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2010年4月29日 (木)

今日のぐり:「カフェレストラン アンジュール」

世間ではいよいよゴールデンウィークということで、旅に出かける機会も多いのではないかと思います。
さて、旅行といえば色々と普段にない体験をすることも多いかと思いますが、とりわけ海外旅行ということになりますと良くも悪くも一個人というより一日本人として見られてしまうという側面はありますよね。
最近ではかつての誤解だらけの情報過疎の時代からすると、日本からの情報発信もずいぶんと増えて諸外国にも思わぬ日本通がいたりもするものですが、そうであるからこそ逆にあり得ないようなリアクションが飛び出してくる危険性もあるというのがこちらの記事です。

日本人だと分かった瞬間、外国人にされた事(2010年3月28日ロケットニュース24)

あなたが海外旅行中、現地人に日本人だと気づかれた瞬間、相手に何かしらのリアクションをされた事はないだろうか? インターネット上では『日本人だと分かった瞬間、外国人にされた事』という題目で様々な体験談が寄せられており、日本人だと気づかれて外国人にされたリアクションが多数報告されている。

人気ブログ『あやしいNEWS 2nd』では秀逸な体験談がまとめて掲載されており、なかには腹を抱えて笑ってしまうものも……。とある男性はヨーロッパ旅行中での体験として、「向こう(外国人)のおっさんと話をしていて、俺が日本人だと分かった瞬間、カメハメ波をうたれた事がある」と語っている。

「アメリカ人に、実は俺もニンジャなんだ、と言われたことがあった。明らかにカンフーぽい動きしてたが」という人や、「あたし折り紙作れって強要されたよ。ユーロスターの中で。しょうがないから奴さん作ったんだけど意味を説明できなくてすごく気まずかった」という体験をした人も。折り紙の説明はできなくても、目の前で折ってもらえた折り紙は外国人にとって宝物になったに違いない。

日本人女性は男性よりもセクハラに近い行為を受けたという人が多いようで、「私はかなりしつこく口説かれたよ。日本人の女の子はアジア系の中でも得に人気あるからね」という人も。そういうリアクションはノーサンキューである。

日本人はボッタクリ商売のカモと見られているのか、「エジプト行ったとき、現地の人にさかんに握手求められた」という人もいた。「だいたいが土産物とか売ってる行商人。観光名所だけじゃなくて、ホテルの近くにもいた。日本人は金持ちっていう思い込みがあるので、まず握手をしてコンタクトを図ろうとするみたい」と、海外では日本人に対して偏見があることを語っている。

カメハメ波のような嬉しい(?)リアクションは大歓迎だが、セクハラをされたり商売のために握手を求められるのは、旅行者にとって不愉快なものである。そういう地域に行く場合は、ちょっと気を引き締めて観光するしかないのかもしれない。

何やらドラゴンボールのコスプレなんでしょうか、満面の笑みを浮かべる写真の二人がいい味を出している記事ですけれども、日本人の全てがドラゴンボール好きだと思ってもらっても困るというものですよね(ちなみに私好きですけれども)。
最近では日本好きが講じて実際に日本を訪れる外国人というものも結構いらっしゃるのでしょう、かつてのように京都、奈良といった観光地を巡って終わりというのではないコアな部分にまで足を踏み入れてしまう方々もいらっしゃるようですけれども、そうした人々にとっての思わぬ日本の魅力とはなんなのかということが判るのがこちらの記事です。

【コラム】 外国人から見たニホンの魅力って?(2010年3月26日R25.jp)

先日、久しぶりに銀座をぶらぶらしていたら、中国からの観光客がたくさん! 最近では電気屋さんで見かける外国人の姿もすっかりおなじみですよね。

例えばフランスならパリの「エッフェル塔」、アメリカならニューヨークで「自由の女神」…なんて、海外の行きたいところならどんどん出てくるけど、自分の国となると当たり前すぎてよくわからないもの。外国人は日本のどこに魅力を感じているの?

