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2010年5月 9日 (日)

今日のぐり:「たかくら」

本日まずは先日一部方面でちょっとした話題になった、こちらの記事から紹介してみましょう。

ついに自衛隊までが参入 募集ポスターに「萌えキャラ」(2010年4月24日J-CASTニュース)

   自衛官募集のポスターに「萌えキャラ」が採用され、ネットで話題になっている。アニメ調の若い女性自衛官が大きく描かれ、学生が部屋に貼りたくなるようなものを目指したという。最近、地方自治体や官公庁で「萌えキャラ」活用が相次いでいるが、その流れが自衛隊にも押し寄せた形だ。

   2010年4月19日、自衛隊徳島地方協力本部のサイトに、10年度の自衛官募集ポスターが掲載された。「知れば知るほど誇れる仕事! 自衛官募集」というキャッチコピーが大きく書かれ、アニメに出てきそうな女性自衛官のキャラクターが、指の間からこちらを覗いている。一見すると新作アニメの PRポスターのように見える。

「中・高・大学生」が部屋に貼りたくなる

   サイトに載っている説明によると、自衛官募集の対象となる「中・高・大学生」が部屋に貼りたくなるようにデザインしたという。ポスターの女性は夏制服を着た航空自衛官で、階級は「3等空曹」。「後輩に仕事を教える傍ら職務に対する探究心も旺盛で自衛隊の仕事が面白くなってきた時期」だそうだ。

   「知れば知るほど~」というキャッチコピーについては、

    「どの職業にも共通するもので現役自衛官のみならず、仕事に誇りを持ち勤務する社会人には、グッとくるものでしょう。ポスターを通じて、魅力ある自衛隊の仕事を知ってもらいたいと思います」

としている。

   制作を担当したのは、アニメ制作会社「ufotable(ユーフォーテーブル)」。同社は徳島市内に制作スタジオがあり、09年にアニメキャラを使用した阿波踊りPRポスターの制作を担当した。このポスターは人気を呼び、各地で盗難が相次いだ。

「ちょっと自衛隊いってくる」「違和感なくかわいい」

   08年には東京・渋谷に制服の試着などができるPR施設「自衛館」がオープン。「コスプレショップみたいだ!」とネットで話題になったが、今回の「萌えキャラ」ポスターも注目され、2ちゃんねるには「自衛隊が萌えキャラでお前らを釣ろうとしてる件」といったスレッドが登場。

    「これはありだな」「ちょっと自衛隊いってくる」「違和感なくかわいい」

などと、概ね好意的に受け取られているようだ。

   地方自治体や官公庁などでの「萌えキャラ」活用は04年頃から積極的に行われている。紀州備長炭の産地、和歌山県みなべ町では地元森林組合の PRキャラクターに「びんちょうタン」を起用。アニメ化までされた。

   09年には、愛知県知多市の若者就職支援施設が「知多みるく」というキャラクターを採用し、利用者数が大幅アップ。現在ではその派生キャラクターも登場し、知多半島全体のPRを行うほどの大成功を収めている。総務省サイトにも、魔女キャラ「電波りようこ」が登場したことがあった。自衛隊まで「萌え」に手を出し、今や猫も杓子も「萌えおこし」という様相を呈している。

問題のポスターを見ますと全くなんとナンパなと言いましょうか、自衛隊にもチハタンがいればこんな醜態は…と言う話はさておき、近頃では時節柄どこの職場にも新人がたくさん入ってきて、その教育にも大変な時期ではないかと思います。
本日はこの方面に関わりそうな最近の話題を幾つか紹介してみますが、まずは同じ自衛隊が新人教育に一役買っているという話題です。

新入社員、陸自で鍛える 参加企業、年々増加(2010年4月24日中日新聞)

 陸上自衛隊守山駐屯地(名古屋市守山区)で、民間企業の新入社員を対象にした研修が実施されている。駐屯地内で隊員と同じ生活をしてもらい、自衛隊への理解を深めてもらうのが本来の狙い。だが企業には、規律の厳しい陸自に体験入隊することで、学生気分が抜けない新人に礼儀やしつけを教えられると人気。年々参加が増えている。

