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2010年5月 3日 (月)

今日のぐり:「木の実 (コノミ)」

本日は例によってブリネタを取り上げてみたいと思います。
ブリと言えば変態、変態と言えばブリとは世界の定説ですけれども、何気ない話の中にもきちんとネタを仕込んでこそ今の大英帝国の地位があるのだとしみじみ感じ入るしかない記事がこちらです。

チョコが燃料のエコなレーシングカー、F3に参戦へ-英(2010年3月10日ロイター)

 [ボストン 9日 ロイター] 英ウォーリック大学の研究者が、チョコレートや野菜などを基にした燃料で走るレーシングカーを製造し、米マサチューセッツ工科大学で開催されている会議で公開した。世界初とされるこの「エコなレーシングカー」は、自動車レースF3に参戦する。

 同マシンは、BMW社製のガソリンエンジンをディーゼル用に改造したもので、チョコレート工場から出た廃棄物や植物油を基に作られた燃料で走行可能。

 エンジン以外の部品も、多くに産業廃棄物を利用するというエコ仕様で、カシューナッツを原料としたブレーキパッドも、現在開発中という。

 さらに、ラジエーターにはオゾンを酸素に変換する機能もあり、製造チームのスティーブ・マグス氏は「走りながら(空気を)きれいにするレーシングカー」と話している。

 9カ月余りかけて作られた同マシンの製造コストは、およそ20万ドル(約1800万円)という。

いや、もういいから、普通にガソリンで走る車作ってくれよなんて言ってしまっては何の進歩もないわけで、日本の自動車メーカーもこれくらいのチャレンジはしていかなければフォースの暗黒面に転落することは叶わないんじゃないかという気もするのですがどうでしょうかね?
しかしこの程度で満足していてはならないと日夜先へ先への努力を怠らないのがブリというもので、ここまで来るともはや我々極東の島国住民ごときではその素晴らしさが理解すら出来ないほど神の領域に近づいているかのようにも見えますよね。

勢いよく炎を噴射するスクーター、英国人が1か月の試行錯誤の末に完成。(2010年3月25日ナリナリドットコム)

自動車やバイクを語る上で、“カッコ良さ”は重要な魅力の1つ。市販車のデザインや機能を吟味するのはもちろん、改造して自分好みに仕上げるという点に強いこだわりを持つ人も少なくない。気になるポイントは人それぞれだが、ある英国人男性は自分の技術を活かしてスクーターを改造。完成させたのが、後方に向かって火を噴射するスクーターだ。1か月間にわたって試行錯誤を繰り返したそうで、男性は「炎を噴射したとき、私はジェームズ・ボンドになったようだ」と話すなど、映画の主人公気分になれるとご満悦の様子だ。

この男性はリンカンシャー州スタンフォードで配管工をしている30歳のコリン・ファーズさん。いわば“火炎噴射スクーター”といった趣のスクーターを製作した動機は、「割り込んでくるドライバーたちにイライラした」(英紙デイリー・メールより)ためで、攻撃道具のつもりで装置を取り付けたらしい。ありふれたスクーターのかわいらしさとは裏腹に、後ろのブレーキランプ上に取り付けられた噴射口から勢いよく炎が伸びる物騒な代物だ。

YouTube上には実際に火を噴くシーンを撮影した動画「SCOOTER FLAMETHROWER」(http://www.youtube.com/watch?v=eQKsUHXE7AM)を投稿(※年齢制限対象)。わずか1分半の動画ながら、最高4.5メートルの長さになるという炎が水平方向に勢いよく噴射されると、すぐに離れた壁まで到達する様子がわかる。何よりも、試している場所が建物の間に挟まれているような細長い空間で、どこかに燃え移ってしまうのではないかとハラハラしてしまうくらい迫力満点の映像だ。

実はファーズさんは、過去には「14メートルのバイクを製作して、ギネス・ワールド・レコーズに認定」(英紙メトロより)されており、この手の作業はお手の物。YouTubeには今回の動画のほかに、両手足に浮き袋となる4つの箱とモーターエンジンを装着して池を進む「Motor Man - The power pond skater」(http://www.youtube.com/watch?v=zw3sz9PbRyQ)という動画もあり、面白いチャレンジをしてきた男性のようだ。

ファーズさんはスクーターに装置を取り付ける前に、最初は自転車で実験。火の勢いや噴射角度などを研究した末に、スクーターへの搭載を成功させた。炎はハンドルに取り付けられたボタンを押すと噴射される仕組みだという。ファーズさんは完成したスクーターが「とても楽しい」(デイリー・メール紙)と大満足。「もし誰かの車に火をつけようと思えば、間違いなくできるだろう」と、冗談であって欲しいブラックジョークを飛ばしながら、その完成度を自慢している。

