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2010年1月 3日 (日)

今日のぐり:「焼肉処 蛮番」

本日は世界各国著名人の話題をお送りします。
先日こういう記事が出ていましたけれども、ご覧になりましたでしょうか

素顔も「鉄の女」、サッチャー英元首相の機密文書が解禁(2009年12月30日AFP)

厳しい要求、短気な性格、そしてウイスキー好き――。英国のマーガレット・サッチャー(Margaret Thatcher)元首相が1979年に首相に就任後数か月間の素顔が、30日に解禁された英公文書館の外務省機密文書で明らかになった。英国では、法律で定められた国立公文書の30年の保管期間が過ぎた文書は公開される。

■カラテ・レディースお断り

 文書に書き込まれたストーリーの中でも最もユニークなのは、サッチャー氏が初の女性首相に就任して1か月後の1979年6月、東京サミット(主要国首脳会議、Tokyo Economic Summit)で訪日を控えたサッチャー氏が「カラテ・レディース」の警護を断ったという話だ。

 サッチャー氏は、日本がサッチャー氏の警護のために20人の女性ボディーガードを準備していると聞き、それを固く辞退したという。

 外務省の文書には「首相は他国の首脳と同じ待遇を希望している。問題は警備の度合いではなく、その方法だ。例えば、ほかの首脳にも各20人のカラテ・ジェントルメンがつくのであれば、首相はなんの異論もない。しかし1人だけ特別扱いされることは望んでいない」と記されている。

(略)

■「厳しい」チェック

 ほかにも、米国初訪問の際、スタッフが考案した1日目の旅程が「十分に面白くない」と叱りつけ、ニューヨーク(New York)の旅程は「充実したプログラム」にするよう要求している。

 文書には、怒ったサッチャー氏が、青いインクの万年筆で下線を引いたりメモを書き入れた跡が散見され、ときにはスタッフの間違った文法に修正まで入れられていた

 ドイツのヘルムート・シュミット(Helmut Schmidt)首相(当時)との晩さん会の準備では、「首相はユーモアの通じる人だったかしら」と聞き、さらに、ジェフリー・ハウ(Geoffrey Howe)財務相(当時)の提出した書類を見て、「非常に出来の悪い文書で、大臣はこのとき『別件で忙しかった』と好意的に考える以外ありませんね」と書き残したことも明らかになった。

まあ女性宰相だからと「カラテレディース」という歓待側のセンスもいささかどうよという気もしないでもないところですが…まあこのあたりはあちらの文書の方が例によってブリ流の諧謔に満ちていた可能性もありますかね。
しかし国際外交の場でブリ流のユーモア精神を発揮されてしまうと、これは下手をすると国際問題になりはしないかと心配にもなるところですが…
さて、一国を代表するような著名人ともなりますとそれなりに興味深い逸話には事欠かないものですけれども、怖いものなしとも思われそうな独裁者でもやはり怖いものがあったというニュースがこちらです。

演説上手で恐れ知らずの総統ヒトラーも歯医者だけは怖かった(2009年12月11日GigaZINE)

数千万人の血に染まり史上最も恐れられた独裁者の一人として知られるアドルフ・ヒトラーですが、民衆の前では「恐れ知らずの勇敢なリーダー」というイメージを提示した彼も歯医者に対する恐怖だけは生涯克服できなかったようです。

ヒトラーお抱えの歯科医Johannes Blaschkeについて書かれ今年11月にドイツで出版されたMenevse Deprem-Hennen著「Dentist des Teufels(悪魔の歯医者)」では、これまで公開されたことのないJohannes Blaschkeの手記やヒトラーほかナチス要人のカルテを含む興味深い記録がひも解かれています。

詳細は以下から。
'He couldn't stand the pain': Nazi records show how Hitler hated going to the dentist | Mail Online

ヒトラーの歯医者嫌いは内輪では有名だったとのこと。Johannes Blaschkeの手記ではヒトラーが「痛みに耐えきれず、単純な歯根管の手術を8日間に分けて行った」ことや、「膿瘍(のうよう)や歯周病があり、非常に臭い息の持ち主だった」ことが明かされています。

20年間ヒトラーのお抱え歯科医だったJohannes Blaschke。武装親衛隊の少将の地位にあったBlaschkeはヒトラーの歯科医であることを非常に誇りに思っていましたが、ヒトラーの方はというとBlaschkeに会わねばならない機会を忌避していたようです。

自らも歯科医である「悪魔の歯医者」の著者Menevse Deprem-Hennen博士は、数奇な経緯により、これまで公開されたことのなかったJohannes Blaschkeにより記録された1930年代から40年代のヒトラーを含むナチスの要人たちの歯のカルテを研究する機会を得ました。
(略)
Blaschkeは、ヒトラーの後年の歯周病や歯のトラブルの主な原因は、第一次世界大戦前のウィーンで浮浪人のような生活を送っていたときの粗末な食生活のせいだろう、とも書き留めています。

