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2009年11月11日 (水)

アグネスさんの言うところのあの問題

先日こういう記事が出ていましたけれども、ご覧になりましたでしょうか。

少年のワイセツ画像DLで有罪に(2009年11月9日アメーバニュース)

 カナダのニューグラスゴーに住む双子の兄弟(20)は、少年を性的対象にした画像をダウンロードしたとして、禁固3ヵ月執行猶予18ヵ月の有罪判決を受けた。

画像は日本のアニメ絵で、虚構の子供達に苦痛を与えることも大きな罪であるとされた。彼らはDNAサンプルを提出した上で子供との接触を禁じられ、「性犯罪者」として記録されるが、アチラのオタク系サイトでの反応はどんなものだろう。

「もしもオレがグランドセフトオートで人を撃ったら捕まるのか?」
「アルコールは現実の人間を殺す。だけどこれは猥褻だけど害にならないだろう」
「もしも二次元のポルノを収集したかどで捕まるのなら、僕は最高裁判所とでも戦うよ」
「カナダ人に対して悲しくなってくる。絵と現実の人々に関係がある訳じゃないのに」
「フィクションを罰したら、現実の方に行くんじゃない?」
裁判官に偏りがあるみたいだから、審理無効を訴えられるんじゃない?」
「もしも自分が殺される絵を描いたらどうなるの?殺人未遂?殺人?」
「メイプルシロップ(カナダの特産品)も禁止。樹木を傷つけてるから。体操も禁止。みんなをマゾと曲芸師にするから。子供がナメクジの上に塩をふりかけても牢獄いきだな」

問題が問題だけに、判決を不服とする書き込みばかり。架空のイラストは誰かを傷つけることになるのか。

あの日本ユニセフなる団体もアグネス氏を旗頭に一生懸命運動を繰り広げているというこの児童ポルノ規制問題ですが、日本国内ではいろいろな意味でその深刻さというものが今ひとつ盛り上がっていないようにも感じられます。
ところが「子供のポルノ?そりゃ規制しなきゃ駄目よねえ」なんて次元の話だと思っていると、海外ではすでにこのレベルにまで達しているということがよく判る話ですが、少し前にもこういう記事がありましたように、海外では実際にこういう状況になりつつあるのだという現実をまずどう考えていくかですね。

「猥褻な日本マンガ」+「創作物をEメールで送付」で20年の収監(2009年6月19日WIRED NEWS)

電子メールを介してわいせつな性的空想をやり取りするのは、米国では罪に当たり、合衆国憲法修正第1条による言論の自由の保障が適用されない、という内容の米連邦控訴裁判所の決定が15日(米国時間)に下った。決定に際しては判事の1人が強く反対しており、おそらく最高裁判所に持ち込まれることになるだろう。

連邦第4巡回控訴裁判所は、バージニア州の男性、Dwight Whorley被告の再審請求を10対1で棄却した。この刑事裁判において同被告が有罪判決を下された罪状のうち2つは、米国の裁判史において初めてのものだった。1つは、わいせつな日本のマンガの所持、もう1つは、ポルノ的な創作物を執筆し、それを電子メールで送信したことだ。

連邦第4巡回控訴裁判所のRoger Gregory判事(下の写真)は、今回の判決に関して、「個人の考えへの政府の規制」に懸念を示しており、最高裁がこの事件を取り上げて決定を覆すよう主張している。

同判事は、「個人的な空想を、その内容に同意している他の成人に対して私的に通信したという”被害者のいない犯罪”に関して有罪にする」ことに関して異議を唱えている。

Whorley被告は2006年に有罪となり、20年の収監を言い渡された。罪状の一部は、実写による児童ポルノを所持していたことだ。しかし米司法省は、Whorley被告が好ましくないマンガを所持していたことも告発した――おそらく、今回の被告人が同情の余地のない状態であることを利用して、「悪法」という議論のある法律を背負わせるチャンスを嗅ぎ付けたのだろう。この悪法とは、制定されたばかりの児童ポルノ禁止法『Protect Act』で、未成年者が性的な行為に関わる様子を露骨に描いたわいせつなマンガを違法とするものだ。

