2019年3月24日 (日)

今日のぐり:「梅鈴(ばいれい)」

合格発表を巡って悲喜交々のドラマが繰り広げられたことでしょうが、先日話題になっていたのがこちらのつぶやきです。 リア充の補集合 ‏ @complement_real 受験番号をあらかじめ素数だけにしておけば、合否発表は1つの巨大な合成数を掲示するだけで済む。 19:12 - 2019年3月8日 何が何だかちょっとよく判らないと言う方はこちらの解説を参照頂ければと思いますが、まあ受検者が多くなると大変だろうなとは思いますね。 ともあれ本日は言われてみればなるほどなのかも知れませんが、ちょっと見には何を言っているのか判らないと言うニュースを取り上げてみましょう。 結婚したままの戸籍変更を求める申し立て(2019年2月9日読売テレビ) 性同一性障害でその後、性別適合手術を受けた経営者が、妻と結婚したまま戸籍を女性へと変更するよう求める申し立てを京都家庭裁判所に行った。 京都市の50代の経営者は性同一性障害で、24年前、女性と結婚し、その後、性別適合手術を受けたため、事実上、女性同士が結婚している形。 経営者は戸籍を女性に変更するよう求めているが法律では結婚していないことが要件になっているため離婚を強いられるとしている。 経営者は『なぜ女性として安心できる幸せな生活と、家族との安定した幸せな生活の二者択一を迫られるのか?』とコメント。結婚したままでの戸籍の変更を求める申し立ては全国で初めて。 判ってみれば社会的地位保全目的かと理解は出来る話なのですが、将来的にはこうした面倒な話がなくても済むようになっていくのでしょうか。 一昔前なら長髪を校則違反と言われ学校で髪を切られた人も珍しくなかったのでしょうが、こちら今の時代はこうなのかと思わされるニュースです。 髪切られ不登校 市教委が謝罪(2019年2月26日NHK) 山梨市教育委員会は3年前、市内の中学校で女子生徒が教諭に髪を切られたことが原因で不登校になったとする第三者委員会の調査結果を発表し謝罪しました。 これは26日山梨市教育委員会が会見を開いて明らかにしました。 教育委員会が第三者委員会から報告を受けた調査結果によりますと、平成28年6月、市内の中学校に通っていた女子生徒が自宅で髪を母親に切ってもらったあと、学校で整えてもらうように言われこれを受けて教諭が髪を切りそろえたところ、女子生徒は下校中に友人か...

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2019年3月18日 (月)

医師の労働時間の定義、近く厚労省から示される予定ですが

医師の働き方改革において当面目指すべき水準がほぼ確定してきた様子ですが、その中で少しばかり気になる部分もあるようです。 医師の当直、どこまで労働時間 厚労省、基準を明確化へ(2019年3月10日朝日新聞)  勤務医の残業規制の枠組みを年度末までにまとめるのを控え、厚生労働省は労働時間を適正に把握できるよう、当直や学習・技術習得のための研鑽(けんさん)について、どこまでが労働時間かを明確にする方針を決めた。ずさんな勤務管理状況を改善し、違法残業の減少をはかる。4月にも通知を出し、抜本的に見直す。  医療機関を含め、企業は労働時間の客観的な把握が求められ、4月から法律で義務化される。だが、勤務医の当直や研鑽は、どこまで労働に当たるか不透明な部分もあった。 入院患者対応のため、病院は夜間や休日に医師の当直が義務づけられている。待機時間も原則、労働時間となり、残業が大幅に増えて割増賃金も生じる。だが軽い業務しかなく一定の基準を満たせば、国の許可を受けて、待機時間を労働時間から外すことができる。 今の許可基準は70年前のもので、軽い業務の例には、定時巡回や少数の患者の脈や体温の測定しかあげられていない。基準を満たすことが、ほぼありえない状況だった。 現状は、多くの病院で当直医が外来患者も診ている。患者が多いのに許可を受けていたり、許可を受けずに労働時間から外したりする病院もあった。厚労省は基準を見直し、少数の入院患者の診察や、想定されていない外来の軽症患者を診ることを軽い業務に含める。対象を明確にして不適切な運用をなくす狙いだ。当然ながら時間外労働の上限を決めるためには、そもそもどこまでを労働時間とするかと言う定義づけが避けて通れませんが、この点で長年慣習的に行われてきた宿直・当直業務は非常にグレーな部分です。時間外労働にカウントされない当直とはほとんど実労働を行っていない、いわゆる寝当直に限られるはずですが、現実的には基幹病院では単なる夜間・時間外診療を当直医がこなしている場合がほとんどでしょう。今まで適切に時間外労働を管理してこなかった施設において、これらを正しく労働時間に加算すれば一気に時間外労働が増加する可能性があり、求められる水準まで労働時間の適正化が図れるのかどうかです。この点で厚労省が近く労働時間の定義を改めて示す方針であるとのことですが、この点について最近...

