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2009年10月25日 (日)

今日のぐり:「日本料理 宝ヶ池」

先日こんな思いがけないものが流出しまして、危うく国際問題になりかけたことを御存知でしょうか?

英国大使らが作成した赴任国の評価レポート、失礼極まりない本音の数々(2009年10月21日AFP)

タイ人には文化がなく、無類のセックス好き。アフリカ人は自己を破壊する傾向がある。ニカラグア人は嘘つきで暴力的でアルコール依存症――以上が、英国の一部の高級外交官たちが持った感想だ。

 英国では、高級外交官が海外での任期を終えて帰国する際、その国に関する「詳細かつ率直な」評価報告書をロンドン(London)の外務連邦省に提出する慣習が06年まで続いていた。

 非外交的とも言える文言が並ぶ同報告書は、同省幹部以外は目を通さない「極秘扱い」だが、英国放送協会(BBC)がこのほど、法律で定められた国立公文書の30年の保管期間が過ぎたもの以外にも、情報公開法により一部を入手。20日に始まった同局の新番組『Parting Shots(別れの挨拶)』で紹介した。

■率直過ぎる感想の数々

 1965~67年にタイの首都バンコク(Bangkok)に赴任したアントニー・ランボルド(Anthony Rumbold)卿の感想は単刀直入だ。「ここには文学も絵もない。あるのは、ひどく異様な音楽のみ。彫刻と陶芸と舞踊は、他からの借り物。建築物は単調で、内部の装飾は不気味」

「金持ちの楽しみは賭け事とゴルフであることを誰も否定できないだろう。放蕩が彼らの最大の楽しみなのだ。タイ人の平均的な知能レベルは低い。われわれよりははるかに低く、中国人と比べてもかなり低いといわざるを得ない」

 同じ年、ニカラグアの首都マナグア(Managua)に赴任していたロジャー・ピンセント(Roger Pinsent)氏も、思いのたけを書き記している。「ニカラグア人の平均像とは、ラテンアメリカ人の中でも最悪の部類に入る、不正直で信頼できず、暴力的でアルコール依存症。残念だが疑問の余地はない」

 ナイジェリアに赴任した高等弁務官のデビッド・ハント(David Hunt)卿は1969年、次のような報告書を送付した。「ナイジェリア人には、いつでも、自分たちに最も危害が及びそうな道を選ぶという、狂った習慣がある

「彼らだけではない。アフリカ人は総じて、自分の鼻を切断して顔をおかしくすることをいとわず、こうした手術を美容整形の偉業と考えている」

 そのほか、ブラジルは「国の運営が恐ろしくひどい」と表現され、ある駐カナダ大使は当時のピエール・トルドー(Pierre Trudeau)首相を「変人」「金持ちのヒッピー」「徴兵忌避者」呼ばわりしている。

■タイがやり玉に

 第1回目の放送で、最も目立ったのはタイに関するコメントだ。

 ある大使は、当時のタイの外相を「虚栄心が強く神経質で論争好き。リベラルやフランス、カンボジアに対する妄想ときたら・・・時々、この人の頭は大丈夫なのかと思うほどだ。すごく不快な人物というわけでもないのだが」

 先のアントニー卿は、「さまざまな欠点」を指摘する一方で、好意的な印象もわずかではあるが残している。「陽気で外向的で知性に反した人々と時たま一緒にいると、ヨーロッパ的な価値観が薄れていく。彼らのマナーはすばらしく、習慣にはこだわりが見られ、優雅な身振りをする。われわれをゾウや雄牛にたとえるならば、彼らはガゼルやチョウだ」

■自国への批判も

 報告書の中には、外務連邦省に対する批判も見られる。1998年に赴任先のインドから帰国したデビット・ゴアブース(David Gore-Booth)卿は「わが国の外交の大きな失敗の1つは、『山高帽をかぶり細縞のスーツを着て、軟弱で、シャンパン好き』といった外交官のイメージを払拭できていないことだ」と書き記している。

まあ率直と言いますか、ある程度は時代背景も考えて割り引いて見るべきではあるのでしょうけれども、一応友好国とも言うべき対象であってもこういうところで容赦はしないのがブリですからね。
ブリ流の皮肉と諧謔に満ちた評価を下してしまうとおよそ世の中に素晴らしい国などというものは存在しなくなってしまいそうですが、一応そういう国もあるのだと弁解?はしているようですね。