さらに驚くべきことに、検察は、既存の別の法令についてもWhorley被告を罪に問うた。これは「(陪審員が判断するところの)わいせつで、みだらで、好色で汚らわしい書籍、冊子、図画、映画フィルム、書類、文書、手稿、印刷物など、品性を欠いたあらゆる品目」の所持を違法とするものだ。

Whorley被告の場合は、児童の絡む性的な空想を記述し、それをインターネット上の同好の士に電子メールで配布したことが、この法律に違反しているとされた。なおWhorley被告の場合は小児性愛が問題になったが、この法律は本来、すべてのわいせつ物に適用される

3人の判事による委員会の昨年12月の判決では、マンガと電子メールの件は2対1で有罪とされた(PDFファイル)が、Gregory判事はこれに反対した(PDFファイル)。今月15日には、所属裁判官全員による投票でWhorley被告の再審請求が棄却されたが、Gregory判事は持論をさらに展開して声を上げている。

George W. Bush大統領の任期中に任命されたGregory判事は、児童の性行為を描写したマンガ作品を理由に有罪にするのは誤っていると主張した。わいせつ物を規制した各種の法律は、「完全に想像上のものである児童の画像」には適用されるべきでない、と同判事は書いている。

一方、同判事が特に懸念しているのは、電子メールの件での有罪判決についてだ。1969年の最高裁判決により、米国民はプライバシーの保たれた自宅において、わいせつ物を所持する権利を認められている。ただしこれらの品目を、州をまたいでやり取りする場合は、この判決では違法とされた。「州をまたいだやり取り」とは、今日では、インターネットを介した取引も含まれることになる。

Gregory判事は、この法律は技術の進歩に追いついていず、修正されるべきだと主張している。「本件は難しいケースだ。問題の電子メールは確かに、州をまたいだ商取引チャンネルを通じて送受信され、陪審によってわいせつと判断された」と判事は述べ、つけ加えて、「今日の世界においては、われわれの電子メール受信箱は、われわれの家と同様、考えや夢想を貯蔵しておく場所になっている」と述べている。

Whorley被告の昨年12月の有罪判決に続いて、先月には、アイオワ州の男性が、児童の性行為を描写したマンガ作品の所持を理由に有罪になった(日本語版記事)。ただしWhorley被告の場合と異なり、この件の被告人は、裸の児童が性行為をしている実写によるわいせつ画像は一切所持していなかった

海外では今や「hentai」で通じるというくらいに日本の漫画は性的描写が多いと定評があると言いますけれども、言ってみれば児童ポルノと見なされるような漫画の世界的な一大供給元となっている日本が未だに満足な規制を行っていないということが、規制推進派の方々にはいたくお気に召さないようです。
先頃にはユニセフの事務局長がこんなコメントを発していましたけれども、失礼ながら「完全に想像上のものである児童の画像」から現実世界での性犯罪に至る可能性と、この事務局長が現代社会で一般的ならざる自らの価値観を他人に強要している可能性とどちらが高いのかと言われれば、これはなかなか難しい判断になるのではないかとも思いますね。

「子どもポルノの単純所持を禁止に」ユニセフ事務局長(2009年10月6日朝日新聞)

 来日中の国連児童基金(ユニセフ)のアン・ベネマン事務局長が6日、都内で記者会見し、「G8の中で、日本とロシアだけが子どもポルノの単純所持を禁止していない」として、日本政府に対して単純所持を禁止する法律の早急な成立を求めた。

 「子どもポルノは虐待であり子どもの権利の侵害。日本で所持が認められていれば、インターネットで他国の人もアクセスできる」と注意喚起した。規制が表現の自由を侵すとの意見があることについては、「子どもに危害を与えるものならば、その表現の自由は制限されるべきだ」との見解を示した。