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2019年3月17日 (日)

今日のぐり:「おへそ」

先日世界中の動物学者や動物愛護家を悲しませただろう、こんな残念なニュースが流れていました。 世界に残り20頭? 希少イルカ、また漁網に掛かり死ぬ メキシコ沖(2019年3月15日AFP)【3月15日 AFP】メキシコ北部カリフォルニア湾(Gulf of California)で、生息数が約20頭にまで減っているとされる絶滅危惧種のコガシラネズミイルカ1頭が、漁網に掛かって死んでいるのが発見された。海洋環境保護団体「シー・シェパード(Sea Shepherd)」が14日、明らかにした。 同団体の監視船2隻が12日、海洋保護区の刺し網に、腐敗が進んだコガシラネズミイルカの死骸が掛かっているのを発見した。   環境活動家らによると、ネズミイルカ科の中でも世界最小のコガシラネズミイルカは、同じくらいの大きさでやはり絶滅が危惧されているトトアバという魚の漁に使われる刺し網に掛かり、絶滅寸前に追い込まれているという。(略)  メキシコ政府は2017年、訓練されたイルカを使って生存するすべてのコガシラネズミイルカを海洋保護区に移す計画を開始したが、最初に保護したうちの1頭が死んでしまったことを受けて、中止を余儀なくされた。しかしこの状況で一頭が死んでしまうことは種の存続も左右しかねませんが、何とか生き残ってもらいたいものですね。本日は危機的状況にあるコガシラネズミイルカの無事を願って、世界中から動物に絡んでこれはヤバいというニュースを取り上げてみましょう。 雪に埋まり氷漬けの猫、間一髪で救助され「解凍」 米(2019年3月8日CNN)(CNN) 厳しい寒波に見舞われた米モンタナ州でこのほど、猫が雪だまりの中に埋まり、半ば氷漬けになったところを飼い主に発見されて九死に一生を得る出来事があった。動物病院に運ばれ、体を温めてもらうと、文字通り「解凍」されて元気を取り戻した。 モンタナ州カリスペルに住む女性は先月31日、飼っているメス猫のフラッフィーが家の近くで雪に埋もれているのを発見。急いで地元の動物病院に連れて行った。フラッフィーの体は長い毛に付着した雪玉で覆われ、呼び掛けても反応がなかった。病院の責任者はCNNの取材に対し「ほとんど氷漬けだった」と当時の様子を語った。 この日のモンタナ州北部は雪が多く降り、気温は氷点下。病院の医師によると運び込まれたときのフラッフィーの体...

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2019年3月14日 (木)

