2018年2月23日 (金)

安い値段で求人されているクレーム対応要員の実際は

このところの流出事件で全国に名を轟かせているあの会社が、今度は別な方面でも名を轟かせていると話題になっているのがこちらのニュースです。 ネット上で「時給1600円でクレーム対応は地獄」といった声 コインチェックがスタッフを募集(2018年2月7日ITmedia)  仮想通貨取引所「Coincheck」を運営するコインチェック。1月26日に不正アクセスを受け、26万人の仮想通貨「NEM」約580億円分が流出。対象者全員に約460億円を日本円で返金すると発表しているが、具体的な時期は明らかにしていない。また、取引所で扱っているビットコイン以外の全ての通貨の取引を停止しており、その再開のめども立っていない状況だ。  そうした中、数日前から、「コインチェックが時給1600円でクレーム対応をするバイト(コールセンタースタッフ)を募集している」と、ネット上で話題になっている。  きっかけは2月3日に、求人サイト「エン派遣」に掲載された求人情報(現在は削除されている)。募集先の名前は「大手金融機関」となっていたが、募集要項には「コインチェック社に関する問合せ対応」「第三者による不正ログインや不正送金の問合せ対応」「不正ログイン、不正送金等の犯罪被害に対する対応」――などと記載されていたため、コインチェックが事業再開に向けてコールセンタースタッフを募集しているのではないかと話題になった。  ネット上では「時給1600円でクレーム対応は地獄」「社員がやれよ」といった批判的な声や、「いよいよ事業再開か」「破産せずに済むのか」という事業継続への期待を寄せる声などが挙がっている。  事実関係についてコインチェックに問い合わせたところ、「確かに募集は行っているが、どの求人サイトを活用しているかについては回答を控えたい」と説明。前述した募集がコインチェックの求人かどうかは不明である。  ただ、「事業再開に向けて、新たにコールセンタースタッフの増員を掛けていることは事実」(コインチェック)としており、事業再開に向けて動き出しているようだ。 しかしこの種のクレーム対応というものは企業理念や業務内容の精通などにも精通し、非常にデリケートなスキルが求められる難しい仕事だと思うのですが、何も知らないアルバイトにそれをやらせると言うのはどうなのかですね。 確かにそうした人材が多数必要であることは理解出来る...

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2018年2月21日 (水)

やはり大学病院は……だった

多くの先生方が実感として感じているところでしょうが、大学病院と言う施設はこと労働管理の面においては業界内でも最底辺に位置すると言うことが示されたそうです。 カードで労働時間管理5% 大学病院の勤務医 ユニオンが実態調査(2018年2月19日共同通信)  労働組合「全国医師ユニオン」が医療機関の勤務医に実施したアンケートで「(労働時間が)タイムカードなどで客観的に管理されている」と答えた大学病院の医師はわずか5・5%だったことが18日、分かった。民間病院と比べて大幅に低い上、「管理なし」と答えた人の割合は29・1%と高かった。  診療に加え、教育、研究の役割も担う大学病院は、他の病院よりも労働時間が長い傾向があるにもかかわらず、適正な労務管理ができていない実態が明らかになった。  厚生労働省の有識者検討会がまとめた医師の働き方改革の緊急対策は、出退勤記録の適正把握も掲げており、大学病院での取り組みが急務となる。  ユニオンの植山直人(うえやま・なおと)代表は「研究や教育の専門職をつくり大学病院内での役割分担を検討する必要があるのではないか」と話している。  アンケートは昨年7~9月に医療関係者の労働組合やインターネットを通じて実施した。働き方や職場での負担軽減の取り組みなどを尋ね、1803人から回答を得た。  労働時間の管理方法を「タイムカードなど」と答えた割合は民間病院の49・5%が最も高かった。日赤、済生会などの公的病院は19・1%、国公立病院は10・2%だった。  自己申告を含め労働時間が管理されていると答えた人は、他の病院では8割以上を占めたが、大学病院は7割弱。植山代表は「自己申告では、若い医師らが長時間労働を訴えることは難しいのではないか」と指摘している。  事務処理など業務を補助するスタッフ「医療クラーク」に関して、大学病院で「積極利用」と答えた人は16・7%。44・6%とした国公立病院とは大きな開きがあり、医師の負担軽減策が進んでいない現状が浮かび上がった。  「労働基準法は守られていると思うか」との質問には、大学病院の59・4%が「守られていない」と回答した。回答者全体の数値を約20ポイント上回り、民間病院の2倍に近い数値となっている。 しかし大学などのエライ先生方がいくら医師の特殊性がどうのこうのと熱弁し労基法無視の体勢を維持すべしと主張したところ...

