« 久しぶりに環境テロリストネタですが | トップページ | 今日のぐり:「木の実 (コノミ)」 »

2010年5月 2日 (日)

今日のぐり:「やきとり 秀 水島本店」

ちょうど今開かれている万博でもいきなり事件が起こっているとも言いますけれども、中国というところはあれだけの数の人間もいるだけあってなかなかネタも豊富なお国柄のようですね。
こういうのも文化摩擦と言っていいのかどうかは判りませんけれども、先日なるほどと納得半分で読んだのがこちらの記事です。

日中間の「規則と文化」に悩む…社会の規則と人の気持ち(2010年4月5日サーチナ)

  一年に一度の桜の季節になり、東京にも楽しく明るい雰囲気が溢れている。しかし、私の周りで起きた二つの出来事が私を深く悩ませている・・・。

  北京から来た年上の友人は、二年前に美しく聡明な日本人女性と結婚し、周囲の人々を羨ましがらせた。今年の花見の席で彼は一人で酒を飲み、表情も明るくない。かつて幸福の絶頂だった二人は、現在「離婚協議中」なのである。事の発端は「通勤定期」という小さなものだった。彼が週末に外出する時に、奥さんの通勤定期を借りようとした。すると普段は温和な奥さんが突然顔色を変え、「これは私が通勤するためのものよ。あなたが休みの日に使っちゃだめじゃない!」と言ったのだ。これに彼は腹を立て、「日本人はどうしてそう頑固なんだ。週末は君は使わないんだから、バッグに入れておいても無駄だろう。二人の家計のために節約しようと思っているのに、そんなふうな考えではこれからやっていけないよ!」と返したのだという。

  もう一つはこんな話だ。上海から来た友人の王くんの義理の母親が、花見も兼ねて日本に遊びに来た際、一家でファストフード店に行った。「飲み放題」サービスの注文の時、お義母さんは「いらない」と言った。食事が終わり、王くんが自分の「飲み放題」のお茶の最後の一杯をお義母さんにあげようとした時、小学校三年生の娘が突然口を開いた。「おばあちゃんは『飲み放題』を頼んでいないのだから、飲んじゃだめ。そんなことをしたら店が損をする。」王くんは笑いながら言った。「お父さんが『飲み放題』を頼んだのだから、お父さんが100杯飲んでも構わないだろう?」娘は頷いた。「だから、お父さんが3杯飲んで、残りの97杯からおばあちゃんがちょっと飲むぐらい構わないだろう?」だが、娘は頑なに譲らない。最後には泣き出してしまい、食事の楽しさが台無しになってしまった。王くんは憤懣やる方ないという様子で言った。「子どもに日本の教育を受けさせたことを後悔しているよ。こんなに頑固では、将来結婚できないかも。」

  日常生活で人間の決めた規則にどう対応するかで、中国人と日本人に明らかな違いがあることは、在日中国人なら切実に理解しているだろう。中国人はどちらかというと「人の気持ちを重視」し、自分の価値観で自分の行動を「合理的」に解釈する。日本人はどちらかというと「規則を守る」ことを重視し、公共的な規則を自ら厳しく守ろうとすることによって、調和の取れた社会をみんなで作ろうとする。

  もちろん、その場の人間の考え方に合わせることは非常に重要だが、各自の価値観によって自分のやり方を押し通そうとすれば、たくさんの「不合理」が生まれてしまう。社会の規則も守り、人の気持ちも大切にしようとするのは、実に難しいことである。桜の季節に聞いたこの二つの物語は、異国で暮らす私の二十年以上に渡る様々な困惑と迷いを映した、二つの「生活の水滴」のようだった。来年の桜の季節には、深い悩みから抜け出し、澄み切った青空を笑顔で迎えたいと願っている。(情報提供:東京流行通訊)

まあそういうものだと言ってしまえばそれまでの話なんですが、こういう文化的背景の差を承知しておかないことにはお互い悪気がないのに思わぬ摩擦を生むということにもなりかねませんから、これはひとつ万博にでも出かけてみようかとお考えの日本人としても注意が必要なところではあるのでしょうね。
今日は昨今ブリにも匹敵するネタの宝庫と一部で噂の中国ネタを取り上げてみますけれども、まずは以前から何度も言われているところのあり得ない建築学的奇跡というものは今も健在であるということが判るこちらのニュースを紹介してみましょう。

