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2010年4月19日 (月)

単に贅沢は敵だ!なんて言ってるだけでは何も解決しないので

ロイターを元記事に共同通信から配信された医療関連の記事で、久しぶりに顧客である一般人も巻き込んでちょっとした話題になっているのがこちらのニュースです。

日本、医療の満足度15% 22カ国で最低レベル(2010年4月15日47ニュース)

 【ワシントン共同】日米中など先進、新興22カ国を対象にした医療制度に関する満足度調査で、手ごろで良質な医療を受けられると答えた日本人は15%にとどまり、22カ国中最低レベルであることが15日分かった。ロイター通信が報じた。

 ロイターは、日本は国民皆保険制度があり、長寿社会を誇っているとしつつも「高齢者の医療保険の財源確保で苦労している」と指摘した。

 自国の医療制度に満足している人の割合が高いのはスウェーデン(75%)とカナダ(約70%)で、英国では55%が「満足」と回答。韓国、ロシアなどの満足の割合は30%以下だった。

 国民皆保険制度が未導入で、オバマ大統領による医療保険制度改革の議論で国論が二分した米国は、回答者の51%が手ごろな医療を受けられると回答した。【共同通信】

素直に読んでみれば「客観的指標による良い、悪いの評価と、利用者の満足度とは必ずしも一致しない」という良くある話ですけれども、日本の満足度が単に低いというだけではなく、群を抜いて圧倒的に最低レベルであるというところには注目すべきところですかね。
当「ぐり研」の駄文にお付き合いいただいているような方々にとってはいまさらの話と言いますか、記事の内容自体はまあそんなものなのだろうなとは思うところですけれども、面白いのがこれに対する各人各様のレスポンスですよね。
中には「ロイターはオバマの皆保険制度導入に反対のスタンスでこういうことを書いたのか?」なんて見方もあるようですけれども、最も多いのは「あり得ない!」「日本人は贅沢すぎる!」という意見のようで、幾つか代表的なものを引用してみましょう。

46 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2010/04/17(土) 14:19:57 ID:zLtusuY1I

カナダ在住だが、マジで70%?
だって、救急で運ばれて何時間も待たされたりとかするんだぜ?
確かに治療費タダだったり、会社によっては薬代まで面倒見てくれるけど…
検査の予約入れたら2ヶ月待ちなんてのもあるし。
俺の保険じゃ、歯医者カバーしてないから全額負担。
虫歯治療で10万円だぜ?
大体、予約しないといけないって面倒臭いわ!

45 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2010/04/17(土) 21:37:55 ID:pfzXUu0IO

日本は医療に関しては一番優れてるんでしょ?
ドイツ語の講師が話してたけど、ドイツは病院に行くのに二、三日前から予約しておかないといけないらしい

53 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2010/04/17(土) 21:41:23 ID:tvPC92ar0

>>45
イギリスもそんな感じ。
三日先の予約なら良い方
でも、救急病院に行けば運がいいと5時間くらいで診てもらえる
いかに具合が悪いかアピールするが重要。

70 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2010/04/17(土) 14:25:24 ID:LHABI70b0

こういうのは基準を示してそれを満たしているかどうかで具体的に測れよ

顧客満足度なんかで測ったら
日本人が全然満足しないくらい要求高いのは目に見えてるじゃないか

これまでで俺が一番なるほどなと思ったのは
日本がいい国かどうかたずねたらいいと答える人間は他国より少ないのに
次にどこに生まれたいかとたずねたら自国を上げる人間が他国より圧倒的に多い
ってやつ

143 名前:名無しさん@十周年[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 14:41:32 ID:vczwuRoy0

救急車がタダで呼べて保険が無条件でおりる。技術も世界トップレベル。残念ながら制度面で制限がかけられることは多いが。
主治医を変えることもできる。病院も自由に選べる。そしてどの病院でも診療費はさほど変わらない。
医療面で言えば日本は天国っすよ。アメリカ住んでるからよくわかる。
どうせ残り85%は待ち時間が長いとか医者の愛想が悪いとかそんな理由で満足してないと答えたんだろ。

315 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2010/04/17(土) 15:31:50 ID:+M1cVdtd0

ヨーロッパで息子が肺炎で1週間入院したら80万円だったけど、
日本の医療は安く、品質が高く病院へのアクセス自由で、こんなに
めぐまれた環境はないのに、
これ以上何を求めるの?