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2018年2月19日 (月)

大阪では救急搬送が職質逃れの常套手段に?

年々逼迫する救急搬送ですが、不要不急の搬送をどう減らして行くかが課題に挙げられる中で、先日こんな不可思議な事態が広まりつつあると言うニュースが出ていました。 救急車呼び“職質逃れ”横行 求めを無視し店に入って119番…大阪府内で昨年70件、薬物犯の新たな常套手段に(2018年2月14日産経新聞)  警察官の職務質問を受けた対象者が119番し、救急車を呼び寄せたケースが昨年、大阪府内で約70件あったことが14日、大阪府警への取材で分かった。職務質問を逃れる目的とみられる。職務質問をめぐっては、大勢の仲間を呼び寄せる妨害行為が問題化しているが、府警幹部は「救急要請が職質逃れの新たな常套(じょうとう)手段となっている」と指摘。犯罪摘発の低下につながる恐れがあり、府警は対策を進めている。  警察官は、覚醒剤の使用が疑われるなどの不審なことがあれば職務質問することができる。覚醒剤のケースであれば、まず相手に任意での尿の提出を要請。拒否されれば強制採尿できる令状を取得したうえで、令状の執行による尿検査で陽性反応が出ると逮捕、という流れだ。  だが、職務質問を始めてから令状執行まではあくまで任意の活動のため、この段階で強制的に相手を従わせるのは違法。このため対象者が急病を装って救急車に乗り込んでも、止めることはできない。要請を受けた側も「急病だといわれれば、搬送しないわけにはいかない」(大阪市消防局)というのが実情だ。  府警によると、救急要請が“職質逃れ”に使われるようになったのは数年前から。薬物事件で目立つようになったといい、府警は平成28年から該当するケースについて統計的な調査を開始。同年は40件だったが、昨年は約70件と増えており、手口としての救急要請が横行しつつある実態が分かった。  過去には診察の間に隙をみて逃走するケースもあったといい、府警は救急搬送された場合、警察官が病院まで同行して令状取得を待つなどの対策を取っている。応援要請などを含めて難しい対応を迫られているが、府警幹部は「あらゆる手段で粘り強く対応していく。逃げ得は許さない」としている。  捜査の端緒となる警察官の職務質問から逃れるために、救急車が悪用されている実態が浮かび上がってきた。警察当局は“職質逃れ”の新たな手口として、薬物事犯の間で広がっているとみている。悪質な救急要請が横行すれば、急病人やけが人...

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2018年2月17日 (土)

今日のぐり:「休暇村 帝釈峡」

このところ寒い日が続いていますが、先日大きな驚きを持って迎えられたのがこちらのニュースです。 福岡の海岸でハリセンボンが大量死…なぜ?(2018年2月15日日テレNEWS24) 海岸に大量のハリセンボンが打ち上げられているのが見つかった。 15日、福岡県糸島市周辺の海岸では、何十匹ものハリセンボンが砂浜に打ち上げられ死んでいるのが確認された。 一体なぜ大量のハリセンボンが打ち上げられたのか― マリンワールド海の中道魚類課・鈴木泰也さん「(海水温が)低い温度になっていますね。ハリセンボンなどが遊泳力が弱くなって、衰弱して風に流されて潮流に流されて打ち上げられることがある」 ハリセンボンの多くは日本海の暖かいところに生息しているため、寒波の影響で活動が鈍くなり打ち上げられた可能性があるという。 そのこの世のものとも思われない光景は元記事の動画から参照いただきたいと思いますが、彼らとしてもまさかこんなところで朽ち果てることになろうとは思いもしなかったでしょう。 今日は思わぬ寒波の犠牲になったハリセンボンを弔う意味で、世界中から生き物に関わるちょっと風変わりなニュースを取り上げてみることにしましょう。 考える人ならぬ「考えるセイウチ」の動画がとんでもない破壊力(2017年12月4日MAG2ニュース) ロダンの傑作「考える人」は日本でも有名で、CMや広告など様々なパロディーが作られるほどスタンダードな作品ですよね。 そんな「考える人」ポーズをして水槽の中を回っている、「考えるセイウチ」がすごい破壊力だとツイッターで話題になっています。 動画を投稿したのは、ツイッターユーザーの瀕死 ⚠️みづき‏さん(@luna_miduki)。 横浜・八景島シーパラダイスにいるというセイウチ、どれだけ考えるポーズなのか、まずは当該ツイートを早速ご覧ください。 (略) すごい、本当に考えてる、そして考えながら回ってる! 何考えてんだろ、このセイウチ! このセイウチにはシーパラダイスで会えるみたいですが、いつも考えているとは限りませんよね。 え?本物?と思わず首を捻ってしまう様子は元記事の動画を参照いただきたいのですが、しかし何故考えながら回るのでしょうね。 日本最大の猛獣として知られるのがクマですが、こちらそんなクマの恐さが実感出来る恐ろしい光景だと話題になっています。 【動画】まさに恐怖! 突...

