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2009年9月22日 (火)

今日のぐり「あかり」

先日はクマが人を襲ったという話が結構大きなニュースになっていましたが、やはり生物というものは人間にとって最も身近な親しむべき存在であると同時に、大きな脅威でもあるのだなと言うことを実感させられますね。
近ごろでは人混みの中を歩いているだけでもいつ新型インフルエンザに襲われるかと気が気ではない人もいらっしゃるかも知れませんが、ふと足許をみればそこには思いがけない何かが転がっているかも知れないと警鐘を鳴らしているのがこちらの記事です。

バンカーにカメが産卵 松茂のゴルフ練習場で20個 /徳島(2009年8月25日徳島新聞)

 松茂町中喜来のゴルフ練習場「モリカンランド」のバンカーからカメの卵が見つかった。約20平方メートルのバンカーの砂の中に、長さ4センチの卵が約20個産み付けられている。

 コースを回っていた前川光英主任(37)らが、バンカーをはう40センチほどのカメを発見。回り終えた約1時間後に姿はなく、砂を掘ると卵が出てきたという。埋め直した上で、お客さんに踏まれないよう「修理地」の立て札を置き、四方をロープで囲った。

 カメの種類は不明だが、バンカーの約70メートル北側にある水路から産卵のため上陸し、砂場を探り当てたとみられる。森寛八郎取締役(68)は「25年間営業してきて、こんな経験は初めて。ふ化したら水槽で育てたい」と心待ちにしている。

いやあ、こんなものいきなり遭遇したらそれはびっくりしますよねえ。
現場となった松茂町と言えば吉野川河口近くで海からもさほど遠からぬところのようですが、しかしわざわざこんなところまでやってきたのはどんな奇特な亀なのでしょうか。
同じく水棲生物の脅威と言えばこちらもそうなのですが、どちらかと言えば「強敵(ライバル)」と書いて「とも」とルビを振る世界という感じなのでしょうかね?

巨大コイ「ベンソン」の死、英釣り人から悲しみの声/英(2009年8月5日ロイター)

英国最大のコイとされていた「ベンソン」が湖で死んでいるのが見つかり、釣り人らから悲しみのメッセージが寄せられている。

 「ベンソン」は重さ29キロで、20─25歳とみられていた。釣り人の間では有名で、これまで60回以上釣られたことがあったという。

 死因は分かっていないが、餌に使われることがある生のナッツを食べたことが原因である可能性も指摘されている。

 2005年に釣り雑誌「Anglers Mail」で読者からお気に入りのコイに選ばれた「ベンソン」は、今は展示のために冷凍されている。

こちら記事の写真も参照いただきたいところですが、しかしこんな巨大なコイが生のナッツにあたって死ぬというのもどうなのよという感じなんですけれども、「これまで60回以上釣られたことがあった」って…もしや紳士淑女のおもちゃ状態?
コイの20歳と言うと人間の何歳に相当するのか知りませんけれども、それはいい歳をしてこういう目にあい続けていればいずれ衰弱死もするだろうとは誰も考えなかったんでしょうかね…ブリだけに。
ブリと言えば同じく生物絡みでこういう話題もありますけれども、やはり昨今ではどこの国でもこういう話はあるのだなと感じさせるところではありますね。

このフライはタラ?ナマズ? 英国名物料理にも偽装騒ぎ/英(2009年9月20日朝日新聞)

 小麦色にカリッと揚げた衣に酢や塩をかけガブリとかみつくと、中にフワッとした白身魚が現れる。フライドポテトとともに食べる「フィッシュ・アンド・チップス」は英国を代表する食べ物だ。

 どんな魚を使うかは決まっていないが、定番はタラだ。大西洋の冷たい海水で育った、身の引き締まった肉は一番人気だ。

 しかし、この伝統に異変が起きた。

 英国から遠く離れたベトナムで養殖されたナマズの一種「コブラ」が、タラの代わりに使われているという。見た目はまったく違うが、切り身にして揚げると、たいていの人は区別がつかない。

 冷凍で空輸されたコブラは1キロ当たり約5ポンド(約760円)。一方、タラは約12ポンドと倍以上もする。

 これに目を付けた英中部ウースタシャー州の店が昨年、経費を抑えるため、タラと偽ってコブラをフィッシュ・アンド・チップスに使っていたという事件が発覚した。食品安全条例違反で摘発され、約4千ポンドの罰金を命じられた。捜査当局はこれをきっかけに全国調査を始めた。

