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2010年5月30日 (日)

今日のぐり:「こだわり麺や 丸亀田村店」

先日ちょっとした話題になって一般紙などでも紹介されたので、こちらの記事をご存知の方も多いんじゃないかと思います。

「70年間飲食していない」と主張する男性、現る(2010年4月30日ロケットニュース24)

インドに70年もの間、何も食わず何も飲まないで生きていると主張する男性が現れ、医学関係者に衝撃を与えている。82歳の男性は現在、アーマダバード市内の病院に招かれ、防衛研究開発機構の研究員によって男性の身体状況について研究が進められている。

このニュースは28日(現地時間)『Telegragh.co.uk』などが報じた。プララド・ジャニさん(82歳)はアーマダバードの北120kmのアンバジで洞窟に住み、隠遁(いんとん)生活を送っているという。ジャニさんは70年間、飲まず食わずで今まで生きて来た。彼によると、8歳の時に女神様に祝福を受け、特殊な能力を授かったそうだ。彼は口の中から飲食せずに生きていける『万能薬』が出ていると語る。

【プララド・ジャニさん(82歳)の動画を見る】

研究開始から6日を過ぎたが、その間ジャニさんは何も口にしていない。しかし、飢えに苦しむこともなく、脱水症状も起こしていない。研究者らはこの特殊な能力が科学的に解明されれば、戦場の兵士や災害被害者が危機の時に、生き延びる方法を発見出来るかも知れないと期待している。また、関係者は「彼の主張が正しいのなら、医学は飛躍的に進歩するだろう」とも述べた。

しかし、この研究にオーストラリアの栄養学者ジョアンナ・プライス博士は「危険で無意味なこと」だと忠告している。「ジャニ氏が精神的に強い側面を持ち、生きる本能をコントロールしているのかも知れない。しかし、精神が水や食べ物の代わりを果たす訳ではない。この考えは滑稽(こっけい)だ」と研究は役にも立たないと語った。

実はジャニさん、過去にも同じような研究を受けている。2003年にアーマダバードの医師らが研究団を結成し、24時間体制で10日間にわたって精密検査を行った。その時の研究団の代表も「彼の存在は、もしかしたら人体の理解と医学の新しい次元へのきっかけになる可能性がある」と今回の研究とほぼ同じ期待を寄せていた。だが、これといって研究の成果はなかった。

ちなみに余談だが、03年当時、ジャニさんは「65年間飲まず食わずの男」と言われたり、「68年間飲まず食わずの男」と言われたりしていたという。従って、今回の「70年間」と報じているのも、若干疑わしい。

果たして研究成果はどのような形で、今後の医療に生かされるのだろうか。ひょっとしたら飲食せずに生きて行ける『万能薬』が開発されるかも知れない?

小児期にこういう状態になったと言うことですから事実とすれば質量保存則もひっくり返す快挙?ということになりますけれども、続報などを見てみますと何やら検証自体が怪しげなところもあるようですから、よくあるビックリさんの一種と考えておいてよさそうなんですかね?
本日はこのジャニさんにちなんでこれぞ記録級!という食べ物の話題を取り上げてみようかと思いますけれども、まずは文字通り世界新記録を樹立してしまったというこちらの記事です。

巨大豆料理でイスラエル破る レバノンで世界記録、10トンの「ホムス」(2010年5月10日産経新聞)

 AP通信などによると、中東レバノンで8日、約300人の料理人がヒヨコ豆などをペースト状にした料理「ホムス」約10トンを作った。今年1月に隣国イスラエルのアラブ人の村で作られた約4トンを上回り、ギネスの世界記録になるという。

 パンなどにつけて食べるホムスは中近東で一般的な料理。レバノンでは「イスラエルがアラブの伝統料理を盗み、自国料理として世界に広めようとしている」との批判が出ている。

 レバノンでは、アラブ諸国のほかイスラエルでも愛されている豆のコロッケ「ファラフェル」でも世界記録を狙った計画があるという。(共同)

