2017年5月22日 (月)

若い医師ほど腕が良い?

先日報じられて話題になっていたのがこちらのニュースですが、皆さんはどう感じられたでしょうか。 かかるなら若手医師に? 患者死亡率、高齢医より低く(2017年5月19日朝日新聞)  若い医師が担当した患者の方が高齢の医師が担当した患者より死亡率が低いことが、米ハーバード公衆衛生大学院の津川友介研究員らの研究で明らかになった。「英国医師会雑誌」(BMJ)に17日、論文が掲載された。  研究チームは、2011~14年に内科系の病気で入院した米国の65歳以上の患者約73万人の予後を、担当医の年齢で比べた。患者の容体の深刻度で担当医の年齢が偏る可能性があるので、シフト勤務中に緊急入院してきた患者を区別なく診ている「ホスピタリスト」と呼ばれる内科医約1万9千人を調べた。  その結果、患者が入院して30日以内の死亡率は、40歳未満の医師が担当した場合は10・8%、40代は11・1%、50代は11・3%、60代以上の医師の担当患者は12・1%と、年齢が若いほど低かった。ただし、多くの入院患者をみている医師では、死亡率にほとんど差が出なかった。  過去の研究で、高齢医師は若い医師と比べて最新の医学的知識が少なく、治療指針に沿った治療をしない傾向があるとされてきた。だが、実際に年齢別で治療結果に差が出るかはわかっていなかった。  津川さんは「研究結果では、60歳以上の医師が診た患者を40歳未満の医師が診ていたら、患者77人ごとに死亡者を1人減らせる計算になる。年齢が上の医師の方が経験豊富だから腕がいいだろうという先入観は、必ずしも当たっていないと言える」としている。 若い医師と言われて何歳くらいをイメージするかと言うのも人それぞれだと思いますが、ひとまずは医師の年齢が進むほど治療成績は悪くなっているように見えると言う、なかなか興味深い結果であるのは間違いないところですよね。 ちょうど先日は食道癌手術の領域で、51歳以下の医師の方が52歳以上の医師に比べて術後の予後が良かったと言うもう一つの論文も出ていたのですが、特に食道癌などは若手医師がおいそれと執刀できる領域ではないだけに、世間的にはベテランと呼ばれるような高齢医師が中心になっているはずです。 年齢と共に手に入れるものもあれば失うものもあるはずで、そのバランスも疾患や治療法によって違ってくるのでしょうが、この辺り各種疾患毎の医師の年...

» 続きを読む

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2017年5月21日 (日)

今日のぐり:「手打ちうどん たぐち」

先日は眞子様のご婚約報道が出たところですが、それについてこんないつもながらの光景も見られたようです。 眞子さま婚約でもぶれないテレビ東京を中国ネットも絶賛(2017年5月18日レコードチャイナ) 2017年5月18日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、眞子さま婚約に関するニュースが日本のテレビで一斉に報道された中、テレビ東京はぶれなかったと伝える投稿があった。 投稿者は、秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さまが大学時代の同級生の小室圭さんと婚約されることになったと紹介。お相手の横浜出身「海の王子」が注目の的となったが、テレビ東京だけが異彩を放っていたと伝えた。 そして、NHK、民法各局が「小室圭さん会見」を放送している同じ時間に、テレビ東京では「薬丸キッチン 冷製そら豆のスープ」を放送していたと写真入りで紹介した。 これに対し、中国のネットユーザーからは「テレビ東京はどれだけグルメ番組が好きなんだ?」「テレビ東京がニュースを流したらそれは本当の大事件」「日本人自身が、テレビ東京がアニメや美食番組を放送しているうちは、まだ事態はそれほど深刻ではないといっているくらいだからな」などのコメントが寄せられた。 また、「もはやテレビ東京は神的存在」「テレビ東京こそ勝ち組」「やはりテレビ東京はこうでなくては。もし突然緊急ニュースを放送するなら、それはゾンビが大量発生したとかだな」などのコメントもあり、テレビ東京のぶれない姿勢を中国のネットユーザーも評価しているようだ。(翻訳・編集/山中) 遠く中国にもその名が知られているテレビ東京のぶれなさ具合を我々は誇りに思うべきか微妙なところですが、やはりテレ東はこうでなければと言う声が多いのも事実ですよね。 本日は常にぶれずに報道を続けるテレ東に敬意を表して、世界中からマイペースに我が道を逝く方々のニュースを紹介してみましょう。 AbemaTVが「鉄チャンネル」を新設 鉄道や工場など“鉄”に関連するコアな番組を放送(2018年5月8日ねとらば)  麻雀や釣り等さまざまなジャンルに特化した専門チャンネルを持つAbemaTVは、新たに鉄道や工場など“鉄”に関連する番組を放送する「鉄チャンネル」を、5月15日から開設することを発表しました。  同チャンネルでは、鉄道・列車にまつわる映像作品をはじめ、工場地帯の夜景や旧車・名車の映像、さらには軍事演習...