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2018年2月15日 (木)

後発医薬品問題に見え隠れする(一部)医師(団体)の薬剤師敵視傾向

本日まずは、多くの臨床医がまあそうなんだろうな…と感じるであろうこんなニュースから取り上げてみましょう。 解熱鎮痛剤後発3品目が溶出に遅れ(2018年1月31日化学工業日報)  医薬品医療機器総合機構(PMDA)は26日、昨年8月に開催された第19回ジェネリック医薬品品質情報検討会の概要を公表した。今回は解熱鎮痛消炎剤8品目を対象に品質評価を行い、ジェネリック医薬品(後発薬)と先発品の適合性を検証。このうち大原薬品工業の「エトドラク錠」、辰巳化学の「メロキシカム錠」「アクタリット錠」について、規格には適合するものの溶出曲線が先発品と異なる結果を得た。メーカー各社は原因究明と溶出性の改善に向けた検討を行う。  解熱鎮痛消炎剤8品目について、4種類の試験液を用いて溶出試験を行い先発品やオレンジブックの規格と比較した。このうち大原薬品のエトドラク錠100/200ミリグラム製剤と辰巳化学のアクタリット錠100ミリグラム製剤は、規格には適合するものの複数の試験液で溶出が遅く、オレンジブック、先発品の溶出曲線と類似の範囲になかった。辰巳化学のメロキシカム錠5ミリグラム製剤も規格には適合していたが一つの試験液で溶出が遅く、先発品の範囲と類似しなかった。  メーカー側が行った試験でも同様の溶出挙動が確認され、各社は溶出性の改善に向けた検討を行う。アクタリットは評価したロットの直近2ロットでは問題がなかったため、ロット間で溶出挙動が異なった原因についても調査する。 俗にゾロとも呼ばれるこの後発医薬品問題、医療費削減を目的として政府が率先して使用を呼びかけていますが、当然ながら有効成分が同じだけ含まれているからと言って薬として同じであると言うわけではありません。 この辺りは同じ小麦粉と塩と水を使っても出来上がったうどんは同じとは限らないと言うのと同じ理屈ですが、特に問題となるのは効果が明らかに違うだとか、余計な成分のせいでアレルギーが出たりと言った場合ですよね。 以前に東京都保険医協会が「ジェネリックの中で効くものを医師と相談しましょう」と言う率直すぎるポスターを出してマスコミに批判されたことがありますが、要するにジェネリックを選ぶ=薬を選ぶのと同じだとも言えるわけです。 となると処方権と言うものの独占にうるさい某医師団体などが、薬局窓口で薬剤師と患者との間で勝手に薬を変えられることに...

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2018年2月13日 (火)