実は国内の論客に至ってはこのレベルどころではないようで、こちらの議事録などを拝見すると、それこそ表現の自由どころの話ではない人権侵害てんこ盛りという発言が相次いでいるということもまた知っておかなければならないところです。
個人的にこういうのを見て思うのですが、一見して議論の余地無く正しそうな話ということと、一見して議論の余地無く正しそうな話を推進している方々もまた正しいということとは、これは厳密に区別して論じるべきなのではないかと言う気がしますね。

「規制に反対するヲタクは認知障害者」(2009年10月2日ブログ記事)より抜粋

    『【表現の自由】第28期東京都青少年問題協議会【問答無用?】』
    弁護士山口貴士大いに語る(2009年09月30日)
    http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/2009/09/post-cce7.html

    表現の自由について一顧だにしない、問題発言がてんこもりです。都民以外の方々も是非、ご一読を。
(略)

 議題は児童ポルノ法改正について。一読した感想は、酷いの一言。酷すぎて思わず爆笑してしまいました。

 まあ、青少年問題協議会(青少協)委員がこの偏り過ぎた面子で固められていては、問題発言も次々と飛び出すでしょうよ。キング・オブ・御用学者の前田雅英大先生(彼が部会長)。インターネットホットラインセンターのモーレツ営業マン、吉川誠司大先生。日本ユニセフ協会とエクパット東京の用心棒、後藤啓二大先生。過去に「北の系」さんでブッ叩かれた事もある名誉御用学者、加藤諦三大先生。ネット規制マンセーの木村忠正大先生と安川雅史大先生。そして野田聖子大先生・・・・は同姓同名の別人です(笑)。

    内山絢子 目白大学教授
    大葉ナナコ 有限責任中間法人日本誕生学協会代表理事
    加藤諦三 早稲田大学名誉教授
    木村忠正 東京大学准教授
    後藤啓二 ECPAT/ストップ子ども買春の会顧問
    近藤彰郎 東京私立中学高等学校協会会長
    新谷珠恵 東京都小学校PTA協議会会長
    鈴木茂克 公募(会社役員)
    住田佳子 公募(保護司、人権擁護委員)
    徳本広孝 首都大学東京 准教授
    野田聖子 弁護士
    前田雅英 首都大学東京法科大学院 教授
    安川雅史 全国Webカウンセリング協議会理事長
    吉川誠司 財団法人インターネット協会主幹研究員
    http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/09_singi/28meibo.pdf

以下に延々と「発禁もの」の発言の引用が続くのですが、試しに幾つかだけでも拾い上げてみましょう。

大葉ナナコ
バースコーディネーター/有限会社バースセンス研究所代表取締役、一般社団法人日本誕生学協会 代表理事、へルスカウンセリング学会会員。官公省庁の委員や、大学や学会での調査研究にも従事。21歳大学生から7歳小学2年まで2男3女の母。

「酷い漫画の愛好者達はある障害を持っているという認識を主流化していくことは出来ないものか。」
「何とか法規制しようとしている人達に対し、漫画家達が凄い数の抗議メールを送ってきたのは、どう考えても暴力だ。法規制の根拠を示す必要も無いぐらいの暴力だ。」
「性同一性障害と同じく持って生まれた嗜好だという事で、子供に対する性暴力漫画を好む人達を放免とするのであれば、彼らは認知障害を起しているという見方を主流化する必要があるのではないか。」
彼らに認知障害があり、暴力的だという事が分かっていれば、証拠が無いのに法規制出来るのかという主張を論破出来る。そうした対策を考えていきたい。」

新谷珠恵
(社)東京都小学校PTA協議会会長。お茶の水女子大学文教育学部卒業後、都内中学校教諭を経て、渡米。海外の教育事情に触れた経験を活かし、社会福祉法人内教育研究所相談室専門相談員及びボランティアコーデイネーターとして、教育支援を行なう。