しかし、そんな自慢の一品にも欠点がいくつか。それは風向きを考えて噴射しないと「炎が向かって来て、熱い思いをしてしまう」そうで、いつでもジェームズ・ボンド気分に浸れるわけではないらしい。さらに警察から「公道で炎を噴射することは、銃を使うことに等しい」との警告を受け、当然だが街中を走ることはできない。そのためファーズさんは私道で“火炎噴射スクーター”を楽しむようだ。

いやまあ、もはやどこから突っ込んでいいものやら超絶迷うなんてことを言っていても仕方がないくらいのブリ魂炸裂中という感じですが…ご本人は本当に楽しそうだからよかったと、そういうことなんでしょうかねえ…
それはそれとすることにして、こうした非売品は元よりきちんとした商売の世界においてもさすがブリともなれば、悪しき商業主義に毒されて終わりなどという簡単な話にはいかないことは言うまでもありません、ありませんが…やはりブリの食文化は世界に冠たるということなんでしょうか?

主婦が”母乳料理”を販売開始!牛より母乳の方が清潔/英国

母乳を使ったさまざまな料理を提案するイギリス人主婦が話題になっていると22日(現地時間)、英ザ・サン紙が伝えた。

Abi Blakeさん(30)はタルトやドリンク、ラザニアなどのレシピを、母乳を使った料理にアレンジしている。彼女は自分のことを「母乳料理界のナイジェラ・ローソン」と表現し、「母乳を使って料理するなんて、なかなか思いつかないこと。でも母乳には牛乳にはないビタミンが豊富に含まれているのよ」とその利点を語る。ナイジェラ・ローソンとは、セクシーな容姿と作業をするときの豪快さで人気を集めたイギリス人の女性料理研究家だ。

Blakeさんは生後8カ月の娘・Tilyちゃんが満腹になった後、残った母乳を保存して料理に活用している。「健康で清潔な女性の母乳より、汚い牛から出た牛乳が世間一般に好まれているのはどうしてなのかしら。私の家族は母乳を使った料理の方が美味しいと認めている」と話すBlakeさん。そもそも“母乳クッキング”を始めたきっかけは、しばらくインドに滞在していたとき、その地域の女性たちが母乳を使って料理していたことだった。

いろいろな資料を調べ、母乳が赤ちゃんだけではなく大人にも有益なものであると気付いた彼女は、HIVとSTDの検査を受けて安全であることを確認してからそのレシピを考え始めた。そして親しい友人を招いてお茶会を開き、母乳を使ったケーキやタルトを用意したところ「牛乳で作ったものより美味しい」と好評だったそうだ。

今ではBlakeさんは、さまざまなイベントで母乳を使ったカップケーキを販売している。初めは斬新で奇妙なスイーツだと思う人が多いそうだが、彼女は「母乳は栄養分が豊富で、免疫力を高める手助けもしてくれる。これを試さないなんて、もったいないわ」と話す。ちなみに彼女の得意料理は、母乳のチーズケーキだ。

そんな彼女の話を裏付けるような研究結果が、最近発表された。母乳には、がん細胞を破壊する役割があるという。化学療法のように、体にダメージを与えずに40種類ものがん細胞を破壊することができるというから驚きだ。彼女の“母乳クッキング”は、ただの趣味で終わりそうにない。

ええまあ、これも色々な意味でコアな需要はありそうな話ですけれども、素人考えで懸念するところ今後商業的な大成功を収めていくためには原材料の安定供給というところに若干の課題もあるのではないかと思うのですが…とは言え、なかなか豊富な産出量を誇っていそうな感じではありますよね(セクハラ?)。
さて、ブリ的食文化の精髄と言えばスコットランド名物のアレを外すわけにはいかないとはこれまた定説ですけれども、何と昨今ではこのような嘆かわしい現実があるという記事がこちらです。

英国人の約2割、「ハギス」は高地の生き物=調査(2010年4月26日ロイター)

[ロンドン 23日 ロイター] 羊の肺や心臓、肝臓などを使ったスコットランドの伝統料理「ハギス」について、英国人の5人に1人は、高地に生息する別の生き物であると考えていることが分かった。調査を行った持ち帰り外食サービスサイトのJust-Eat.co.ukが23日に発表した。