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「銀座や浅草などに加えて、秋葉原が定番スポットになりつつあります。東京近郊では高尾山が穴場として注目されているようです」(国際観光振興機構・小川さん)
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高尾山は、都心から比較的近く、美しい自然がたくさん残っていることで好評なんだそう。日本の観光人気の一端を担っているというフランスの旅ガイドブックには、今まで僕たちが気に留めていなかった日本の観光地が多く紹介されているようです。

一方、秋葉原は電気街やメイド喫茶があったり、日本人にとってもちょっと変わったスポット。では、外国人が秋葉原に求めているものって一体何なのでしょうか?

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「免税店も多く、電気製品が安く買えますし、電脳街の街並みやメイド喫茶などは、やはり外国人観光客にも珍しく見えるようです。それに実は秋葉原って、非常に外国人に対応した街になっていて、特に免税店などでは、英語・中国語・韓国語が通じる外国人スタッフが多く常勤しています。(NPO法人秋葉原観光推進協会)
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もし、自分の店に言葉のわからないお客さんが来ても、『その言葉なら○○の店の△△さんなら話せる』などお店同士が把握していて、海外からの観光客にはとても便利なんだそうです。

ところで、外国人に人気のある日本の観光スポットって、日本人にとっても見ごたえのあるスポットになったりするのでしょうか?

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例えば、国際観光振興機構 上海観光宣伝事務所所長・平田真幸氏のお話によれば、昨今、台湾からの観光客に人気が高い北海道ツアーは、1990年代後半から年間を通した旅行目的地となっている(今ではアジア各地やオーストラリア人にも人気)。また、これまで欧米系観光客向けと考えられていた木曽路の妻籠などが、中国人観光客の間では人気なのだとか。
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北海道は日本でも人気の観光スポット。さらに面白いのは、欧米系観光客をターゲットとして進められてきた京都・町家の改修保存・再生プロジェクトだったのですが、いざ蓋を開けてみれば観光客の7割を日本人が占めていたという話。外国人が面白いと思うスポットは、日本人にとってもいい観光スポットになるみたいですね。

海外旅行にばかり目が行きがちだけど、実は日本にも魅力的な観光地がたくさんあったんだ。今度のゴールデンウィークは、国内旅行にでも出かけてみようかな。
(R25編集部)

秋葉原の話にも出ていますけれども、自分のところでは無理だけどあそこならと商売敵を紹介してくれるというのは非常に物珍しく見えるらしいですが、地域内で共存共栄するという姿勢が根づいているというのは言ってみれば昔ながらの地域の商売のやり方にも通じるところがあって、何かしらある種の最先端という印象もある秋葉原に似つかわしくないようにも思えて面白いですね。
しかし一方では妙な誤解が広がっているという側面もあるようで、例えば気楽な回転寿司ならまだしも本格的な寿司バーというものは初心者には敷居が高いと言うことなのか、マナーを紹介してくれているのはいいのですけれども、どうもこれは少しばかり何かが違うと思ってしまうような話ですよねえ。

日本でスシを食べるための確実に押さえるべき10のステップ(2010年2月23日GigaZiNE)

海外の人たちから見ると日本の礼儀作法はとても物珍しく映るようで、寿司を食べる時の作法が紹介されていました。

日本人から見ると「そこまで懇切丁寧に説明するのか!」と驚いてしまう部分もありますが、海外の人にとってはかなりの気合いを要するイベントなのだということで、ニュアンスなどはできるだけ元のまま残しています。

詳細は以下から。
Top 10: Rules of Sushi Etiquette - AskMen.com

1:「Seiza(正座)」をする

寿司を食べるときは「Seiza」をしましょう。「Seiza」はおしりをアキレス腱(けん)に置くようにする座り方です。「Seiza」は他者に尊敬を表すため、サムライの時代から始まりました。しかしこの姿勢は足がしびれるので、現代の日本ではあまり行われていません。しかしながら、日本人だらけの食事の席で「Seiza」をやってのけたら、一目置かれる存在となるでしょう。ただし、座敷に通された時にだけ行いましょう。椅子の上で「Seiza」をすると、こっけいなやつだと思われてしまいますから注意が必要です。