赴任国の評価レポート公表、「タイは素晴らしい国」と現英国大使が擁護(2009年10月22日AFP)

1960年代にタイに赴任した英国の外交官が「タイ人には文化がなく、無類のセックス好き」などと記した報告書の内容が20日、BBCラジオで公表されたが、現在の駐タイ英国大使クイントン・クエール(Quinton Quayle)氏は21日、「タイは素晴らしい国」とタイを擁護する声明を発表した。

 2年前にタイに着任したクエール大使は、「わたし自身の感想は42年前の先輩のものとは違う。タイには30年前にも着任したことがあるが、それ以来、タイの文化、とりわけ美術、彫刻、舞踊、音楽、文学の豊かさには感銘を受けてきた。これらはすべて、風景の自然美やタイの人々の魅力、温かさに一層引き立てられている」と述べている。

 BBCは、高級外交官が海外での任期を終えて帰国する際に作成した、赴任国に関する評価報告書の一部を入手。20日に新番組の中で放送した。

 この中には、1965~67年にタイに赴任したアントニー・ランボルド(Anthony Rumbold)卿が書き記した次のような感想も含まれていた。「ここには文学も絵もない。あるのは、ひどく異様な音楽のみ。彫刻と陶芸と舞踊は、他からの借り物。建築物は単調で、内部の装飾は不気味」「金持ちの楽しみは賭け事とゴルフであることを誰も否定できないだろう。放蕩(とう)が彼らの最大の楽しみなのだ。タイ人の平均的な知能レベルは低い。われわれよりははるかに低く、中国人と比べてもかなり低いといわざるを得ない」

 こうした感想について、外務省のスポークスマンは、「これは彼自身の偏見に基づいた個人的な意見。公的なものではない」として、政府としてのコメントを控えると話した

否定するのではなくコメントを控えるというのがブリ流ということなのかも知れませんが、こういうことを言われると逆に現代のブリ外交官がどういうレポートを書いているのかと気になってくる話ではありませんか(苦笑)。
それはともかくとしても、こうまで他国に対して辛辣な評価を下すブリ自身の国際評価とはいったいどの程度のものなのかと、誰しも気になるところではありますよね?
最近こんな調査結果が出ていまして、まあそうなんだろうなと思えるような結論が出てしまったようです。

欧州で最も生活の質が高いのはフランス、最下位は英国(2009年10月13日AFP)

欧州の大国の中で最も生活の質が高いのはフランスで、収入が最も高いにもかかわらず生活の質が最も低いのは英国――。こうした調査結果が12日発表された。

 調査は、消費者サイト「uSwitch.com」がフランス、スペイン、デンマーク、オランダ、ドイツ、ポーランド、イタリア、スウェーデン、アイルランド、英国の10か国を対象に、さまざまな機関の研究結果をもとにライフスタイル17項目を比較したもの。

 それによると、1世帯あたりの年間所得が最も高いのは英国で、10か国平均を1万ポンド上回る3万5730ポンド(約500万円)だった。その一方で英国では、燃料、食糧、アルコール飲料、タバコへの支出が欧州平均を上回っており、収入の大部分が生活費に消えている

 労働時間が最も長いのはポーランドだったが、一方で休暇日数は最も多い部類に入っている。英国の労働者の週平均労働時間は37時間だが、休暇日数は最下位だ。

英国は、国内総生産(GDP)に占める保健・教育関連支出の割合では最下位に近く、平均寿命は10か国平均を下回り、日照時間も平均を大きく下回っていた

 一方フランスでは、10か国平均に比べて退職時期は早く、寿命は長く、有給休暇日数も多かった。所得は平均を下回ったが、食糧、アルコール飲料、電気、ガスなどの料金は最も低かった。

