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2009年9月13日 (日)

今日のぐり「かつ将」

本日まずはこちらのニュースを紹介してみましょう。

UFOの目撃例は「Xファイル」が放送されると急増、英国防省の資料で明らかに(2009年8月19日テクノバーン)

英国防省が収集した英国内での1981年から1996年までのUFOの目撃事例から、UFOを題材としたTV放送や映画が公開されるとUFOの目撃例も増えていたことが8日、英公文書館が公開した資料により明らかとなった。

資料編纂にあたったシェフィールド・ハラーム大学のデビッド・クラーク(David Clarke)博士の見解によると、「1995年には目撃数が117件だったものが、1996年には609件に急増した」とした上で「これは明らかに1996年に宇宙人を題材にしたTVドラマ『Xファイル』と映画『インデペンデンス・デイ』が放送されたことと関連があるものと考えている」と述べ、こうしたUFO目撃事例はTVや映画に大きく影響を受けているとの考えを明らかにした。

1996年の目撃者は、子供から大人まで、一般人から警官、航空機のパイロットなど、その職種は様々。クラーク博士は、その90%は気球や雲の見間違いとして、科学的に立証することが可能だとも述べているが、残りの10%に関しては正体不明だとも述べている。

資料の詳細は、英公文書館のウエブサイトを通じて公開されている。

まあ色々と言いたいことはあるのですけれども、取りあえず税金使って大まじめにこんなことを調べてしまうイギリス国防省が素敵過ぎるという感じでしょうか。
ブリと言えば変態とは今や世界の定説ですが、単に変態であるだけでは大英帝国の繁栄など築けたものではありません。
本日は彼らの研究熱心ぶりが高じていささか斜め上方向に疾走してしまっているのではないか?というニュースを紹介してみますが、まずは遊園地ネタを二題ほどいってみましょう。

理由は「ワキ汗の臭いが不快だから」、ジェットコースターの手挙げ禁止。(2009年08月20日ナリナリドットコム)

遊園地でジェットコースターに乗るとき、高ぶる気持ちや解放感から、歓声を上げたり、手を挙げる人も多いだろう。ところが英国のある遊園地では、ジェットコースターで「手を挙げる」行為を禁止するという珍妙なルールを作った。その理由も「多量にかくワキの汗が、ほかの人を不快にさせるから」というから変わっている。

この遊園地は英国南部サリー州にある英国最大級のテーマパーク「ソープパーク」。ジェットコースターを豊富に揃えているという、さしづめ日本の「富士急ハイランド」のようなイメージの遊園地だ。それだけに、ジェットコースターが好きな人も多く集まりそうだが、そんな「ソープパーク」が、なぜ定番の「手を挙げる」行為を禁止するに至ったのだろうか。

「ソープパーク」で監督責任者を務めるマイク・バリスさんは、このルールができた経緯を「気温が25度を上回るとき、不快な臭いのレベルが受け入れられなくなると判った」(英紙デイリー・ミラーより)からだと説明する。実際にこうした臭いの苦情を受けたこともあるという。さらにバリスさんは「『ソープパーク』のジェットコースターの怖さは折り紙つき」「乗るのを待っている間にも、恐怖心から乗客が汗をかきやすい」と主張。「お客さんが最も楽しい体験をするために、ワキの臭いを晒さない確実な方法」として、「手挙げ禁止」のルール(※気温が25度以上のときのみ)を作ったそうだ。

ジェットコースターに乗る人の生理学を研究したという、航空エンジニアのブレンダン・ウォーカー氏は、英紙デイリー・テレグラフに、ジェットコースターと汗の関係について解説のコメントを寄せている。まず、「列に並んでいるときから、ジェットコースターの恐怖を予測するため、交感神経が刺激されて汗をかき始める」と生理学的に分析。この段階から汗の臭いレベルが上がり、実際に乗車するまでには多量の汗をかき、さらに「ソープパーク」にはいくつものジェットコースターがあることから、「列に並ぶたびに多量の発汗を繰り返す」と説明している。

秋を迎えて気温が下がれば、このルールは解かれるそう。8月19日のルール適用初日の入場者の反応も気になるところだが、とりあえずは夏に「ソープパーク」でジェットコースターに乗りたいと思ったら、このルールを守るしかないようだ。

まあそれはその通りではあるのでしょうかね、あちらは総じて体臭濃いとも言いますし…えらく具体的なところがひどく嫌な感じではあるのですけれども。
いやしかし「ジェットコースターに乗る人の生理学を研究したという、航空エンジニアのブレンダン・ウォーカー氏」って。
技術者が学位論文か何かでこういうことを研究したのかも知れませんけれども、もう少しテーマを選べと指導する教官もいなかったんでしょうかねえ…