このホムス(フムス)なるもの、要するに豆のペーストと言ったもののようですから原料次第で幾らでも量は作れるのでしょうが、一人100gを食べるとしても10万人分になる計算でどのように消費されるのかも興味深いところですよね。
こういう量的な記録破りでなく質的に頂点を極めるとどうなるのかということは食に興味のある人間なら誰しも抱く疑問ですが、ちょうど先ごろ米誌でこんな記事が掲載されているようです。

絶対に食べてみるべき世界の料理 米経済誌フォーブス(2010年5月20日大紀元)

異国へ旅するなら、ぜひその国の人が食べているものに挑戦してみたい。美味しい料理に言葉の隔たりはないし、文化の違いを超えてその国の人々と繋がりが持てる。ローカルな場所へ行くのなら、地元の人々が並ぶようなお店に入ってみよう。たとえ「鉄の胃ぶくろ」が求められるような料理にあたっても、全く新しい味覚をお土産に持って帰れるだろう。

 米経済誌「フォーブス」は11日、日本を含めた9カ国の「絶対に食べてみるべき料理」を発表した。海外へ旅する人たちへ向けて、隠された地方の料理や伝統の国の味を紹介している。今回フォーブスがとりあげた9カ国は、アルゼンチン、ブラジル、インド、中国、日本、イタリア、レバノン、ロシア、スペインだ。

 アルゼンチンをはじめ南米では、牛肉を使った料理や「エンパナダス(Empanadas)」という揚げパンが有名。またアルゼンチンは「世界一美味しいアイスクリームが食べられる国」と、旅行に詳しい専門家のLeah Reilleyさんは言う。特にマルベック種ブドウとドゥルセ・デ・レチェ(キャラメル)味がオススメだという。

 ブラジルからは、300年の歴史を持つ伝統のシーフード料理「ムクェッカ・ペイシェ(Moqueca de peixe)」が選ばれた。インドではタンドリーチキンを使った料理の定番として「シシケバブ(Seekh Kebabs)」、沿岸地域料理としてマサラをたっぷり使ったシーフード料理がリストにあがった。

 中国からは、モンゴルのラム火鍋(フォーグォーと非常に辛い四川省の麻辣鍋(マーラーグォー)と、上海のスープ入り蒸し点心の「小籠包(シャウ・ロン・バオ)」、蒸し焼き肉まんの「生煎包(シェン・ジェン・バオ)」が選ばれた。

 イタリアでは、ランプレドットという牛の胃袋にトマト・パセリ・セロリなどを塩コショウで煮込んだものを挟んだパニーニが上げられた。これはフィレンツェでよく食べられている。またイタリア政府お墨付きのナポリのピザも名前にあがった。

 レバノンでは、前菜または軽食の一種である「メゼ」、ロシア料理は、香辛料を多用した味の濃いスープ「ソリャンカ」、スペインではチーズの「マンチェゴ」とフライドポテトの「パタタス・ブラヴァス」など。どれも各国へ旅行するなら見逃したくない料理だ。

 日本からは「寿司」と「お好み焼き」である。フォーブスのインタビューに対して「和の鉄人」の森本正治氏は、個人的な好みで「広島風お好み焼き」、「アナゴめし」、「うな重」、北海道の「とんこつラーメン」をすすめた。

確かにどれも食べてみればうまいんでしょうが、この日本からの寿司とお好み焼きというのは誰の選定になるものなんでしょうか、今となってはいささか俗っぽい気もするんですがどうなんでしょうねえ?(しかし森本氏、広島出身だけに郷土愛に満ちあふれた選定が素敵です…)。
世界を跳び回ってこういうものばかり食べていますと自然とカロリー過剰が心配になってきますが、行き帰りの飛行機でこういうものを利用しておけば相殺されてちょうどいいんじゃないかという話題がこちらです。

腹ぺこな時に見てもわりと平気な史上最悪の機内食ワースト5(2010年05月12日GigaZiNE)

