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2009年8月 1日 (土)

またまたやってしまったいつもの人たち

国政選挙の論戦もいよいよ本格化してきましたが、国民に選択の材料を与えるメディアとしては特定政党や候補に肩入れするというのはどうかと思われるところです。
その点で先日は何かしら癒着の構造でもあるのかとも思われる話題を紹介してきたところですが、一般メディアでもようやく報道されているようです。

国会議員の説明ボード、テレ朝が自粛要請(2009年7月30日読売新聞)

 テレビ朝日は主要政党に対し、番組に出演する国会議員が主張の要点を記したフリップを持ち込まぬよう要請していたことが、29日分かった。

 同社は「公平性を期すための措置」と説明している。

 自粛要請は、自民、民主、公明、共産、社民、国民新の6党に対し、文書で行われた。少なくとも8月30日の総選挙終了までは実施するという。同社広報部は「事実上の選挙期間に入り、公平性に関して慎重な対応が求められる。各党の主張はあるだろうが、持ち込まれたフリップをすべてチェックできず、内容に責任が持てないため」と理由を説明している。

 19日放送の同社報道番組「サンデープロジェクト」で、自民党の細田博之幹事長が、民主党の子ども手当政策について、持ち込んだフリップを使って批判したが、民主党は22日、「フリップの内容に誤りがあった」とする抗議文を自民党と同社に送った。同社広報部は、「フリップの使用自粛要請は、民主党の抗議があったからではなく、あくまでも自主的な判断」としている。

 この措置に対し、民主党は「テレビ局の判断で、コメントする立場にない」とする一方、自民党は「視聴者にとって分かりやすい議論を行う上で、政策のフリップは大変役に立つ。テレビ朝日の措置は残念」と反発している。

いやあ、どう言い訳するか楽しみだったんですが、そう来ましたか…って、理由にもなってないやんけ!(苦笑)

それに加えて、別件ではこういう話題もあるのですね。

麻生首相失言報道に疑問の声(2009年7月29日ココログニュース)

麻生首相が高齢者に対して不適切な発言をしたとして報道されていた問題で、ネット上にも批判的なコメントが殺到しているが、一部にはこの問題でマスコミ報道の在り方を問う声が強まっている。

麻生首相は25日、仙台市内の講演で高齢者について「働くことしか才能がない」と発言。この発言をマスコミ各社が取り上げ、野党議員が「差別的」などと強く批判する場面などが報じられた。このような報道を受け、ネット上にも「働くことしか才能がない…普通には出てこない言葉だ。本音だ」「さすがにこれは許せない」などといった批判的なコメントが数多く寄せられている。

しかし、一部のネットユーザーからは失言報道自体が不当なものだという声が上がっている。動画投稿サイトには麻生首相が行った過去の講演を収録した音声がアップロードされ、そこでは麻生首相が高齢者について同じ発言をしていた。ところが、話全体としては日本の高齢者を称賛するもので、「働くことしか才能がない」発言時にも会場には笑い声が響いていた

この動画を見たネットユーザーからは、「(首相は)よく働くなぁとほめてるだけ」「これは場の雰囲気も伝えないと誤解される」などと、文脈や笑い声をカットして伝えたマスコミ報道に対する批判の声が上がっている。選挙前の大事な時期でもあり、影響を心配する人もいるようだ。(秋井貴彦)

問題となっているのが伊勢原青年会議所設立30周年記念講演「麻生太郎のこれからの日本【2008.2.17】」の内容なのですが、その発言要旨がこちらで、報道内容と比較していただくのも一興かと思いますね。
ちなみに有志がネット上に当日の講演の様子をアップしているのですが、これをどう感じるかも主観の問題と言うところながら、まあこのレベルで「言葉狩り」をしていたのでは日本もずいぶんと口を動かすのに不自由な社会になりそうだなというところでしょうか(しかしテレビと違って麻生さん、マスコミがいない場所ではけっこう話が面白いですね)。