さて、同じジェットコースターネタでもこちらは少し毛色が異なっていながら、やはり同じくブリ的という話題です。

英遊園地、乗り物の恐怖克服に「催眠術」用意(2009年8月31日ロイター)

英南部サリー州のテーマパーク「チェシントン・ワールド・オブ・アドベンチャーズ」で、ジェットコースターに乗りたがらない親でも、子どもたちと一緒に高速の乗り物を楽しめるよう、催眠術をかけるサービスを開始する。
 同パークが今年実施したアンケート調査では、親がスピードのある乗り物を敬遠することについて、子どもたちは不愉快に思っていることが分かった。総支配人のデビッド・スミス氏は「ファミリー向けの施設としては、子どもたちと同じように大人が楽しんでくれることも重要だ」と語った。
 催眠術療法士のスティーブン・リグビー氏によるセッションは、10月9日からスタートし、ウェブサイト(www.chessington.com/shoutabout)に応募した子どもの両親が対象となる。
 リグビー氏は「子どもたちの親は、叫んだり目を閉じたままでいるなど、様々な方法で恐怖を克服しようとするが、この方法を使ってくつろいで楽しんで欲しい」と説明している。

いや、まあその、そうまでして乗らなければならないようなものなんでしょうかね、ジェットコースターというものは…このあたりの執着ぶりもまたブリ的ということなんでしょうか。
彼らの妙な執着ぶりが現れているものの一つに、他国ではとっくに消え去ったものへの過度の愛着というものがありますが、さすが歴史と伝統を重んじる国だけにこのあたりは彼らなりのこだわりと言うことなのでしょうか?

イギリスで半世紀ぶりに”新造”の蒸気機関車「A1」完成(2008年08月03日Garbagenews)

【Mail Online】によると、先日イギリスで「新造」の蒸気機関車が完成し、お披露目の運転が行われた。元々1948年から1949年に建造され、1966年まで稼動していた A1タイプ(Peppercorn Class A1 Pacific 60163 Tornado)の車両を出来うる限り忠実に再現したレプリカで、ダラム州の州都ダーリントン(Darlington)にて建造された。1990年にボランティアグループによって計画がスタートし、実に20年近い歳月と300万ポンド(6.3億円)もの費用が費やされている

今回新造された蒸気機関車A1は、国立鉄道博物館に保存されていた1966年まで稼動したタイプの図面を元に建造されたもの。もちろんそのまますべてを再建造したわけではなく、ブレーキなどの安全装置をはじめ随所に新しい仕組みが追加採用されている(現在の生産技術などを応用し、高速化にも寄与している)。ただし肝心の「蒸気機関」の部分は昔のまま。燃料である石炭をスコップでくべる部分などは今世紀になっても変わらない

全体的なスペックは19.05メートル、高さ3.9メートルでオリジナルの機関車より1インチ(2.54センチ)ほど低くなった。幅は2.6メートル、重さは170トン。最高時速は160キロとなかなか速い。なお通常使用時には1日で8トンもの石炭を使用していたのこと。吐き出す二酸化炭素は1キロメートルの走行あたり15キログラム(軽自動車90台分)。

建造のために用いられた労力は全部で15万時間・人力。今回建造されたレプリカは300万ポンドかかったが、当時は1.5万ポンドで作れた。これは現在の価格で37.6万ポンドに相当し、ディーゼル機関車の建造費150万~200万ポンドと比べると案外お買い得。ちなみに建造費はスポンサーからの援助や個人を中心としたファンからの寄付金(「一週間にビール1杯分(1パイント)の1.25ポンドをA1建造のために寄付しよう(当時の価格。現在では 1.25ポンドは265円)」という運動が展開された)でまかなわれている。

軸配置は4-6-2。要は横から見ると「(前)○○●●●○(後)」という車輪配置で「●●●」の部分が大きな動輪となる。この動輪部分は直径約2メートル、それぞれの重さは約2トン。
この建造プロジェクトのリーダーであるMark Allatt氏は、蒸気機関車について次のように語っている。

    蒸気機関車は人類が今まで作った創造物の中でもっとも”生き物”に近い、素晴らしいモノに違いない。迫力ある動きと蒸気を吐き出す様子はまるで生きているようで、今の機関車には出来ない芸当だ。子どもが最初に描く列車はディーゼル機関車ではなく、蒸気機関車だろう? それが(蒸気機関車の素晴らしさの)すべてを表しているんだよ。
(略)

