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2008年7月29日 (火)

ホワイトナイト2公開 ~ 商業的宇宙旅行への扉

初の商業的宇宙飛行を目指すヴァージンギャラクティック社のシャトル運搬母船「ホワイトナイト2」が公開されました。
当初は今年末にも商業運用開始と言われていたように思いますが、多少遅れ気味なのでしょうか?
まずは記事を紹介します。

 【ロサンゼルス=松尾理也】宇宙への観光旅行の実現を目指して機体の開発を進めているヴァージン・ギャラクティック社は28日、米カリフォルニア州のモハベ砂漠内にある開発施設で、宇宙旅行用のシャトルを上空まで運ぶ運搬機を公開した。

 運搬機は「ホワイトナイト2」と名付けられ、世界初の炭素素材100%の航空機となる。宇宙旅行の際の“母船”として、乗員・乗客が搭乗したシャトルを高度15キロまで運び上げ、そこから宇宙空間に向けて発射する役目を担う。

 同社創業者で、英実業家のリチャード・ブランソン氏は「史上最も美しく、重要な航空機のひとつ」と、公開された機体を自賛した。

 同社はすでに1人あたり20万ドル(約2100万円)の宇宙旅行チケットの販売を始めており、今後2年以内の初飛行実現を目指している。

画像的にはこちらの計画イラストの方が判りやすいでしょうか。
やはり民間船らしく窓が多いのが目につきますね。

打ち上げ母船「ホワイトナイト2」
宇宙船「スペースシップ2」

もともとこの「スペースシップ2」は例のアンサリX賞を獲得したことで有名になったスケールドコンポジット社の機体「スペースシップ1」が母体になっています。
アンサリX賞とは自らも宇宙旅行経験者である実業家アニューシャ・アンサリがスポンサーとなり、ハインライン賞受賞者ピーター・H・ディアマンディス博士が創始者となって96年に設立されたもの。

「 パイロット1名と乗客2名(または、それに相当する重り)を乗せ、
  2週間以内に2回、高度100kmに到達すること 」

はじめてこの条件を達成した者に賞金$1000万が与えられるというわけで、世界各国のチームが先陣争いを繰り広げました。
「国家が関与しない民間初の有人宇宙船」という名誉を獲得したのが前述の「スペースシップ1」で、2004年6月21日のこと。
同船はさらに9月29日、10月4日と連続して宇宙飛行に成功し、見事アンサリX賞を獲得したのでした。
技術的目処がついたということで早速にと英国ヴァージングループがこの技術を買い取り、いよいよ本格的な商業的民間宇宙旅行の実用化が間近になったというわけです。
既に初回分の乗客募集も終わっているらしいですが、これだけを見ていると何かどこかのツアー募集かとも思いそうな感じです。

宇宙旅行概要
宇宙旅行計画についての発表

過去に億万長者がロシアの宇宙船に乗ったとかいったことが話題になったことがありますが、あの時は億単位の金を出したと聞きます。
それに比べるとこの計画はかなり庶民的で、初回でこれならばいずれはもっとお手頃になるかと期待もふくらむところですね。
さて、どのあたりでブームになるか、値段が1/10くらいになればずいぶんと顧客層も広がるんじゃないかと思うのですが。
近ごろはクルーズも人気と言いますから、案外取り上げ方によっては早く大衆化するかも知れません。

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