 それによると、ハギスを高地に住む生き物だと思っているのは、英国人の18%。スコットランドの楽器だと思っている人は15%で、人気小説「ハリー・ポッター」に登場するキャラクターだと考えている人も4%いた。

 調査では1623人から回答を得たが、スコットランド人(781人)の14%はハギスの存在を知らなかったという。

一応念のために申し上げておきますと、ハギス=スコットランドの高地に生息する謎の生き物というのは昔からあるジョークのネタではあるんですが、それにしても本家スコットランド人にしてこれだけハギスを知らない人間がいるというのは困ったことですよね。
もっとも長年のイングランド人による不当な偏見のせいか、どうもスコットランド人の方でもハギスを客人に供して良いものかと躊躇があるのは確からしくて、あちらでもこちらでもせっかくだからハギスなるものを食べさせろと言うと心配そうな顔をされた、なんて話が出てきますから、これは伝統的食文化を守っていく上で憂慮すべき状況なのは確かなのでしょうね。

今日のぐり:「木の実 (コノミ)」

蒜山高原のメインストリートと言うのでしょうか、高原センターから大山スカイラインへと続く道をジャージーランド方向へと分岐すると、点々と飲食店が立ち並ぶ一角にあるごく目立たないお店がこちら「木の実」さんです。
今ひとつこの立地との関連性がよく判らなかったのですが、こんな場所にあってなかなか本格的な韓国料理を食べさせる店だと評判らしいのですね。
店に入るといきなり何もない上り口になっているという飲食店らしからぬ作りに驚きますが、その奥は建物内の大半を占める大きな一続きの板敷き広間になっていて、隅っこの方では何故か立派な雛人形が飾ってあったりとややコンセプトが曖昧な印象もあります。

石鍋なるものが名物なんだと言うことで、カルビと牛タンの石鍋を中心に石焼ビビンバ、韓国ラーメン、チジミにキムチ盛り合わせと雑多なものを頼んでみましたが、この石鍋と言うのは石焼きビビンバの器をそのまま土鍋サイズにしたような面白いものですね。
甘辛いタレで野菜と一緒に肉を煮込み、程よいところで全体を混ぜて食べるというのがいかにも韓国料理というあしらいですけれども、見た目の色合いのように唐辛子が辛いということもなく、発酵調味料の旨みが主体となった日本人の口にあう仕上がりだと思いますね。
こういう味となると飯が欲しくなるのがこれまた日本人というものですが、こちらの石焼ビビンバは取り立てて特記すべき特徴もないものの、逆にこういう濃い味のおかずと合わせる分には丁度いい塩梅の控えめさ加減という感じでしょうか。

韓国ラーメンと言えば麺がインスタントなのだろうかと色々と想像していたのですが、牛系のあっさりスープに冷麺の麺を使ってラーメン風のトッピングを施したといったところで、普段冷麺で食べている分には少しばかり歯ごたえがありすぎるように感じていたこの麺も、こうして温食で食べる分にはむしろ程よい食感でスープとの味のバランスもなかなか悪くありません。
チジミと言えば色々なスタイルのものがありますが、こちらのそれはごくベーシックにニラなどが主体となったものをタレに付けて食するというタイプで、個人的にはもう少し薄焼きにしてカリッと仕上げてもいいかなと思うところですが、やはりここでも辛さは目立たず甘みと旨みが先立って来るという味の組み立てです。
この印象はキムチに関しても同様で、白菜にしろ大根にしろまず口にして感じるのは辛さではなく甘みと旨みで、同行者の中に香辛料が全くダメと言うタイプが含まれていたにも関わらず全く問題なく食することができたという点は強調しておきたいと思いますね。

接遇面では家族経営らしいということもあってかやや物足りない面もあるのも確かですけれども、一部にはコミュニケーション面での問題もあるのかなと思うところで、良くも悪くも商業的な印象が薄い接遇ではあるとは言えるのでしょうかね。
かつて「料理の鉄人」に登場した韓国料理人の李明淑氏も韓国料理と言えば辛い辛いと言われているのは誤解で、本当の韓国料理は甘い味付けだと言うことを強調していましたけれども、確かにこれは何ら辛いというわけではなく甘いというしかない味付けであって、そしてこの発酵食品系の濃厚な味は(今の時代にはやや田舎くさいかも知れませんが)日本人にとっても嫌いなものではないと思いますけどね。
そういうこともあって味の面では誰にとっても無難に受け入れやすいのではないかと思いますけれども、この店を選ぶ上で一番の問題点はなぜ蒜山で本格韓国料理なのか?という、その必然性の一点にあるのかも知れませんね。

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