 研修は主に2泊3日が多い。費用は一人一日1300円程度(食事代など)とお値打ち。参加者には着隊後、作業服を貸し出し、まずは敬礼や方向転換の基本動作を指導。部屋のベッドメークや掃除もする。早朝に突然たたき起こされて整列したり、重さ20キロ近い荷物を背負って10キロ以上、ひたすら行進したりする訓練もある。

 陸自第10師団司令部によると、東海北陸地方の各駐屯地での研修に参加した企業は、2009年度は73社で、07年度より5社増えた。守山駐屯地でも4社増の11社。年間の7~8割が3、4月に集中する。

 昨年に続き参加した日鉄物流名古屋(東海市)の人事担当服部宣明さん(37)は新入社員と一緒に研修。「企業では難しいしつけ教育が可能で、社会人としての自覚を持ってもらえる。きついけど良い思い出になるようです」と効果を話した。

 名三工業(千種区)の波多野旭さん(22)は「就職活動も厳しかったのでこれくらいできないと社会で通用しない。やり切った達成感があります」。指導教官の宮田勇一三等陸尉は「最近の若者はバーチャルな体験が多いが、24時間、寝るまで規律を課すことで、連帯感や協調性を学んでもらえると思う」と話していた。

これがゆとりか…なんて声も聞こえてきそうですが、一昔前には韓国海兵隊に体験入学なんて話題もありましたし、昨今こういうのも流行っているということなんですかね。
一般企業であればそれでも厳しいしつけ教育ということでなんとかものになるのかも知れませんが、これが軍隊に入ってくる新兵となるとあまりゆるすぎるのはお断りということになるようです。

米軍に思わぬ大敵 肥満の若者増え、新兵確保の脅威に(2010年4月29日朝日新聞)

 【ニューヨーク=田中光】肥満は国家の安全保障を脅かす――。米国の退役軍人らでつくるNPOが、そんな報告書をまとめた。入隊適齢期(17~24歳)の若者の27%にあたる約900万人が肥満のため、入隊できないという。1980年代の5%から急速に悪化しており、世界最強とされる米軍も、内なる「脅威」に直面する形だ。

 米軍への入隊は、高卒、重罪の前科がないことなどを条件にしているが、当然ながら健康であることも求められる。健康上の理由で「不適格」となった志願者のうち、「肥満」でひっかかる場合が最多になったという。

 不況のため、いまのところ志願者が多く、新兵確保の目標値は達成できているが、肥満の問題を解決しないと20年後には立ちゆかなくなる恐れもあると分析している。

 児童が一日に取るカロリーのうち40%が学校で摂取され、10歳から15歳までの太り気味の児童のうち8割が25歳までに肥満になるという。このため、学校からジャンクフードや高カロリーの飲み物を追放する法律を制定するよう連邦議会に提言している。

かの国の肥満率が33%と言いますから、むしろこの程度の割合で済んでいることが幸いだったということなのかも知れませんが、多少のことであれば入隊後のスパルタ式教育でどうとでもなるでしょうに、よほどのことなんですかねえ?
スパルタ式と言えばこれまた最近ちょっとした話題になったのがこちらの記事なんですが、まずは引用してみましょう。

新入社員「スパルタ研修」に批判  「餃子の王将」が釈明文掲載(2010年4月27日J-CASTニュース)

   過酷な新入社員研修の様子がテレビで放送され、「ブラックすぎる」などと批判されていた「餃子の王将」の王将フードサービスがサイト上に釈明文を掲載した。内容が「誤解を受けやすかった」とし、「無難な研修では学生気分を脱却できない」などと研修の真意を説明している。

   2010年4月11日、情報番組「TheサンデーNEXT」(日本テレビ系)で、同社新入社員研修の様子が放送された。携帯電話からテレビ、新聞、タバコも禁止。朝は6時半からランニングを行い、夜は23時に消灯。研修では、ことあるごとに怒号が飛び交う――。