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年5月19日 (金)

意外と安泰だった日本の病院

先日以来OSのセキュリティホールを狙ったサイバー攻撃が世界的に大問題になっていますが、見ていますとなかなか興味深い現象も起きているようです。 英病院にサイバー攻撃 病院業務に支障(2017nenn5月13日産経新聞)  【ロンドン=岡部伸】英BBC放送によると、ロンドンを含む英イングランド各地の国営病院で12日、国営医療制度、国民保健サービス(NHS)関連施設のITシステムに大規模なサイバー攻撃があり、多数の病院でコンピューターが使えなくなるなど障害が発生した。  診察の予約をキャンセルしたり、手書きで事務手続きを行ったり、救急患者を別の病院に搬送したりするなど病院業務に支障が生じた。患者の情報が盗まれた形跡はなかった。  攻撃は、コンピューターをロックし、解除する代わりに金を要求する「ランサムウエア」(身代金要求型ウイルス)とみられる。何者による犯行かは明らかではない。ビットコイン(仮想通貨)で金銭を要求するメッセージも出ていた。  BBC放送によると、NHSネットワークとつながる中部ヨーク、ブラックプールなどの16病院が被害を受けたが、ウェールズやスコットランドなどの病院に影響は出ていない。 「PC全滅、何もできない」英医療機関が大混乱(2017年05月13日読売新聞)  【ロンドン=角谷志保美、ベルリン=井口馨】12日に起きた「ランサム(身代金)ウェア」によるサイバー攻撃で、被害は全世界に拡大した。  最も深刻な被害を受けた英国の医療機関は大混乱。病院などのコンピューターが次々と使えなくなった。医療現場の様子はツイッターなどで生々しく伝えられた。専門家は「過去最大規模のサイバー攻撃だ」と警戒を呼びかけている。  「事務室のパソコンが、一台また一台と全てダウンした」「パソコンが全く応答せず、何もできない。患者が気の毒だ」「処方箋が出せない!」。12日午後1時半(日本時間同日午後9時半)ごろから、英国の病院や診療所、医療関係事務所などで、パソコンが次々とウイルスに感染。現場の医師や医療スタッフがツイッターで現場の混乱を発信した。 茨城・日立の日立総合病院でメール不具合(2017nenn5月15日産経新聞)  世界各地で大規模なサイバー攻撃の被害が報告される中、社内システムが攻撃を受けた大手電機メーカーの日立製作所が運営する「日立総合病院」(日立市城南町)でも、メー...

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年5月17日 (水)