この場合のタメ口は是か非か

まあごもっともと言うしかない話なのですが、先日こんな記事が出ていました。 「タメ口での接客」ありえるの? こんな時に「イラつき度マックス」(2019年3月7日J-CASTニュース)    「タメ口での接客が嫌いです。ご本人は親しみを込めてあえてやってるんでしょうけど、一気に心の距離が離れまくります」2019年3月6日、女性向けウェブ掲示板「ガールズちゃんねる」にこんな声が投稿された。トピックを立てたユーザーの周りには「嫌だ」という人間の方が圧倒的に多いそうだが、「世間ではタメ口の接客、需要あるんでしょうか」と疑問を呈している。寄せられた書き込みを確認した限り、「タメ口は嫌」という意見が多数派のようだ。「ありえない」、「何様だよって思う」、「嫌なので、タメ口でこられたら逆に丁寧すぎるくらいの口調で返します」と厳しい声が相次いでいる。 一方、「嫌ではない」派には、    「私はあんま気にならない。敬語で無愛想な方が不快」    「個人的には言葉より仕事の丁寧さを見る。タメ口は大して気にならない」と、言葉遣い以外のところを重視している人もいた。 また、接客を受ける場所や、購入した物の価格、接客をする店員の年齢などの「条件」によって印象が変わるという人も多い。    「商店街のおばちゃんなら仕方がないと思う。デパートでやられるとちょっと嫌」    「自分よりあきらかに年上からの接客タメ口なら大丈夫かも。年下なら、ムカつくかな」(略)過去に接客業に従事していた20代男性は「嫌ですね」ときっぱり。かつて接客をしていた時は、相手に不快な思いをさせないように気を付けていたといい、「接客をする店員が何歳か、どんな場所かという条件に限らず、嫌だと思う」と話した。「ガールズちゃんねる」の書き込みにも見られた「条件による」という声もあった。30代男性は「自分の趣味で利用した店でタメ口を使われるのは構わないが、ホテルなど『アテンドすること』を仕事としている場所では抵抗がある」という。記事にもあるようにいつでもどこででも不可と言う方もいれば、おおむね気にならないと言う方もいくらかはいらっしゃるようですが、大多数の意見としては時と場所により不快感を感じると言ったところのようです。さすがにきち...

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2019年3月11日 (月)

透析中止問題、取り上げられるのは批判の声ばかりですが

先日以来話題になっているのがこちらの一件ですが、まずは各社の報道から紹介してみましょう。透析患者に医師が治療中止提案か 患者死亡(2019年3月7日産経新聞) 「公立福生(ふっさ)病院」(東京都福生市)で昨年8月、担当医が腎臓病患者の女性に人工透析治療中止の選択肢を示し、中止を選んだ女性が約1週間後に死亡していたことが7日、関係者への取材で分かった。都は医療法に基づく立ち入り検査を実施し、事実関係の確認を進めている。  関係者によると、死亡した女性は昨年8月上旬に同病院を訪れた際、担当医から、透析治療のほかに透析中止の選択肢もあることを死亡リスクを伝えられた上で示されたという。女性はこの際、透析中止を選択。その後、女性は透析再開を願い出たが、同月中旬に死亡したという。  日本透析医学会は平成26年、透析実施自体が患者の生命に危険を及ぼす場合やがんなどで全身の状態が悪いなど、患者の状態が極めて不良な時などに限って治療中止を容認するガイドラインを作成している。ガイドラインでは患者本人や家族への十分な情報提供や、適切な意思決定プロセスの実施を求めている。 また、終末期医療をめぐっては、19年に厚労省が「医療従事者から適切な説明がされ、患者が医療従事者と話し合いを行った上で、患者本人による決定を基本とすること」とする初めての指針を公表。指針の目的を「終末期の患者が、尊厳ある死に至るプロセスを選択すること」としている。30年の指針改定では、「患者本人の意思が変化する可能性がある」として、繰り返し話し合うことが重要と強調している。(略)東京・公立福生病院:医師、「死」の選択肢提示 透析中止、患者死亡(2019年3月7日毎日新聞) 東京都福生市と羽村市、瑞穂町で構成される福生病院組合が運営する「公立福生病院」(松山健院長)で昨年8月、外科医(50)が都内の腎臓病患者の女性(当時44歳)に対して人工透析治療をやめる選択肢を示し、透析治療中止を選んだ女性が1週間後に死亡した。毎日新聞の取材で判明した。病院によると、他に30代と55歳の男性患者が治療を中止し、男性(55)の死亡が確認された。患者の状態が極めて不良の時などに限って治療中止を容認する日本透析医学会のガイドラインから逸脱し、病院を監督する都は6日、医療法に基づき立ち入り検査した。(略) 外科医は「正気な時の(治療中止とい...

