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2010年2月13日 (土)

ついにテロの犠牲が…

先日また鯨を食べにいきましてウマーな管理人ですが、世の中なかなかウマーな話ばかりではないようです。
本日まずは最初、こちらの記事をご覧いただきましょう。

シー・シェパード、今度はクロマグロ漁妨害へ「衝突はすべて日本に非」(2010年2月10日IZa)

 南極海で日本の捕鯨船団に対して攻撃を続ける環境保護を標榜する米団体シー・シェパード(SS)のポール・ワトソン代表が産経新聞のインタビューに応じ、今回の反捕鯨キャンペーンの後、地中海のクロマグロ漁妨害を行うと宣言した。世界のクロマグロの8割を消費する日本を再度、標的にする狙いがあるとみられる。一方で、日本船との衝突について「全ての非は日本側にある」とし、調査捕鯨に正当な理由はなく、公海上で行う密漁行為に過ぎない」とこれまでの主張を繰り返した。

記事本文の続き ワトソン代表は、日本船の追尾を続ける抗議船スティーブ・アーウィン号に乗っており、7日、衛星電話でインタビューに答えた。

 クロマグロをめぐって、大西洋と地中海産の国際取引の全面禁止に向けた動きが広がる中、ワトソン代表は「次のキャンペーンを、クロマグロを守るために地中海で実施する」と述べ、スティーブ号と新抗議船ボブ・バーカー号の2船態勢で沿岸諸国の漁船への妨害活動に臨む考えを示した。

 抗議船は、日本が調査を終える春ごろまで南極海に展開させ、その後、できるだけ早い時期に、地中海に移動させるとしている。

 日本は取引禁止措置に反対しており、同団体が実際に妨害行動に踏み切れば、クロマグロ市場に何らかの影響が出ることは必死だ。

 一方、先月6日、団体のアディ・ギル号と第2昭南丸が衝突した事故について、「私たちの方から船に体当たりしたり攻撃したりはしない。私たちに恐れを抱かせようと、第2昭南丸が故意に衝突した」と強調。事故の詳しい状況を調べるオーストラリア海保当局の事情聴取にすでに応じていることを明かした。

 ワトソン代表はキャンペーンの予算について、新抗議船の購入費も含めて、少なくとも700万ドルと回答。全世界にいる3万5000人のサポーターからの寄付などでまかなっているとし、「オーストラリアとニュージーランド国民から圧倒的な支持を受けている。彼らからの支援がなければ、抗議活動は立ちゆかない」と話した。

 また、スティーブ号には日本人女性が通訳として乗船していることが判明。電話インタビューに「シー・シェパードは人間を含む動物全ての命を守るためにここに来ている。人体に害を与えるような物は使っておらず、けが人が出るような振る舞いは一切していない」と答えた。(佐々木正明)

マグロ漁への妨害宣言もさることながら、ここで注目すべきはかねて過激さを増す一方の捕鯨妨害活動への彼らの言及です。
本日は「人間を含む動物全ての命を守るためにここに来ている」と主張するテロリストの主張がいかに事実と反しているのか、明白な根拠を元に検証してみましょう。
まずはこちら、すでに多くの方々がご存知だと思いますが、ついにテロの被害者が出てしまったというニュースです。

シー・シェパード、日本の調査捕鯨船に酪酸入りの瓶を投てき 船員3人けが(2010年2月12日FNNネットワーク)

反捕鯨団体「シー・シェパード」が日本の調査捕鯨船に薬品入りの瓶を投げ入れ、船員3人が軽いけがをした
シー・シェパードは、南極海で調査捕鯨をしている日本の調査捕鯨団に、日本時間11日夕方から断続的に酪酸を投げ入れたり、レーザー光線を照射するなどの妨害行為を行った。
このうち、酪酸の入った瓶が「第2昭南丸」の船体に当たって割れ、飛び散った酪酸が船員3人の顔にかかった
視力に異常はないということだが、顔に痛みがあるという。
水産庁は、シー・シェパードの妨害は「極めて危険な行為」として、厳しく抗議していく方針。

シー・シェパードがロケット弾で日本船を攻撃 船員3人軽症 緊迫の映像も(2012年2月12日産経新聞)

 南極海で日本船団に対して調査捕鯨妨害を続ける反捕鯨団体シー・シェパードが11日夕から12日未明(日本時間)にかけて、捕鯨船にロケット弾を発射するなど、新たな攻撃を行った。監視船「第2昭南丸」のデッキにいた乗組員3人が酪酸弾の飛沫(ひまつ)を浴び、船内で手当てを受けた。顔面などが腫れ、痛みを訴えているという。日本側に人的被害が出るのは初めて