「雑誌・図書業界の為にも、きちんとした規制をしてあげる事が、悪質な出版社が淘汰されていくという事にもなる。健全な出版社を生かす為に、どんどん悪質な物はペナルティーを科して消していくという仕組みが業界の為にも良い。」
「細かい議論が沢山あると思うが、何で反論している人の事まで考えなきゃいけないのか。不愉快で子供に危険が及ぶ物と公共の福祉とのどちらに重きを置くのか、ガンと後者に持っていけば良いと思う。マイノリティに配慮し過ぎた挙句、当たり前の事が否定されて通らないというのはどうしても納得出来ない。」
「他の先進国には子供の人権に配慮した規制がある。日本だけが法整備を進めないというのは凄く不思議。漫画家団体に対して説明や調査データを示す必要も無いくらい規制は当たり前の事だ。正論でガンと言ってやれば良い。(※漫画家団体とはおそらくAMI)」

まあこのあたりは「そういう人たち」なんだという期待通りのコメントであるとある意味言えなくもない話で、こういう人たちが一生懸命議論を主導しているんだなと現実を認識しておくしかないところではあります。
しかし一応は学者と名前が付いている方々がおよそサイエンスとは縁遠いような話ばかりされているということになりますと、これは一体この人たちは何を学んだ者なんだと言う素朴な疑問も湧いてくるところですよね。

内山絢子
目白大学人間学部心理カウンセリング学科教授。科警研出身の犯罪心理学者。

「実在しない児童への性描写は子供の人権が考慮されていない。性に対する理解度が著しく欠けている幼い子供を性対象として考える事自体が非常に配慮を欠いたものだ。実在しない児童を性対象とした漫画であっても、それは実在する児童がそうなり得る可能性があるので描いてはいけない。」

このロジックを推し進めていくところ、実在しない犯罪であってもそうなり得る可能性があるので処罰しないといけないという話にもなりかねませんが、さしずめこの方は特高のご出身ですかね?(笑)
凡百の人間がこういうことを主張するとキティちゃんかと言われるところですが、さすがに科警研出身の犯罪心理学者が仰ると説得力がありますが、さらに大御所の前田大先生ともなると素敵というしかありません。

前田先生
説明不要(笑)。

「児童ポルノ漫画みたいな物があるから幼児に対する虐待が増えるのか、増えないのか、データが有るのか、無いのか、エビデンスを示せみたいな議論が必ずある。これに関しては、こういう物に刺激されたから奈良女児殺害事件などが起きたという事実がある。だが、統計的にこういう物があるから増えたという立証は、データとしては明確には無い。無いから影響していないというのも間違いだと思うのだが。」
「最後は、法律の世界では常識で、こういう物があったら犯罪が増えるとする人が多い感じがあれば法的に禁止する。これは当然。統計データがなければ禁止出来ないというのはナンセンス。」
「漫画家団体(おそらくAMIの事)の人達は、統計データが無いのにそういう事を主張している学者のグループはインチキであるとか滅茶苦茶だと、私なんかも槍玉に上げられて10万単位のメールが来ちゃったりした。」

なんだ、結局は私怨ということですか(苦笑)。
ちょっと議論の内容以前に人格的・能力的にどうなのよ?というこの一件は世間も無視できなかったようで、「児童ポルノ=けしからん」という正論は別として反論すべきところは反論するという姿勢で検証記事を挙げているメディアもちゃんと存在しているようです。

児童ポルノ禁止法改正推進派のトンデモ発言(2009年10月7日JANJAN)

 少し前に一部ブログ等で話題になったので、ここでも紹介したい。

 この件は弁護士である山口貴士氏も自身のブログで「問題発言がてんこもり」と紹介している。

 【表現の自由】第28期東京都青少年問題協議会【問答無用?】: 弁護士山口貴士大いに語る

 ことの発端は、ネット上で公開されている「第28期東京都青少年問題協議会・議事録」から始まる。

 第28期東京都青少年問題協議会議事録

 とりあえずは上記リンク先の第8回にあたるPDFファイルを開いていただき、まずはその中の29ページ目に注目していただきたい。

(引用開始)
 例えば児童に対する児童ポルノの愛好者の人たちが児童に悪影響を与えるとか、漫画のひどいものが出ているといったら、その人たちはある障害を持っているんだというような認識を主流化していくことはできないものかというのを、お話を聞いていて思いました。
(中略)
 性同一性障害という同じ位置づけで、子どもたちに対する性暴力を好む人たちを逃がしていくとしたら、障害という見方、認知障害を起している人たちという見方を主流化する必要があるのではないかと思うんです。
(引用終了)