308 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2010/04/18(日) 00:22:56 ID:7Iu81czv0

比較対象が海外の医療ではなく日本の他サービス業だからな
恵まれた医療環境にあるってことが意識できないってのは
大いにあるだろうね

日本人の国民性だとか、サービス業というものへの認識というものに絡めた論調というのは非常に多くて、例えば欧米のホテルマンなどに聞くと日本人顧客は「騒がない」「ものを丁寧に扱う」「勝手に備品を持ち帰ったりしない」といった点で世界でもトップクラスの優良顧客であると言う答えが返ってくると言います。
ところが一方で向こうのサービス業に言わせると日本人というのは一番扱いが難しい顧客でもあって、他の国の顧客であれば気に入らないことがあればクレームをつけてくるのに日本人は何も言わないまま黙って二度と来なくなる、だからいつまでたっても何が問題だったか判らないんだ、なんて意見もあるようですね。
そうしたサービスに対する要求度が高いという国民性の問題は一朝一夕に改まることでもないのでしょうが、それが過剰なほどに高まってきたと言う背景に特定業界の暗躍(苦笑)といったものを感じ取っている人々もまた少なからぬようです。

49 名前:名無しさん@十周年[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 14:20:15 ID:qKiPaeSb0

マスコミがネガティブキャンペーンで医療を叩き続けた結果だな
日本人に外国の医療現場を知らしめたらあっという間に回復するわ

26 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2010/04/17(土) 21:28:12 ID:xg14DK2v0

日本が文化的にガラパゴス諸島であることの証明の典型例。

古典的医者タタキの典型的手法。

また満足度という国民アンケートでは
日本は、どのような分野でアンケートをとっても
醜外国より、はるかに低い結果で出る
のが常識。

マスコミは、この事実を隠して、時々このような
ニュースを流して、視聴率や購買成績をあげようと
画策している。

50 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2010/04/17(土) 21:39:24 ID:xg14DK2v0

サハラ砂漠の真ん中にある井戸で
”井の中の蛙”にアンケート取っているようなもの。
住んでるとこで水がきれいか、水が豊かにあるかどうか聞いているのと同じ。

その井戸の中しか知らないカエルは、
口々に水が汚い、居心地が悪いと
不平不満だらけだろう。

井戸の外が灼熱地獄でも、
何にも知らない
んだよ。

マスコミが誘導して、その井戸の管理者を
焼き打ちにしているのが、イマ進行中の
マスコミによる医療崩壊。

ひと頃は「スパゲッティ症候群」などと妙な言葉を作り出して(関係ないですが、最近の若い人はこの言葉を知らないようですね)医療はやりすぎだ!とさんざんバッシングする、お次は医療は努力が足りない!たらい回しケシカラン!と叩きまくる、さらに進んで最近ではこんな医療に誰がした!と医療崩壊特集に精を出すと、マスコミにとって医療ネタとは一粒で二度おいしいどころではないネタ供給のお得意様ではあるのでしょう(苦笑)。
そうは言いながら未だにマスコミの言うことに黙って踊らされている人々もまだまだ多いのでしょうが、一方では未だに医療批判なんて言えばやれ「白い巨塔は許されない」だ、「赤ひげ精神はどこいった」だと、現実世界を遊離した数十年前のフィクションに基づいた話しか出来ない連中の言うことばっかり真に受けてていいの?と素朴な疑問を抱き始めた人間も増えてきたということなんでしょうかね?
何にしろ彼らマスコミとすれば世間でマスコミが悪い!なんて騒ぎになること自体がまた新たなネタになってくれるという側面もありますから、「そんな餌に俺様が(r」なんて釣られまくるのもどうかという話ですけれども、嘘や捏造、ミスリードにはきちんと対応していくことは今後も必要ではあるでしょう。

さて、こういう話はどちらかと言えば病院や医療に縁遠い層の意見とも取れますけれども、もう少し卑近の例としてやはり体験者は語ると言う要素を外すわけにもいかないようです。
もちろん素朴な誤解や勘違い、ないものねだりと言えば言えることも多いわけですが、顧客はこう感じているという視点を常に持っていることは、当の医療従事者としても金を出す側の一般国民としても無駄にはならない話だと思いますね。

13 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2010/04/17(土) 21:17:59 ID:9UyFO1np0

何回か医者にかかったけど、骨折以外はすべて投薬治療(´・ω・`)
あれだったら薬局に行って薬剤師に聞いても変わらん
それで何時間も待って医療費だってけっこう取られるんだからなあ。
満足などするわけがない。