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2019年3月 9日 (土)

今日のぐり:「黒船亭」

世界中で多くの人が驚いたのが、先日報じられたこちらのニュースです。 なぜかアマゾンのジャングルから巨大なクジラが発見され話題に(2019年2月26日GIGAZINE)アマゾンの生い茂るマングローブの間からザトウクジラが発見されるという極めて異例の事態が報告されています。ジャングルの中でクジラが死んでいるだけでも奇妙ですが、本来であれば2月のザトウクジラは南極に移動しているはずとのことで、自然保護団体がなぜクジラがジャングルにいたのか、原因を究明中です。(略)ブラジルの海洋生物学者たちによると、アマゾン川河口にあるマラジョ島で発見されたのはザトウクジラの子どもであるとのこと。ザトウクジラはブラジル沖の大西洋に生息していますが、2月頃はその多くがエサを求めて南極近くにまで移動します。今回のザトウクジラが発見された場所は本来ザトウクジラが移動するはずの場所から4000マイル(約6400km)ほど離れており、科学者たちを困惑させています。 ザトウクジラは26フィート(約8m)ほどで少なくとも1歳には達しているとのこと。クジラが発見された河口は陸地から流れ出る淡水と海水が混合する場所であり、潮によってクジラがマングローブの中に押し流されたのだと自然保護団体Bicho D’Águaの代表であるRenata Emin氏はみています。「分からないのは、2月のこの時期にクジラがブラジルの北沿岸で何をしていたのか?ということです。これは普通ではありえません」とEmin氏はコメント。クジラは大人のザトウクジラの半分ほどの大きさであり、母親とはぐれた後に死んでしまったのではないかと研究者は考えています。研究者たちは潮が引いている間にクジラの調査を行い、生死を確認してサンプルを持ち帰ったとのこと。今後、体にあるサインから、クジラが網にかかったのかボートに衝突したのかといった死因が特定される見込みです。その何とも不可思議な光景は元記事の画像を参照いただきたいのですが、何かしら自然の脅威を感じさせる光景ではありますね。本日は世界各地から、生き物の不思議さを伝える最近のニュースの数々を取り上げてみましょう。 水道の栓ひねる「天才」カラス 飲む浴びる、調節も自在(2019年3月2日朝日新聞) 水を飲むときは水飲み場の栓をくちばしで軽くつつき、水浴びでは勢いよくひねるなど用途に応じて水飲み場の水...

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2019年3月 6日 (水)

竹田医師会病院元院長が同医師会から訴えられた意外な訴訟

医療絡みの訴訟沙汰と言えば通常患者側と医療側の争いを思い浮かべるものですが、先日大変に興味深い訴訟のニュースが出ていました。 竹田市医師会 「診療録不備で報酬返還」 解雇元院長を提訴(2019年3月4日大分合同新聞) 竹田医師会病院を運営する竹田市医師会が、2017年に懲戒解雇した元院長の男性(43)に計約1710万円の損害賠償を求める訴訟を大分地裁竹田支部に起こしたことが1日、関係者への取材で分かった。元院長が受け持った患者の診療録に記載の不備などがあり、保険の診療報酬を関係機関に返還する必要が生じたためだという。  医師会側の書面によると、法令で医師が記録することになっている診療録の診断名を看護師が記載したり、病状などの内容も不十分だったりした。医師会が外部業者に調査を依頼。約1290万円分の返還を九州厚生局大分事務所に申し出た。調査費用を含め賠償すべきだと主張している。 同事務所によると、架空請求に当たるものはないと医師会から説明があったという。実際の返還は数カ月後になる見通し。 元院長は取材に対し「きちんと反論していきたい」と答えた。  懲戒解雇を巡っては、元院長が医師会の対応は不当だとして17年12月に提訴し、大分地裁で係争中。ちなみに元院長についてはスタッフへのパワハラなどを理由に懲戒解雇されたそうですが、元院長の解雇直後からほぼ100%であった救急受け入れ率が一気に低下し地元で問題になっているそうです。しかし診療報酬返還が命じられることなど日常的な話で、通常それに対して再審査請求するなり返還するなり対処すればいいところ、自主的に調査し自主的に返還した上で、元院長に請求するのも奇異な話です。今回コメント欄にぬこの文字が殺到したかどうかは判らないのですが、竹田市と言えばつい先日も市内唯一の小児医療機関である市立こども診療所の所長が、市当局への不信感を訴え辞意を表明したばかりです。市内から小児科医が不在となる事態だけに地元では大騒ぎだそうですが、これも市当局と所長である小児科医とのコミュニケーション不足がうかがえる話で、今回の訴訟にも相通じる空気を感じないでもありません。 そもそも診療録記録がどこまで求められるのかですが、医師法第二十四条には「医師は、診療をしたときは、遅滞なく診療に関する事項を診療録に記載しなければならない」と、ごくざっくりした定め...