これは主に価格等の数字的なものによる評価のようですけれども、ここに質といった要素が入ってきますと更なるブリの圧倒的な底力が発揮されそうですよね(特に食事とか食事とか食事とか)。
しかしブリの優越性はこんなところにあるものではなく、やはり昔から奇想天外、想像の斜め上をいくオリジナリティーにこそその本質が発揮されるのだと考えるべきではないでしょうか。
先頃ロンドンで開かれた「英国発明展」でも様々な魅力的アイテムが登場したそうですが、携帯用スポーツジムに媚薬効果のあるシーツ、ワイヤーが出てしまったブラジャーをあっという間に修理できるアイディア商品など、他国では例え間違ってそういう発想が出てきたとしても決して商品化はされそうになさそうな素晴らしいアイデアがてんこ盛りなのが素敵です。
最近「非常にブリ的である」と話題になったのが、ブリの家電メーカーであるダイソンが発表したこんな奇妙な扇風機なんですね。

Dyson、“羽根がないのに風が出る”扇風機を発表(2009年10月13日ITmediaニュース)

DysonのAir Multiplier扇風機は従来の扇風機のような羽根はなく、流体力学を利用した独自の技術で空気の流れを増幅する。

 Dysonは10月12日、「羽根のない扇風機」を発表した。

 同社の「Dyson Air Multiplier」は従来の扇風機とは違って羽根がなく、土台に輪を乗せたような形になっている。

 従来の扇風機は、羽根が空気を切ってしまい、空気の流れが不均衡になる点が問題だった。Dysonの技術は流体力学を利用した独自の技術で空気の流れを15倍に増幅し、毎秒119ガロンの空気をスムーズに流すという。

 この扇風機は土台の部分に組み込まれたモーターを使って空気を吸い込み、その空気を飛行機の翼のような傾斜がついた輪から送り出す。空気が輪から出るときに、その気流に周囲の空気が引き込まれて、空気の流れが増幅され、空気が一定して途切れなく流れる。

 Dysonは、この扇風機は羽根がないため安全で手入れが簡単だと述べている。上部が重く簡単に倒れることもある従来の扇風機とは違って、傾けることもできるという。

 Dyson Air Multiplierは10インチと12インチのモデルがあり、価格はそれぞれ299.99ドルと329.99ドル。カラーは10インチモデルがブルー&アイアンとシルバー&ホワイトの2種、12インチモデルがシルバー&アイアンの1種。米小売店やDyson.comで販売の予定。

これはもうリンク先の画像を参照していただくのが一番判りやすいのですが、何よりブリ的で素晴らしいと思うのは今どき扇風機という安物で用が足りる枯れた家電にこうも最新の技術を投入し、300ドルも取るというところではないかという気がしますね。
その見返りが安全で手入れが簡単で傾けることもできる扇風機だと言われれば、これは何と素晴らしい画期的発明だろうねと歓喜出来るようにならなければ一流のブリジャンキーとは言えません。
当然ながらこのワクワクするような新商品に各界のブリジャンキーは狂喜乱舞する勢いで称讚の嵐が吹き荒れているところですが、その一例として以下の記事を紹介してみましょう。

細川茂樹 「ダイソンは家電界のドラえもんだ」(2009年10月19日J-CASTニュース)

  大の家電好きで知られる俳優の細川茂樹がブログで、英家電メーカー「ダイソン」の羽根なし扇風機に、興奮しっぱなしの様子を書いている。

   2009年10月17日の記事によると、細川は、「凄い発表会に参加した」という。ダイソンが売り出す、羽根がない扇風機「エアマルチプライアー」のお披露目の席のことである。

   会見で細川は、ダイソンCEOのJ・dyson氏との対談も実現し、「家電が好きで良かったぁぁぁー!」と終始興奮気味の様子。ダイソンといえば、紙パック不要のサイクロン式掃除機のヒットで知られる。

   さて、このエアマルチプライアーは、輪型の形状で、扇風機の「常識」を覆すデザインだ。それだけに、細川は「頭を説得させるのに時間が掛かった」という。

   「…羽根がない。…かさばらない。…何より、格好いい。そして凄い強力な風で超涼しい」「掃除機に続き、色々な常識を覆した斬新な革命家電の誕生だと痛感。…黒船dysonに心奪われる。。。dysonは家電界のドラえもんだと握手した時感じた