スピーチで絶叫、涙流して抱き合う

   神奈川県の山中にある施設で、軍隊のような生活を5日間送る。挨拶などの接客基本動作や、オリジナルの「王将体操」などで合格点を取らないと修了が認められない。

   その中でも特に強烈なのが、3分間の「私の抱負」スピーチだ。他の社員の前で「私の抱負は1年後チーフになり、店長になることです。絶対になります!」などと絶叫。「70点 合格!」と言われ、最後には役員と涙を流して抱き合う。まるで自己啓発セミナーのようだ。

   放送後、ネットで話題になり、2ちゃんねるには、

    「なんだこの絵に書いたようなブラックは」

    「アメリカ海兵隊の入隊訓練の映画を思い出した」

などと書き込まれた。「餃子の王将」の業績がいいことから「これやって黒字だしつづけてるんだから仕方が無いだろ」といった書き込みもあったが、批判的なものがほとんどだった。

   こうした反応を受け、同社は放送後しばらくしてから、サイト上に「弊社新入社員研修について」という釈明文を掲載した。放送された内容が「誤解を受けやすかった」とし、研修に対する考え方をこう説明した。
今の若者には「感謝を知ること」を一番教えたい

   「餃子の王将」では、メニューの工夫や、イベント企画を行うなど、社員一人一人が存分に力を発揮し、併せて仲間とも協力することが必要とされる。その前に、挨拶や礼儀を社会人として身につけなければならない。「現代の若者」は、家庭や学校でこうした躾をされることが少なく、叱られたことのない人も多い。そのため、「通り一遍の無難な研修だけでは、学生気分から脱却させることはできません」というのだ。

   また、今の若者には「汗をかかない」「涙を流さない」「感謝を知らない」といった傾向があり、研修では「感謝を知ること」を一番教えたいのだという。仲間に励まされながら自分の弱さに向き合い、最後に感動を分かち合う。仲間あっての自分を知り、感謝を知ることが真の目的だとし、「ご理解頂きたく、お願い申し上げます」としている。

   王将フードサービス経営企画室によると、このような研修は10年以上前から行っており、途中で脱落者が出ることもある。放送後、「感動した」という意見だけでなく、「やりすぎ」といった批判もメールで寄せられたため、4月中旬に釈明文を掲載した。

   経営企画室では、

    「テレビでは数日間の研修のうち、インパクトのある部分を取り上げて編集していますので、驚いてしまった方もいるようです」

と話している。

ところで本家のスパルタ教育というものは奴隷教育などとも言われていたそうですけれども、こういうのは実際のところスパルタ式というのでしょうかね?
一方でこちらの方はまさしくスパルタ式!と言いたくなるような話のようですけれども、しかしこれもいろいろと素朴な疑問は湧いてくるところです。

【EU発!Breaking News】なぜ?「死ね!」と生徒をダンベルで殴打した教師に無罪判決か。(英)(2010年5月2日テックインサイト)

生徒を殺害しかけたイギリス人教師の裁判が現在行われている。この教師は、生徒をダンベルで何度も殴り、その間「死ね!死ね!死ね!」と叫んでいたという。

イギリス中部、Mansfieldの学校で教師を勤めるPeter Harvey(50)は、14歳の男子生徒に肉体的危害を与えたとして起訴された。

この男子生徒が授業中にふざけた行為をし、その後Harveyは生徒を追いかけてダンベルで何度か殴った。他の生徒がHarveyを生徒から引き離したが、生徒はこめかみの骨を粉砕し、また頭部にいくつかの傷を負った。また、Harveyはダンベルで生徒を殴りつける間「死ね!死ね!死ね!」と叫んでいたという。

法廷で、Harveyは意図せずに肉体的危害を生徒に与えた事は認めているが、殺人未遂については否認している。また、Harveyが生徒を追いかける間、生徒はHarveyを罵っていたという。

21日に裁判が再開されるが、Harveyは服役刑を受けるよりボランティア活動を科される可能性が高いと伝えられている。

まあなぜダンベル?なんてところを始め色々と突っ込みどころは多々ある話ですけれども、最終的にこれもブリということで何となく納得してしまうべき話ということなんですかね…?

