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2009年3月20日 (金)

今日のぐり「蒜山バーガー@蒜山SA」

近ごろ御当地ブームというのもあるんだそうで、あちこちで新規に名産品なるものが考案されては町おこしの一助となっているとかいないとか。
少し前には御当地ラーメンなども色々と賑やかにやっていたようですが、近ごろでは同じく大衆食の一方の雄たるハンバーガーも結構な種類が出来てきているものなんですね。

「ご当地」バーガーで街おこし、東西で知恵比べ(2009年3月1日18時27分  読売新聞)

 地元の食材などを使った「ご当地」ハンバーガーで地域おこしを目指す取り組みが増えている。長崎の「佐世保バーガー」がブームとなり、各地に広がった。本来は駆除対象の外来魚を素材に使うユニークなケースもある。

◆アメリカナマズ養殖し加工◆
外来魚のアメリカナマズを使った「なめパックン」

 霞ヶ浦、北浦と二つの湖に囲まれた茨城県南東部の行方(なめがた)市。今年1月、地元商工会が中心となり、ご当地バーガー「なめパックン」(480円)を売り出した。材料は、ワカサギなどを食い荒らす外来魚のアメリカナマズ。珍しさが話題となり、首都圏からも買い求める人が訪れている。

 霞ヶ浦で捕獲した稚魚を養殖して特有の泥臭さを抜いた。3~4キロ・グラムの成魚から200グラムほどしか取れない胸びれ部分の「カマ肉」を、地元産レンコンやタマネギと練り合わせて加工し、タルタルソースとピリッと辛いチリソースで味付けした。付け合わせには特産のわさび菜など地元でとれた野菜をふんだんに使っている。

 商品開発を先導してきた商工会経営指導員の平野敬子さん(50)は「地域の力を集めた自信作。霞ヶ浦の水面(みなも)を眺めながらほおばってもらいたい」と期待をかけている。3月には特産品の一つであるコイをかば焼きにしてパンではさんだ「こいパックン」も発売する。

◆火付け役の「佐世保バーガー」、県外進出も◆
ご当地バーガーブームの火付け役となった佐世保バーガー(ログキットで)

 ご当地バーガーの“元祖”とも言える長崎県佐世保市の「佐世保バーガー」。米軍基地を抱える人口25万人の市内には佐世保観光コンベンション協会が認定する店舗だけで32店ある。各店とも地元産の肉や野菜を使ってこだわりの味を出し、週末には観光客がひっきりなしに訪れる。

 朝鮮戦争が始まった1950年頃、基地周辺の店が米駐留軍の将兵向けに提供したのが発祥とされる。5~6年前に雑誌などで注目されて火が付いた。

 直径15センチ超の「スペシャルバーガー」が人気の老舗「LOG KIT」(ログキット)は、県外にも進出している。東京や札幌、京都、兵庫県西宮市にそれぞれ1店を構え、夏ごろには関東地区にもう1店出す予定だ。

 バーガー人気を定着させようと、協会と認定店は勉強会を開いている。丸田伸代オーナーは「伝統の味を守り続けるのはもちろん、接客・サービス面も充実させたい」と意欲旺盛だ。

◆若者向けに開発、地元食材ふんだんに◆
地元の食材をふんだんに使っている(福井西武で)

 景勝地・東尋坊で知られる福井県坂井市三国町で、2006年4月に生まれたのが「三國(みくに)バーガー」(550円)だ。地元住民らがオープンした地域の観光拠点「三國湊座(みなとざ)」で販売されている。PRのため百貨店の催事に出店することも多い。

 県内産の牛肉と国産豚肉のパティ、地場産のコシヒカリを炊いて練り込んだパンに特産品のラッキョウと、地元の食材をふんだんに取り入れた。

 若い観光客向けのメニューとして、ハンバーガーを選んで開発した。取り組みが県の地域ブランド創造活動推進事業に採択されたことに加え、「ご当地バーガーのブームにも乗ってメディアの露出が増え、想像以上に知名度が上がった」(マネジャーの出地かずみさん)という。

 地元で水揚げしたエビを挟んだ「エビクリームカツバーガー」も人気で、週末には100個以上を売り上げることもある。関西などからバーガー目当てに訪れる観光客も増えた。出地さんは「メニューの充実も図りたい」と意気込む。

というわけで今回はこれも御当地バーガーの一つである「蒜山バーガー」なるものにチャレンジしてみました。
こちら米子自動車道は蒜山高原SAの下り線/鳥取方向のみの販売なうえに一日50食限定なんだそうですから、レア度という点ではそれなりにそれなりという感じでしょうか。

今日のぐり「蒜山バーガー@蒜山SA」

当日は昼前頃に蒜山SAに到着しましたら、そろそろ食事時のせいか既に売り場には行列が出来ています(もっとも皆が蒜山バーガーを買っているわけでもないようですが)。
なお蒜山バーガーは朝11時から販売開始と聞いていたのですが、この日に限ってなのか何故か10時から売っているようでした。
幸い売り切れてはいませんでしたが、時間は固定ではないとするとこれ目当てで遠方から来るお客は来てみたらとっくに売り切れだったという悲劇もあり得るということですよね。

ちなみにこの蒜山バーガー、この手のSA売店のメニューにしては珍しく(?)ちゃんと10分ほど待たされてから出来上がりました(オーダーを受けてから調理するそうです)。
見た目はごくありきたりなハンバーガーという感じで、よくこの手の御当地バーガーに見かけるちょっとそれ無理だろなくらいの特産品てんこ盛りといった風情は全くありません。
一口咬んでみてまず感じたのはしっかりした味と食感を持つバンズで、これはなかなか好印象ですね。
レタスやらもシャキシャキながら量的にはほんとに僅かなものですし、ベーコンも過剰に存在感を主張することなしに(良く言えば)控えめなサポート役に徹している感じで、この辺りは味・食感ともに見た目通りあまり強い印象を受けるものではありません。
そうなると肝心の肉の味はどうなのかと気になるわけですが、メインとなる肉はジャージー牛100%だそうで、これが某大手チェーンの脂コテコテなシロモノと比べるとなんともさっぱりと言いますかあっさりと言いますか、後口がハンバーガーらしからぬほど(失礼)実にすっきりしているんですね。
ジャージーと言えば有名な乳用牛ですが、あるいはこれはいたいけな牡牛ちゃんでもシメちゃったらこういう味になるのかなと言うくらいにあっさりした軽い味です。
こってりというよりさわやか系のソースも含めて全体の味付けもごく控えめなもので、何ともハンバーガーらしからぬほど軽く食べられるものだなという印象でした。

個人的には巷間にあふれている味も濃くて脂気の強いハンバーガーよりこういう「普通にうまい」方がいいかなとも思うのですが、世間的にはどうなんでしょうかね?
この高速道SAのフードコーナーに来るだろうあまり濃くない客層というものに対しては、味はともかくビジュアル的にもボリューム的にももう少し判りやすさもあった方が受けるのかも知れません。
これが近所の店でレギュラーメニューとして食べられると言うことであればモスの1000円バーガーが結構売れるというくらいですからそこそこ商品力があるかも知れませんが、そこらのハンバーガーショップではセットメニューが買える値段でと多少なりとも身構えているだろう客に対してこの普通さは結構肩すかしかなとも思うんですよね。
そういう点で一日50食というのは何とも微妙なところを突いてきているのかも知れませんから、いっそ非日常を演出する上でも毎日の販売開始と同時に本日分残何個とカウントダウンなどやってみたらどうでしょうか。

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