そうですか、それが全てを表しているのですか。
リンク先の動画などを見ると確かにこのあたりまでであれば「あり」なのかなと思うような迫力なんですが、話がここまでで終わってしまってはブリではありません。
彼らの蒸気機関に対する歪んだ執着が現れているようにも見えるのがこちらの記事ですが、なんと100年ぶりの記録更新なんだそうです。

ブリテン、蒸気自動車の最速記録を103年ぶりに更新(2009年08月27日AFP)

蒸気自動車の陸上走行の最速記録を、英国のチームが103年ぶりに塗り替えた。チャールズ・バーネット3世(Charles Burnett III)氏が運転する蒸気自動車「British Steam Car」は25日、米カリフォルニア(California)州モハベ砂漠(Mojave Desert)のエドワード空軍基地(Edwards Air Force Base)で、時速139マイル(約222キロ)を記録。1906年にフレッド・マリオット(Fred Marriott)氏が「Stanley Steamer」で樹立した最高時速127マイル(約203キロ)を破った。

こちらに動画まであるんですけれども、畜生、なんだかブリのくせに格好良いじゃねえか!(苦笑)。
ちなみに今までの記録保持車であったアメリカの「Stanley Steamer」号についてはこちらで詳細に紹介されていますが、見た目的にはこちらの方がはるかにブリっぽい気もしますけれどもね(しかしこの車、ワンオフかと思っていたら量産市販車だったんですね)。

さて、最後は少し古い記事ですが、口直しにいかにもブリらしい話で締めておきましょう。

核戦争の最大の懸念は放射能ではなく紅茶不足、50年代の英公文書(2008年05月05日AFP)

もし核戦争が起きたら政府は何について最も憂慮するべきか――答え、紅茶不足。こんな内容の英政府の公文書が4日、公開された。

 英国立公文書館(National Archives)で保管され、このたび機密指定解除された1954-56年の英有事対策会議の議事録には、英国が原子爆弾や水素爆弾の攻撃を受けた場合の懸念について、放射能汚染ではなく、英国人の主飲料である紅茶が不足する「非常に深刻な事態」に陥ると記されていた

 議事録によると、核攻撃で「英国内の紅茶用茶葉の75%が損失し、茶葉の輸入も大幅な遅れが予測される」うえ、「配給制度も確立されていないため、1人当たり週28グラムの茶葉の配給すら困難と思われる」。その上で、「こうした紅茶不足に対する有効な解決策は、現在のところまだない」と結んでいる。

 また、1955年の議事録では「核融合爆弾の開発によって、われわれが講じるべき食料防衛対策はより先進的かつ困難なものとなった」と警告。核戦争の有事対策として、食料備蓄の確保とともにパン、牛乳、肉類、油脂類、そして紅茶と砂糖の安定供給を挙げている。

いやあ、そこまで紅茶切れは深刻な事態ですかそうですか…って、ネタに思えるネタでない話ですかね、これは。
彼らのその後の研究で、この紅茶不足問題に対する有効な解決策が見つかっているといいんですけれどもね(おそらくは彼ら以外の世界の人々にとっても)。
まあしかし、この熱意と努力をもう少し有意義な方向に活かしていれば大英帝国の繁栄も更に百年続いたかも知れないとは思うわけですが…

今日のぐり「かつ将」

山陽高速の福山東インターチェンジを降りてほど近く、福山市街地のやや東寄りあたりに位置する、一見すると最近どこにでもあるようなとんかつ屋です。
付近は大型商業施設があったりで年中渋滞しているような状況なんですが、この店も市内でも屈指の人気店らしくいつもお客で一杯ですね。
ちなみにこの店、雰囲気的にてっきりチェーン店か何かだと思っていたのですが、話を聞いてみるとそういうわけでもないらしいんですね。
この日は食事時に入りかけといった頃合いで入店しましたが、座って待つ間にあっという間に満員になってしまいました。

とりあえず黒豚ヒレかつをメインに同じく黒豚ロースかつもつまんでみましたが、ここの場合定食のオーダーに少し特徴があります。
主食が白飯か麦飯、汁が豚汁かその日の味噌汁を選べるようになっているんですが、このその日の味噌汁というのが毎回色々と工夫しているようで楽しいですね(もっとも大抵豚汁を頼むわけですが…)。
ちなみにこの飯と汁、そして付け合わせのキャベツはおかわり自由なんですが、お陰で腹具合に応じて誰でも黙って満腹になれるというありがたいお店でもあります。
自分は使いませんがソースも二種類、ドレッシングも二種類と、それぞれ選択肢を用意してあるのもお客からすると嬉しいところですよね(ちなみにここのドレッシングは食べたことはありませんが、結構好評なんだそうです)。