 発言者は大葉ナナコ委員。以下の企業の代表取締役を務める人物である。

 バースセンス研究所オフィシャルサイト

 要するに、改正反対論者を病気の持ち主という事にしてしまえば、反論する必要もないし、改正の必要性を裏付ける根拠も提示する必要がなくなる、という事らしい。もし「本物の」認知障害を持っている人やその家族がこれを読んだら、さてどう思うだろうか。
 以下、なかなかに「ぶっ飛んだ」発言が続く。

 「証拠もないのにという議論を突破できるような対策も考えていきたいなと思いました。」
 「漫画家の方たちがすごい議論を持ってきて、何とか法制化するという人たちに対して攻撃をするということだったんですけれども、どう考えても暴力で、エビデンスを出す時もない、必要もないぐらい暴力ですね。」
※エビデンス(evidence)…証拠、根拠。

 記事が冗長になるため省略するが、他の委員達の発言も負けず劣らずな内容なので、通読を強くお勧めする次第だ。

 「児童ポルノ」の定義の中に漫画、イラスト、アニメーションといった、被写体が実在しない架空の存在である事が明確な作品を含めるべきかどうかは未だに議論が続いているが、そういった作品の流布と実在する児童への性犯罪との相関関係は未だに学術的に証明されていない(近年はむしろ減っているという調査もある)。
 上記の発言からは、それに業を煮やした推進側の本音が垣間見えるのと同時に、いかに彼らが「結論ありき」で行動しているのかがよく分かる

 確かに、こういった作品は(そういう嗜好の持ち主でない限りは)あまり愉快な存在とは言い難い。出来れば目の届く範囲に存在して欲しくないという意味では、私も上記の協議会員もあまり差はないのかも知れない。

 しかし、何の根拠もなく、ただ不愉快だからという理由だけで創作物を法規制せよ、取り締まれと言ったり、反論する相手に「彼らは病気だから」とレッテルを貼り付けて議論そのものを回避しようとしたりする姿は理解の範疇を越えている。反体制的な文学・芸術作品の作者を精神異常者と決めつけ、収容所に隔離した過去数多の独裁国家のやり方と何が違うというのか。

 記者自身、果たして本当にこういった作品と児童への性犯罪に本当に有意な相関関係があるのかどうかについては結論を出しかねるが、彼らのやり方、考え方があまりにも酷い事だけは前回の記事「児童ポルノ禁止法改正に狂奔する議員達の妄念」同様、重ねて主張したい。

ネットの方でも当然ながら反証は数多という状況なのですが、面白いのは前述のように世間的には学者と呼ばれる先生方が「根拠など不要。ただ規制せよ」と主張しているのに対して、名も無きネットの民草はきちんとソースを出して反論していることですよね。
こういう社会的ネームバリューと無関係にきちんと説得力ある議論が成立し得るというのもネットがもたらした一番の恩恵なのだと思うのですが、規制推進派の文化人、マスコミをはじめ声の大きい人たちにとっては単に圧殺すべき「ある障害を持っている」かわいそうな方々であるという認識なのでしょうかね?