 8500店が加盟する英国魚フライ業者連盟の幹部は「消費者への信頼と同業者の誇りをおとしめる行為」と偽装行為に激怒する。しかし一方で「金融危機で人々の懐が寂しい中、安価なコブラの利用は悪いことではない。確かにタラより味は落ちるが、正当なメニューとして共存できるはずだ」と消費者の理解を求めている。(土佐茂生)

まあナマズという魚もアジアでは代表的な淡水食用魚の一つで、まともなナマズなら決してまずいというものでもないんですが、安かろう悪かろうの品を輸入したというのであれば味も良くもなかろうでしょうし、何より意図的に騙して売ったとなれば問題ですね。
このあたりの「もともと似ても似つかない食材の流用」というのは日本でも回転寿司だとか、いわゆる「白身魚のフライ」なんてものでも幾らでもある話ではありますけれども、「普通魚料理って魚の名前を出して売ってるのに何故白身魚のフライは何の魚か書いてないの?」という素朴な疑問を大事にしてみるあたりから始めて見るのも良いんでしょうね。
さて、最後は怖い怖い生き物の話ですが、怖いからと言って悪さをするかと言えばそうでもないということには留意いただく必要があるでしょうね。

ホラー映画にも登場できる、怖い生物3選(2009年9月16日WIRED VISION)

子供達から「怪物は本当にいるの?」と尋ねられたとき、「いないよ」とは簡単に言えなくなるような生物たちを紹介しよう。まるでH.P.ラヴクラフトの恐怖小説[クトゥルフ神話シリーズ]に出てくるような生物だが、本物の生物たちだ。

巨大クラゲ

海洋生物学者によると、この夏、巨大クラゲの存在が世界中の海で増殖しているという。巨大クラゲの拡大は、天敵の多くが乱獲で激減していることに加え、海水温の上昇で餌が増えているのが理由ではないかとも言われている。

よくある映画なら「巨大モンスターに恐れをなして人が退散する」ところなのだろうが、少なくとも日本の起業家、福田金男氏の場合はそうではない。同氏は捕獲された大型クラゲを使った、さまざまな商品の開発に取り組んでいる。[リンク先は、2007年に行なわれた米国のラジオ番組でのインタビュー。福田氏は株式会社「くらげ普及協会」に属している]

[巨大クラゲには各種あるが、平均重量や大きさではエチゼンクラゲが最大とされる(傘の直径が2メートル、重さ150キログラムになるものもある)。日本では人が刺されたという報告は殆どされていないが、毒性は高め。

近年日本沿岸で大発生を繰り返しており、漁業に障害が出ている。温暖化や富栄養化、魚類の乱獲によって動物性プランクトンが余り、それを餌とするエチゼンクラゲが大量発生、さらにはエチゼンクラゲによって魚の卵や稚魚が食害されてさらに魚類が減るという悪循環のメカニズムになっていると指摘されている。天敵はアジやカワハギで、寿命は8カ月程度。

学名は「Nemopilema nomurai」。nomuraiは、1921年に福井県水産試験場の野村貫一氏から標本が届けられたところから取られた。英語名は「Nomura's jellyfish」。なお、福井県では「エチゼンクラゲ」の名称が報道される度に同県産の海産物のイメージダウンになることを危惧して「大型クラゲ」などと言い換えをするように報道各社に要望している]

あばら骨が飛び出すイモリ

オーストリアの研究チームの報告によると、イベリアトゲイモリについて新しいことがわかったという。イベリアトゲイモリは防御行動として、自らの肋骨を使うことがあるのだが、その詳しい仕組みはこれまでわかっていなかった。[イベリアトゲイモリはスペイン南部からモロッコ北西部に生息。全長17-20cm。最大全長30cmとイモリ科最大種]

