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2010年2月 6日 (土)

環境テロリストの新たなターゲット またもあのお方が吠える

以前にも取り上げました環境テロリスト「シー・シェパード」の暴走に関して色々と国際世論も盛り上がっていますけれども、賛否両論とは言いながら反捕鯨的立場から見てもテロ行為は逆効果だという批判も多いようです。

【Web】捕鯨抗議船衝突動画サイトで論争 「sea chickenに改名すれば」(2010年1月21日産経新聞)

 ■鯨殺反対、でもテロはダメ/南極海は豪州領ではない!/sea chickenに改名したら

 環境保護を標榜(ひょうぼう)する米団体「シー・シェパード(SS)」の捕鯨抗議船「アディ・ギル」号と、日本の調査捕鯨団の監視船「第2昭南丸」の南極海での衝突事故の映像がネット上で公開され、世界のネットユーザー間で議論が白熱している。SSの行為に対する批判が多数を占める一方、調査捕鯨に批判的な各国政府とは異なる見解を示す“本音トーク”や、それぞれのお国柄を反映したコメントもみられ、アクセスが殺到している。

 動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」には事故があった6日以降、日本鯨類研究所が撮影した現場の映像やニュース映像が続々と投稿された。再生回数は多いもので92万回(20日現在)を超え、9500件以上のコメントが寄せられている。

お国柄反映

 事故について、映像から「衝突直前、アディ・ギル号が第2昭南丸に向かって加速した」との見方が大勢。「映像が如実に示している。SSはテロリストだ」(独)、「鯨殺には反対だが、あの行動には賛同できない」(フィンランド)などSS擁護派が多い国からも否定的な声が相次いだ。当事者である日本のユーザーからは「人間よりクジラの命が大事なのか」など皮肉たっぷりのコメントもあった。

 捕鯨自体については「中国人は猫、韓国人は犬、日本人はクジラ、そしておれはハンバーガーを食う。これが食習慣だ」(米)と食文化として理解する声が多い。

 しかし、調査捕鯨の是非をめぐる議論は続いている。「日本は商業目的であることを認めてほしい」(米)、「われわれの海でクジラを殺すのは日本の文化ではないはずだ」(豪)との感情的な声に対し、日本側は「調査だ」「南極海は豪州領ではない」と反論している。

日本は格好の標的

 調査捕鯨は現在、日本のほかアイスランドが実施。ノルウェーはミンククジラの商業捕鯨を行っている。にもかかわらず、SSによる日本船への攻撃が最近、目立っていることをとらえ、ある豪州ユーザーは「SSは、自らが人種差別主義者であることを証明したいのだろうか。他国も積極的に捕鯨をやっている。ただ、日本は礼儀正しく、戦わずにひくからターゲットになりやすいのだ」と冷静に分析している。

 反捕鯨国の英国から「名前をsea chicken(海の臆病(おくびょう)者)に変えたらどうだ?」とコメントも。

 これらの反応についてSSに電子メールで取材を申し込んだが、19日までに回答はなかった。

テロ組織を支援する企業個人の中で今のところはっきりと撤退を言い出したところはないようですけれども、このあたりの反社会的行為をどう考えるのかといったあたりも今後注目されて行くべき話ではあるのでしょう。
いずれにしてもさすがに今回はいささか一線を超えたかという話ですが、一線を超えたと言えば問答無用の違法行為であるのがシー・シェパードがノルウェー船籍を偽装したという話ですよね。

シー・シェパードが船籍偽装 ノルウェー、文書で抗議(2010年1月19日共同)

 【ロンドン共同】南極海で日本の調査捕鯨団の監視船、第2昭南丸と米環境保護団体シー・シェパードの抗議船アディ・ギル号が衝突した際、現場にいた同団体の別の船が不正にノルウェー国旗を掲げて船籍を偽装、同国外務省が文書で抗議したことが分かった。同省が18日、共同通信に明らかにした。

 この船はボブ・バーカー号(1200トン)で、船籍国は不明。シー・シェパードは、調査捕鯨団を混乱させるためにノルウェー国旗を使ったことを認めている。同省は提訴など、これ以上の措置は決めていない。

 ボブ・バーカー号は、もともと捕鯨船としてノルウェーで造られた。シー・シェパードはウェブサイトで「(調査捕鯨団は当初)捕鯨賛成派のノルウェーが支援船を送ったと考えたかもしれない。しかし、ノルウェー国旗が降ろされ、黒地に白どくろのシー・シェパード旗が揚がったとき、調査捕鯨団の興奮は失望に変わった」と書いている。

彼ら自身は「日本人を騙してやった」などと得意げに語っているところがむしろ痛いのですけれども、どこからどう見てもこれは明確な国際法違反です。

369 名前:地球の裏側 ◆/lYVcP7um2 [sage] 投稿日:2010/01/19(火) 23:49:17 ID:vSVqE0qU
>>343
はい。アウトwww
これは船籍偽装と言いまして、一発で臨検対象になります。ノルウェーは抗議
じゃなくて、自国軍艦または沿岸警備を送らなければいけません。
また、各国海軍はバカ犬のこの船を見つけたら、無条件で臨検可能です。
これについての規定は国連海洋法条約に明記されております。