 シー・シェパードは母船スティーブ・アーウィン号(オランダ船籍)と今回のキャンペーンで新たに導入された新抗議船ボブ・バーカー号(トーゴ船籍)の2隻態勢で、日本船団を攻撃。ヘリコプターが異常接近して、航行を邪魔したほか、高速ゴムボートも出動させ、捕鯨船のスクリュー破壊を狙って、海中にロープが投げ込まれた

 また、高速ゴムボートからは、到達距離が伸びるランチャーから酪酸弾が投てきされ、捕鯨船の乗組員が飛沫を浴びた。この様子は、米CS放送局のアニマル・プラネットのカメラマンが撮影。映像は、今年夏から同局で放送されるシー・シェパードのドキュメンタリー番組「鯨戦争」シーズン3に反映されるものと思われる。

 シー・シェパードの抗議船2隻はここ2日、日本船団の追跡だけに留め、派手な妨害を控えていたが、日本の捕鯨関係者は「映像撮影のために、近日中に、総動員態勢で大規模な妨害作戦に出るはずだ」と述べていた

 捕鯨船団のカメラマンが撮影した写真には、団体代表のポール・ワトソン船長とみられる人物が自ら、ロケット弾を発射する様子もとらえられている。ワトソン船長は11日に声明を出し、「もし、日本人たちが鯨を殺すなら、新たな衝突が起こるのは必至だ。私たちは危険な状況から決して逃げたりはしない」と警告した。

 一方、日本鯨類研究所も、抗議船の船籍を認めているオランダ、トーゴのほか、シー・シェパードの事実上の母港があるオーストラリアに対して、「あらゆる手段を講じて、シー・シェパードの暴力行為を止めさせ、犯罪者を摘発する」よう要請した。

彼らの人命を何とも思わない振る舞いからしていずれやるだろうとは思っていましたけれども、とうとう被害者が出てしまいましたか…
件の動画と思われるものがこちらなんですけれども、どう見てもロケットランチャーを日本船に向けていますよね。

【動画】速報!2010.02.11 妨害船SA号活動家が日新丸に向けて薬品を撃ち込む

こんなものうっかり直撃したら確実に死ぬ!と思うところですが、恐ろしいことにテロリストが事実上の母港にしているオーストラリアでは、ロケットランチャーが街のリサイクルショップで、しかもたった2ドルで売っているんだそうです(売るなよそんなものと言いたくなりますが)。
あまりにお手軽に手に入りすぎて店頭で並んでいるのを見ても本物とは思わないんじゃないかと思うくらいですが、さすが大陸国家というものはおおらかと言うか何と言うか表現する言葉に困ります。
しかし先日の弓矢で撃ちまくり行為といいレーザー照射行為といい、そして何より今回のロケット弾攻撃といい、彼らテロリストは日本人の命など何とも思っていないのか?と疑問に思われた方もいるかと思いますが、どうも全くその通りらしいのですね。
まあ相手の人命に配慮するテロリストというものもあまり聞いたことがありませんから、これが正しいテロの道だと言ってしまえばそれまでなんですが、少なくとも人の道には大いに反しているとは言える行為でしょう。

シーシェパード、第二共新丸行方不明者捜索を妨害(2009年1月7日日本鯨類研究所プレスリリース)

 第二期南極海鯨類捕獲調査船団が、行方不明になった目視調査船第二共新丸乗組員の白崎玄(しらさき・はじめ)操機手(30歳)の捜索を行っていたところ、日本時間1月6日午後8時00分頃、無灯火状態の船舶が突如出現し、捜索現場に接近しているのを発見した。その船型を確認したところ、シーシェパード所属のスティーブ・アーウィン号であると判明した。

 スティーブ・アーウィン号は捜索中の船団に対し日本語で「行方不明者の捜索に来た」と呼びかけた。これに対し、調査船団側は「つい先頃も調査船団に妨害を加えたシーシェパードからの捜索の援助、捜索の協力等は一切受け付けません。我々は我々独自で捜索を行います。」と返答した。しかしながら、スティーブ・アーウィン号は「捜索が終わり次第、調査船団への妨害活動を行なう」と宣言した後、捜索活動中の目視調査船第二共新丸に0.2マイルにまで異常接近するなど、船団の捜索活動を妨害した。