労基法無視を強いる方々の弱々しい反論

このところ全国的に労基署の動きが活発化していて、今まで半ば聖域扱いだった医療業界にもその手が伸びていることは周知の通りですが、医療現場の方では今ひとつ対応が進んでいないようです。 中核99病院、医師の違法残業などで是正勧告(2018年2月9日読売新聞)  地域医療の中心となる全国約350の病院のうち、少なくとも99病院が2016年1月以降、医師の違法残業などで労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが、読売新聞の調査でわかった。  病院側は長時間労働の理由を、医師不足や正当な理由なく診療を拒めない「応召(おうしょう)義務」があるためなどと説明。医師の厳しい労働実態と労務管理の難しさが浮き彫りになった。  読売新聞は今年1月、大学病院など全国85の特定機能病院をはじめ、救命救急センターや総合周産期母子医療センター、基幹災害拠点病院(救急センターは昨年8月、その他は昨年4月現在)として認定されている計349病院にアンケート調査を実施。8日までに約8割の288病院から回答を得た。 医師、月150時間残業容認も 過労死ライン超す協定(2018年2月9日京都新聞)  京都府南丹市の京都中部総合医療センターと綾部市立病院が過労死ライン(月100時間、複数月平均80時間超)の残業を認める労使協定(三六協定)を結んでいたことが分かった。両病院とも「医師不足の中、救急態勢を維持する」ことを理由に挙げ、センターは産婦人科医に月150時間、綾部は全医師に月90時間以内に残業時間の上限を設定していた。医師の働き方改革と地域医療確保の両立の難しさが浮き彫りとなった。  京都新聞社が京都府、滋賀県内の自治体病院、大学病院で救急患者を受け入れる25病院に協定の有無や上限時間を調査した。京丹後市立の弥栄病院、久美浜病院、長浜市立湖北病院は協定を締結せずに残業をさせていたことも分かり、両市とも労働基準法に違反していることを認めた。  京都中部総合医療センターの産婦人科は24時間態勢で患者を受け入れるが、常勤医は3人しかいない。「現在70時間超の残業はないが、医師が減った時に備えている。住民ニーズに応えるには仕方がない」という。綾部市立病院も「残業超過を理由に急患を断るわけにはいかない」と回答した。  滋賀医科大付属病院は昨年1月、協定の上限を超えて残業させたとして、大津労働基準監督署から是正勧告を...

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2018年2月10日 (土)

今日のぐり:「宮島SA上り レストランも味路」

Made in Japanと言えば一般的には一定の質的担保があるイメージなのですが、こちらとんでもないものもあったと話題になっていたニュースです。 巡視船発注したら…重すぎて速度出ず 納品断念 川崎(2018年1月28日朝日新聞)  川崎市は25日、老朽化した市の巡視船「つばめ」(約28トン)の後継船が完成したものの、船体が重すぎて市の求める速度が出ないため、業者との建造契約を解除すると発表した。当面、「つばめ」を使い続けるという。  市によると、「つばめ」は1974年建造。湾岸部の工場地帯を海上から巡視してきた。老朽化したため市は30トン級の船の新造を決め、入札を経て2016年春、横浜市の造船会社と契約を結んだ。建造費は約2億7200万円。就航予定は17年4月で、名称も「かもめ」と決まっていた。  同社は17年3月、市から求められた「19ノット以上」の速度が出るか試験運航をしたところ約14ノットしか出なかった。重さは30トンの計画だったが45トンあった。軽量化を試みたが昨夏の試験でも14ノット止まり。今月に入り、市に「納品断念」の連絡をしてきたという。  同社は「建造時、重量の管理をきちんとしていなかった」と説明しているという。市が建造費を負担することはないといい、賠償金のほか、運航が続く「つばめ」の使用・維持管理の費用も同社が払うという。  市の担当者は「こんな事態は聞いたことがない」と驚き、「新たな船を極力早く造る」と話している。(斎藤茂洋) 元記事の写真を見る限り素人目にもいささか無理があるのではないかと思えるのですが、しかしこんな適当な仕事もあるものなのですね。 今日は新船かもめの一日も早い就航を願って、世界中から思わず「無茶しやがって…(AA略)」と言いたくなるようなちょっとアレなニュースを紹介してみましょう。 野生サル「ガソリン盗み飲み」バイクのホース抜いて旨そうにゴクゴク(2017年11月15日J-CASTニュース)    サルがチューブから何か飲んでいる。何を飲んでいるのか。オートバイのガソリンだった。インドでガソリンを狙うサルが相次いでいるという。野上慎平アナが取り上げた。    首都のデリーから北へ90キロのパーニーパットという町の市場周辺で、住人がオートバイで帰宅しようとすると、まだ残っていたはずのガソ...

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2018年2月 7日 (水)

