに会席でもなかろうということで幾つかある昼定食からそれぞれ見繕ってみることにしましたが、基本的にメインの料理が伊勢エビの鎧煮か刺身、鰹のタタキあるいはそれらの組み合わせかといった差ということのようで、一番安い「たたき定食」でも量的には十分満足できそうな様子です。
さて今回主に食したのがその「たたき定食」なんですが、タタキ自体には目立った味がつけられておらずお好みで塩かタレを使ってどうぞというスタイルで、当然ながら両方の味を試してみたのは言うまでもありませんが(苦笑)、なかなかに頃合いの焼き加減でブリブリとした鰹の食感を楽しめ、いかにも初鰹の時期らしい味だなという感じでしょうかね(ちなみに後で知りましたが、こちらのたたきはなかなか好評らしいですね)。
付け合せの小鉢の中でも伊勢エビの殻を食べさせているとかこだわっているらしい土佐ジローの温泉卵が目立ちますが、この有精卵の温泉卵はやや火が入りすぎかなとも感じるものの、嫌味がなく濃厚なうま味がしっかり楽しめる味わいは悪いものではなく、食後に出てくる同じく土佐ジローの卵を使ったアイスの方も量的にも味的にも過ぎるということのない頃合いという感じでしょうかね。

他の定食についてくる主だった料理もつまんでみましたけれども、一番注目だったのは何気についてくるように見えた刺身がうまいということで、活きがいいなんてことには今さら驚きも何もしませんけれども、鯛などもこの時期こんなに?と思えるほどの濃厚なうま味が楽しめたというのは嬉しい誤算でしたね。
看板らしい伊勢エビの鎧煮ですが、わざわざ仲居さんが手ずから捌いてくれまして食べるのには苦労はなかったんですけれども、味の方はまあ伊勢エビにしては頑張っていると言うべきなのかそれでも結局こんな味と言いますか、伊勢エビってやっぱり実際に食べる前が一番幸せでいられる食材ですよねえ…
天ぷらや炊合せなどその他のお料理も特に珍しいもんはないものの、どれも素材、料理とも悪くない出来で量的にも満足出来たんですが、それでもいかにも旅館風な見た目は置くとしても味の組み立てを思い出してみると、やはり料理屋の味ではなく旅館の味と言う印象を受けるのが何やら面白かったですよね。

接遇の方は忙しい時間帯にも関わらず老舗らしく丁寧でゆったりした落ち着きが感じられるもので、料理の方も今日はアレな飯を食う事になるのかと半ば覚悟していただけにまともなものが食べられただけでも思わぬ嬉しい誤算ということもありますが、これでしたら慌ただしい桂浜観光の合間にちょっとご馳走めいたランチを楽しみたいという向きにもいいんじゃないかと思いますね。
しかし建物外壁に巨大な伊勢エビの作り物がぶらさがっていて、「待て!このノリは道頓堀やぞ!」と思わず突っ込みそうになってしまったのですが、考えてみれば同じ市内の「おらんく家」なども巨大な鯨であったりしますから、これもまた高知のセンスということなんですかね?
それに加えてちょうどフロントの横に生簀がありまして、名物の伊勢エビが沢山飼われているのはともかくとして、なぜか大きなウミガメが何匹か悠然と泳いでいるのはどういうことなのかなと思ったのですが、確かにウミガメ料理はフレンチではご馳走といいますけれども、頼めば捌いてくれるということなんでしょうか(しかしあのサイズでは、とても食べきれそうにないんですが…)。

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