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2010年5月16日 (日)

今日のぐり:「旬彩・鮨処 和(なごみ)」

昔から有名なコピペの一つに、こういうものがあります。

犬は思う。
この家の人たちは、餌をくれるし、愛してくれるし、
気持ちのいい暖かいすみかを提供してくれるし、
可愛がってくれるし、よく世話をしてくれる・・・。
この家の人たちは神に違いない!

猫は思う。
この家の人たちは、餌をくれるし、愛してくれるし、
気持ちのいい暖かいすみかを提供してくれるし、
可愛がってくれるし、よく世話をしてくれる・・・。
自分は神に違いない!

先日こんなニュースを見かけた時、真っ先に思いついたのが上記のコピペでした。

猫をかぶる? 助けたのに…([2010年04月29日大分合同新聞)

 先日の夕方、「大分市府内町で、側溝の中にネコが閉じ込められて鳴いている」と近所の女性から大分市消防局に119番通報があった。
救助隊が駆け付けると、「ニャー、ニャー」とおびえたような鳴き声。どこからか迷い込んでいた。
かわいそうに思った隊員が急いで側溝のふたを外すと、途端に鳴きやみ、何事もなかったかのように路上に飛び上がり、スタスタと去っていった。
「せっかく急いで助けてあげたのに、ネコは僕らが思うほどありがたみを感じていないのかな」と肩を落とす隊員。

この記事の挿絵の呆然と見送る人々がまたなかなかいい味を出していると思うんですが、まあ猫であればこんなものかなとも思いますよねえ(苦笑)。
本日は猫にちなんだ話題を幾つか紹介していきたいと思いますけれども、世の中とにかく猫!と言う情熱的な人間はいるものだなと感じさせられるのがこちらのニュースです。

「出会ってすぐ恋に落ちた」?!飼い猫と結婚式を挙げた男性(ドイツ)(2010年5月5日テックインサイト)

ドイツ東部のザクセン州に住む男性が飼い猫と恋仲に落ち、なんとこの1人と1匹が結婚したと伝えられた。公式では無いものの、花婿花嫁ともに正装し結婚式を挙げたという。

ドイツ東部に位置するザクセン州。郵便局で働くUwe Mitzscherlichさんが、彼の飼い猫である15歳のCeciliaと結婚したと「daily Bild」が伝えた。

Mitzscherlichさんと飼い猫のCeciliaは、約10年前にバルト海岸で出会ったという。2人(1人は猫である)はすぐに恋におちたそうだ。「Ceciliaはとても信頼でき、また2人の間には強い絆があります。」とMitzscherlichさんは言う。彼は喘息を患っており、また Ceciliaは肥満気味でこの先もう長くは無いと悟り、この2人の関係を公にしようと決めたのだという。

ドイツ当局では、当然ながら人間と猫の結婚式は執行しない。Mitzscherlichさんは、女優のChristin-Maria Lohriさんに有料で2人の結婚式を取り仕切るように依頼した。依頼されたLohriさんは、「最初は冗談かと思った。」という。いよいよ結婚式の日、 Mitzscherlichさんはタキシードにシルクハットと正装し、また花嫁のCeciliaは小さいウェディングドレスを着ていたという。式典は花、結婚行進曲、誓いとキス、全てが完璧だったと伝えられている。

しかしこれも世間的にはどうなのという話題なのかも知れませんが、肥満気味云々という以前に猫の十五歳と言うとかなりの御高齢なだけに、人(猫)生最後の一花を咲かせたということなんですかね?
同様に猫との情熱的な愛を貫き通したと言うこちらの御仁ですけれども、こちらの場合は残念ながら恋に盲目過ぎたためか?法の裁きを受けてしまう羽目になってしまったようですね。

猫に会いたい…偽パスポートで渡米 会社役員に有罪判決(2010年4月28日朝日新聞)

 米国に残したペットの猫が心配だった――。飼い猫に会うため、偽のパスポート(旅券)で米国へ渡航を繰り返したとして、旅券法違反の罪に問われた岐阜市の会社役員の女(48)に対し、岐阜地裁は27日、懲役1年6カ月執行猶予4年(求刑懲役1年6カ月)の判決を言い渡した。