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2019年3月 4日 (月)

厚労省の医師偏在是正の叩き台、特に反対もなく了承される

医師の働き方改革とも関連して是正が急がれる医師偏在対策ですが、先日厚労省よりその議論の叩き台が提示されたと報じられています。 47都道府県別の「診療科別、2036年の必要医師数」暫定版公表(2019年2月25日医療維新) 厚生労働省は2月22日の医道審議会医師分科会医師専門研修部会(部会長:遠藤久夫・国立社会保障・人口問題研究所所長)で、47都道府県別の「診療科ごとの将来必要な医師数の見通し(たたき台)」を公表した。18の基本領域別の医師数の2036年までの将来推計で、全国推計は2月18日の医師需給分科会で公表されていた(『内科、外科など10科は必要数増、精神科など8科は減』を参照)。 厚労省は「今後、専門医制度を通じて専攻医の診療科偏在や地域偏在を是正するために、都道府県別診療科別の必要医師数の活用を具体的に検討してはどうか」と提案、委員からは異論は出なかった(資料は、厚労省のホームページ)。  日本病院会常任理事の牧野憲一氏は、専攻医の募集人数(定員数)は、研修を希望する医師数の約2倍になることから、「好きな領域に行けるので、不足する領域の医師はいつまで経っても不足する。不足する領域で医師を確保できる募集の仕方を今後、考えるべきではないか」と提案した。(略)2036年度に47都道府県で「必要医師数」確保へ(2019年2月27日医療維新) 厚生労働省の「医療従事者の需給に関する検討会」の第29回医師需給分科会(座長:片峰茂・長崎大学前学長)が2月27日に開催され、二次、三次医療圏の医師偏在指標や医師確保計画の方針などを盛り込んだ「第4次中間取りまとめ(案)」を、修文を座長一任の上、了承した(資料は、厚労省のホームページ)。(略) 「第4次中間取りまとめ(案)」はおおむね了承、幾つか修正、追加意見などが出た。 医師確保対策の一つとして新設されるのが、医師少数区域等における勤務経験を厚生労働大臣が認定する仕組み。地域医療支援病院のうち医師派遣・環境整備機能を有する病院の管理者要件とすることが、認定のインセンティブの一つ。慶應義塾大学商学部教授の権丈善一氏は、「対象病院の範囲を拡大していくことが重要」と述べ、地域医療支援病院等以外でも、病院側が自発的に認定医師を管理者要件にできるような表現にするよう求めた。 過去の議論で、大学関係者の要件にも加えるべきだとの意見が出...

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2019年3月 3日 (日)