54 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2010/04/17(土) 21:41:45 ID:K6jhiqXi0

本人の認証が異常に厳格になってて驚かされた。手首に番号を印刷した紙
テープを巻かれて、「あなたは○○という番号で呼ばれます。その番号が
あなたです」といった調子。なんか映画で見たなって・・ユダヤ人の強制
収容所を思い出した
w慢性的な皮膚病で貰う薬の種類も一定なんだが、医師
の診察と処方箋が必須なのでこういう手続きが要る
。薬貰うだけって訳に
いかないもんかね。

83 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2010/04/17(土) 22:07:25 ID:ZIejpO/U0

日本は医療費が安すぎて、薬局で薬を買うより、病院行って薬貰った方が安上がりなんで、みんな病院に行く。

そのせいと、医師会が既得権を囲い込もうと医者を減らしたせいで、病院は大混雑。
数時間待ちとかザラ。
兎に角気分が悪くて、何とか早く医者に見て欲しい人と、薬だけ貰うために無駄に病院に来てる奴が一緒に座ってるんだから、満足度なんか高いわけが無い。

その点海外は、公立病院は安い代わりにいつも患者一杯で、治療も保険の範囲内でしかしてくれない。
私立病院は、高いが最新の設備、有名な医者を揃えて、行けば20分後に胃カメラ撮ってくれるぐらいサービスが早い。

日本も、医療費にどんどん差をつけて、早く診察を受けたい人は、金さえ出せば早く受けられるような私立病院を作るべきだ。

319 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2010/04/18(日) 00:32:56 ID:BXyX2D4mO

待ち時間が長いのは病院のせいじゃない

簡単な病気で安定しているのにいつまでも大きな病院から離れない患者
外来で延々と家庭内の愚痴を並べる患者

外来に、見きれないほど多くの人が集まると
待ち時間が延びるだけでなく
重症で入院している患者さんの診療ができなくなる
のは事実。

見ていますと日医良心的な(苦笑)マスコミが何と言おうと、世間では実のところ混合診療・自由診療の導入で医療格差をつけていくとか、NP制度などコメディカルの行える医療業務拡大を推進していくことを支持しているとも取れるような意見も散見されるのは、注目すべきところだと思いますね。
こういうことを言うと医療の格差が命の格差に結びつくなんて話をする人が決まって出てきますけれども、日本人にとって諸外国水準で見ても高いレベルの医療がいつでもどこでも誰でも受けられるということは、もはや当たり前過ぎて全くありがたみがなくなっている、言ってみれば安くてうまい吉牛はいつでも食べられるけれどももう飽きたと、たまにはもっと贅沢で美味いものも食わせろという状況であるわけですよね。
とすれば提供者側が気に掛けるべきは格差がつくこと自体ではなく、いざとなれば最低限の医療は受けられるという保証(この点でメディケア・メディケイドというシステムは不完全ですよね)もさることながら、余計なお金を払えば確実により良いものを手にできると言う、付加されるサービスの質の担保ということにこそ顧客満足度向上の鍵があるとも言えそうです。

267 名前:名無しさん@十周年[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 23:54:04 ID:OHLpYfPh0

アメリカと比較した個人的な経験では
費用面では圧倒的に日本が安心だが医者の信頼度はアメリカだな。
日本の医者はすごく説明を省くし患者の医療知識の勉強を嫌う感じで気分悪い。

275 名前:名無しさん@十周年[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 23:58:37 ID:bbE/70rS0

>>267
そういうことだね。「満足度」ってのは料金や医療技術のみで決まるわけじゃない
コンサル的に言えばマーケットイン的な視点が欠けているw

ただそういう視点で最適化を進めることが国民にとって良いことかというと
また別
なんだけどね。満足度は最低でも国民にとってはよいこと。
それでいいじゃない。

303 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2010/04/18(日) 00:18:08 ID:KfX07RPj0

顧客満足度という点では、医者が、客から金をもらうのではなく、保険から金をもらう意識である限り
上がらない
のではないか。
保険請求を医者ではなく、客がするようにしたら、どうだろう。

351 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2010/04/18(日) 00:54:43 ID:owDdvAH40

センセイは「権威」だから叩かれやすいし読者視聴者も騙されやすいな
患者は病院にとって「お客様」
生徒は学校にとって「お客様」
そういう改革が医療や教育でされてから、モンスターが増えた
全ては人間性の問題なのに