100%病気を治せるわけではないのは当然として

今どきそのレベルの認識はいささかどうよ?と、先日ちょっとした話題になっていたのがこちらのニュースです。 くわばたりえが猛批判した医師の発言「100%病気を治せるわけではない」(2017年5月9日トピックニュース) 8日放送の「好きか嫌いか言う時間」(TBS系)で、お笑いコンビ・クワバタオハラのくわばたりえが、医師の「病院は100%治せるわけではない」という発言を、猛烈に批判した。 番組では、客からのクレームに翻弄される病院関係者がスタジオで激論を交わした。その中で「(病気が)治らないなら治療費を返せ」といった、患者からのクレームが紹介される。 これに、スタジオゲストで医師の大竹真一郎氏は、医師と患者の契約は「必ず(病気を)良くするものではない」とし「最善を尽くして診療に当たる」というのが契約だと、お互いの立場を明確にした。 この発言を受け、くわばたは、病院は100%病気を治せるわけではないといった大竹氏の言葉に噛み付いたのだ。くわばたは「それを病院が言ったらアカンちゃうの?って思うんですけどね」と非難を込めて怒りを露わにした。 しかし、大竹氏は「違います。人間の体の病気っていうのは、絶対に誰でも治せるものではない」「そんな傲慢な(ことを言う)医者の方がダメです」と反論してみせる。 坂上忍やほかの出演者が大竹氏の主張に与すると、くわばたは負けじと「ないかもしれへんけど!」と語気を強めて「『一生懸命頑張ります』みたいな(ことを医者が言ってもいい)」と、患者は専門家の診断をしっかりと仰ぎたいのだと訴えていた。 なお、大竹氏は「100%尽くします」は約束できるが「100%治します」と、結果を問われるのは無理だと補足説明している。 考え方は人それぞれではありますし、各人の言うこともそれなりにもっともではあると思うのですが、基本的に今の時代何の商売であれ絶対だとか100%だとか言い切ってしまうと、万一にもそうでなかった場合責任問題になりかねないと言う現実はありますから、むしろ事実そうであるなら決して100%ではあり得ないと言うことは言わなければならないと言うのが正しいのでしょう。 特に医療の世界ですと人の命がかかっているだけに、安易に気持ちだけで安請け合いをしてしまうと後で大変なことになってしまいますし、JBM(判例に基づいた医療)的にも100%云々などと現実的にあり得ない口約...

» 続きを読む

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2017年5月15日 (月)

労基法無視の状態が続く医療の世界に外圧が介入

医師の労働環境のあり方がようやく労基法違反状態であると認められた中で、一部の方々が必至に労基法違反状態を維持しようと画策していらっしゃるようですが、最近は何やら風向きが変わってきたのだそうです。 《動き出す労基署》聖路加病院に労基署、土曜外来を全科廃止へ(2017年5月10日日経メディカル)  労働基準監督署による立ち入り調査が行われ、改善策の実施を迫られる医療機関もある。「今の政権になってから、業種を問わず、労基署の立ち入り調査が増えた」と社会保険労務士法人名南経営の服部英治氏は指摘する。労基署がチェックするのは主に長時間労働の実態で、「昔は労基署に医師の仕事は完全に『聖域』という考え方があったが、今はそうではなくなっている」とも言う(元労働基準監督官へのインタビューは別掲記事参照)。  実際、ここ数年、熊本大学医学部附属病院、沖縄県立北部病院(名護市)など地域の基幹病院に労基署の立ち入り調査が入った事実が報じられている。最近の立ち入り事例の中でもインパクトが大きかったのが聖路加国際病院(東京都中央区、520床)のケースだ。中央労働基準監督署が2016年6月、調査を実施。病院側は医師の時間外労働の削減などを求められ、その影響で診療体制の縮小を余儀なくされた。 救急車搬送の受け入れを抑制  調査の結果、医師に関して指摘を受けたのは、(1)長時間労働の常態化、(2)夜間・休日勤務に対する賃金の支払いの問題──の2点だった(図1)。(1)については、昨年4~6月の時間外勤務が月平均で約95時間に達していた。  (2)については、これまで宿日直として運用してきた夜間・休日の業務がそうとは認められず、時間外労働として扱う必要があるとされた。  年間1万1000件もの救急車搬送を受け入れる聖路加国際病院では、救急外来の医師だけでなく病棟の当直医も救急の応援に当たる。本来、宿日直は通常の勤務とは違い、夜間や休日の電話応答や火災予防のための巡視、非常事態発生に備えた待機など、「ほとんど労働を伴わない勤務」と定義されている。聖路加国際病院の勤務実態は、宿日直の定義には当てはまらないと判断された。そのため同病院は、過去に遡り本来支払う必要があった時間外の割増賃金と、実際に支給してきた宿日直手当の差額分を、個々の勤務医に支払うことになった。その総額や遡及期間は明らかにしていないが、過去...