「残念な事故が発生し、その捜索活動を行なっている最中であるにもかかわらず、スティーブ・アーウィン号が捜索に来たとしつつ終了後は妨害を加えることを明言した上で日本側の船舶の航行を妨害する行為をとったことに対し、強い憤りを感じる。シーシェパードは直ちにこうした行為を中止すべき。」と共同船舶株式会社山村和夫社長が述べた。

シーシェパード船は明らかに救難信号を利用して妨害活動にやって来た。このような行為は人道的に許されるべきではなく、関係各国はコンセンサスで採択されたIWCでの非難決議に沿って乗組員の安全を脅かす執拗な妨害活動には断固たる処置をとる必要があると考える。」と日本鯨類研究所森本稔理事長が述べた。

そもそもシー・シェパード代表のポール・ワトソンと言えば、かつてIWCで捕鯨禁止に反対票を投じたカナダ代表を「殺害する」などと公言してみたり、ポルトガルでは捕鯨船を爆雷で撃沈してみたりと筋金入りの国際テロリストとして名をはせる人物ですし、現在進行形で弓矢からロケット弾まで使い放題で日本人を傷つけているわけですから、「けが人が出るような振る舞い」をやりっ放しという点に疑問はないわけです。
それでも百歩譲って(はいけないんですが)シー・シェパード的定義によれば日本人は人間の範疇に入らないのだとしてみましょう、しかし彼らが使用しているものがどのようなものであるかを考えてみれば、この主張に何らの根拠もないばかりか明確に事実に反していることが明らかです。
シー・シェパードが攻撃に使ってきた酪酸なる物質は日本人に馴染みのあるところでは銀杏のあの匂いの成分ともされていますけれども、これが実はトンでもなく人体に危険なシロモノであるばかりでなく、海に垂れ流していいようなものでは全くないんですよね。

酪酸

酪酸(らくさん、butyric acid)、IUPAC名:ブタン酸(Butanoic acid)もしくはn-ブタン酸(n-butyric acid)は、構造式 CH3(CH2)2COOHの直鎖カルボン酸である。構造異性体にイソ酪酸 (CH3)2CHCOOH がある。哺乳類は極微量でも臭いを探知することができ、イヌでは10ppb、ヒトでは10ppmまで嗅ぎ分けることができる。
(略)

危険性

皮膚や粘膜に対する腐食性があり、水生生物に有害。 ICSCでは「漏洩物処理」項目で、環境中への放出を禁じている。

どう見ても環境破壊物質です本当に(r
ちなみにICSC(国際化学物質安全性カード 、International Chemical Safety Card) というのは国際化学物質安全性計画 (IPCS) に従い化学物質の毒性情報などをカード形式にまとめたもので、各国語版に翻訳され現場で活用されているものですが、こんなものをぶちまけられたのでは鯨もさぞや臭いでしょうし、南極の海洋生物も大きなダメージを受けてしまうのは当然ですよね。
まあ先にも妨害船を公海上に放置して南極の海を油で汚染しまくった方々ですから、環境破壊など何とも考えていないのだとは容易に想像できるところですけれども、そういうテロ組織を「海洋の生態系を保護し保存するためのアプローチの一つ」などという美辞麗句の元に支援する組織もまた同類の環境破壊団体だろうと言うことでしょう。

さて、言葉で言って聞かせることが出きないからこそテロ組織と言われるわけですが、現実的にこうした暴力に対してどう対処していくべきなのかという問題が極めて切実なものとなってきました。
冒頭の記事においても、ロケット弾攻撃に対する抗議の主体が水産庁であって日本政府ではないという点を思い返していただければと思いますが、肝心の総理の足腰が定まらないこともあって国の方針も迷走中ということなのでしょうか?
何にしろ命がけで頑張っている日本人の生命よりも、人命軽視どころか環境破壊も厭わないテロリスト保護を優先させるなんてことがあるようではいったい何のための政府かということになりかねませんし、この状況で手をこまねいて更なる被害を招くようようでは「明確に予見された危険を放置した」と非難されても仕方ないと思いますね。
まさか例によって「極めて遺憾」の連呼で事足れりとするつもりは…かなりありそうで怖いのですが(苦笑)。