このヒレかつは比較的太い肉を使っているせいか中心がロゼに保たれているのはなかなか好感が持てるところで、味、食感もなかなか良くて楽しめますね。
ただ薄めにカットされた中央部は良いとして、端の部分はやや肉の食感が勝りすぎという気がして、個人的好みで言えばカツとしては少しアンバランスでしょうか(豚肉好きにはこういうのもいいんでしょうけれども)。
個人的にトンカツと言えばヒレよりロースで脂の味を楽しむというタイプなのでこの日も少しつまんでみたのですが、この黒豚ロースかつに関しては脂の味はいいんですか肉の味がやや物足りないかなという感じで、これだったら脂はなくともヒレの方が楽しめるという印象でした。
ところで油と言えば揚げ油は健康に気を使っているのは判るんですが、純粋にトンカツの味だけを追求するならもっと不健康な油の方がうまいのは仕方ないですかね(苦笑)。

麦飯は保温の関係なのかややへたり気味ではありますが、珍しさもあってか味はまずまずというところでカツの風味との相性もよく、丁寧に切られたキャベツも甘みを含んだ味、パリパリ過ぎもしない食感ともまず合格といえそうです。
こってりと脂の乗った豚汁は多種多様な具材も結構それっぽくて悪くないんですが、せっかく表面にたっぷりの脂の効果もあって熱々を楽しめるのに、惜しむらくはやや量が多すぎて(同行者は残してしまいました)後半冷めてしまうので、どうせおかわり自由なのでしたら少し小盛りにしてみたらどうでしょうかね?
漬け物はあからさまにアレな見た目でないところはいいんですが、味、食感は(最近はこのレベルでも十分水準はクリアしてるとはいえ)もう少し頑張ってもらってもいいかなと言うところでしょうか(まあ最近は漬け物にうるさい客も多くはないんでしょうが)。

決して最良とは言わずとも全般的に味、ボリュームともに十分値段分の価値があると思うのですが、このお店を語る場合に人気店となっている理由である(のでしょう)顧客満足度ということに言及せずにはいられませんよね。
「よく気がつく」と評判(らしい)のスタッフは比較的余裕のある人員配置にしていることもあって人気店の割に動きにゆとりがあるのも好印象なんですが、見ていますとお互いにしっかり声を掛け合ってサービスの水準を維持しているのはいいですよね。
実はまだ慣れてないんだろうなと思えるようなスタッフでも、個々の接客におけるちょっとした気遣いが出来ているというのを顧客に「見せる」のが非常にうまいなと感心して見ているのですが、これはマニュアルを作った人がよほどしっかり接客というものを研究しているということなんですかね。
とんかつ屋としては珍しいことにトイレにディスポの歯ブラシが用意してあったりするのも一部の人には非常に好評なようですが、何にしろ庶民的な価格でお腹いっぱいになってもらい、かつ気分良く食べていってもらおうという姿勢を明確に示せているのは商業モデルとしては非常に正統的であろうし、こういう店が流行るのは地域にとってもいいことだと思いますね。

とんかつ屋というものも現代の外食産業の中ではポジション取りになかなか苦労しているのかも知れませんが、ここの場合は日常生活の合間に何気なく立ち寄って、気分良くごちそうさまと言って出て行けるお店、そんな感じでしょうか。

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コメント

件の蒸気自動車の速度記録保持車 Stanley Rocketですが、こんな感じでした。
http://patentpending.blogs.com/patent_pending_blog/2005/11/steam_car_sets_.html

船を逆さにしたようなボディーはカヌー会社が作ったそうです。空力的に考えて良く飛びそうな形ですが翌1907年、改良バージョンは時速220-240kmで地面の不整のため空を飛んで、結果こうなりました。
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Stanleyracerwreck.jpg

運転手はこの事故でも奇跡的に生き延びたようですね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Fred_Marriott

現代でもRocketのレプリカが作られているようです。
http://www.ormondbeach.org/news/Stanley/rocketrides.htm
マニヤとは恐ろしいもので、公道でStanleyの市販バージョンを走らせている人もいるみたいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=0OtFnnmJtSs
http://www.youtube.com/watch?v=qewjPqeh19Q

投稿: 18R-GEU | 2009年9月14日 (月) 23時00分

イカしてますね(笑)。
しかし意外に普通に走っているのは良いのですが、前面衝突すると運転手は大やけどというのが今の時代では大問題になるんでしょうねえ…

投稿: 管理人nobu | 2009年9月16日 (水) 09時28分

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