機内食の写真を収集しているサイトに送られてきた数多くの写真の中から、フライトの高揚感を見事に打ち崩す、がっかりな機内食ワースト5が紹介されていました。

ぎりぎり給食レベルと思えるものから、もはや食べ物かどうかも怪しい謎の物体Xまで、空腹時に見てもあまり苦しくない奇跡のラインナップとなっています。

詳細は以下から。
Doug Lansky: The 5 Worst Airline Meals Of All Time (PHOTOS)

1:エストニアン・エアの機内食

左上の具入りご飯は冷たく、その下のメインディッシュとおぼしきニシンはぬるっとしていたそうです。パンは温かかったので喜んだのもつかの間、レンジでチンし過ぎていたため数分後にはかっちかちに。全体的に量が少ないのにポテトサラダ(らしきもの)のボリュームだけが目立つので、これを出された人は「これだけ再利用してるんじゃないか」と疑いを抱いたとか、いないとか。

2:エア・ボツワナの機内食

何らかの肉と野菜のようなものがざっくりと盛られた皿。そして蛍光グリーンのソーダと献立の組み合わせはかなりフリーダム。個人的には右上の四角いものが何なのか気になります。

3:アエロフロートの機内食

メインディッシュのサーモンが、見るも無残なパサパサ加減に。ほかのメニューも新鮮さに欠けていたということです……。

4:アリタリア‐イタリア航空の機内食

「これはナス、だと思う……」というコメントだけが添えられているのが悲痛さを際立たせています。もはや機内食の体をなしていないので、上の方のメニューがましに見えてきます。コーヒーも提供されたらしいのですが、それも飲めたものではなかったというのがさらに追い打ちをかけています。

5:ウクライナ国際航空の機内食

目が覚めるほどに鮮やかな黄色のオムレツと、プラスチック同然のウインナーがメインの食卓。しかし、ダノンのヨーグルトなど無難なものがある分、4番の食事よりはまだいいんじゃないかと思えてきます。

元記事の写真を見てみますと確かにこれはちょっと乱気流でシェイクされすぎとちゃうか?とも思うような何かが並んでいるのですが、少なからず意外だったのは食に対しても享楽的であるはずのイタリア人がこんなものを食べさせられて文句がないのかということですかね。
最後に控えますのがこちら、これもある意味で記録的と言いますか常識破り過ぎてすごいという話ですが、お食事を控えていらっしゃる方々には注意いただいた方が良さそうですよね。

【アジア発!Breaking News】料理にゴキブリ!飲み込んで証拠隠滅しようとした仰天マネージャー。(中国)(2010年5月18日テックインサイト)

レストランの料理の中からゴキブリの死骸が出てきた。あろうことか、レストランマネージャーが証拠隠滅のためにそれを飲み込んでしまうという仰天事件が起きた。

クレーム主は中国武漢市に住む男性。友人8人とレストランで食事をしていたところ、底の見え始めた鍋の中に黒いものが見えた。箸で取ってみると、なんとゴキブリの死骸。友人たちも途端に気持ちが悪くなってしまったという。

驚くべきは、クレームを聞きつけやってきたマネージャーである。
笑みを浮かべながら「ゴキブリは既に高温消毒されているので汚くない」「体に害はない」などと並べ立てたという。
“開いた口が塞がらない“とはこのことだ。

更に、自分の解釈を並べ終わったマネージャーは、ゴキブリをつまみ上げると口に放り込み、飲み込んでしまった。
店内の客たちの中には、あまりにもショッキングな光景に吐いてしまった人もいたという。

通報を受けた衛生署員が現場に着くと、マネージャーは事実を否認。しかし、店内に居合わせた客たちが皆、証言したため、しぶしぶ、返金を要求されるのを恐れて飲み込んだことを認めた。

レストラン側が男性らの食事代金570元(約7,700円)を無料にする形で事態は収拾した。

中国では以前、ゴキブリを故意に料理に混入させてクレームを出し、無銭飲食を謀った男たちが逮捕されている。
男たちはクレームを出す際、「食べて無害を証明しろ!」と店員にゴキブリを食べさせ、その店員は泣く泣く食べたという。