» 続きを読む

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2017年5月14日 (日)

今日のぐり:「わら家」

心臓の弱い方はあらかじめ注意いただきたいと思いますが、先日こんなニュースが出ていました。 かっぱカレー食べて PRキャラ「怖い」と泣き出す子も(2017年4月9日朝日新聞)  民俗学者で「妖怪談義」や「遠野物語」などを著した柳田国男(1875~1962)の出身地で、妖怪による町おこしに力を入れる兵庫県福崎町が、カッパにちなんだレトルト食品「かっぱカレー」を開発した。8日に同町西田原の辻川山公園周辺で開かれた桜やグルメなどを楽しむ「民俗辻広場まつり」で販売された。  柳田の著書「故郷七十年」には「子供のころに、市川で泳いでいると(河童〈かっぱ〉に)お尻をぬかれるという話がよくあった」と記されている。カッパの好物と言われる「尻子玉(しりこだま)」(人間の肛門〈こうもん〉内にあると想像された玉)に見立てたウズラの卵4個をカレーに入れた。  試食を重ね、牛ひき肉入りの中辛のキーマカレー風に仕上げ、パッケージにはリアルなカッパを描いた。1箱(200グラム)税込み570円で、町観光協会は町役場やネット通販などで3日から販売している。  この日はカッパのキャラクター「ガジロウ」がカレーの販売テントに立ってPR。その後、まつりの会場を歩き回ったが、「怖い」「嫌だ」と泣き出したり、逃げたりする子どもが相次いだ。 イベントへの嫌がらせとしか思えない元記事の画像だけでもかなりアレではあるのですが、どう考えても悪のりしているとしか思えないガジロウの悪行の数々を間違っても画像検索などされないことをおすすめいたします。 本日はそのコンセプトの是非はひとまずさておくとして、世界中からそこはもうちょっと空気を読んで欲しかった…と思わずにはいられない残念なニュースの数々を紹介してみましょう。 埼スタ最寄駅の浦和美園、副名称は「銀行最寄駅」に(2017年5月1日レスポンス) 埼玉高速鉄道線(埼玉スタジアム線)を運営する埼玉高速鉄道は5月1日、浦和美園駅(さいたま市緑区)の副名称が「浦和美園とともに歩む 埼玉りそな銀行(今秋オープン予定) 最寄駅」に決まったと発表した。同日から掲出している。 浦和美園駅は埼玉スタジアム線の終点。近くにサッカー場の埼玉スタジアムがある。今回の副名称設定は、埼玉高速鉄道による命名権販売(ネーミングライツ)の一環だ。 埼玉高速鉄道によると、埼玉りそな銀行は今秋、浦和美園地区に...

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年5月12日 (金)

生保受給者の調剤薬局を限定

医療費抑制の方策が様々に検討される中で、以前は進歩的なメディアを中心に議論に上ることすら避けられてきた感のある生活保護受給者の医療費抑制についても近年ようやく注目が集まるようになりましたが、医療費自己負担がないと言うことが過剰受診を招いていると言う指摘が多いようです。 つまりは金銭的動機に代わって何らかの別な過剰受診抑制対策が求められるわけですが、そんな中で厚労省が打ち出してきた対策が話題になっています。 生活保護者 調剤薬局を1カ所に限定へ 厚労省検討(2017年5月6日毎日新聞)  厚生労働省は、生活保護受給者が利用する調剤薬局を1カ所に限定する検討に入った。複数の医療機関にかかって同じ薬を重複して受け取るのを防ぎ、生活保護費を節減するのが狙い。受給者は決められた薬局でしか薬を受け取れなくなる。受給者数が全国最多の大阪市などで6月にも試行し、効果や課題を検証する。  病院で処方箋を受け取った患者は、病院近くの薬局で薬を受け取ることが多いため、複数の医療機関を受診すると、通う薬局も増える。向精神薬に限ってみると、2015年度には全国4650人が同じ病気で複数の医療機関を受診し、重複して薬を受け取っていた。薬局が限定されれば、受給者にとっては多重投与による健康被害を避けられるメリットもあるが、利便性の低下も予想される。  厚労省は、生活保護受給者が自己負担なしで薬を受け取れる「調剤券」を、自宅近くなど決められた薬局でしか使えないようにすることを想定している。市販薬などを購入する場合の薬局は対象外。必要な薬がすべて1カ所で手に入るかなどの課題を秋までに検証し、来年度以降は全国に広げることを検討する。生活保護受給者数は約214万人。医療費は15年度実績で1.8兆円かかっており、保護費全体3.7兆円の半分を占めている。【熊谷豪】 生活保護受給者の調剤薬局を1カ所に限定、厚労省検討 ネットでは賛否(2017年5月9日ZUUオンライン) 生活保護受給者の利用する調剤薬局を1カ所に限定する--。厚生労働省が検討していると毎日新聞が報じた。複数の医療機関に通い、重複した処方箋を受け取る事を防ぎ、生活保護に掛かる費用を抑える狙いがあるというが、インターネットを中心に賛否様々な意見が出ている。 生活保護費の抑制と不正受給による薬の売買の抑制も期待 厚生労働省の調査によると、生活保護に...

