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2008年9月29日 (月)

見るからに怪しい「おいしい話」

国と地方とを問わず長年の土建屋行政の行き詰まりが近ごろ話題になっていますが、医療業界においても未だにこうした感覚の抜けない困った方々がいらっしゃるようです。
地方公立病院の惨状を見れば、「ハコモノさえ作ればどこからかスタッフは涌いてくる」なんて今どき脳内お花畑が満開状態の自治体さんにはさっさと夕張ロードを突っ走ってもらえばよいかなとも思うわけですが、問題はそのツケを払わされる地域住民。
少し前に一部で「何だこれは?」とちょっとした話題になっていたニュースですが、詳しい記事が出ましたので紹介してみます。

【ニュースの現場】揺れる湯沢町

●最先端がん治療施設誘致を計画
 スキーリゾート地として知られる湯沢町が、最先端がん治療施設の誘致計画を巡って揺れている。観光客の減少に悩む町は「新たな活性化の核」として建設に積極的だが、運営方法や施設内容にはっきりしない点も多く、住民からは不安の声も聞こえてくる。(津田六平)

●町「活性化策の核に」
 「海外から患者がやって来ることも可能で、湯沢が国際的に脚光を浴びる。何としても誘致を成功させ、町の活性化を図りたい」
 14日に町公民館で開かれた住民説明会。上村清隆町長は会場を埋めた約260人の町民らに訴えた。
 町が誘致を進めているのは、重粒子線を使った最先端のがん治療施設。茨城県の医療法人「桂仁会」の理事らが財団法人を新たに設立し、建設、運営を行う。建設予定地は、町が所有するJR越後湯沢駅から3キロほど離れた土樽地区の空き地約5・5ヘクタール。町が財団に安価で売却し、固定資産税の優遇措置を講じる計画だ。
 財団の理事長に就任予定の丸茂正光氏らによると、この施設はがん治療病棟や研究棟などを備え、患者搬送用のヘリポートや公園も整備する。最終的には月1千人の治療を見込み、事業費は約300億円。来春にも着工し、4年以内の稼働を目指している。
 さらに、国が公募する「先端医療開発特区(スーパー特区)」に申請中。丸茂氏は「世界最先端の施設になる」。上村町長も「これからは観光産業1本では困難。この誘致は人を呼び込み、雇用も生み出す」と期待を寄せる。
 そもそもこの誘致話を引っ張ってきたのは上村町長本人。昨秋に丸茂氏らと知り合い、意気投合したという。

●住民 具体性見えず困惑 
 「夢みたいな話で、逆に心配」「資金繰りは大丈夫か」
 町民説明会では、突如降ってわいた計画に戸惑う声が少なくなかった。具体的な計画が明かされなかったからだ。
 席上、丸茂氏は「資金を出したいという企業はたくさんある。町に出せとは言ってない」と強調した。
 が、運営母体となる財団法人の設立手続きもまだ完了していない。「理事にはこの分野におけるトップクラスの先生方が就任する」とするだけで、それ以上の説明は先延ばしにされた。
 こうした中、「桂仁会」が茨城県に今春開設した医療福祉センターの医療部門が稼働していない事実も判明した。
 町保健医療センター長の井上陽介医師は「計画通りの患者数を本当に受け入れられるのか。スタッフの確保も容易ではないはず」と指摘する。
 建設予定地にも問題が浮上している。町が95年に光学会社跡地を約12億3千万円で取得したものだが、揮発性有機化合物などの重金属が埋まっていることが判明。町が負担する土地汚染の処理に10億円かかるとの予測もある。
 また、上村町長の「(資金繰りについて)他人の財布の中まで見る性格ではない。丸茂さんたちを信じている」との発言にも、「無責任だ」との声が上がっている