しかし最近はマスコミが一生懸命言葉のモンタージュを行ってもこうして原典がすぐ出てきてしまうあたり、彼らも仕事がやりにくくなっているんじゃないかと他人事ながら心配になってきますが、そういえば最近はずいぶんと経営も厳しいらしいですよねえ…
ちなみに、政治家に向かって「差別発言許すまじ!」と激高する彼らの人権感覚がよく表れているのがこちらの話題なんですが、これもネット時代であるからこそこうして話題にもなった話とも言えるでしょう。

【トレビアン動画】マスコミの「これだから千葉なんだよ」発言にネット騒然!(2009年07月24日トレビアンニュース)

千葉団地殺人事件の仲田敬行容疑者(28)が千葉北署に送検される際、日本テレビ ニュースZEROの生放送で信じられない言葉がお茶の間に流された。
報道陣が一斉にカメラを向け仲田容疑者をとらえようと構える中、なかなか撮影できずにいたある報道陣の中から「これだから千葉なんだよ」という捨て台詞を吐く場面があったのだ。
その報道陣はニュースZEROの放送には映ってはいないのだが、罵倒音声は生放送中にきっちりと流れてしまった。

この一連の流れ、何かに似ていると思ったら大宮での鉄道マニアカメラマンに似ているような……。

確かにシャッターチャンスは報道にとって撮り逃すと二度と撮れないというくらい貴重なものだ。
カメラを少し触ったことがある人なら、シャッターチャンスを逃した時の無念の経験もあるだろう。

しかし、上記の仲田容疑者の件も鉄道マニアの件もカメラマンが勝手に撮影していることで、取材イベントではないということを念頭に置いて欲しいものだ。
むしろ撮れる保証のない行為なわけで、「撮れなくて当たり前」くらいの心構えで望んで欲しい。
犯人の送検は、“囲み取材”や“フォトセッション”ではない。
どうしても犯人に取材したければ『月刊創』のようにアポを取って取材すれば良いだけだ。

今回の報道陣がとった身勝手な発言を受けてネット上では以下のような意見が出ている。

・要するにショーかなんかと勘違いしてる馬鹿ってことか
・マスコミの傲慢がよく表れたいい中継でした。
・イイ写真を撮れなかった腹いせに千葉県民を侮辱っすかw

と、マスコミのモラルの低さを語っている。

撮りたいものを撮れない苛立ちは分からないでも無いが、この悪態は失礼極まりない。また、どこの取材陣かは不明のままだ。
更に言うと「これだから千葉なんだよ」の“これだから”の意味がわからないのだが……。

これだから千葉なんだよ(48秒あたり)

※どこの報道記者の発言かは不明のままです。

「これだから千葉なんだよ」って、すみません自分にも意味判らないんですけど誰か解説してもらえませんかね…?
ま、実際に取材体験というものを持っている人に言わせると色々と楽しい思い出には事欠かないらしくて、最近ではあんな話こんな話など結構あちこちで情報が流れてきているわけですが、「マスコミ様は何をやっても許される」という彼らの傲慢は多くの実体験を有する人々の共有するところのようですね。
そのあたりの特権意識がうかがえる話というのも幾らでも見つかってくるわけですが、最近報道されたものとしてこちらの記事などどうでしょうか?

TBS「キミハ・ブレイク」収録で深夜に打ち上げ花火 警視庁が注意(2009年7月28日産経新聞)

 TBSが東京都葛飾区の河川敷で深夜、バラエティー番組の収録中に花火を打ち上げて騒音を出したとして、警視庁亀有署と本田消防署から注意を受けていたことが28日、わかった。

 TBSや亀有署によると、同局は17日午後10時45分ごろから約5分間、荒川河川敷でバラエティー番組「キミハ・ブレイク」の収録中に花火数十発を打ち上げた。直後から「花火の音がうるさい」と苦情の110番通報が4~5件寄せられた。

 TBSは同署や本田消防署に対して、「同日午後8時~9時に花火を打ち上げる」と届けていた。番組のディレクターが両署に「収録が長引いた。ご迷惑をかけてすみません」と謝罪し、両署は注意と再発防止を指導した。

