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2010年4月 1日 (木)

本日四月一日は一体何の日だったでしょう?

さて、一体何の日でしょうね?
それはともかく、月が変わって新年度に入りましたが、診療報酬の方もこの四月一日から改訂されたもので運用されることになっています。
しかし明細書発行や地域医療加算など色々と新しく導入されたものも多いですが、その運用の詳細を巡っては各地で問い合わせが相次いでいるということで、未だにああでもない、こうでもないとはっきりしない部分が絶えないというのはどういうことなんでしょうかね?

午後10時までは医師が対応 地域医療加算で厚労省(2010年3月29日47ニュース)

 厚生労働省は29日、2010年度診療報酬改定で新設された、患者の電話相談に応じる診療所(開業医)向け報酬「地域医療貢献加算」(30円)について、午後10時までは基本的に医師が対応するが、深夜や早朝は看護職員らの対応でも可能とのQ&Aを公表した。

 厚労省は「24時間態勢で、原則として常に電話に応じる」ことを原則としてきたが、開業医側から「要件が厳しすぎる」との批判が高まったことを受けて緩和した形だ。同日、都道府県あてに文書を送付した。

 厚労省によると、午前8時から午後10時までは基本的に医師が対応。留守番電話で応答した場合も速やかに電話をかけ返すことを求めている

 午後10時台から翌日午前8時までは、医師以外の診療所職員が電話対応することも認めており、「必ずしも医師が24時間態勢で携帯電話を持ち歩いて対応する必要はない」とした。ただし、医学的判断を求められる相談の場合は、医師がかけ直すなどの対応が必要だとしている。

地域貢献加算、留守電による対応も可―厚労省が解釈(2010年3月29日exciteニュース)

 4月1日に実施する診療報酬改定に関し、厚生労働省は3月29日付で、診療報酬点数の算定方法をQ&A形式でまとめた「疑義解釈資料その1」を地方厚生局などに事務連絡した。診療所の再診料への加算として新設する「地域医療貢献加算」(3点)を算定する診療所が、患者からの電話問い合わせに対応する時間帯については、準夜帯がコアになると思われるとする一方、原則として24時間連絡が取れる体制の整備を求めている。事務連絡や厚労省の担当者によると、電話による問い合わせには原則として自院で対応するが、実際の対応は留守番電話などによるものも認められる

 深夜や休日など不在時の問い合わせに留守番電話などで応答した場合、日中や準夜帯の問い合わせには速やかにコールバックする。一方、深夜や休日には、留守番電話などで地域の救急医療機関の連絡先を案内するなどの配慮を求めている

 また、問い合わせへの対応では、患者の同意を得た上でできるだけ速やかに応答することを条件に、携帯メールなどの併用も認めるという。
 患者への対応は、「やむを得ない事情」があれば2、3の医療機関の連携によるものも可能だが、その場合は、連携医療機関の連絡先を患者や関係者に事前に伝えておくよう求めている。「やむを得ない事情」の具体的な中身について厚労省の担当者は、「学会への参加など、いろいろな事情が想定できる」と話している。

 地域医療貢献加算と同じく診療所の再診料に対する加算として新設する「明細書発行体制等加算」(1点)については、明細書が不要だと申し出た患者に対しても算定が認められるという。

■明細書の発行義務化、診療所は7月から

 来年度の診療報酬改定では、「7対1」と「10対1」の看護配置を敷いている病棟が、看護職員の月平均夜勤時間のいわゆる「72時間ルール」だけを満たせない場合に算定する「7対1」と「10対1」の「特別入院基本料」を新設する。
 事務連絡では、月平均夜勤時間数が72時間の1割を超過したら翌月に届け出を行い、翌々月から特別入院基本料を算定すると説明している。具体的には、3月に1割を超えた場合には、4月に届け出て5月から特別入院基本料を算定する。
 平均夜勤時間は、病棟ごとではなく病院全体で把握する。例えば10対1入院基本料を2つの病棟で算定していれば、これらの病棟を合計した時間数を計算する。

 このほか、4月から全患者に原則無料での発行が義務付けられる医療費の明細書に関しては、明細書を希望しない患者の意向確認について、「必ずしも書類で行う必要はない」との解釈を示した。

診療所による明細書の発行は、レセプトの電子請求に合わせて7月1日に義務化される。明細書発行機能がないレセプトコンピューターを使用しているなど、発行義務化の対象外になる「正当な理由」があれば、この日までに地方厚生局などに届け出る。

この地域医療課産なるもの、先日から色々とネット上での書き込みを紹介しておきましたけれども、各地で問い合わせを行ってもどうやらその都度答えが違うようで、厚労省として統一的見解を用意せず担当者が適当にしゃべっているのではないかと言う懸念すらあるところです。
例えば以前に厚労省に問い合わせたと言う書き込みによれば、携帯電話を常備し電話には常時出られるようにしておかなければならない、飛行機など物理的に出られない環境にある場合には代理医を立てなければならないなどと、到底現実的とは思えないような話が並んでいましたが、上記の記事ではそのあたりが留守番電話での対応でもいいかのようにも記載されていますよね。
またこの留守電対応も深夜帯はコールバック不要であるかのように言いながら、一方で医学的判断を求められた場合には医師がかけ直す必要が云々などと意味不明の注釈がついているわけですが、要するに厚労省は深夜に医者を電話で叩き起して明日の天気を聞きたがる人間がいるとでも考えているということなのでしょうか?