タダ同然の料金で病気はすっかり治って元気に帰っていった患者であっても「あの病院はなっとらん!」と不満たらたらな人は幾らでもいるでしょうし、高い料金を払わされた挙句に何の効果もなく裏口からひっそりとお帰りになった患者のご家族でも「先生本当にありがとうございました」と感謝の言葉が尽きない人もいるなんて話は、現場を経験した医療従事者なら誰でもよく承知しているはずのことですよね。
ところが一方ではついつい「いや世界で一番のサービスをこれだけ安く提供しているんだから顧客は満足していてしかるべきだ」なんてことを思ってしまうあたりがサービス業の陥穽とも言うべきものなんでしょうが、この方面に関してはサービスの提供者側より非提供者側の方が「あれ?何かそれ違うんじゃね?」と意識改革が先行しているんじゃないかとは言えるかと思いますね。
例えば日医などが現場で奴隷労働している医者から「ザケンなゴラ!てめえら医者の利益団体だろうが!」なんて罵倒されながら妙に理想論的な「国民にとっての良い医療」を提唱してきた、ところが当の国民からすれば相変わらず「ああ、日医ね(プ」なんて失笑されるような存在であり続けていることからも判るように、「良いサービス」と「顧客満足度が高いサービス」とは(良い悪いは別に)全く別概念であることは、サービス提供者の側も認識しなければならないでしょう。

そして一方では顧客満足度の向上という至上命題が日本の社会を居心地よくしている反面、「お客さまは神様です」の誤用に見られるように居心地悪くもしているという現実がありますから、とりわけ医療のような社会資本的側面の根強い領域においては、(少なくとも医療リソースが充足してくるまでは)過剰なサービスの要求すなわち他人の医療を受ける権利を侵害する反社会的行為とも言われかねない側面はあるでしょう。
ただ一方の当事者である医療従事者としては、こうした高付加価値医療の提供で少なくとも財政的なゆとりが確保出来るのであれば、設備投資や職員確保などのインフラ整備に金を回す余裕も出てくるはずですし、何よりそうした行為こそマスコミの激賞してやまない(笑)ところの「赤ひげ」的医療そのものであるとも言えるはずなんですけどね。
ある程度の公共サービス的な節度は維持し、それだけで十分という顧客には適正価格できちんとしたベーシックなサービスの提供を担保しておく、一方で少しプラスアルファを求めたい顧客にはそれに見合った高付加価値と言うものも提供出来るように質的絶対値を高めていく、考えてみればどこの業界でもやっている当たり前のことであって、医療だけがその例外であるべきと考える側にこそその根拠を示すべき義務があるはずです。

皆保険制度が導入されてはや半世紀、やってきた患者さんが無保険であると判った途端に思考がフリーズしてしまうような先生も今の時代結構いらっしゃるようですけれども、一つにはそうした無保険者、支払い困難患者が増えてくるという時代に合わせて保険料から税金への財源移行といった制度議論もあっていい頃だと思いますし、現場の人間も時代にあわせて意識と方法論を変えていかなければならないのは当然ですよね。
同時に万人に平等な医療をという皆保険制度の建前が、本当に国民の医療満足度を最大化しているのかどうかという検証もそろそろ必要だと思いますし、もしそうではないという声が強いのであれば医療の前提条件そのものを変えていく、あるいは希望者には妥当な価格でオプションを提供する自由を用意するといった議論もあっていいという気がするんですけれどもね。
長年の慣行という暗黙の前提条件を取り払っての本質に立ち返った議論が求められる時代にあって、「いやそんなことをしたら国民にとっての良い医療から遠ざかってしまう」なんて業界利権団体にあるまじき妙な主張をしている団体もそろそろ変わらなければ本気でフェードアウトしてしまいそうですが、せっかく会長も変わったのですからいろんな面で今までにないチャレンジをしてみてもいいんじゃないですか(笑)。

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コメント

http://kusoshigoto.blog121.fc2.com/
このblogを思い出しました。

投稿: physician | 2010年4月19日 (月) 15時57分

> こういうことを言うと医療の格差が命の格差に結びつくなんて話をする人が決まって出てきますけれども、日本人にとって諸外国水準で見ても高いレベルの医療がいつでもどこでも誰でも受けられるということは、もはや当たり前過ぎて全くありがたみがなくなっている、言ってみれば安くてうまい吉牛はいつでも食べられるけれどももう飽きたと、たまにはもっと贅沢で美味いものも食わせろという状況であるわけですよね。