   というわけで、この扇風機、細川は複数個を注文して、自宅に帰ることになったのはいうまでもないことだと、おどけてみせた。

いきなり複数個を注文しますかそうですか…
ま、細川氏程度ではまだしもこういうレベルだとしても、もう少し本格的な(あるいは終わっているとも言いますが)ブリジャンキーともなりますと深読みのレベルが数階層上(下?)になってきます。
某所の救われないブリジャンキー達の書き込みから引用してみましょう。

851 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 14:42:50 ID:???
>>850
しかしダイソンだぞ?
半年も経ったら動力銃塔が付きかねん…

855 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 16:29:03 ID:???
ブリテンらしくこのまま「正常進化」すれば数年後には
アフターバーナーを焚き爆音と共に熱風を噴出するファンヒーター
なんてのが登場しそうだな。

当然燃料タンクは輪っかの上

856 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 16:58:30 ID:???
しかも輪っかは縦に二つだ。

857 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 19:04:54 ID:???
>855
ん?
君は何を言っているのかね?
そんな植民地人の田舎野郎の商標なんぞを使うなどと。
正しくブリテンでありたいのならばリヒートと言いたまえ。
罰として今晩はジャガイモ抜きだ!!

883 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/10/17(土) 10:42:47 ID:???
送風力はリング径に比例しそうだが


884 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/10/17(土) 12:56:52 ID:???

流速を速めれば良い。
その為にはより強力なモーターが必要になり、モーターを冷却する必要も出てくる。
そこで両軸モーターの一端で本体を駆動して
もう一端にはモーター冷却用の大口径静音ファンをつければ良い。

そう、まさしくこれこそはブリ!どこまでも斜め上でなければブリではないとはこのことなのです!
「いくらなんでもそんなこと…」とお思いのあなた、あなたにはこの有名な言葉を思い出していただく必要があるでしょうね。

「あいつの場合に限って常に最悪のケースを想像しろ。
奴は必ずその少し斜め上を行く!!」

今日のぐり:「日本料理 宝ヶ池」

京都市の北の外れ、閑静な山中?に存在するグランドプリンスホテル京都はこのたび開業10周年を迎えたのだそうで、ただいま何やらイベント開催中のようです。
こちらも人里離れた場所にある大きなホテルであるだけに当然周囲に食べ物屋などというものはそうそうないらしく、それもあってか建物の中には何軒かの料理屋が並んでいるのですが、見たところどの店の料理もホテルの飯という感じで何かもう一つそそられるものがないんですよね。
そんなわけでこちらは積極的にというよりは、比較的害がなさそうなという意味で選んだのですが、HPによれば「季節の京会席をはじめ本格的な江戸前の寿司・天婦羅をお楽しみいただけ」るお店なんだそうです。

ちなみにこの時期やっている「開業記念定食」なるものの内容はこんな感じなのですが、このネーミングセンスはもう少しどうにかならなかったものですかね?

開業記念定食 1名さま ¥2,800→¥2,300
 小 鉢 胡麻豆腐 割り醤油 山葵
 造 り 旬の御造り五種盛り合わせ
 揚 物 海老と野菜の天婦羅盛り合わせ
 御 椀 清汁仕立 松茸 菊花つみれ 三つ葉 柚子
 御 飯 京都産きぬひかり
 香之物 京つけもの三種盛り

待つことしばし…というよりはかなり待たされた印象なのですが、運ばれてきた開業記念定食の見た目はまさしく定食という感じで、一見そこらの街中の料理屋で昼の定食なんて出てくるものと大差ありません(大差があるのは値段ですが)。
メインの一角を張る天ぷらはエビや椎茸などごくありきたりのものばかりで、見た目も味もどこかのひなびた温泉旅館あたりで出されても違和感のない仕上がり(どうせならもう少し京都らしさが出ればよかったのに…)。
このエビは正直少し揚がりすぎという感じで食感がどうも、スーパーのお総菜コーナーの天ぷらの味ってきっとこうなんだろうなと想像させる仕上がりで(いや食べたことはないですけれども)、周りを見てもこのエビを残している人は結構いたようですけれども、それに輪をかけて素敵なのがもう一方の主菜である刺身です。
確かに京都という土地はもともと海とは遠く隔絶された世界なんですが、それでも色々と先人が工夫して特色ある海鮮料理の数々を誇ってきたわけではないですか。
料理が来た瞬間の並んだ刺身の見た目、色艶だけでもこれはちょっと…という感じなのですが、実際に口に運んでみれば期待を裏切らない内容で、なんで今の時代にこんな京都と縁もゆかりもなさそうな土地の萎びた海の幸ばかり食べなければならないのかと人生の悲哀を十二分に味あわせてくれます。
最近あちこちの産地でいただく味にいささか舌がおごっているのも確かかも知れませんが、これも残している人がいましたから客観的評価は推して知るべしで、やはりスーパーの鮮魚コーナーの刺身盛り合わせってきっと(以下略