●町支える観光 先細るばかり
 町民たちの思いは複雑だ。
 山あいにスキー場や温泉旅館が立ち並ぶ人口8500人の小さな町は、首都圏からのアクセスの良さもあり、ピーク時は観光客が年間1千万人を超えた。しかし、年々減少が止まらず、07年度は470万人に。それでも、町民の約8割が観光産業に従事する。
 説明会に参加した女性は「観光は先細るばかり。雪国に来てくれる話なんてそうないし、誘致には賛成です」と話す。一方、民宿を営む男性は「夢のある話に飛びつき、ハコモノを引っ張ってくることで未来が明るくなるのか」といぶかった。
 町議会でこの問題を取り上げた南雲正町議は「財団や計画に関して分からないことが多すぎる」としながらもこう指摘する。「誰もが町の将来を案じているからこそ、今回の誘致に注目が集まる。計画を精査するとともに、湯沢をどうしていくのかをみんなで考えていく必要がある」。

ええ~…なんなんでしょうこの怪しさ全開な話は(苦笑)。
どこぞの怪しげな○○商法の記事かと思うくらいに無茶苦茶怪しげなんですが、それに乗っかって突っ走っているのが町長一人というのもまさにまさにという展開ですね。
試しにこの脳天気町長と意気投合したという財団理事長(就任予定)の丸茂正光なる人物についてググってみますと、こんなのが引っかかってきました。

サウスイースト資源開発株式会社

丸茂正光Seikoh Marumo 最高顧問

苫小牧石油資源開発のスペシャリスト、中心的存在。
グローバルエナジイ株式会社の代表取締役社長、サウスイースト資源開発株式会社の非常勤取締役として新会社の業務の司令塔である。
米国三井物産の代表から三井物産の代表取締役常務就任中、サハリンの資源開発プロジェクトの責任者として活躍した。
世界のミスター丸茂として海外に太い人脈パイプを持つ。
趣味:ゴルフ

世界のミスター丸茂ですか(苦笑)。
ま、どう見ても医療なんて何一つ関係なさそうな人物ですよねえ。
と言いますか、この御仁って典型的なハコモノ屋なんじゃないのですか?
この御仁らがどうやって最先端の医療(笑)に従事するスタッフをかき集めてくるつもりなんでしょうか?
試みに「桂仁会」でググってみても引っかかってくるのは美容整形の類ばかりで、どう見てもこの種の医療を行う医療関係者にコネクションがある団体とも思えませんが…

いやあ、いいんですか?こんな夢みたいな話を語る怪しげな団体(失礼)に町有地を安価で売却した上に巨額の税金も投入するって。
色々な意味で数年後が楽しみで仕方がないような話ですねこれは。

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コメント

馬鹿町長(笑)
あの方 お坊ちゃんなのよん!
小学校じゃ授業参観で母親が息子に発言させろって先生に食ってかかったの~
世間知らず~
評判悪いし~
次期当選は無理っしょ!

投稿: 元湯沢町民 | 2008年11月16日 (日) 00時17分

馬鹿町長(笑)
あの方 お坊ちゃんなのよん!
小学校じゃ授業参観で母親が息子に発言させろって先生に食ってかかったの~
世間知らず~
評判悪いし~
次期当選は無理っしょ!

投稿: 湯沢町民 | 2008年11月16日 (日) 00時18分

あら大変ね~馬鹿町長(笑)
あの方 お坊ちゃんなのよん!
小学校じゃ授業参観で母親が息子に発言させろって先生に食ってかかったの~
世間知らず~
評判悪いし~
次期当選は無理っしょ!