今日のぐり:「たかくら」

新山口駅前に立つホテルの一階に入っている回転寿司の店がこちら「たかくら」ですが、折から食事時ということもあって大変な混雑ぶりで席に着くまで小一時間ほど待つことになりました。
お店の方はいわゆるボックス席というものはないようで全席カウンター(隅のほうで予約のふくコース専用というスペースがあるにはあるのですが、現在使われていないようです)ですから、ベルトコンベヤーの長さの割にはお客は入らないのかなと言う印象ですが、敷地面積からするとまあ妥当な席数なんでしょうかね?
顧客層は老若男女のファミリーは元より女性の一人客なんてものもいらっしゃるようで、後述するように回転寿司としては結構高価格帯の店なんだと思うのですが、ごく気軽に皆さん食べに立ち寄っていらっしゃるのかなという印象でした。

こういう店だと廻っているものに手を出すのは負け組のような気がする場合もありますけれども、ちょうど店員さんがネタを流しているすぐそばの席になったので、終始フレッシュなネタにありつけたのは幸運でしたね(笑)。
こちらは専属の鮮魚屋に仕入れをさせているんでしょうか、ネタと一緒に回っている札を見るとほとんどのネタの仕入に同じ業者の名前が出ているようですが、新鮮な地の魚は元よりこの界隈の定番らしい鯨系のネタが充実しているのが面白く、なるべく普段あまり見かけないものを中心に食べてみました。
さよりやキス、のどぐろなどは平素火を入れた料理ならよく食べますけれども、こうして寿司ネタにして食べるのは初めてですが、食べ比べのしやすい定番のヒラメやアジなどもなかなか悪くないネタで、試しに取った鯖の刺身なども季節的に脂はないんですが、この臭みの無いさっぱりした味わいも悪くないのかなとは思いますね(ただ、やはり旬を考えると今日のおすすめにこれを選ぶのはどうなのかとも思いますが)。
一貫五百円のカマトロなどは回転寿司で扱うにはいささか高価格帯のネタで、安くて旨い系の地の魚に混じってこういうのがさり気なく流れているところが面白いと思うんですが、トロ系が好きな人にはこの値段でこのネタであればお得だと思いますが、個人的にはこういう脂ものはちょっと食傷気味なので赤身をじっくりヅケにでもしていただいた方がありがたいかなとは感じました。

ウナギは白焼きを軽く表面をバーナーで焼いて出したもので、回転寿司のウナギと言えばいかにもなマズいタレの味だけで何の魚を食べているのやら判らないようなものもありますが、こちらのようなスタイルはきちんと魚の味を味わえる点で好みにはあうところです(ただし、もう少しふっくら丁寧に焼きあげていただきたいところですが)。
やたらとクジラメニューが充実しているのが目に付くからには手を出さないわけにはいきませんが、さえずりなどこれがなかなかにうまい、タタキもこういうところでこの味が手軽に食えるなら文句はないというレベルで、時折低価格店で出してくるような臭くてマズい鯨と違って誰でも素直に食べられる味だと思いますね。
おおむね満足のいくネタの中でちょっとどうかなと思ったのが玉子なんですが、このあまい味付けはいいんですが焼き具合はちょっと乱暴で、焼きすぎてガチガチに硬い部分と半熟気味に過ぎる部分とがこうも乱雑に折り重なった卵焼きというものは久しぶりに見ましたし、味についても言うまでもありません。

全般的にネタ自体は価格に見あって悪くなく、回転寿司として見れば普通に(ちょっと高いけれども)うまい店で通るのですけれども、これまた回転寿司らしく一手間かかったネタほどがっかり度が高く、手を加えていない生ネタの方が断然おすすめというのは、寿司屋として見た場合どうなのかとは感じてしまいますよね。
シャリの塩梅、ネタとの一体感なども寿司としてみればやはり回転寿司の限界は感じるところで、それでも一昔前のガチガチなシャリを知っている人間からすると回転寿司もかなり寿司らしくなってきたなとは思いますが、地の魚を中心にこれだけ新鮮なネタが揃っているのですから、ちょっとおいしい回転寿司店と言う範疇に留まっているのは少し勿体無いかなとも思います。
もっともこのネタで普通に寿司屋をやってしまうと、子供からお年寄りまで誰でも気軽に入れるという店ではなくなってくるかも知れませんから、これはこれでいいと言う考え方もあるのかも知れませんが…

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