明細書発行に関しても一体どの施設がいつから義務化になるのかといった基本的事項も含め、今現在も混乱の真っ最中ですけれども、要するに年度末もギリギリになるまで制度自体が決まらなかった、それに対する詳細の詰めの作業も行えないまま取り敢えず説明会は開きましたという形でお茶を濁してきたツケが、いざ実施という段になって現場に全てかかってきているわけです。
こういう事態に関して厚労省にすれば現場がどれだけ右往左往しようが「いやそういう制度ですから。そう言ったでしょ?」と後で幾らでもバッサリ切って捨てることが出来るわけですが、取り敢えず今日も押しかけてくる患者に何と言って対応していけばよいか判断基準がない現場は大変ですよね。
悪いことにこういう場合に末端開業医などに情報を流す役を期待されている医師会という組織ですが、本日四月一日はまさに会長選の真っ最中でそれどころではないという状況ですから、これはどうしたって混乱が拡大せざるを得ないという話です。

308 名前:卵の名無しさん[sage] 投稿日:2010/04/01(木) 00:32:23 ID:Sk5WjGKb0

電話なんてそうかかってこないような科は加算とるとこ多いかもしれんが
下手したら患者側は緊急時は電話すればなんでも対応してくれると思って
違う科の分野の事でまで電話してくる
かもしれんぞ
院内掲示でいくら仕組みを説明したってきちんと理解しない患者もいるだろう
そういう場合対応する義務はないかもしれんが電話はでなきゃ内容わからんし
下手な対応したら怒り出す
患者もいそう

310 名前:卵の名無しさん[] 投稿日:2010/04/01(木) 01:21:55 ID:Ody5pUNq0

 http://news.nifty.com/cs/headline/detail/fuji-zak20100331000/1.htm
これを読めば流れが判る。

新型インフル、外国人医師、今回の保険改定の黒幕、足立・仙石を潰さなければ駄目だろう。
唐沢はおとなしすぎる。
結果は今日判る。

311 名前:卵の名無しさん[sage] 投稿日:2010/04/01(木) 02:46:45 ID:WDzx08JB0

>>310
うちの医師会長も選挙のために前日から東京に行ったぞ。
馬鹿みたい。

312 名前:卵の名無しさん[sage] 投稿日:2010/04/01(木) 03:32:14 ID:WDzx08JB0

>>75
>>ま、31日になれば、医師会FAXで最終的な決定が流れるだろ。
>>恐らく、診療所の明細書発行「義務」はなくなると見た。

もう4月1日になりました。何も来ませんが、なにか?
その楽観的な態度はなーーーに?

316 名前:卵の名無しさん[] 投稿日:2010/04/01(木) 06:59:50 ID:VkxF2fDA0

まさか、今日から、明細書だす医院ありますか?
反応教えてください。
また、患者の個人情報漏洩の防止策は?

318 名前:卵の名無しさん[] 投稿日:2010/04/01(木) 08:10:08 ID:P6RvtnSr0

>>316
>まさか、今日から、明細書だす医院ありますか?
レセコン電子請求に対応してない一部医療機関を除き、
今日から明細書発行義務化されてるのに何言ってるの?

319 名前:卵の名無しさん[] 投稿日:2010/04/01(木) 08:18:13 ID:T0f+0+gI0

診療所の明細書発行義務化は7月からですよ。

320 名前:卵の名無しさん[sage] 投稿日:2010/04/01(木) 08:25:21 ID:cJuX8AyV0

すでにレセ電やってるところは4月から。
まだやっていない、レセ電対応レセコンは7月から。
厚生局曰く「厳しくチェックします」だと。w

322 名前:卵の名無しさん[sage] 投稿日:2010/04/01(木) 09:02:22 ID:cJuX8AyV0

今、受付で初診なのに「診察なし、薬だけ、明細領収書希望」でもめている。
テレビでやっていた。この病院(実際は無床診療所)は嘘ついている」だと。w
患者は待合室に居るのに、診察まで回ってこないぞ。w

長年高い会費を貢いできた挙句、肝心なところで聾桟敷に置かれている真面目な末端開業医が一番割を食っているという話ですが、こういう不明確な話が乱れ飛んでいるということになるとこの四月一日からきっちり加算を取るというところはむしろ少数なのかも知れず、そうなりますと報道などで明細書を楽しみにやってきた患者さん達が今も外来で大騒ぎしているなんてことになるかも知れませんね。
ま、日医と言う組織が肝心なときに役に立たないというのは今に始まった話でもありませんけれども、今回はさすがに現場に背を向けて自前の権力争いに熱中していると言われても仕方がないところでしょうか(苦笑)。
会長選の結果如何で組織としての日医にはまた色々な未来絵図が待ち受けているのかも知れませんけれども、とりあえず足元を支える末端会員を放置しておいて何の業界団体なのかと、この面に関しては誰が会長になろうがしっかり反省し出直していくべきではないかと思うのですけれどもね。

さて、果たして会長選に誰が当選し、その結果日医の何がどう変わるのか、程なく判明するんじゃないかと思いますが…

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コメント

最低対最悪のハルマゲドンはどうやら最悪が勝利したようです。
どっちに転んでも、地獄へのノンストップ特急なところが悲しいですね。

投稿: Seisan | 2010年4月 1日 (木) 22時11分

今日も書きましたけれども、まああまり楽しそうな話には思えてきません。
政権陥落した某政党と同じくどちらに転ぼうがお先真っ暗という状況は、やはり根本的には人材不足ということなんでしょうかね。

投稿: 管理人nobu | 2010年4月 2日 (金) 09時55分

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