するどいですね。今回の報道自体が混合診療導入への前ふりのひとつだろうという気がしています。より高いレベルでの医療を目指すが、みんなが受けれるわけではないということです。

>「いやそんなことをしたら国民にとっての良い医療から遠ざかってしまう」なんて業界利権団体にあるまじき妙な主張をしている団体もそろそろ変わらなければ本気でフェードアウトしてしまいそうですが、せっかく会長も変わったのですからいろんな面で今までにないチャレンジをしてみてもいいんじゃないですか(笑)。

これは本音でしょう。診療所レベルで混合診療を導入できる医療を提供できることは少ない。

>>何回か医者にかかったけど、骨折以外はすべて投薬治療(´・ω・`)
あれだったら薬局に行って薬剤師に聞いても変わらん。
それで何時間も待って医療費だってけっこう取られるんだからなあ。
満足などするわけがない。


この言葉にすべて表われています。病院レベルの医療でないと難しいです。

投稿: ya98 | 2010年4月21日 (水) 00時24分

専門外来は別として、一般臨床医に求められる能力というのは極論すれば、やってくる患者の大多数を占めるだろう放っておいても大過ない人々を正しくそれと見分ける能力であって、
その意味からすればほとんどの患者にとっては誰がやっても変わらじゃないかというのは正論だと言えなくもないとは思うんですけれどもね。
先日読んだ本でこんな話が載っていたのを思い出しました。

とある会社で代替の効かない重要な機械が故障してしまい、いくら調べても何が悪いのか判らない。
このままでは大損害を被ってしまうと皆真っ青になる中、とある一人が思いついて言った。
「そうだ!先日引退したという整備士がいますよ!どんな故障でも必ず直すんだとか!」
さっそく件の元整備士に頭を下げて会社に出向いてもらい、動かなくなった機械を見てもらうこととなった。
一同の見守る中で老人はあちこちを叩いたり撫でたりしていたが、やがてとある箇所を指さしていった。
「ここが原因だ。間違いない」
彼の言う通りにその部品を交換すると機械は再び動き始め、一同は胸をなで下ろすことができた。
「本当にありがとうございました。それで、今回のお礼の方ですがどれほど…?」
「そうだな。1万ドルほどもらっておこうか」
「それは…」
誰が見ても男が特別なことをしていたようにも思えず、納得できない会社は明細書をもらうことにした。
男のよこした明細書にはこう書かれていた。
「部品代 1ドル。どこが故障しているか判断する料金 9999ドル」

投稿: 管理人nobu | 2010年4月21日 (水) 11時43分

話は正論と思いますが、1万ドルが依頼者にとって正論かは別問題です。依頼者が1万ドル支払わない場合はどうするのか。価格は言い値としても払わないという選択もある。もちろん払えない場合もある。物の修理と違って支払いと物の引き渡しを同時にするともいかない。法的措置をとっても支払わせるのか、値引きか、泣き寝入りか選択はたくさんあります。皆保険時代はこういった悩みはなかった。自由診療では患者一人一人に対応していかねばなりません。これは個人経営だと大変な労力になります。

経済的には高い金を払うならば「何もしない」という選択もある。そうすると金額はともかく人数のパイは小さくなる。それを競争していかないといけないです。また、米国のように重症にならないと病院にかからなくなるかもしれない。看護師の処方解禁、ネットでの薬剤販売をある程度自由化するなどを併せると、診療所経営は苦しくなるはずです。

投稿: ya98 | 2010年4月21日 (水) 23時03分

かれこれ半世紀もたって、日本の医療業界全体がどっぷりと保険診療絶対主義に染め抜かれているというのはかなり大きな問題だと思います。
会社払いで外国人が受診するとなれば基本的に自由診療に準じて言い値でいいはずだし、実際諸外国の相場を考えれば保険診療の倍額吹っかけても損させることにはならないと思うんですが、何故かいつもの価格そのまんまでという腰の引けた?施設が多いですよね。
別に阿漕に儲けろというわけではなく、先方にしてもそれくらいの金額なら気持ちよくお金を払っていただける余力はあるし、そのお金で外国人対応のためのカイゼンをやっていけばかえって感謝されると思うのですが、それが医療の値段なんだと洗脳されきっていると言うのか…
現場の頭の切り替えや国が気にする国庫負担額抑制との兼ね合いで考えると、例えば全部の医療機関にではなくDPC導入施設にだけ部分的解禁なんて話から始まってくるのかも知れません。>混合診療

投稿: 管理人nobu | 2010年4月22日 (木) 10時59分

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