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2010年1月19日 (火)

暴走を続ける環境テロリスト あの方もお怒りです

先日は日本の捕鯨船と衝突して沈没したなどという話があった環境テロリスト(エコテロリスト)「シー・シェパード」の高速船ですけれども、結局のところ沈没したのではなく放棄されていたということだったようですね。
おかげで南極の海は流出した油でずいぶんと汚染されてしまったという話なんですけれども、それ以上に物騒なことにこの放棄船を調査してみると中からボウガンが発見されたということで、後述する動画などを見てみましても確かに日本の船に向かって撃ってきている様子が判明しています。
テロリストがテロのための武器を所持しているのも当然ではありますが、何にしろ船を一隻失って多少なりとも意気消沈したのかと思いきや、さすがスポンサー企業も数多あるだけに再び攻勢を強めているようで、現地のみならず世界各地で相変わらずの活動をやっているようです。

シー・シェパードが発煙弾を投げ込み妨害(2010年1月16日毎日新聞)

 日本鯨類研究所によると、南極海で反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)の監視業務にあたっていた調査船「第2昭南丸」(712トン、小宮博幸船長)が、日本時間15日午後8時半ごろから午後10時20分ごろにかけて、SSの抗議船「ボブ・バーカー(BB)」号に搭載されたゴムボートから、発煙弾を投げられたり、スクリューを狙って繰り返しロープを投げ込まれるなどの妨害を受けた。第2昭南丸の船体に被害はなく、乗員約20人にけがはなかった。

 第2昭南丸は、先月から数回にわたりSSの抗議船から薬品入りのびんを投げ込まれたり、レーザーとみられる緑色の光線を照射されたりするなどの妨害を受けた。6日にはSSの抗議船「アディ・ギル(AG)」号と衝突し、AG号が大破している。【デジタルメディア局】

反捕鯨組織「恥を知れ日本」と抗議=大使館前で調査中止求める-ロンドン(2010年1月16日時事通信)

 【ロンドン時事】英国の反捕鯨組織は15日、ロンドン市内の在英日本大使館前で抗議行動を行い、日本に調査捕鯨の中止を求めた。併せて米国の反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)の高速船が南極海で日本の調査船に破壊されたと訴え、参加者らにSSへの寄付を呼び掛けた
 抗議行動は、英国の「捕鯨廃止のためのロンドン委員会」が主催。同委員会のメンバーでもあるSSの活動家ら約100人が捕鯨を批判する垂れ幕を掲げ、「恥を知れ日本。今すぐ捕鯨を中止しろ」とシュプレヒコールを上げた。
 抗議行動に参加したSSの活動家は、「調査捕鯨によって多くの鯨が殺されている」と日本を批判。欧州議会の「緑の党」議員も、「(日本に)科学的調査と称される捕鯨の中止を求め、欧州レベルでさらなる活動に取り組みたい」と強調した。

ちなみに彼らのテロ活動の実際の動画がこちらだったりこちらだったりなんですけれども、うっかり海にでも投げ出されれば命の危険が極めて高い南氷洋での出来事であるということに留意していただければ、単に違法行為という以前にこうしたテロ行為がどれほど危険な活動であるかは容易に理解出来ることだと思います。
こうした傍若無人な無法ぶりについにキレたのが、以前にもご紹介しました「テキサス親父」ことプロパガンダバスターなのですが、かねてシーシェパードの無法ぶりに宣戦布告までしてしまったという御仁だけに、今回も当然ながら大激怒の真っ最中といったところのようです。

テキサス親父「アディギル号よ永遠に」 Sea Shepherd エコテロリスト撃沈!(youtube動画)

【テキサス親父】続・シーシェパード/アディ・ギル号 Sea Shepherd Ady Gil(youtube動画)