え~~、今、リマの空港ですが、帰ったらグアヤキルの基地の沿岸警備隊司令
に通報します。バカ犬、今後ガラパゴスへ入港する都度、臨検を受ける事にな
ります。一度でも船籍偽装を行った船は、その後、大変な不利益を受けます。
仮に本来の船籍旗を掲揚していてもダメです。多分ですが、この船の入港を
許可した国は、海賊行為助長国として扱われても文句言えません。

根拠は国連海洋法条約を参照して下さい。自宅に帰ってから、条文を貼ります。
これを許したら、ソマリアの海賊に対する武力行使が法的根拠を失います。
バカどもついに墓穴を掘ったわ。みんな~~~、寄付集めてよ。今後は、別に
違法じゃなく、こいつらの船沈められるから。
他の船に接近するだけで、海賊行為と認定できます。

偽の船籍旗上げるのは、およそ船に関わるものとして、絶対にやってはいけな
い事なんです。いきなり銃撃を受けても文句言えません。過去、日本の遠洋
漁船は、国籍不明という理由で何度も銃撃を受けています。それゆえ、船腹に
大きな日の丸を描いたり、大きな文字で呼出符号を書いたりしています。

・ 国旗を適当に使用した船は、無国籍船舶とみなされる。(92条)
・ 無国籍船舶は、軍艦による、公海での臨検が可能。(110条)

勝手に船籍を偽装された被害者であるノルウェーもさることながら、注目されるのはテロ船の船籍があるオランダの対応です。
もともとオランダという国は首相と鳩山総理とが反捕鯨話で盛り上がるほどかなり強硬な反捕鯨国として知られており、こういう事件というものは痛し痒しなんだろうとは想像できるところですけれども、さすがに今回は放置出来ないと考えたのかこういう動きがあるようですね。

オランダ政府、「シーシェパード」の船籍剥奪も 改正法案を提出(2010年2月5日産経新聞)

 米環境保護団体「シー・シェパード」が保有するオランダ船籍の抗議船が日本の調査捕鯨をたびたび妨害している問題で、オランダ政府は5日までに、抗議船の船籍剥奪(はくだつ)を可能とする船籍法の改正案を議会に提出した。

 日本政府の度重なる要請を受け、重い腰を上げた形だが、捕鯨反対論が根強いオランダの議会は慎重な構えを見せており、法案成立の見通しは不透明だ。

 1月21日に議会に提出された改正法案は、船舶が「他の船舶、乗組員や積み荷に危害を加えたり、オランダと他の諸国の関係に悪影響を及ぼす行動をした場合」に、政府が交付した船舶国籍証書を剥奪すると規定。

 日本政府筋は「オランダ世論は反捕鯨色が強く、法案が議会を通過するかどうかは不透明」と話している。(共同)

いずれポーズに過ぎないとしても、公の立場としてこういう態度を表明することはテロ支援国家などと認識されないためにも当然に必要なことなのではないかと思います。
何にしろ彼らのテロに対する国際世論は以前よりも格段に厳しくなっているのは確かでしょうが、そうなりますと彼らとしても多少は方針転換を考えるところはあるということなのでしょうか。
この点で以前から反捕鯨主義者によれば「クジラなど今どき食べなくても他に幾らでも食べるものはあるじゃないか」といった主張があって、例えばオーストラリアの強硬な反捕鯨路線はオージービーフの輸出促進のためでもあるという意見がありました。
一方で同じく食肉産業利権絡みで「クジラが潰されれば次はマグロの番だ」とも以前から言われてきたところですけれども、テロ組織も国際世論の空気を読んだということなのか、クジラを潰す前にマグロを潰しに来ているようなのですね。
名目上は地中海マグロの密猟阻止ですが、かの地のマグロがほとんど日本で消費されているということでターゲットが明確なことに加え、環境意識が高いと言われる欧州諸国への絶好のアピールになるという考えのようです(そもそも最初から船を失う覚悟という時点で自ら目的を語っていますけれども)。

しかしこの問題、もちろん日本はマグロ消費の非常に大きな部分を占めるマグロ大国で、その意味では環境テロリストの攻撃先としては格好のネタではあり得るのですが、最近では不景気もあってか国内マグロ在庫はだぶついていて、しかも資源保護、安定供給を目指してマグロ養殖技術が実用化しつつある現状では、ややネタとして旬を逸したかなという気がしないでもありませんね。
一方でマグロ消費は近年世界中に広まっていて、とりわけ近年の経済成長で富裕層増加が著しい中国において急増しているということですが、中国と言えばテロ組織に対して日本のような甘い対応をする国ではありませんから、思わぬ虎の尾を踏むなどという事態になってしまうようですとこれは面白い話になるかも知れません。
さて、例によってテキサス親父がこの件に関しても吠えているのですけれども、やはりテキサス親父としても背後に利権関係の存在というものを示唆しているように、今や環境問題は何より大きな金になるという点で非常に生臭いものとなってきているということには留意しておく必要があるんだと思いますね。

【参照動画】【テキサス親父】今度は日本のマグロ漁が狙われる!!シェーシェパード


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