2:「itadaki masu(いただきます)」と言う

「itadaki masu」にあたる英語の表現はありません。あえて言い換えるなら「すごいね!」と「さて、食事を始めようかな」を組み合わせて一言で言っているようなものです。感謝の念を表すため、このフレーズは食事に手をつける前に言いましょう。そうすれば同席した日本の女の子は、あなたのことをキュートだと思ってくれるはずです。

3:手酌をしない

寿司を食べに行くときの最大の楽しみの一つは、キリン、アサヒ、あるいはサッポロの巨大な瓶ビールです。日本のビールはさっぱりとキレのある味わいで大変おいしいものです。しかし、ここで言うような大きな瓶ビールはぐいぐい飲み干すのが目的ではなく、同席している人々と共有するためのものだと心に留めておいてください。同席する人みんなにビールを注いでから、テーブルにそっとボトルを置いてください。同席者の中で気遣いのできる人が、ビールを注いでくれるでしょう。

4:「omakase(おまかせ)」と注文する。

寿司職人さん以上に寿司に詳しい人は存在しません。どの魚が新鮮で、旬なのかを知り尽くしています。寿司職人さんが男性ばかりなのは、女の人の手は暖かすぎるので、寿司を作ることができないためと考えられます(編注:女性の職人さんが握ってくれる寿司屋もちゃんとあります)。「Omakase」は寿司職人さんに食事の内容をすべて任せることです。この注文方法なら新鮮な魚を確実に食べられ、また寿司職人さんは「Omakase」と言われることに大きな誇りを持ちます。寿司職人さんがおおいに不満に思っているのは、海外から来るお客さんがまぐろかサーモンばかり注文することです。あなたがいわゆる「通」だということを「Omakase」でアピールしましょう。ただし、「Omakase」の結果、次からはマグロかサーモンしか頼まない状態に戻る可能性も十分ありますが。

5:「Waribashi(わりばし)」を使いこなす

高級な寿司屋では「Waribashi」は使われていませんが、「Waribashi」が提供される店に行ったなら気をつけるべきことがあります。もっとも紳士的な作法は、「Waribashi」を水平に持って割ることです。日本で「Waribashi」が置かれている店は混雑していることが多いので、水平に持った上ではしを折ることで、誰かの顔にひじ鉄を食らわす可能性を減らします。

6:シャリの上に醤油をかけない

シャリの上に醤油をかけないでください。日本の人々は米に途方もなく誇りを持っているため、舌触りがよく微妙な風味があるシャリに醤油をかけると、日本人からは美しいものを破壊するように見えるでしょう。白いご飯を食べる習慣のある国は少なく、なんでご飯に味をつけてはいけないんだと不満に思うかもしれませんが、日本人の心を想像することはできるはずです。

7:ご飯にはしを突き立てない(仏箸をしない)

日本には先祖の墓を訪れる習慣があります。墓の周りを掃き、花を飾り、茶わんによそったご飯にはしを突き刺して置いていきます。このような風習があるため、食事の席でご飯にはしを突き刺すことはやめましょう。

8:食べ物を箸から箸へ渡さない(合わせ箸をしない)

日本では、仏教的観点などから火葬によって故人を弔います。焼却が終わったあと、遺族が遺灰を囲み、遺骨をはしで拾い上げ、それをはしで受け渡していきます。この動作を連想させるため、食事の際にはしで食べ物をつかんだまま人に渡すことはマナー違反とされています。

9:米粒を残さない

65年前、戦時下で1杯の米のために殺してあっていた時代には、茶わんの中の米をたった一つでも残したとしたら、よくない意味でセレブであると思われたでしょう。今日の日本でも、米を残すことに対しての嫌悪感は生き続けています。さらに、米を残さず食べることは、寿司職人さんに敬意を表わすよい方法です。