 判決によると、女は2005~08年、偽造旅券で9回にわたり出入国を繰り返した。宮本聡裁判官は「軽率な犯行だが、組織的背景はない」と述べた。

 公判でのやりとりなどによると、女は約20年前に米国に語学留学して以来、アパートを借りて猫の親子数匹を飼っていた。しかし、1998年ごろに入国を拒否され、理由を十分に説明されなかったため、自分の旅券では渡米できないと思い込んだという。

 そこで女は、幼なじみの女性に頼んで名義を借り、自分の顔写真を張って旅券を申請。渡航の際はこの旅券を使っていたという。

 公判で「テロなどでアメリカは敏感になっている。大騒ぎになるところだった」と諭す宮本裁判官に、女は「猫が心配で仕方なかった。どうしても帰りたかった」。猫は他人が引き取るなどしたといい、「軽はずみなことをした」と反省していた。

米国の入国は厳しいことになっているようですから、この場合は猫のほうを連れてきてもらうなりした方が話が簡単だったような気がしますが、それだけ回りが見えなくなるほど必死だったということなんでしょうかね。
さてお次は最後のニュースですけれども、同じ猫絡みの話題でもこれがブリの話題ともなりますと、一転して何やら怪しげな気配が漂ってくるのは仕方のないところなのでしょうか。

19歳の老猫が襲ってくるので、もう配達しません…イギリスの郵便局(2010年04月18日らばQ)

仕事をボイコットするには、何らかの理由があるものです。

イギリスの郵便局が、ある家への配達を停止したそうです。
その理由ですが、なんと19歳になる飼い猫が配達員を攻撃してくるため、配達できないと言うのです。

イングランド北部のリーズに住むトレイシー・ブレイショーさん(43歳)は、19歳になるオス猫のタイガーを飼っています。
しかし郵便局側によると、この数週間で3人の配達員がタイガーに襲撃され、腕や足に怪我を負った人もいると言います。
配達を停止されてしまったトレイシーさんは、仕方なく郵便局まで配達物を直接取りに行っているそうですが、「人間に換算すると90歳という高齢の猫が、人を襲うなんて信じられない」と驚きを隠せないでいます。

1日に20時間は寝ていると言うタイガーですが、郵便配達の音を聞きつけると猫用ドアから飛び出してきて、うなり声をあげて威嚇し、道の向こう側まで追っかけていくこともあるそうです。
猫の平均寿命は15年程度なので、19歳の猫が人を襲うことにビックリですが、確かにタイガーという名前に負けない迫力がありますね。

郵便局側では怪我人が出ないよう対策を練り、解決すれば配達を再開する意向だとのことです。

ブリと言えばトンデモな話題には事欠きませんけれども、これはしかしいろいろな意味でどんなトンデモ猫かと思うような話ではありましたね。
しかしどうせ一日中ほとんど寝ているというくらいなら、いっそ猫用扉を閉ざしておいてもさほど不都合はないような気もするのですが、飼い主のトレイシーさんとしてそれは譲れないということなんでしょうか。

今日のぐり:「旬彩・鮨処 和(なごみ)」

高知城から追手筋を通って歩いていくと道路脇にあるこちらのお店、今まで入ったことのない店にと思いつつたまたま通りがかって、何となく鼻にピクピク来るものがあって入ったんですが、結果からするとこれが割合に居心地が良かったですね。
店構えからしても内装にしてもいかにも最近出来ましたという感じなんですが、後で調べてみますと2010年2月開店と言いますからつい三ヶ月ばかり前のできたてホヤホヤで、まだまだ固定客がついていないらしく開店直後の時間帯であったことも手伝って、店内の客の入りはさほどでもありませんでした。
寿司屋と言うことでカウンターに座ってもよかったんですが、同行人の都合に合わせたことに加えてちょうど出始めた初鰹を中心に楽しんでみたいという気持ちもあって、小奇麗に整った座敷の方へ案内していただきました。