 TBS広報部は「住民の方々にご迷惑をおかけした。ディレクターも反省している」とコメントしている。

いや収録が長引いたとか何とかいう以前に、夜中の11時近くになっていきなり数十発の花火を打ち上げて大騒ぎなんてされたら、それはよほど心の広い住民でも腹立ちますよ普通?
自分たちの都合だけで勝手なことをやるなどとひとこと非常識、としか言えない話なんですが、こういうことをするテレビ局がまたどこぞの海岸あたりに中継車を繰り出して「深夜の花火打ち上げで地域住民が迷惑を被っています。観光客の良識が求められますね」なんてしたり顔で喋っていたりするのも考えてみると、ずいぶんと間抜けな話ではありますよね。

それでもこのくらいなら所詮一時の迷惑だと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、さすが天下のNHKともなれば長年にわたって素晴らしい成果を発揮してくれているようで、こちらの記事なども紹介してみましょう。

米科学誌、中国・核実験でウイグル人数十万人が死亡した可能性(2009年7月30日産経新聞)

 米国で最も人気の高い科学雑誌「サイエンティフィック・アメリカン」7月号が、中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区で中国当局が実施した40数回の核爆発実験の放射能により、数十万ものウイグル住民が死亡した可能性があるとする記事を掲載した。

 記事は、ウイグル人医師のアニワル・トヒティ氏と札幌医科大教授で物理学者の高田純氏の合同調査結果を基礎に書かれたもの。高田教授は同自治区のシルクロード紀行番組を長年、放映したNHKの核実験無視の姿勢を非難している。

 「サイエンティフィック・アメリカン」7月号は、「中国の核実験は多数の人を殺し、次世代を運命づけたのか」「中国が40年にわたり核爆弾を爆発させたことで、放射能の雲は住民の上を覆った」という見出しの記事を掲載した。

 同記事はまず、トヒティ医師が新疆ウイグル自治区で1973年の子供時代、3日間、空が黒くなり、土砂のような雨が降ったのを目撃し、後年、それが核爆発の結果だったことを認識したと指摘。その上で「シルクロード上のロプノル実験場における、1964年から96年までの40数回の核爆発による放射能の結果、数十万の住民が死んだ可能性がある」と報じた。

 記事はさらに、現在、英国やトルコを拠点にウイグル人の放射能被害を研究するトヒティ医師が、高田教授と「ロプノル・プロジェクト」という共同研究を進めているとし、高田教授の「新疆ウイグル地区で放射能汚染のために19万4千人が死亡し、120万人が白血病などを病んだ」という算定を伝えた。

 「サイエンティフィック・アメリカン」は米国だけでなく国際的評価が高く、同誌が今回、事実として正面から伝えた「シルクロードの核汚染」は、それを否定してきた中国政府にも厳しい詰問となる。

 また、高田教授はNHKが長年、シルクロードの番組を放映し、多数の日本人観光客に核汚染が明白な地域を訪問させながら、核爆発については一切、沈黙してきたとして今年4月、公開質問状の形で抗議した。

NHK側は、「(放射能汚染についての)認識は放送当時も現在も持っていない」と回答したというが、今回の米国の科学雑誌の記事は、高田教授側の研究の成果や意見に国際的認知を与えたこととなる。(ワシントン 古森義久)

高田教授の調査結果を報じる記事がこちらなんですが、それによると「同自治区のウイグル人ら19万人が急死したほか、急性の放射線障害など甚大な影響を受けた被害者は129万人に達する」ばかりでなく「被害はシルクロード周辺を訪れた日本人観光客27万人にも及んでいる恐れがある」のだそうで、これは事実とすれば穏やかではありません。
高田教授自身はこの件でNHKに抗議する怒りのコメントを発表していますが、長年にわたって同地域で「世界初の潜入取材」を行ったというNHKがこの問題に関して全く知り得なかったというのは少し考えがたいところではありますよね(一方で本当に何も知らなかったとすれば彼らの取材能力が問われるところですが…)
このNHKの取材に関しては「NHK取材班は受信料で購入した高価な機材を故意に中国国内置き忘れ、『回収できない』という不可解な理由からそれらを中国側に譲渡するという形でワイロを送った」などという話もあるようですが、やはりこれは取材の見返りに目をつぶるべきでないところに目をつぶったということ、なんですかね?

いやはや、マスメディアによってこうして日々国民は危険にさらされているというわけなのでしょうか。怖い怖い…

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