10:「Gochi-so-sama-deshi-ta(ごちそうさまでした)」と言う

「Gochi-so-sama-deshi-ta」とは、すなわち「ああ、なんてすばらしかったんだ!」と言うようなものです。ふつう、賞賛の言葉は心から満足しなければ言わないものですが、「Gochi-so-sama-deshi-ta」は日本の食事の終わりには必ず言う言葉です。寿司職人さんにそう言えば、恐らくお辞儀してくれるでしょう。また、寿司職人さんが昔かたぎの人だったなら「osamatsu deshita(おそまつさまでした)」と答えるでしょう、この言葉は「すみません、私はたいした食事を提供できなかったでしょう」という意味です。内心では最高の寿司を振る舞えたと自負していても、こう言うのです。

まあ、その…どこからこういう情報が流出しているのかも非常に気になるわけではあるのですけれども、どうも一昔前の「チョンマゲに刀を腰に刺し、何かあるとすぐハラキリ」だとか「出っ歯でメガネ、いつもカメラをぶら下げてる」なんて古典的ステロタイプな日本人像になりかわって、なんとも珍妙な日本人像が新たに流通を始めているような気がするのですがね…

今日のぐり:「カフェレストラン アンジュール」

岡山の市街地中心部から東山の電停側を通り抜け、山越えをしたところにあるスーパーの向かいにある商業ビルの一角という、なかなか地味な立地のこちらのお店ですが、これでなかなか侮れないものを食べさせると評判の洋食店なんだそうですね。
一通りの単品料理などもあるのでしょうが昼の時間帯は日替わりランチメニューが中心のようで、メインとなるのが肉か魚の一皿、これにスープにサラダ、パンかライスがついて800円というのは昨今なかなか微妙な価格設定だなと思うのですけれども、単に安さだけでなくきちんと質も担保してと考えるとむしろ頑張っているなという印象もあるところです。

当然のように今日のランチを選択、メインはヒラメのフライなんですが、それなりに肉厚の身をさらに重ねあわせて大振りなフライにしているものだから最初何のフライかと思ったくらいなんですけれども、食べてみるとこの厚みにしたことでほっこりした身とさくさくに揚がった衣の食感とがちょうどバランスしているという、シンプルながら馬鹿に出来ない一品ですよね。
前菜に出てきたサラダはさほど目立ったところはないんですけれども、このメインの付け合せについてきたのが最初パスタかと思ったら薄くスライスした人参だったり、エビの旨味濃厚なポタージュスープがこれまたなかなか良い味で、さすがにそこらの安かろう悪かろうのファミレスで出てくるような猫マタギとはひと味違うと感じさせるレベルには達していると思います。
ところで猫と言えばこのお店、広くもない店内の奥のスペースを囲って猫を飼っているというのは何やら家族経営っぽい味ですよね(食材のアラなどはこの猫の胃袋行きなんでしょうかね?)
もう少し追加で投資すると肉と魚と両方ついてくるランチになるんだそうですが、味やボリューム、組み立てから考えるとメインの方はこれくらいで十分という感じで、むしろ食後のデザートなどを充実させたくなるところですかね。

そうしたわけで味自体はごく真っ当で普通においしくいただける店なんですが、立地もさることながら店構えも内装もとにかく地味で入ってみようかと言う気にならなさそうなのは、通りすがりの一見さんを呼び込むには厳しいところですよね。
25年を経過したという椅子も雰囲気があっていいという見方もありますけれども、壊れかけ危険の状態で放置しておくというのはさすがに良い感じを通り越しているでしょう(と言いますか、危険だと言うのならちゃんと直すか交換するというのが接客の基本的マナーだと思うのですが…)。
味があるを通り越して古ぼけた感じが出てきた内外装なども込みで、なんとなく商売気という面ではもう少し頑張ってみてもいいのかという気もするのですが、クチコミでやってくる固定客相手に小さな商売を続けていくということであれば、むしろこれくらいの方が程よいということなのかも知れません。

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