投稿: 湯沢町民 | 2008年11月16日 (日) 00時18分

地元情報ありがとうございます(苦笑)。
一度まちがってトップにたってしまうと結構いろんな無茶が出来てしまうんですよね~…
後始末をする後任がひどい目にあっちゃったりってのはどこの世界でも同じです。

投稿: 管理人nobu | 2008年11月16日 (日) 07時19分

今日内閣府から発表になったスーパー特区採択結果にはどうもこの集団の申請は採択されなかったみたいです。この話を持ってきたのは桂仁会の西村理事と丸茂氏。200億から300億の事業費で湯沢の活性化は間違いないと説明。財団には日本のトップ企業が名を連ねていると言っていたが未だ未発表。この経済不況の中で誰がこんなでたらめな計画にのってくる企業があるものか。丸茂はスーパー特区採択は間違いないと息巻いていたが。この誘致を独断で進めているのが上村町長。それに上村の後援会長である湯沢の其の大手建設会社。西村理事が運営する茨城の医療福祉センターは職員の給料も未払いで倒産寸前だとか。まったく不勉強で能力のない町長と、それを利用して利権を漁る上村後援会長の建設会社の社長。まったく話になりません。町民を騙すのもいい加減にしてほしい。来年は町長の選挙。公費も今まで相当使っているようでこれができなかったら出馬できるはずがない。いや年内中にも結果が出るので即退陣してもらわなければならない。勉強もせずただ町長の言いなりになって賛成している町長派議員も当然辞任すべきである。

投稿: 湯沢の一町民 | 2008年11月18日 (火) 13時59分

この手の話の根深いところは、結局ある程度は地元町民にも還元されてくるということですね。
特にこういうでかい話になればなるほど関わる人間も多いわけですから、いっちょ乗ってみるかとなる人も増えようと言うもの。
でかい箱物行政の見直しは全国あちこちから断片的には聞こえてきますが、ごく普通の地元町民一般の感覚がどうなっているのか興味がありますね。

投稿: 管理人nobu | 2008年11月19日 (水) 07時39分

我々一般町民も200億、300億という金額に惑わされることなくしっかりした考えを持ち監視してゆかなければならないのですが、何しろ町長のトップダウンで進められているのでどうにもなりません。議会側も一部の議員が反対しているだけで(聞けば2名だそうですが)あとの町長派議員はなんらの疑義も持たずただ賛成しているだけのようで困ったものです。川崎市でもNPO法人の団体が重粒子線治療センターを建設するようですが、こちらは石川島播磨工業、富士通、伊藤忠商事、みずほ銀行など我が国の超一流の企業が出資しているそうで、これなら安心して誘致ができますね。
それに比べて我が湯沢町は9月14日の説明会以来未だに財団設立の発起人公表もされておらず設立の気配なし。事業計画、資金計画などの公表も一切なし。それでいて町有地を買いたいの一転ばり。悪いことにこの町有地が重金属の汚染があってその除去費用は10億円もかかるとか。その費用は町が負担することになっているそうです。この計画を独断で進めている町長と側近の感覚はいったいどうなっているんですかね。我々の税金がこのように使われては黙っていられません。どうも暗い話ばかりですみません。何かいい知恵があったら授けてください。

投稿: 湯沢の一町民 | 2008年11月19日 (水) 18時04分

今の時代は無名の一市民に出来ることがたくさんあるのはいいことだと思いますよ。
たとえば少し前ですとブログの記事を契機に茨城県議会傍聴問題が炎上したことが記憶に新しいかと思います。
http://blogs.yahoo.co.jp/koga_si/54918498.html
http://blog.hitachi-net.jp/archives/50711009.html

最初はとにかく大勢の人の目につくところにコピペしまくるのも手だと思いますけどね。
便所の落書きも百人には無視されるかも知れませんが、千人万人が目にすれば中に一人くらいは興味を持つ奇矯な御仁もいるというもの。
そしてそういう人間は自分が面白いと思ったら新たな発信源となっていくものです。

近ごろはメルアドを公開している議員も多いですから、ネットからメール送信の呼びかけをしていくというのも有効なようです。
今日のエントリでも取り上げる(予定の)国籍法問題なども、最初は全く黙殺されるところだったものが議員へのメールが殺到したことからかろうじて一部でも報道されるようになったのですしね。
今の時代ただの一個人でもけっこう色々と出来ることはあるのに、まだその事を知らないでいる市民が多いのはもったいないと思いますね。