窮地に追い込まれたイベリアトゲイモリは、肋骨を回転させて相手に向け、そのとがった先端を自らの皮膚越しにぐっと突き出す。驚きなのは、ネコのつめのように皮膚に特別な穴やさやの構造があるわけではないことだ。単純に、自分の胸壁と皮膚を貫通させて骨を突き出す。小さな穴が残るが、イベリアトゲイモリはこれを強力な免疫システムで再生する。すぐに頭に浮かぶのは、コミックスの『ウルヴァリン』(Wolverine)だ[出し入れが可能なカミソリのように鋭い爪があり、どんな怪我からも回復することができる治癒能力がある]

口の中のエイリアン

フランスの北の沿岸で、かなりぞっとする寄生方法を進化させた、寄生性等脚類(寄生虫の仲間)を漁師が見つけた。

この生物は魚の口に入り込みその舌をむさぼり食う。その後、魚の喉の奥に陣取り、おそらくはそこで宿主の魚が食べるものを餌にしていると思われる。とても奇っ怪な話だが、舌を失ったことを別にして、宿主にされた魚は病的影響を受けていないように見える。

[ウオノエ(魚の餌)と呼ばれ、甲殻綱等脚目ウオノエ科に属する魚の寄生虫の総称。アジ、タイ、サヨリなどの魚の口内やえら、体表面にへばりつき、体液を吸う。宿主の魚の口内に入り込む方法として、食料に見せかけて魚に食われたふりをし、口内に入り込み、口内の一部を壊死させそこに住み着き、魚が得た食料をそのまま食す。

宿主の魚が息絶えると離れるため、魚を釣った後クーラーボックスの中を泳いでいるのが見かけられることもある。またスーパーに売っている魚でも、稀に口などからウオノエが覗いている場合もあるという。日本におけるウオノエの研究はあまり進んでおらず、種類や宿主などについては不明な点が多い。このため、広島大学などではウオノエを見つけたら送ってほしいと呼びかけている]

しかし身体張りすぎだろイベリアトゲイモリ…
ウオノエと言えば日本でも時々釣ったタイの口の中から!なんてショッキングな目撃報告が出てくるものですけれども、確かにこういうのが出てくると幾らうまそうな魚でも食欲が湧かなくなりますよね。
ぜひともここはリンク先の画像も参照いただいて、大自然の驚異というものを感じ取っていただきたいものだと思いますね。

今日のぐり「あかり」

ひと頃は県下でも一番それらしい長浜ラーメンを出す店として大評判だった「あかり」は、今もって大人気のラーメン店の一つではあります。
わりあい豚骨系は好きなものでこちらも時々訪問もするし、以前にも当「ぐり研」で取り上げたこともある当店ですが、本場で修行されたというオーナーさんが代代わりしてからいささか迷走?している印象でしょうか?
今回たまたま以前(今春頃)に訪問したときのメモもありましたので、そちらとセットで掲載してみます。

その一、2009年春

久しぶりに豚骨ラーメンでも食べてみようかということで「あかり」を訪問しました。
しかし相変わらずお客が多いのはいいんですが、微妙に狭い駐車場も満車状態で出し入れには気を使いますね。

この日はネギラーメンを頼んだのですが、見ているとやはり一度に沢山は麺茹でしないというスタイルを守っているようで好印象です。
しかしどうも記憶が定かでないのですが、ここのラーメンの器は変わりましたでしょうか?
それ以上に驚いたのがラーメンのスープが変わっていたことなんですが、ここは何か来るたびに味が変わっているような気がするのは自分の勘違いなのでしょうか?

前回来たときはちょっと山下商店入ってる?みたいな妙にクリーミーなスープになっていて、まあこういうのも良いかなと思っていたんですが、今回はまた以前の状態に近い感じなんでしょうか。
上に油も浮かせているようですが、豚骨臭さも程よく抑えられていてこってりの割にすっきりと食べやすいかなという感じでした。
一番最初にここに来た頃に比べると多少濃くなってきているようなんですが、最近の流行からするともっと濃くても受けるかも知れませんね。