今日のぐり:「海鮮問屋 丸長 田辺店」

カルガモと言えば家族揃っての引っ越し光景でおなじみですが、先日全国に衝撃を与えたニュースがこちらです。 「日本食合わず…」公園のカルガモ捕獲 ベトナム人 書類送検(2019年3月1日NHK)東京・江戸川区の公園でかわいらしい姿を見せていたカルガモが、近くに住むベトナム人に捕まえられてしまいました。ベトナム人は「日本の食事が口に合わずカモを使ってベトナム料理を作るつもりだった」と話していて、警視庁は鳥獣保護法違反の疑いで書類送検しました。 書類送検されたのは、東京・江戸川区に住むベトナム人の男性技能実習生(32)です。警視庁によりますと去年8月の深夜、江戸川区の公園や河川敷で野生のカルガモ2羽を手で捕まえたとして鳥獣保護法違反の疑いが持たれています。捕まえたカルガモを自転車の前かごに入れて自宅に帰る途中に、警察官が職務質問をして発覚したということです。 技能実習生は、おととし来日しまじめに働きながら技術を学んでいたということで、事情聴取に対して「日本食が口に合わなかった。カモを使ったベトナム料理のおかゆを作って食べるつもりだった」と話しているということです。カルガモは捕まえられたあと死んでしまったということで、近所の人は「かわいらしい姿を見せていたのに信じられません」と話していました。(略)周囲の住民も驚くやら残念がるやらですが、何しろカモだけに確かに食えばうまいものではあるのでしょうね。本日は不幸なカルチャーギャップの結果思わぬ罪を犯してしまった技能実習生に哀悼の意を表して、世界中からそれぞれの土地柄を示すニュースを紹介してみましょう。女装の男たち、町内走り回る…東京で伝統の祭り(2019年2月26日読売新聞) 女装した男性たちが町内を走り回って無病息災を祈る伝統の祭り「雷の大般若」が24日、東京都江戸川区東葛西の雷町会で行われた。  区などによると、祭りは江戸時代末期にコレラが蔓延した際、町内の寺「真蔵院」の和尚が、仏教の経典「大般若経」を背負って家々を回ったことが始まりとされる。その後、結核にかかった妹のために兄が妹の長じゅばんを着て、化粧をして厄払いをしたという伝説と合わさり、現在の形になった。昭和に入って祭りは途絶えたが、地元有志が1975年に復活させた。  この日は口紅やおしろいを塗った地元の男衆46人が参加。大般若経の入った約50キロの箱6個を...

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2019年3月 1日 (金)

医師の働き方改革は「根拠なく乱暴」なのか

未だ議論が続いている医師の働き方改革について、医療訴訟の経験も豊富な奈良地裁所長の大島 眞一氏が司法側の視点からこんな記事を書いていました。裁判官の立場から見た「時間外労働の上限」問題(2019年2月26日日経メディカル)(略) かつて労働災害事件を裁判所で数年間担当していたことがあり、過労死等はかなりの件数を経験しました。過労死等の判断基準に関しては、厚労省労働基準局長通達「脳血管疾患及び虚血性心疾患等の認定基準について」があります。これは行政の解釈基準であり、裁判所を拘束するものではありませんが、一般的に認められている知見に基づいて定められたものであり、裁判実務においても、それに依拠して判断するのが一般的です。 この認定基準によると、「発症前1か月間におおむね100時間又は発症前2か月間ないし6か月間にわたって、1か月当たりおおむね80時間を超える時間外労働が認められる場合は、業務と発症との関連性が強いと評価できる」とされており、裁判所では具体的事件について、時間外労働の時間数を基礎とし、不規則な勤務、出張の多い勤務等の他の要素も考慮した上で、過労死等に当たるかを判断しています。 1カ月の所定労働時間は170~180時間が一般的であり(1日所定労働時間8時間に月間の労働日数を乗じたもの)、175時間と考えると、年間2100時間です。今回提案された規制の上限まで仕事をしたとすると、これに1860時間が加わることになります。1860時間というのは、月間に換算すると155時間であり、特例とはいえ、あまりにも多過ぎます。  仮に、この上限に近い働き方をしている医師が死亡し、過労死等を巡って訴訟になった場合、裁判所において、過労死等であるとの認定を受けることはまず間違いないと思われます。特例措置として「1860時間」という上限が設けられたとしても、そのこと自体は裁判上の判断に影響することはないと考えています。これまで、大半の裁判が「認定基準」に則して過労死か否かを判断してきたところ、認定基準が変わっていないのに判断を変えることは考えがたいからです。(略) 暫定的な基準が設けられたのは、現状では、医師がそれだけ働かなければ現場が回っていかないということなのでしょう。医療の難しさは、医療の対象が疾患を持った患者であり、患者の生命、身体の安全が医師にかかっている点にあります。...

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«医師の働き方改革検討会、副座長の渋谷氏が辞意を表明