開通前からボロボロの道路/中国(2010年4月16日ココログニュース)

中国・福建省で建設中の片側2車線道路が、手抜き工事によって開通前にもかかわらずすでにボロボロになっているという。

これは同省内の郊外を走る長さ2.4キロメートル、幅16メートル、総工費1700万元(約2億2千万円)をかけて建設中の道路だ。未使用でピカピカなはずの道路だが、よく見ると真ん中に亀裂が入っていたり、路面が傾いていたりするという。さらには厚さ20センチのコンクリートの下にぽっかり空洞がある、力いっぱい足踏みすると路面が揺れ動くなど、かなりの手抜き工事だということが発覚した。

また、路面に設けられたマンホールのフタが壊れていたので調べると、なんと細い竹棒の骨組みにコンクリートを流し込んだだけの、とんでもない代物ということも分かった。そのフタに「盤石」という名前が刻まれていたというオチまでついていたそうだ。

「こんな道路、恐ろしくて通れない」と嘆く村人に対して、施工業者は「問題部分はすでに修繕するよう指示した。今後このような問題が起こることはない」と話しているという。その話をにわかに信じる村人など到底いるとは思えないのだが…。

まあ、鉄筋ならぬ竹筋コンクリートと言えば現代中国建築学の常識だそうですから…ってそういう問題ですか?!
人文的な驚異が多発しているというのはさすが十余憶の人口を誇る人民パワーということでもあるのでしょうが、それだけの人がいれば中にはこういう変わったパワーを発揮していらっしゃる方々もいらっしゃるというのも昨今もはや驚く話題でも…ってやっぱり驚くわそれは!というニュースがこちらです。

尻からタウナギ入れられた男性、直腸食い破られ重体に―中国(2010年4月28日サーチナ)

  中国・四川省自貢市第一人民病院に17日午後4時ごろ、ひどい腹痛を訴える59歳の男性が運び込まれた。腹や腰が異常に充血し、脱水症状もひどい。腎・肝機能も低下。重度のショック症状と診察された。原因がはっきり分からず、医師らはやむを得ず、家族の了承をとり開腹手術。すると、腹腔から体長約50センチメートルのタウナギが出てきた。中国新聞社などが報じた。

  タウナギは死んでいたが、男性の直腸を食い破って腹腔(ふくくう)内に入ったことは、間違いなかった。そのため、体内で大量の出血が発生し、タウナギについていた細菌による化膿(かのう)もひどかった。医師らは、タウナギは男性の肛門から侵入したと判断した。

  男性は17日朝、腹痛などを訴え、同市内の別の病院を訪れた。前日にタウナギをたくさん食べ、酒も飲んだと説明。医師はすい臓炎を疑ったが、検査の結果は否定的だった。専門家の医師らが検討したが、原因が分からない。午後になり、容体が急変したので、設備が整っている同市第一人民病院に緊急搬送したという。

  男性は生命の危険な状態が10日間続いた。27日になり酸素吸入を外せるようになった。4月末までには、集中治療室から一般病室に移れる見通しという。

  男性の職業は調理師。16日夜には、仲間と酒を飲んだ。これまでに、男性は泥酔し、仲間が悪ふざけで、男性の尻にタウナギを押し込んだとの通報が寄せられた。警察は事件の可能性が高いとして、捜査を開始したという。(編集担当:如月隼人)

いかにもこれなんてブリあたりの牧師様がお好きな系統の話なんですけれども、回復してこんなタウナギなんてものが出てきたら自分だったら驚くどころではなくパニクる自信がありますね絶対(て言うか、顔が怖いし…)。
こういうネタばかりではアレですので、同じ驚きのニュースとは言っても何かしら不思議な感動を覚えさせるこちらの記事で締めてみることにしましょう。

地球の果てのレストラン/中国(2010年4月12日ギズモード・ジャパン)

僕の狭い人生経験の範囲内だと、「すごいけどどうかと思う」のは、大抵インド、中国、ドバイのいずれからか出てくるようです。

で、これは中国。崖みたいなルートしかない、山の上のレストランです。

「もし辿りつけたら、ランチを無料でご提供します」だそうですが...