» 続きを読む

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2017年5月10日 (水)

高齢者に抗癌剤は使うだけ無駄?

このところ出てきた話ですけれども、こうしたニュースを御覧になったでしょうか。 高齢者の抗がん剤に指針 厚労省が検討へ 延命効果不明の指摘も(2017年4月27日共同通信)  厚生労働省は27日、高齢者に対する抗がん剤治療の指針作りに乗り出す方針を固めた。高齢のがん患者は、他の病気にかかっていたり、薬を分解する能力が落ちていたりする場合が多く、きめ細かな医療を提供する必要が出てきたため。  国立がん研究センターは同日、75歳以上の高齢者に抗がん剤を使っても延命効果がない可能性を示唆する研究結果を発表。同省はこうした結果も参考にし、今後6年間のがん対策の方向性を示す第3期がん基本計画に、高齢者を含む年代別のがん治療法の検討を盛り込む。  具体的には、高齢者を対象とした臨床研究を推進し関係学会と協力して指針の策定に取り組むほか、認知症を合併した高齢患者を支援するための検討も進める。  国立がん研究センターによると、2007年から08年に同センター中央病院で受診した約7千人のがん患者を調べた結果、肺がんでは、75歳未満で抗がん剤治療による明らかな延命効果が見られた。だが、75歳以上では抗がん剤治療を受けた患者と受けていない患者の生存期間に大きな差はなかった。  ただし、75歳以上の肺がん患者は19人と非常に少ないため、同センターは、これだけでは科学的に抗がん剤の効果がないとは言い切れないとしている。胃がん、大腸がん、乳がん、肝がんでも調べたが、統計的に意味のある結果は出なかった。  同センターは、高齢者へのがん治療効果を明らかにするには、全国のがん登録のデータを使用した大規模調査での解析が必要だと指摘している。 (略) 高齢がん患者 抗がん剤治療の効果調査へ 延命効果検証(2017年4月27日毎日新聞)  政府は、高齢がん患者に対する抗がん剤治療の効果について大規模な調査に乗り出す方針を固めた。高齢者にとって身体的な負担の重い抗がん剤投与による延命効果を疑問視する声もあるため、大規模調査に基づく科学的分析が必要と判断した。高齢化が進む中、がん治療のあり方に一石を投じる可能性がある。【秋本裕子、岡大介】     <がん対策>死亡率目標に限界  抗がん剤はがん治療に効果を発揮するものの、痛みや吐き気、肺炎などの副作用を伴う。特に高齢者では、若年層や中年層と比...

» 続きを読む

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2017年5月 8日 (月)