おおよそのところはテキサス親父が語ってしまっていますけれども、一応幾つか補足しておきますと、未だにネット上でも一部に誤解されているように見えるのが「日本船が船首をふって当たりに行っているように見える」という点です。
我々は陸の上を走っている時の感覚でよく勘違いしやすいですが、船と言うものは支えのない水の上に浮かんでいるので、舵を切った場合に「外側へ」傾くということは知っておかなければなりません。
船上からの動画で衝突直前に船首が右へ振れているように見えるのは、波浪の影響とともに衝突をさけようと船が左に変針を試みているからで、こちらの多方面から撮影された動画を見れば静止したテロ船を避けようと旋回を試みる日本船の進路上に、急加速したテロ船が飛び出していることが明確に見て取れると思います(しかし本気で荒れた海ですよね…)。

南氷洋お笑い劇場 アディ・ギル号 Ady Gil の冒険 Its a Comedy Show

ここまでの証拠も上がっていながら日本船の船長を殺人未遂で刑事告発したというのですから、彼らの頭のネジはどこか斜め上方向に逸脱しているのではないかと疑わざるを得ませんが、最近ではさすがに一部方面でも多少引かれているところがあるようですね。
たとえばグリーンピースと言えば、かつて日本の核燃料運搬船や南氷洋での捕鯨船と衝突事故を起こしたり、最近では捕鯨船の鯨肉を盗んだりといった数々の実績から元祖エコ・テロリストとも称されていますけれども、日本では社民党の福島瑞穂党首のご主人さんが一頃理事長を務めていたことなどで妙に有名な団体でもあります。
もともとシーシェパードと言う団体はグリーンピース内の過激派が分離・独立して成立した組織だと言われていますが、その母体であるグリーンピース側では今や「やつらと一緒にされるのは心外」と言っているようなのですね。

あの人たちはフリーター?反捕鯨シー・シェパードの実態(2010年1月7日ZAKZAK)

 南極海で6日、調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」に反捕鯨団体「シー・シェパード」の小型高速船「アディ・ギル号」が衝突・大破した。この危険きわまりない抗議行動に、かつての“身内”からも反発の声が挙がっている。2008年に鯨肉盗難騒動で物議をかもした「グリーンピースジャパン」(GPJ)の幹部は、「シー・シェパードと一緒にされるのは心外」と怒り心頭だ。

 「報道などで誤解されている部分がある。あそこはうちとはまったく別の団体です」

 怒りの表情で訴えるのはGPJの事務局長、星川淳氏(57)。シー・シェパードの中心人物は元グリーンピースのメンバーで、グリーンピース自体、2007年までは南氷洋で体を張った抗議活動を展開していた。そのため、両者を同一と見なす人はまだ多い。

 「グリーンピースは08年から南氷洋への船舶派遣は中止しています。われわれは、生命や身体を傷つけずに環境破壊活動を止めるという『非暴力直接行動』がコンセプト。シー・シェパードとは違うのです」

 そう語る星川氏は、半ばあきれ顔でシー・シェパードの無法ぶりを説明してくれた。

 シー・シェパードは元グリーンピースの環境保護活動家、ポール・ワトソン氏が1970年代に米国で結成。オーストラリアの環境保護活動家から名前をとった母船「スティーブ・アーウィン号」のほか、数台の船舶を所有している。海賊をモチーフにした旗を掲げ、世界各地で海洋生物や動物の保護を訴える活動を展開。日本では「お騒がせ集団」のイメージしかないが、「欧米の一部では英雄視されている」と星川氏は言う。

 「ワトソン氏は“船長”を自認し、メンバーもワトソン氏をカリスマ視している。反捕鯨の抗議活動に作戦名を付けるのが特徴で、昨年は日本の剣豪・宮本武蔵からとった『ムサシ』。今年は、オーストラリアの歌の題名から『ワルチング・マチルダ』と命名している。酪酸ビンやレーザー光線などの“兵器”導入にも積極的で、今回事故を起こした船も最新型との触れ込みで昨年末に導入したものです」

 まるで海賊気取りだが、実際に捕鯨船団とのやり取りは戦争に近い。星川氏は「放水銃でやり合ったり、捕鯨船側も音響兵器まで持ち出すなど、争いはエスカレートする一方」と危惧する。だが、そういうGPJも08年に横領告発のためとして鯨肉盗難騒動を起こした。逮捕された幹部2人の裁判は現在も進行中だ。その点はどうなのか。