【地球の果てのレストラン(詳細写真)】

命がけじゃないですか!
無理だよ無理。こんなの行く人いないに決まってんじゃん、と思いきや......

けっこういますね...しかもみんな普段着です...
さすが中国。いろんな意味で次世代の大国ですね。

詳細はリンク先の写真を参照していただければ一目瞭然なわけですが、まさしくこれはすごい、確かにすごいんですが…やはりこれも「すごいけど、どうかと思う」と言うべきニュースではあるのですかね?
それにしてもこんなところにまで列をなして人がやってくるとはさすが世界に冠たる大中華、食にかける情熱は日本のような小さな島国とは桁が違うと実感するしかありませんねえ…

今日のぐり:「やきとり 秀 水島本店」

倉敷市の南部に広がる水島工業地帯と言えば、無味乾燥なコンビナート群が立ち並んでいるイメージがありますけれども、水島臨海鉄道の路線沿いに古い歓楽街が広がっています。
その一角にあるこちらのお店、地元では結構老舗で通っている焼き鳥屋だと言うことですが、見た目の間口の狭さに反して中に入るとかなり広く、ちょっとした宴会なども出来そうな感じですよね。
「創業以来、タレ焼は一切使わず、塩焼にこだわって27年。ゴマベースの特製スパイスを付けて味わえば、鶏のうま味が更に引き立つ。」が売り文句なんだそうですが、そう遅くない時間帯にも関わらず店内はすでに満席状態ですから、それなりに地元でも支持されているということなのでしょうか。

この日はおまかせのコース料理を食べたわけですが、面白いのは焼き鳥屋と言いながらコースの中身は半分以上が焼き鳥ではなかったということですかね。
酢の物やサラダ類などはまだ判るのですが、ホッキ貝やイカの刺身、豚しゃぶなどどう考えても焼き鳥と関係なさそうなメニューが続くと、一体これはなんの店だったかとふと考え込んでしまう瞬間があります。
ちなみに刺身類はこのところ産地の地のものばかり食べていたこともあってか、鮮度という点ではさすがに一歩を譲りますがそこそこまともな味ではあるのですけれども、どうせならレバ刺しだとか焼き鳥屋に関係しそうなネタにしてみれば良さそうなものですけれどもね。

メインとなるのは当然ながら焼き鳥ということになるのですが、それなりに味のあるまともな鶏肉で焼き加減、塩加減ともまずまずと、全般的にみて十分水準以上の味で「近所の安くておいしい焼鳥屋」といったポジションになるのでしょうかね?
面白いのは焼きの段階での塩加減は控えめにしておいて、皿にスパイスを添付してお好みでどうぞというスタイルをとっていることなんですが、酒飲みの舌に合わせるとどうしてもとんでもなく塩辛い焼き鳥になってしまったりする場合がままありますから、こういう味をデフォにしておいてもらった方が特に飲まない人間にとってありがたいのは確かですよね。
もちろん以前にもお邪魔しました「かんべ」のような求道的に突き詰めた味というわけでもありませんけれども、あちらとこちらではそもそもの価格帯が全く違うことを考えると、ごく普通のお値段でこのレベルの味を出せるのであればそうそう不満は感じないんじゃないかと思います。

ちなみに自分としてはそれほど気にならなかったのですが、同行者曰く酒か主食系がないと腹具合がもう一つ…ということで、言われてみれば締めに何か一品追加してみたくなるような組み立てとボリュームではありましたかね。
そう思ってざっとメニューを見た感じでは主食系としてお茶漬けやおにぎりといったありきたりなものしか見当たらなかったのですが、それなりにまともな食材も入っているようですからもう少し面白そうなご飯物メニューもあってもいいのかも知れません。
もっとも地域の共存共栄ということを考えると、ここ一店で終わってしまうよりも二次会で他店に繰り出すくらいの余力があった方がありがたいという話で、これはこれでうまく出来ているのかなとも思いますけれどもね。

|

« 久しぶりに環境テロリストネタですが | トップページ | 今日のぐり:「木の実 (コノミ)」 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/519753/48241106

この記事へのトラックバック一覧です: 今日のぐり:「やきとり 秀 水島本店」:

« 久しぶりに環境テロリストネタですが | トップページ | 今日のぐり:「木の実 (コノミ)」 »