クレーマーは放置プレーで、と言うのは簡単なのですが

先日馬鹿げていると話題になっていたのがこちらのニュースですが、個々に見てみればいかにもありそうな話ばかりでもあるのですよね。 「我々も人間です」消防署へ寄せられる『ひどいクレーム』 消防士に話を聞いた(2017年4月29日grape) 「なぜ、消防車でうどんを食べにきているんだ!」 2017年4月、愛知県の消防団に対し、市民から「消防車でうどんを食べに来ている」という苦情が寄せられました。 (略) 該当する男性団員7名は「消防車で飲食店に来るのは非常識」と口頭で注意を促され、消防車は消防活動以外に使用しないというルールになりました。 消防士や救急隊員に寄せられる、とんでもない『クレーム』 「救急隊員は連続する出勤などのため、食事がとれない場合があります。そのため、ご理解をいただいた病院の売店で飲食物を購入し、飲食をとることになりました」 病院に貼られた告知が、現在Twitterで話題になっています。そこに書かれていたのは、病院の利用者に対する「救急隊員も売店を利用します」という、一見当たり前のことでした。 この投稿に対し、「こんなことも断りをいれないといけないのか」「クレームを入れた人がいたのだろう」といった怒りの声が上がる一方、「なぜ救急車でお店に寄るんだ」といった非難の声も上がっています。 こういった『過度な配慮』や『過度なクレーム』は、消防士や救急隊員といった人命救助に関わる人たちを苦しめているのです。 多数寄せられる『過度なクレーム』に頭を悩ませている消防士たち。この件について、現役消防士に話を伺いました。 消防士Aさん ――実際に、どのような苦情が寄せられましたか。 スーパーや弁当店の近くに消防車を停めていたら、「消防車で購入していいのか」「邪魔」といった苦情がありました。たった1つの苦情で、私たちの労働環境が悪くなります。本来なら、上の人間がきちんと説明して折れないことが大切だと思うのですが、謝ってばかりです。 (略) 消防士も人間です。食べなければ、力も出ないし頭も回りません。 また、私の所属では夕食を作っているのですが、休みの日に自分の時間を削り、買い出しを行っています。 約30食分を買い出しするのに、2~3時間かかっています。夕食作りは大規模災害時の「炊き出し」の訓練も兼ねています。 全国的に、消防車での買い出しは自粛されています。私の所属も、以前...

» 続きを読む

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2017年5月 6日 (土)

今日のぐり:「極旨醤油らーめん 一刻魁堂(いっこくさきがけどう) サンステーション福山店」

先日かなり何を言っているのかわからねえと思うが(以下略なニュースが出ていました。 トラックが店に突入後…運転手が従業員殴る(2017年4月26日日テレNEWS24)     26日午後、栃木県宇都宮市でトラックが店舗に突っ込む事故があった。     警察などによると、26日午後4時半すぎ、宇都宮市ゆいの杜にあるバイク用品販売店に2トントラックが突っ込んだ。トラックの運転手にケガはなかった。     事故の後、店の従業員が運転手とトラブルになり、従業員が運転手に殴られて軽いケガをした。     従業員「(事故の後)荷おろししてサインくださいみたいな感じできたんで、うちのスタッフが、ちょっとおかしいんじゃないのって話をしたら急に暴れ出して」     警察は運転手の40代の男を傷害の疑いで現行犯逮捕し、状況などを調べている。 どんなときでも平常心と言うのは大切ですが、しかしあと少しの平常心が足りなかったとみるべきなのでしょうか。 今日は思わぬ災難見見舞われた従業員氏に哀悼の意を表して、さすがにもう少し空気を読んで欲しかったと感じる犯罪者の方々の残念なニュースを紹介してみましょう。 ひき逃げで30歳アルバイト男逮捕「眠かったので家に帰った」(2017年4月26日スポニチ)  車で夫婦をはねて重傷を負わせ逃げたとして、警視庁高尾署は25日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、東京都八王子市のアルバイトの男(30)を逮捕した。「人をはねたが、眠かったので家に帰った」と供述しているという。  車は夫婦をはねた後、近くの住宅に突っ込んだ。男は車を降りて逃げたが、現場にとどまった同乗の30代男性の供述などから浮上した。酒を飲んで帰る途中とみられる。  逮捕容疑は23日午後11時55分ごろ、八王子市大楽寺町で、歩道を歩いていた男性(39)と妻(29)をはねて逃げ、上腕骨折などの重傷を負わせた疑い。 しかし眠かったので家に帰ったと言うのも困った話ですが、そんな酩酊状態で運転している以上相応な処罰は覚悟しなければならないのでしょうね。 スポーツなど全国制覇を目標に頑張っている人々も多いと思いますが、こちら是非とも頑張らないで欲しかった人々のニュースです。 「全国...

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«今日のぐり:「大蔵屋」