ヒトラーのほかにも、空軍総司令官であったヘルマン・ゲーリングもBlaschkeの患者であり、ゲーリングもまた歯医者を非常に恐れていて、Blaschkeによると「イスに座る前から泣いていたほど」とのこと。「ドイツ空軍の総司令官として歯が欠けた姿は部下に見せられないとのことで、歯を抜くときは事前にプロテーゼを用意し、その日のうちに入れなければいけなかった」と、当時見られたら命が危なかったのでは?と少し心配してしまうような内容も赤裸々に書かれています。
(略)

ヒトラー総統もさることながらゲーリング元帥もずいぶんと逸話の多い人物ですけれども、こうして見ると意外に気を使っているところおあるのだなと認識を新たにするところですね。
さて、大統領職を降りても未だ現代ロシア最大の権力者とも言われるのがこちらプーチン首相ですが、昨年は「虎狩り」を報じられるなど柔道で鍛えたタフガイぶりは相変わらず、そしてまた権力者ぶりも健在のようですよね。

プーチン首相一喝、解任の嵐 ナイトクラブ火災(2009年12月10日朝日新聞)

【モスクワ=副島英樹】ロシア中部ペルミで5日未明に発生したナイトクラブの火災は、10日までに死者が計132人に達し、行政当局者が相次いで解任される事態になっている。8日未明に現場を視察したプーチン首相が、当局者らを「怠慢だ」と叱責(しっせき)したことが引き金となった形だ。

 プーチン首相は多くのロウソクや花が供えられた現場を自ら訪れ、赤い花束をささげた。その後に開かれた特別会議で、このクラブが消防検査で安全対策上の違反の改善を命令されながら、放置してきたと指摘。「検査後、1年間もだれもチェックに訪れなかった。怠慢としか言いようがない」と国家・地方レベルの消防当局を厳しく批判した。

 これを受けてショイグ緊急事態相は8日、ただちに国家消防監督局のペルミ地方長官ら7人を解任。9日にはペルミ地方政府が閣僚の総辞職を表明し、ペルミ市長も辞意を表した

 メドベージェフ大統領が8日にチャイカ検事総長と会談し、「怠慢は国家的脅威だ」と発言したことも影響しているようだ。

 今回の火災は花火の不適切な使用が原因とされ、出口の位置など構造上の欠陥が多数の犠牲を招いたともいわれている。これまでに、クラブの支配人や設立者ら計4人が防火安全規則違反などで刑事訴追された。

 新年やクリスマスで花火の需要が高まるのを前に、人が大勢集まる場所での花火使用を法的に禁止する動きも出ている。ロシア南部・北オセチア共和国ではすでに、消防当局の同意なしに室内や多くの人が集まる場所での花火製品の使用を禁止。モスクワのルシコフ市長も9日、ナイトクラブやレストランなどでの花火使用を禁止する命令書に署名した。

ロシアらしいとも思う一方で、こういう一刀両断ぶりがかの地でのプーチン氏の圧倒的人気に結びついている側面も大いにあるようですけれども、まあ何にしろ大変なものですよね。
怖いといえばプーチン氏とはまた別な意味で怖いのがこちらギニアからの話題です。

ギニアで大人気のテレビ番組!カマラ大尉、恐怖のインタビュー(2009年10月30日X BRAND)

答えるんだ、この野郎! キサマが答えないなら、この番組は朝まで続く」 怒声が響くスタジオ。無言の観客。震え上がるゲスト……。

なんとこれは現在、ギニア共和国で国民に大人気のテレビ番組の一場面だ。その名も『ダディ・ショー』。国営テレビ局で放送中のこの番組では毎回、VIPゲストを呼んではインタビューの模様を生放送で見せている。

そこまではよくあるインタビュー番組と変わらない。だが、この番組はちょっと変わっている。なんと、ホストを務めているのがクーデターを起こしてギニアの政権を握った軍人、ムーサ・ダディ・カマラ大尉なのだ。

ギニアでは、ランサナ・コンテ大統領による25年間の長期政権が続いていた。長期政権は政治腐敗を招き、政府要人が南米の麻薬カルテルに買収される事態にまで発展。ギニアはコカイン流通の一端を担っていたのである。

ボーキサイトなどの天然資源に恵まれながら、政府関係者が富を独占し、国民はひたすら貧窮に喘ぐ日々。

だがそんなギニアに転機が訪れる。昨年の12月にコンテ大統領が死去するや、すかさずカマラ大尉が暫定大統領に就任。前政権で汚職に携わったとされる政府要人を番組のVIPゲストとして“招待”し、冒頭のようにカメラの前でじっくりと話を聴くのである。画面越しには苦汁を舐めてきた国民が見ている。番組の冒頭でホストのカマラ大尉が視聴者に向かって吠える。

「麻薬と汚職がこの国を滅ぼしかけた。だが、これからは違う。麻薬カルテルは、オレの買収は考えないほうがいい」

そして、今日もまたゲストはカラシニコフを手にした兵士に囲まれながら、ダディこと、カマラ大尉に恫喝されるのだ。ちなみに、番組の名場面を集めたDVDボックス『ベスト・オブ・ダディ・ショー』も出回っているそうだ。