 「裁判によって、捕鯨の根本的な問題が分かってきた。当面は(海には出ず)国内の活動を通して問題の解決を目指します」(星川氏)

外野から見れば正直目糞鼻糞という気がしないでもないところですけれども、彼らなりにそれぞれこだわるところはあるということなんでしょうが、こうしたところでエコテロリスト同士妙な連携を図られるという危険性が薄らいできているのは幸いなことではないかと思いますね。
いずれにしてもこうした無法集団に関してはきちんとした対応をしていかなければなりませんが、まずは暴力によって自分の意見を押し通そうとする行為は断固許してはならないというのが基本的なところであって、例えば日本でも法律によってテロリストに対する資金提供は厳しく処罰されることになっています。
しかし中にはテロに屈しその主張を飲んでしまえば問題は解決するなどと言う方々もいらっしゃるようですが、この点では同じ捕鯨国であるノルウェーの対応などが参考になるんじゃないかと思いますね。

今年の捕鯨枠1286頭 ノルウェー、過去最多に(2010年1月17日産経新聞)

 商業捕鯨を実施しているノルウェーの漁業・沿岸問題省は17日までに、今年の商業捕鯨枠を過去最多のミンククジラ1286頭にすると発表した。例年五、六百頭前後の捕獲にとどまっているため、実際は大きな影響はないとみられるが、反捕鯨団体は反発している。

 同省は、捕鯨が不振だった昨年は885頭の同枠に対し484頭しか捕獲せず、401頭分の未捕獲分があるため、昨年と同じ885頭の「基本枠」に未捕獲分を上乗せしたと説明した。

 日本は昨年、鯨肉1トン強を約20年ぶりにノルウェーから輸入。英米などに拠点を置く非政府組織(NGO)、クジラ・イルカ保護協会(WDCS)は捕鯨枠拡大について「非論理的で、健全な捕鯨管理とは言えない。鯨肉需要は下落し、買い手がつかない中、今回の枠設定は政治ショー以外の何物でもない」と批判した。(共同)

日本が輸入しているというのに買い手がつかないと言うのはどういうことなんだと素朴な突っ込みは入れておきますが、基本的に現在の捕鯨は国内消費用主体になっていますから、別に輸出産業が賑わうような話でもないとは思うのですけれどもね。
それはさておき、捕鯨国ノルウェーと言えば鯨資源の継続的利用を討議する場であるはずのIWCが商業捕鯨を認めないことからこれを脱退、独自の基準に従って捕鯨を継続している国として知られていますが、かつてはシーシェパードもこのノルウェーの捕鯨を妨害していた時期がありました。
ところがあちらにおいて捕鯨船を何隻も撃沈するという無法行為を働いた結果、現在では護衛船がつくようになったことからパッタリとテロ活動は収まったということです(ノルウェーの場合領海内捕鯨ですから、こうした対策がやりやすいという側面もあるのでしょうが)。
同様にカナダにおいてもテロ活動に勤しんだ挙句警備隊に追い払われた経歴がありますが、その後かの地での活動も収束に向かっているようですから、やはり無法集団には法に基づいて粛々たる対応を行っていくことが最も効果的であるということが結論になるのかと思います。

ところで当ぐり研的にはやはり鯨肉の味ということに関心がないというわけにはいかないと思いますが、鯨肉は基本的にうまいと思いますけれども、他の肉と同じくちゃんとモノを吟味して正しく手当をされての話であるというのが大前提ですよね。
ときおり海辺の街のスーパーなんかに並んでいるのはたいていがOGも大好きなイルカの肉だったりする場合が多いとも聞きますが、残念ながらしばしば扱いの悪さもあってか正直さほど美味しいものではないように言われますけれども、きちんと扱われたまともな肉をちゃんとした店で食べると「鯨肉はくさくてまずい」なんて妙な偏見がはびこるはずもないんですけれどもね。
以前にとあるツテで食べさせてもらった鯨肉などは海原雄山曰く「別格」というのも理解できる味でしたが、流通が改善されてもう少し手軽に鯨肉が楽しめるようになればよいと思います。

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