まずは鰹のたたきを塩とポン酢で、これまた(個人的に)定番のウツボの唐揚げに土佐巻き(こちらでは山芋を加えた新土佐巻きなるものもあるようですが、この日は標準のものを頼んでみました)に、握りは今日のおすすめというものを一通り頼んでおいて、後は各人で勝手にやってくれと言うことにしてみました。
たたきの方は塩にしろポン酢にしろ程よい香ばしさだけで嫌な風味が全くないなかなか良い焼き具合で、すっきりしたこの時期の鰹のさわやかな味わいを楽しめるものですから、これでしたらポン酢より塩たたきの方が塩梅がいいように思いますね。
ウツボの唐揚げは塩味でそのまま頂くというスタイルで、個人的にはこの料理にはポン酢に紅葉おろしといったやや強めな味が合うのかなと思っていましたところ、このウツボはしっかりした歯ごたえの皮とさくさくホクホクの食感を提供する身もさることながら、それらの間のブリブリのゼラチン質が今までで一番と言うくらいに見事なもので、揚げたてでこの食感の三重奏を楽しむには確かにポン酢では勿体無いかも知れません。
土佐巻きは細巻きが本来のやり方だそうで店によっては太巻きにして出すところもあるのですが、この店のそれはたっぷりの鰹を巻き込んだやや太めの巻き加減になるのでしょうか、太すぎず細すぎずこれくらいの飯と鰹とのバランスがちょうどいいんじゃないかという気がします。

握りの方で珍しいなと思って楽しみにしていたのがカマスの握りで、生のものを皮目を香ばしくあぶって出してきているのですが、干物にして旨い魚というくらいでもともと少し身質に水分過剰なところがあるようですから、ネタとして合わせるのには生そのままよりこういう扱い方がいいということなんでしょうね。
定番のヒラメやアジ、ヒラマサも時期からすると悪くないもので、ウニなどネタの味が勝ちすぎる気がして普段はほとんど頼むことがないんですが、さすがに妙な薬品臭いような風味などなく濃厚な旨みが楽しめますから、たまにはこういうものも悪くないですね。
旬を外れているはずなのに鯖がおすすめに取り上げているのでおや?と思ったのですが、なんでもこの土佐の清水鯖というのはちょうど今ブランドとして売り出し中なんだそうで、脂こそないもののスッキリした嫌味のない味はこれはこれでありかなと思いますが、一方でこの時期であればやはり鯖よりは鰆なんじゃないかなと言う気もします。

握りの鰹はたたきではなく生のものを薄目にスライスしたもののようですが、鰹の血の風味も強すぎず弱すぎず、こういう食べ方をするなら脂が強すぎないこの時期のカツオの方が相性がいいかも知れないと思う味でした。
ただ上に載っていたにんにくスライスはそのまま食べてしまいましたが、この場合にんにくの味がいささか強すぎる印象で、これを無しにするか他の薬味の方がよいようにも思いましたけれどもね。
この日の握りということで個人的に実は一番気に入ったのがこちらの玉子で、一つ一つに店の名前が焼入れしてあるのでこちらで焼いたものなんでしょうが、たっぷりした大きさの玉子が均一に火入れされ絶妙の火入れ加減と非常に滑らかな食感を持ち、なおかつ噛みしめるとジューシーな玉子の味わいもたっぷり残しているという、昨今食べた中で一番というくらいの上出来の玉子だと思います。
料理にしろ寿司にしろそれもなかなか素材がよく、仕事ぶりもしっかりしたものですから雰囲気も込みで我々には満足出来る味なんですが、なかなか個性的な土地の食材を濃いめの味で食べることに慣れている高知の人たちの舌にとって、この一味控えめの味加減がどう受け止められるかが今後のポイントでしょうかね。

全般の味のレベルや価格帯からすると、ちょうど近隣で定評を得ている「おらんく家」あたりと競合しそうかなと思うのですが、今はちょうど子供からお年寄りまで誰でも受け入れてもある程度余裕を持って対応できる程度の入りであるのは、込むことが多いあちらのお店よりはゆったりとした気分でおいしいものを食べたい時にはいいんじゃないかとも思いますね。
とりわけ接遇面は特筆すべきだと思うのですが、寿司屋らしく鬱陶しくない程度の活気に加えて、押し付けがましくない範囲での丁寧さがあり、比較的声の届きにくい奥まった座敷席でも声を張り上げる必要のない顧客との近さを保っているのが好印象で、あまりそういう方面を気にしない同行者も「何か気持ちがいい店」と言うくらいですから、これは今のところ店一番の売りとして高評価を与えておきたいところです。
これから周辺競合店と競い合いながら固定客を得ていく途上と言うことになるのでしょうが、今より繁盛してきても今の雰囲気を維持してくれていればいいかなと感じた今日のぐりでした。

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