投稿: 管理人nobu | 2008年11月20日 (木) 09時24分

いろいろな方法があるんですね。それに我々町民が真剣に考えて茨城の議会のような行動をとる必要があると痛感します。
町長のトップダウンでこの計画が進んで?いることは事実のようでいまだ財団設立の報告も事業計画も何にも町民はおろか議会にも示していません。それでいて執行部は工場跡地の土壌汚染処理費については調査して、ある新聞社の報道によれば10億からの処理費がかかるようです。スーパー医療特区というのも相手方が申請したものの不採択になったようです。聞くところによれば柏崎、刈羽村、それに南魚沼市に建設が予定されている県営の高度基幹病院にもこれら粒子線治療施設建設の計画があると聞いていますが、いずれも県など公的な機関が絡んでいる計画だそうで湯沢町とは全然違いますね。湯沢町の12月定例議会が間もなく始まるようで一般質問でも3人の議員がこの問題に対して質問するするようです。どんな質問で町長がどんな答弁をするか傍聴に行く予定です。来年は湯沢町の町長選挙もあり、トップダウンで決めているこの計画が実現しないとなると責任問題が大きく浮上することになると思います。

投稿: 湯沢の一町民 | 2008年12月 6日 (土) 08時28分

議会で取り上げられる予定なのでしたら、友人知人も動員して「これだけ注目してんだからしっかり追求してね」という議員へのメール攻勢が一番簡単でよろしいでしょうね。

投稿: 管理人nobu | 2008年12月 6日 (土) 19時12分

昨日議会傍聴に行ってきました。6人の議員が質問して3人がこの重粒子治療施設関係の質問をしましたが、町長の答弁はいずれもいい加減なもので全くあきれました。特に一人の議員のときは感情的になって答弁はしないとまで言いだす始末で議員から抗議される始末でした。今日の新潟日報、朝日などもこの議会を取り上げていましたが、いずれも良いことは書いてありませんでした。私も最初からこの計画には大きなな疑問を持っていましたが傍聴して改めてこの計画のでたらめさを痛感しました。もともとこの計画は町長が一人と相手方の二人とで進めてきたようで、質問した議員の話では総務課以外の他の課長には一切相談などしていないようです。たまに報告をするだけで意見などは言わせないようでした。話を持ってきた相手方の二人も聞くところによればどうも評判の良くないようです。
議員の質問にもありましたが、未だに事業計画書、資金計画、それに肝心な財団設立の構成メンバーの発表など一切報告されませんでした。報告したくてももともと何にもないから報告できないのでしょうね。それにしても独断と偏見で町民の税金を使って事を進めている町長は何を考えているんでしょうかね。
今後町長の責任問題も含めてこの件は大きな湯沢の問題となってゆく感がします。世相も不景気風が吹きまくっている最中、こうした暗い話題は早くなくなってもらいたいものです。

投稿: 湯沢の一町民 | 2008年12月13日 (土) 17時45分

その後を追記いたしました。

http://gurikenblog.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-c51e.html