51 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2009/11/10(火) 08:43:36 ID:jxfjmj3Q0
日本はポルノが充実しているからこそ性犯罪が少ないんだよ
ポルノを規制すれば自分と自分の家族が性犯罪に遭う確率が上がる
このことに気付こうじゃないか
理性があるならポルノ規制など狂気の沙汰だということがよくわかるだろう
(略)

カナダは1993年に絵も規制する児童ポルノ法を実施したが、
カナダの統計を見る限り、性犯罪の低下は見られない。

カナダの犯罪件数の推移
(レイプを含む violent crimes 最初の図の赤線に注目。property crimes は不法侵入、盗難など)
http://www.statcan.ca/Daily/English/050721/d050721a.htm

カナダの児童ポルノ法は1993年から(二次元も禁止)
>THE 1993 LAW: Canada’s current child pornography law was passed in 1993
http://www.cbc.ca/fifth/landslide/laws.html

67 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2009/10/08(木) 03:14:05 ID:bS4t2dxP0
>>1
×「G8の中で、日本とロシアだけが子どもポルノの単純所持を禁止していない」
○「G8の中で、日本とロシアは子どもポルノの単純所持を禁止する緊急の必要性がない」

<G8の1999年ないし2000年の強姦(件/10万人)>
カナダ  78.08件 単純所持禁止 二次元禁止
アメリカ. 32.05件 単純所持禁止 二次元禁止(ただし違憲で無効)
イギリス 16.23件 単純所持禁止
フランス 14.36件 単純所持禁止
ドイツ.  9.12件 単純所持禁止
ロシア...  4.78件 ○
イタリア  4.05件 単純所持禁止
日本.   1.78件  ◎
ttp://ms-t.jp/Statistics/Data/Crimerate2.html

【強姦の発生件数(件/10万人)】
    カナダ  78.08件 (二次元ロリエロは違法)
    アメリカ 32.05件 (二次元ロリエロは違法)
    日本    1.78件 (エロアニメ帝国)
 日本では、性犯罪の申告率は13.3%(平成20年調査)。
ただし、統計上は「性的事件」となっているので、強姦も
草ナギ君の「何が悪い」も合わせた値である事に注意。
日本にとって最悪の仮定をする:
  (1)申告されなかった「性的事件」は全て強姦(実際は大半が軽犯罪)
  (2)アメリカとカナダでは申告率100%(実際は違う)
これで補正をかけると、強姦の発生件数は 1.78件/0.133 = 13.7件
この仮定の下ですら、強姦の発生件数はアメリカやカナダの半分以下。
割り算を一回すれば、「エロ漫画やエロアニメが性犯罪を~」なる話が
根拠の無いデタラメだと分かる。

ポルノと性犯罪の関係については更なる詳細な検証に委ねるとしても、発禁と言うと何やらとてつもなくエゲツナイものを想像してしまいますけれども、実際にそれぞれ個別に見てみますと書籍にしろ歌曲にしろ、到底思いがけないような理由で消えていっているまともなものが沢山あるのだと言うことが判ります。
今の時代にも通じる歴史的名作と言われる「ブラックジャック」なども消えてしまった話が幾つもあると言うのは有名ですけれども、これだけ情報があふれている時代であっても消える時には案外あっけなく消えてしまうものであるだけに、規制というものにはくれぐれも慎重でなければならないと思いますね。
多くの人々が楽しんで育っただろう「鉄腕アトム」も「ドラえもん」も「となりのトトロ」も全部「児童ポルノ」として公に出来ない時代がやってくる…という可能性があると言っておくのは、間違いでも嘘でもないですよね。

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コメント

上海の新民オンラインの報道によると、昨日11/17上海市内の繁華街・徐家匯の漕渓北路で最近7歳くらいの女の子が、無理やり鉄の細いパイプに押し込められ、乞食にしたてられているのが目撃されたとのことです。

女の子は長期間この状態のままのため、体が変形を起こしてしまっているとのこと。このような子供をわざと障害を持たせて乞食にしたてる残忍な事件はあとを絶たず、関係部門にようる取締りと被害にあった児童の保護が求められています。
http://sh.xinmin.cn/minsheng/2009/11/18/2936548.html


児童ポルノ規制強化は大いに結構。
だが、アグネス・チャンはまずこの子供を救え! 祖国の子供も救えぬ者に世界の子供が救えるか!?

救えぬのなら、アグネス・チャンはただの偽善者だ。

投稿: ちょっと失礼します | 2009年11月21日 (土) 08時34分

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