【止まらぬ暴力 シー・シェパードの実態】(下)遅れる法整備(2010年2月12日産経新聞)より抜粋

■「船員の安全守って」
(略)
 ◆実質的に釈放

 SSに対し、政府はいまでこそ対策を積極的に検討している。「予算がかかっても海上保安庁の巡視艇を警備に派遣すべきだ」という声も高まりつつある。しかし、数年前までは妨害を受けても、政府は「とにかく逃げろ」と指示するばかりだった。

 背景にあったのは捕鯨の是非が議論され続けている国際捕鯨委員会(IWC)。賛成派と反捕鯨国の勢力が拮抗(きっこう)しており、水産庁を中心に「SSに対抗すれば、逆に反捕鯨派を刺激し、勢いづかせる」という考えが根強かった。

 そうした考え方が変わったターニングポイントは平成20年だった。その前年、南極海で捕鯨船にSS活動家が乗り込んでくる“事件”が発生し、船員らは活動家の身柄を拘束した。しかし、政府は反捕鯨国オーストラリアへの引き渡しを決め、実質的に釈放した。

 「トラブルを拡大しない」。そんな考え方があったが、SSはその後も妨害を繰り返している。トラブルを拡大しているのはSSの方だった。

 「なぜ、あのとき逮捕しなかったのか」。公海上でも日本船への不法侵入者は日本の法律が適用されるため、逮捕もできた。批判は高まり、日本側は少しずつ対SS強硬策にかじを切り始めた

 ◆海賊ではない

 政権交代を果たした民主党は昨年末になって、捕鯨や船舶関係者からSS問題などについて意見を聴く議員協議会を開いた。その場で、全日本海員組合の近英男(こん・ひでお)水産部長が、大きな声を張り上げた。

 「国民がテロに近い暴力にさらされ、生命の危機を感じているのに、助けようとしない政府がどこにあるのか

 返す言葉もなく押し黙る議員たち。「政治に、なんとかしてもらいたい」。多くの出席者から不満が漏れた。

 SSの公海上での暴力行為に対して、日本の現行法制は逮捕など取り締まりを認めていない。国連海洋法条約は、海賊ならば公海上でも逮捕を認めているが、政府は「海賊とはいえない」との外務省の見解を採用している。環境保護を主張するSSは、略奪目的の「海賊」ではないという解釈だ。

 ◆政権交代が“壁”に

 これに対して農水省は逮捕を可能にする法整備を求めてきた。昨年3月には石破茂前農水相が「SSは海賊と同じだ」として、ソマリア沖の海賊を取り締まる海賊対処法を適用するよう求め、それが拒否されるとSSを対象にした新たな新法制定を求め、水面下で法案の骨子まで作成した。

 しかし、それも政権交代によって、握りつぶされた形になっている。今の政府の大勢は法整備に冷ややかだ。

 「ただ、船員の安全を守ってほしい、それだけなのに…」

 近部長はそう話す。多くの調査捕鯨関係者らの気持ちだ。

 SSの暴力を野放しにすることで、重大な人的被害を受ける可能性は強まる。そのときまで問題を放置していいのか。日本の調査捕鯨船団はいまもSSの脅威にさらされながら、南極海で航海を続けている。

シー・シェパード妨害船員負傷 閣僚から非難の声 日本政府は強く抗議していく姿勢(2010年2月12日FNN)

反捕鯨団体の「シー・シェパード」が、南極海で日本の調査捕鯨団に薬品入りの瓶を撃ち込み、船員3人がけがをした。閣僚からは非難の声が上がっている。
赤松農水相は「そこまでやるかということで、大きな怒りでいっぱいです」と述べた。
平野官房長官は「けしからん話で極めて遺憾」と述べた。
シー・シェパードは、日本時間の11日夕方から、断続的に日本の調査捕鯨団に妨害を行い、水産庁によると、「第2昭南丸」に撃ち込まれた瓶が船体に当たって割れ、中に入っていた酪酸が飛び散り、船員3人の顔にかかった。
視力に異常はないということだが、顔に痛みがあるという。
一方、シー・シェパードの幹部は、FNNの取材に対し「(どんな液体を撃ち込んだのか?)バターだよ。腐ったバター。(バター?)そう、腐ってにおうバターだよ」と話している
今回の調査捕鯨で、シー・シェパードの妨害による人的被害が出たのは初めてで、政府はシー・シェパードのエスカレートする妨害行為に強く抗議していく姿勢

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コメント

はじめまして。SS海賊認定要求署名みつけました。
http://www.shomei.tv/project-1444.html

投稿: ミリンダ王 | 2010年2月13日 (土) 14時11分

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