投稿: 管理人nobu | 2008年12月13日 (土) 21時43分

追記読ませていただきました。その後今回この問題について質問した議員の一人から聞いたところによりますと、その議員が質問した土壌汚染処理設計委託の疑問点の中で町長の答弁で大きな嘘が発覚したそうです。この件についての議員の質問の中で、「実績のない、しかも財団設立の中心的な理事が取締役になっている茨城の会社に特命で随意契約した理由はなぜか、また、その会社と契約するにあたって誰かの紹介や、推薦があったのか」という質問に対して、町長は「そうした第三者からの紹介、推薦などはなかった。記憶にも無い。」と答弁していました。(この答弁は私も聞いていました)ところが議会終了後その議員が9月議会の議事録を調べたところ、別の議員の一般質問の中で、「前環境庁事務次官のS氏(9月の町民説明会に講師として講演した)環境のスペッシャリストであることから、いかににしたら安く合理的に処理できるか、そのノウハウを持っているところを紹介していただきたいということでこの会社を紹介いただいて、そして契約をさせていただきました。」
とはっきり答弁し、それが議事録の記録に記載されているそうです。この件について質問した議員も議事録を閲覧して質問したならその場で町長答弁の嘘が発覚して大きな問題になって、緊急の場合であったからその会社に委託したという理由の正当性がないことが周知されたと思うのですが。・・・・・
いずれにしてもお粗末な顛末で、湯沢町の恥をさらしているようで町民の一人として恥ずかしい限りです。
それにしても町長が紹介をお願いしたと言っている元環境庁事務次官たる人がいとも簡単に安易に本当に町長に紹介したのだろうかと疑問もあるところです。もしかしたら理由づけをするために町長が一方的に名前を使ったのでは・・・と勘繰りたくなるのは私だけでしょうか。先生に直接聞いてみたいところです。管理人様には毎回いろいろと助言を頂きありがとうございます。湯沢町の将来を案じる一町民の愚痴と思って今後もよろしくお願いいたします。

投稿: 湯沢の一町民 | 2008年12月14日 (日) 09時16分

いやまあ、その程度の恥であれば、ない自治体のほうが珍しいと思います(苦笑)。
正式の契約ということになってしまうと法的義務というものも発生していろいろと難しいと思いますが、先方も計画通りに出来ていないわけですから違約をついて契約解除は可能かも知れませんね。
いずれにしてもこの辺りはちゃんとモノが判っている人間がどういうことになっているのかきちんと調べていかないと、かのグリーンピア南紀のような醜聞に発展しかねないですね。

http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid277.html
http://zara1.seesaa.net/article/38880739.html

投稿: 管理人nobu | 2008年12月14日 (日) 19時07分

すでに西村訓子が湯沢町から姿を消して一カ月が過ぎようとしています。しかし、馬鹿町長はまだこの計画を期待しているのです。もう騙されているのが本人だけなのに!政治生命を掛けて取り組むと言っていたので「辞職」したくないのでしょう。馬鹿も往生際の悪さも県下№1の首長です。西村女史は桂仁会から訴えられるのも時間の問題、理事長も懸命に行方を追っているそうですが、逃げ足も一流ですから
日本の何処かでまた詐欺話を進めていると思います。恐ろしい女詐欺師です。全国の不交付団体の首長様、どうか湯沢町のように騙されないように注意して下さい。私は一日も早く上村町長が辞職することを切に望みます。どうか湯沢町の将来のため、一日も早く辞めて下さい。お願いします!

投稿: 良識ある町民ゆり | 2009年2月11日 (水) 19時33分

銚子市をはじめとして今や医療問題というものは自治体首長リコールの大きな動機の一つになっているようですが、現地町民の声としてはそのあたりの動きはどうなんでしょうかね?

投稿: 管理人nobu | 2009年2月13日 (金) 11時44分

町長はやっと重粒子施設誘致断念を決意したとのこと。新聞報道もありましたね。
昨年夏から(本人はその一年前から水面下で相手方と接触していたらしいですが)の騒ぎはいったい何だったのでしょうか?素性もわからない相手の、しかも全く具体性のない計画を妄信し、町民説明会、県知事への報告、その他多くの公の場で、まるで決定した計画であるがのごとく吹聴し、一人で舞い上がっていました。そう、一人で。
賢明な町民は「周りの職員は何をしていたんだ」と思われるでしょう。確かに、町長に対し「この話は危険なので、もう少し慎重に進めましょう」というアドバイスを言えなかったことは、我々職員の責任です。
しかし一方で、私も含め多く職員は就任以来3年間で「この町長には何を言ってもムダ」であることを、実際に経験し学んでしまいました。
まず、対外的な交渉能力はゼロというよりマイナス。大事な場面ではうつむいて何も言わないのですから。政策も何もなし。「一流の田舎町」という誰かの受け売りが政策の柱であるとしていますが、受け売りだけに具体的な中身は一切ありません。
今、町職員で「町長の言うことを信じてついていこう!」と思っている職員はほとんどいないと思います。それだけ、内部でも浮いた存在になっているのです。そう、まさに「裸の王様」です。
財政的に一刻の猶予もない湯沢町に「裸の王様」を座らせておくほどの余裕はありません。
今湯沢町に求められるのは、大統領並みの権限を持つ自治体首長を唯一正すことのできる議会が、その役目を果たすことです。それこそが、この町を救う唯一の手立てです。議会の良識ある判断と行動を強く期待します。