麺は特に茹で方は指定しませんが、以前の記憶にあるデフォよりやや硬めか?と言う印象で、ここの場合細麺ですから食べている間に程よくなってくるのも事実です。
しかしこの日は珍しく替え玉をしてみたんですが、スープが薄く、ぬるくなって来ますと今度はこの硬さが残り気味で味との絡みも悪くなるのがちょっと気になってくるところで、少し柔らかめで頼んだ方がよいのかも知れません。
まあ替え玉と言うと麺が来るまではワクワクするものなんですが、色々な部分を突き詰めて良くできたラーメンほど、実際に二玉目を口にしたときの失望感が出てくるのはちょっと残念なところでしょうか。
このあたり店の方も把握しているらしく卓上に追加の醤油ダレなどを置いている店は珍しくないですが、以前に替え玉を小皿に入れて少量のタレをかけて出してきた店があって、店の側もそうやってより良い味を追求しているんですという姿勢を見せられると客としても悪い気はしないですよね。

昔は結構豚骨臭い店内だったんですが、最近は比較的改善されてきたんでしょうか、入った瞬間の「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!」という感じは薄まって来ましたかね。
トッピングに関してはもやしは個人的には要らないかなと思っているのですが、チャーシューは結構臭みをうまく抑えていて食べるのに苦労するようなことはありませんでした。
ちなみにこの日がとりわけそうだったのかも知れませんがネギが何故か無茶苦茶からくて(苦笑)、前回来たときのようなクリーミーなスープならまだ救われたのかも知れませんが、この日に関してはちょっと後悔しないでもありませんでしたね。
総じて豚骨ラーメンとしては結構安定株的になっているのですが、場所的にやや辺鄙なところにあって思い立ってすぐに行きにくいのが少しばかりマイナスなんでしょうかね(苦笑)。

しかし毎回来るたびに味が変わって感じられるのが意図して変えているのかたまたまそうなのか自分の勘違いなのか判らないのですが、しょっちゅう来店する常連さん達はどう感じているのでしょうかね?

その二、2009年秋

例によってとんこつラーメンが食べたくなり、久しぶりに長浜ラーメン「あかり」を訪問しました。
昼食時ですが客席は満席状態に近く、やはり安定的な人気を誇っているのだなと再確認させられるところです。
例によってネギラーメンと、この日は餃子も注文してみました。

以前にこれは…と思うほどクリーミーな濃厚スープであった時期から、その後次第に普通の濃度に低下してきている印象なんですが、この日は更に薄いと言いますか、こうなるといわゆる白濁とんこつスープと言うのもためらわれるほどの透明度になってきました。
前回目立った表面の脂もすっかり抜けてしまった感じで、濃厚とんこつからあっさりとんこつに変化したかというくらいな感じです。
味はどうなんでしょう、見た目ほどではないにしてもやはりあっさりしてきたと言いますか、ひと頃目立ったこってり感はもはや全く感じられませんでしたね。

ちなみにここのネギラーメンは以前にも頼んでいるのですが、この日のネギがまた辛いんですよね。
特にスープが薄くなった分ネギの風味が強烈すぎるのが鼻につくと言いますか、もはや少しさらしてでもくれなければ辛くて食べられない感じです。
それでもスープにつけ込んでしばらく置いておくと普通にいただけるようになりましたが、この日ばかりは久しぶりに刻みネギで涙が出ましたよホント。
あと、これは全く好みの問題だと思うんですが、トッピングのモヤシはどうも極細麺に対して食感が勝りすぎている感じで以前からどうなのかなと思っていましたが、このスープになるとますます気になるのは自分だけでしょうか。

ちなみに今回初めて頼んでみた餃子なんですが、まあ餃子という名前がついて何かしらそれらしいものが出てくれば満足という方にはおすすめですかね?
ある意味で非常に家庭的な味と言う言い方も出来るのかも知れませんが、これだったら替え玉でもしておいた方がずっと安く満足出来そうな気がします。
もっとも今日のスープで替え玉をする気になるかと言えば、これもまた非常に微妙な問題ではあるのですが…ああなるほど、そのために長浜の店なのに大盛というものがあるってことなんでしょうか?

しかしこの来るたびのスープの変化、意図してやっているものならお客も混乱するでしょうし、製造上のバラツキであればこれも困ったことですよね。
もはやどの状態がこの店の味なのかもよく判らないのですが、ネット上で見かける評価も何かしらその時々の味の差を反映しているようにも見えて、そういう面では面白いんですけれどもね。
またしばらくしてからどんな味になっているか再訪してみたくなるという点では、あるいは店の戦略に乗せられているということなのかも知れませんが(苦笑)。

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