いやあ、「じっくり話を聴」けるような状況なのかどうか、なにか想像するだけでも正直かな~り怖いというか沙羅にならないような話なんですけれども、人民裁判もメディアを利用する時代になったってことですかね?
最後はこちら、やはり締めはブリの誇る王子殿下にご登場いただかないわけにはいきませんでしょう。

英ウィリアム王子、自ら「ホームレス」を体験(2009年12月23日AFP)

英国のウィリアム王子(Prince William)が、ホームレスの窮状に関心を寄せてもらおうと、ロンドン(London)で一夜の路上生活を体験した。ホームレス支援団体「センターポイント(Centrepoint)」が22日明らかにした。

 英国の王位継承順位第2位のウィリアム王子は前週、気温がマイナス4度まで下がるなか、テムズ川(River Thames)のそばの路地で段ボールの上に寝そべり、眠れぬ夜を過ごした

 王子に同行したセンターポイントのセイ・オバキン(Seyi Obakin)氏は、「厳しい寒さや硬いコンクリートを和らげてくれるものはなにもない。麻薬密売人などに声をかけられたり、誰かに蹴りつけられたりする恐怖もある」と語る。

 そして、王子とオバキン氏らは実際、危険な目に遭いそうになった。彼らに気づかずに進んできた道路清掃車にひかれそうになったのだ。

 この体験のあと、王子は「一夜体験した後でも、毎晩ロンドンの路上で寝るということが本当はどういうことなのか、私には想像もできない」と語り、路上生活者が直面しているあらゆる問題について深く理解しようと決心したと語ったという。

 1997年に交通事故で亡くなった母親の故ダイアナ妃(Princess Diana)も、センターポイントを支援していた。英国政府の統計によると、ロンドン市内には現在4500人以上の路上生活者がおり、その40%は国外、主に東欧の出身者だという。

色々とにぎやかな話題の絶えない英王室ではありますけれども、こういう体当たりなところは率直に偉いものだなと思うところですが、綺麗にオチがついてしまうあたりもブリ流ということなのですかね…

今日のぐり:「焼肉処 蛮番」

岡山市役所からもほど近く、大学の玄関前から続く商店街の中程に位置するこちらの焼き肉屋は、一見すると洒落た飲み屋か何かのようにも見えてしまう店構えですね。
焼き肉屋であることが判るだけでメニューなり見本なりが飾ってあるわけでもなく、しかも中が全く見えないので初めて来るともしかして高いんじゃないか、なんて心配になりそうですけれども、大学の近所にあるということからも判る通り極端な値付けということはなく、このあたりの標準からやや高めという程度の価格帯になるようですね。
ちなみに一階が普通のテーブル席、二階はテーブル席もありますが座敷が用意してあって小宴会にも対応できるようです(もっとも宴会となれば貸し切りにしてもおかしくない程度の広さではありますけれども)。

ここは肉以外にもわりあいメニューが充実しているようですが、この日は同行者が数人いましたので焼肉からユッケ、石焼きビビンバにカルビクッパ、チヂミにテールスープなどなどいろいろと頼んでみました。
肉は並、上、特上、和牛などいろいろと能書きがついていてそれぞれ持ち味があるのでしょうが、上あたりは赤身中心で特記するような美味というほどではないにしろ、常識的な価格で脂の味ではなくきちんと肉のうま味が楽しめるところは良いのかなと思いますね。
特上の神戸牛はいささかサシ過剰で脂ぎりすぎている上に味自体にも深みはなく、コストパフォーマンスのことをさておいても最上級の肉と比べると明確に見劣りしますから、ここは素直に上あたりを中心に食べておいた方がいいんじゃないかと言う感じでしょうか。
ちなみに焼肉五種十人前のセットメニューがあって値段も内容も手頃ですから、数人のグループで特にこだわりがなければこういうのも簡単で良いのかなと思います。

肉の味としては概ね値段相応と言うところで特に印象に残るほどではないのですが、こちらの場合いろいろとサイドメニューが豊富にそろっているのはありがたいですね。
個人的にそれが存在していれば必ず頼むという石焼きビビンバですが、コチュジャンの塩梅かやや全体の味に切れ味がないかなとも感じますが、逆に辛さが苦手な向きにはこういう味の方が食べやすいのかも知れません。
韓国料理が並んでいても辛さ控えめというのは全般に共通する傾向のようで、タレなども通常の濃厚な味のタレよりたっぷりの大根おろしを添えたさっぱりタレの方を推しているようですし、ユッケもややタレが甘口ですが生肉が苦手な人間にも食べやすく、ほっくりさっくり焼き上がったチヂミもあっさり味で食べやすいと、どれも日本的と言いますか万人向けな味という印象です。

全般にはやや味に特徴がないのが欠点かと言う気もしますけれども、最近は各地に本格的な韓国料理屋もあって、刺激や特徴ある味の求める向きには最初からそちらにいくでしょうから、いろいろな客層がやってくる町の焼き肉屋にはこういう味の方が無難なんじゃないかという気もしますね。
場所柄大学や官公庁絡みなどでの需要も相応にあるのかも知れませんが、味の方向性に加えてセットメニューもいろいろとあるようですから、グループなどでちょっとした宴会をやるには手頃な店なのかも知れません。

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