投稿: 湯沢町の一般町民より | 2009年2月22日 (日) 07時25分

地方自治体の首長は自治体内での権限は大きいかも知れませんが、逆に直接選挙やリコールと言った掣肘も受けていますから、総理大臣などと比べるとはるかに密接に民意と結びついているように思えます。
町長に限らず選挙というものを戦ってきた人間と言うものはああ見えて実にまめまめしく動いた結果今の席を得ているわけですから、それに対抗しようとする側も同じくらいまめまめしく動かなければならないということなのでしょうかね。

投稿: 管理人nobu | 2009年2月22日 (日) 17時52分

湯沢で育ったのでこの件が気になり今、ブログと今までのコメントを一気に読ませていただきました。
まず町長には申し訳ありませんが、お坊ちゃまではありませんでしたよ。どちらかといえば貧乏…なのでお母様が一生懸命馬鹿にされないよう働いていたようです。気の強いお母様だったと思うので小学校の参観日での発言はもしかしたら事実かもしれませんねf^_^;沢山苦労なされてきたはずなので世間知らずな方ではないかと思います(ただ、公務員から町長になり一期目なので政治家としてはこれからの方なのかもしれないけど…)。
前町長が作った町の多額の借金を地道に返しているそうですし、真面目な方だと思います(まぁそんな事はわざわざ記事にもならないでしょうが…。悪い事をする方ではないですよね)。
今回は残念な事になってしまいましたが、町長自身が詐欺的な事をした訳でもないしこの件が湯沢町の恥になるとは思いませんが…。
町長も一刻も早く湯沢町を良くしたいと焦ってしまったのかもしれませんね。
今は湯沢から遠く離れた地に住んでいますが、陰ながら町の発展を祈っています(年三回程観光に訪れています)。

投稿: 一市民 | 2009年5月 8日 (金) 21時01分

たぶんここを見ている人も町長が不真面目だとかいったつもりはないと思いますよ。
ただ何と言いますか、やるにしてももう少し時流に乗ればまだしも…という感じでしょうか。
罪なき町民の皆さんのご多幸をお祈りいたします。

投稿: 管理人nobu | 2009年5月 9日 (土) 18時41分

そうですね。
どこのトップも議員も私より遥かに年上の方々ばかりですから…。
二十代の一般人の私とは考えも全く違う。時流だってどの世代、どの立場の人、色々な目線がありますからそれをよむのは大変なことですね。
どんなに素晴らしいトップがいてもみんながみんな賛成する、なんてことはありえないですよね。

ただ、賛否両論あるなかで、醜い言葉で批判するのは人としてどうなのかな、と思いました。
一般人の独り言…失礼しました。

投稿: | 2009年5月 9日 (土) 22時13分

>ただ、賛否両論あるなかで、

町長以外に賛がいるんならそっちの方が驚くんですが。
てっきりよほど世間知らずか利権がらみで町長一人の独走なのかと。

投稿: | 2009年5月10日 (日) 17時53分

もう断念したんだからいいじゃん。

投稿: 横浜人 | 2009年5月10日 (日) 22時52分

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