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2008年8月24日 (日)

今日のぐり「佳水亭」

微妙に涼しくなってきました今日この頃、そろそろ秋の味覚も気になる季節です。
というわけで久しぶりのぐり研活動いってみましょう。

今日のぐり「佳水亭」

倉敷駅より少し西、旧二号線沿いにある和食料理屋。
隣接して洋食屋があって資本関係でもあるのでしょうか、どうも建物内部ではつながっている気配です。
休日のお昼時にしては閑散とした室内は結構広く、座敷を入れればかれこれ30人くらいは入れそうかというところ。
そのわりにカウンターの中に立っている板前さんは一人だけなのでちょっと心配になってきますが…
お隣と共通らしい奥の調理場にはもっとスタッフがいそうな気配なのですが、さすがにオペレーション的にきついのでしょうか。
酢の物だのならまだしも、刺身の小鉢がずらりとガラスケースの中に並んでいるのはちょっと萎える光景ではありますね。

昼のセットメニューはほとんどが\1000前後と安価で丼物などにも惹かれるのですが、とりあえず無難に一番上の松花堂を注文。
板さんの指示のもと、フロア係のおば…もとい、お姉さんがたも手伝ってあっと言う間に出来上がってきました。
しかしまあ、基本的にフロア係ってのはお金を始め「汚れ物」も触る部署ですので、手も洗わずに調理場に立つってのは、ねえ…
この辺りのノリは和食の店というより食堂って感じで、ちょっと店の作りと合わないと言いますか。

出てきたものを見てみればずいぶんと豪華で「これでこの値段ならお値打ちかも?!」と思わされるもの。
食べてみれば味自体は無難でべつだん悪いわけではないし、ファミレスで\1000出して犬の糞食ってるよりは百倍マシだとは思います。
料理に面白みはないけれど、松花堂というとそういうものと割り切れるわけです、が…
松皮につくってありますが、こりこりと歯触りはいいだけでさして旨味のあるわけでもない刺身とか。
ほんのり暖かではあるものの、その実は湿気を吸い始めてしんなりしてしまっている天ぷらとか。
一見ふんわり柔らかに見えて食べてみればすが入っている茶碗蒸しに、タコらしい味も食感も今ひとつという酢の物とか。
確かに値段を考えれば十分納得の味なのですが、なまじ見た目が値段を超えて見えるだけに「あれれ…」と感じてしまうのは残念でしたね。

これでちょいとボリュームアップして普通の皿に盛って出せば、田舎の温泉旅館あたりなら\2500くらいの値はついていると思います
こういうメニューの組み立てでこの値段でと考えていくと、自ずから素材にも限度というものがあるのは当然のことですし。
そうやってバリューフォーマネーの部分で一応納得は出来るんですけれど、やっぱり食べている側としては「それじゃ、わざわざこの店に来る意味って何?」とは思ってしまうわけですよ。

素朴な疑問としてこの店、儲かっているんでしょうか?
内容に比べると高くない値付けは良いとして、その割にはさほど良くなさそうな客の入り、人件費はまあ、節約している方かも知れませんが。
無難にまとめてはいるが特に特色もない料理といい、板さんが元々いたお店から馴染み客を引き連れてきたなんて事情でもないのなら、ちょっと大人気にはなりそうにない感じですよねえ。
特に安い店が並ぶこの界隈でのこういう店って見た目で敷居が高くなりがちですから、一度入った客は逃がさないってくらいの売りがないと厳しいのかな、と。

あるいはお隣の洋食屋とセットで経営を考えているということなんでしょうか?う~む…今度はお隣にもいってみましょうかねえ。

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