少しばかり京都らしいといえば胡麻豆腐(もっとも胡麻豆腐と言えば本来奈良か和歌山が本場だそうですが…)ですが、こちらは出来の悪い胡麻豆腐にありがちな嫌な雑味が比較的押さえられているのは好いのですが、しかし胡麻豆腐らしい濃厚なうま味も薄いですから、何のことはない単なる調製時の濃度の問題なのでしょうか?
松茸とつみれの吸い物はよく言えば京都らしい薄味という言い方も出来なくもないかも知れませんが、おかげで全体の底流を為す柚子の酸味が相対的に悪目立ちしてしまって、柑橘風味に弱い自分にはちょっと合いませんでした。
飯は懐石的というのでしょうか、こぢんまりと盛りつけられてかわいらしい一方で食べ応えという点ではあんまり…なのですが、こういうところで飯を食う人間はそういうものを求めていない人がほとんどだと思いますからこれで正解なんだと思いますね。
ところで初めていただくこの「きぬひかり」の食味に興味があったのですが、透明感ある炊きあがり、米粒の立ち具合など見た目はいかにも銀シャリという感じで悪くはないのですが、味自体はくせがなく食べやすいもののさほど個性を主張してくるというような強い味でもないようです。
こういうさっぱりしていて粒の立った米はすこしこってり目の具材と組み合わせて炒飯などにして食べてみるとうまいのかなとも感じたのですが、聞くところによると寿司米として人気があるそうですから店の性質には合った選択ということなんでしょうかね。

料理人が仕事をしたと言えば通常良い意味で使われる場合が多いですが、これはまさに悪い意味での仕事と言いますか、日々の生業の中でただ黙々とこなすだけの作業としての一品という感じで、最近あちこちで主張の強い料理を食べる機会が多かったせいかどうも無難なだけのホテルの飯とはこういうものかと再認識させられる味でしたね。
割高なようでも場所代などを考えるとあまりコストもかけられないのも判りますが、別に高い素材でなくとも料理としての演出の上でも何かしらもう少し京都らしいものと言いますか、目で見ても楽しく食べても幸せになれるようなものを出していただければと、味以前の段階でちょっと見た目のがっかり感は近来ないほどの特筆すべきものがありました。
確かに和食の基本的な技術は一通りのものを持っているんでしょうが、一応記念をうたっている言わば看板を背負っているメニューがこれでは正直ちょっと弱いのかなという気がしますが、本業である寿司でも食べてみればもう少し別な感動でもあったのかと言えば、もう一度訪れて試してみようと思わせる力がこの一食にあるかどうかですね。

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コメント

ダイソンの“羽根なし扇風機”は、30年前の東芝特許と酷似!とのオチ(ケチ?)がついていますが、これもブリでしょうか?(笑)

投稿: gyoshi109 | 2009年10月25日 (日) 22時28分

ものごとを改良していくのがうまいのが日本人だとすれば、いじればいじるほど斜め上にばく進してしまうのがブリ魂というものなのです。
そしてむしろそんな事例に萌えを感じてしまうようになると、これはもう立派なブリジャンキーというものなのですね。

投稿: 管理人nobu | 2009年10月26日 (月) 15時48分

羽根がないと安全だし、
毎年の掃除が無くていいですね。

もっと普及して欲しいです。

投稿: カネシン | 2011年5月19日 (木) 21時24分

ところが肝腎の扇風機としての能力がどうしようもないと専らの評判ですが…

投稿: 通りすがりのただの人 | 2011年5月20日 (金) 17時45分

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