自らゴキブリを食べる道を選んだマネージャー。決死の決断も、客足を遠のけるという、目先の返金よりも厳しい結果を生み出してしまったようだ。

さすが何でもたべるという中国人、こんなところにまで…って感心するところちゃうわ!と言う話なんですが、確かに言っていること自体はその通りなのかも知れませんが、お客の前でこういうことをやればそれは引きますよねえ。
さすが昨今ブリに並ぶネタの供給源とも言われるお国柄だけのことはあると、妙なところで感心する話ではありました。

今日のぐり:「こだわり麺や 丸亀田村店」

こちらのうどん屋、香川県内で手広くやっていらっしゃるチェーン店なんだそうですが、見ていて面白いのはその営業時間ですよね。
チェーン店化した場合往々にしてより長く、より遅くまでという経営スタイルになっていく店が多いように感じていたのですが、こちらの場合早朝から昼までという昔風のうどん屋のスタイルを維持しているようです。
今回のように朝早くに何かうどんが食べたくなったといった場合にはこの6時台からやっているというのは便利なものですが、そんな時間にも関わらずすでに満席状態というのが地域性を現しているようで面白いですよね。

店内のつくりはごく一般的なセルフのうどん屋と言う感じで、他県の人間が注意するところがあるとすれば窓口近くで独自の存在感を発揮している田楽の扱いくらいだと思いますが(笑)、この日は腹が減っていたこともあって冷たいぶっかけうどんの大にチャレンジしてみることにしました。
このうどんの量というのも店ごとに扱いが多少違っていて、中が一玉半で大が二玉という店もあるようですけれども、こちらでは大と言うと堂々の三玉入りになるらしく、窓口でもいちいち「三玉ですがよろしいですか?」と確認されるのは初心者にも安心?です。
窓口ではこの他にかつお節をどれくらい入れるかも聞かれるのですが、ぶっかけうどんにはこれに薬味におろし大根とレモンの小鉢が付き、おろし生姜やネギ、揚げ玉と言った一般的な薬味は各自勝手にどうぞということになっています。

さてこのうどん、見た目はなかなか色つやもよく別嬪さんっぽいなりで、食べてみると硬さはやや柔らかめの中程度、コシも強いというより程よいという感じでしょうか、時にあるゴツイほど過剰な食感を主張するというタイプではなくすんなり滑らかな食感と喉越しで食べさせるといったもので、このうどんであれば冷でいただくのがちょうどいいんでしょうかね。
自分などの感覚からするとこの汁はぶっかけ用としてはいささか薄口であっさりしすぎではないかなとも思うのですが、これはぶっかけうどんという概念が地域によって多少異なっているという背景もあるようで、そのあたりを考慮してみればこのうどんとの相性も悪いものではなく、時々あるやや過剰なくらいにイリコ風味が効いたものよりは万人受けする味なんじゃないかなと思います。
ちなみにこの三玉というのは見た目のボリューム感は相当なものがあって「ちょっとやりすぎたか?」と一瞬引いてしまいますが、これが食べてみると意外なほどあっさり食べてしまえるもので、むしろ何も考えずにつるつると食べてしまって後で胃袋の負荷に驚くということになりかねない危険性はありそうですね(笑)。

全般として考えるとこれが個人店の味だったとして考えると逆に癖がなさすぎて無難すぎるところが面白くないのかも知れませんが、チェーン店として見ればこのレベルのうどんがこの値段で食べられるのであればおいそれと文句もでないでしょうし、他県から来た人にとっては入門編にもちょうどいいんじゃないかとも思いますね。
この日も朝早くからずいぶんと繁盛していますがスタッフの士気もかなり高く保たれているようで、キビキビと元気よく働く様子がなかなか好印象ですし、チェーン店とは言ってもわが街のうどん屋として地元の人にも愛用されているんじゃないかという気がします。

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