健診受診率が低い地域、低い職業

先日も紹介しましたように、各都道府県が競い合うようにして医療費削減を追い求める時代がやってきていますが、そんな中で大阪府がこんな制度を打ち出したそうです。 メタボ健診、受けたら3千円もらえる? 大阪府が検討中(2018年2月4日朝日新聞)  「メタボ健診」(特定健診)を受けた人に3千円程度の電子マネーを付与する――。大阪府がそんな制度を2019年度から始める方針を固めた。医療費を抑えて国民健康保険の負担減をめざすため、健康に努める人に「キャッシュバック」する。  大阪府によると、国保の被保険者が年1回のメタボ健診を受けると、3千円程度の電子マネーに交換できるポイントをもらえる。健康マイレージシステムと名づけ、19年10月からの本格運用をめざす。ポイント制の健康増進策は岡山市などであるが、電子マネーに交換できる制度は都道府県では初めてという。  また専用アプリをダウンロードすれば1日5千歩以上でポイントがつき、ポイントがたまると抽選で3千円程度の電子マネーが当たる仕組みも検討中だ。18年度予算案にシステム開発費3億7千万円を計上する。  大阪府内の国保の被保険者でメタボ健診を受診した割合は29・9%と全国42位(15年度)。50歳以上では未受診者ほど医療費が高くなる傾向があるという。国保は被保険者で支え合う制度で、健康な人が増えれば保険料が下がるため、「健康を意識する人にキャッシュバックしよう」と考案した。大阪府の担当者は「生活習慣の改善のきっかけにしてもらいたい」と話す。  ポイント制の導入は国民健康保険法の改正がきっかけだ。現在は市町村が担う国保の運営に新年度から都道府県も加わり、保険料を統一できる。高齢化で医療費が増大し、現状のままでは40年度に府内の市町村間で年間19万円まで保険料の差が広がるといい、府は保険料の統一を決めた。試算では22市町で保険料が下がり、21市町村で上がる。  ポイント制度は、保険料が上がる被保険者の負担感を減らす狙いもある。(太田成美) メタボ健診を受診すれば健康になると言うのもいささか眉に唾をつけたくなるような話なのですが、何しろ健診で引っかかれば職場が躍起になって改善を促す仕組みになっていますから、従業員にはプレッシャーですよね。 実際にメタボ健診で引っかかり、一定期間の追跡指導を受けた場合に医療費が2割安くなったと言う調査結果もあ...

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2018年2月 5日 (月)

久しぶりに医療訴訟絡みの話題

先日から医療と司法との関わり合いでなかなか興味深い記事がいくつか出ていたのですが、まずはこちらの記事から紹介してみましょう。 ◆裁判官が語る医療訴訟の実像 医療訴訟の患者側勝訴率が低下、その理由は?(2018年1月23日日経メディカル)  今回は、医療訴訟の件数や審理期間など最近の傾向をご説明します。  裁判所が新しく受けた医療訴訟の事件数(新受件数)は、一貫して増え続けていましたが、2004年の1089件をピークとして減少に向かい、2009年以降は年間700件台で推移してきました(図1)。現在は年間800件前後で比較的安定しているといえます(2004年に医療訴訟がピークを迎えた理由として、当時はやっていた「白い巨塔」の影響ではないかと言う人がいますが、定かではありません)。  医療訴訟の第1審の平均審理期間は、1998年以前は3年以上かかっていましたが、その後減少に向かい、最近は2年(24か月)前後で安定しています(図1)。短縮化に向かった理由としては、2001年以降に設置された裁判所の医療訴訟の専門部が有用であったこと、専門部での取り組みや成果が専門部を持たない裁判所でも共有されたことなどが挙げられています。前回ご紹介したように、現在では、全国で10庁の地裁が医療訴訟を集中的に扱う部を有しています。 (略)  医療訴訟が終了するときの終結方法は、「判決」約35%、「和解」約50%、「その他」約15%となっており、これは、毎年多少の変動はありますが、長く変わっていません。他の訴訟と比べて和解による解決が多いのが特徴といえます。「その他」というのは、当事者間で裁判外で話し合いがまとまったりしたために、裁判の途中で訴えを取り下げたりしたようなケースが該当します。  図2は、「判決」のうち原告(患者側)の請求が一部でも認められた割合を示したものです。近年、原告の請求が認められる割合は減少傾向にあり、2016年は20%を割り込みました。一般の民事事件で人証調べがなされた事件の認容率は約60%ですから、それと比べると、原告の勝訴率はかなり低いといえます。  判決になるのは医療訴訟全体の約35%であり、原告の請求が一部でも認容されているのは、その中の約18%ですから、訴えを提起した中で、最終的に原告の請求が一部でも認められた割合は約6%とかなり低くなっています。被告(医療機関...

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2018年2月 4日 (日)

今日のぐり:「和食居酒屋 神門(しんもん)」

先日ちょっとした話題になっていたのが、この何とも不思議な生き物の動画です。 話題の“体を洗うネズミ” 正体が物議(2018年2月1日Aflo)  南米ペルーで1月27日、体を洗うような仕草を見せるネズミの姿が撮影され、映像がインターネットを中心に話題になっている。一方で、米誌ニューズウィークは研究者の見解として映像の動物をネズミと同じげっ歯類の動物「パカラナ」だと指摘し、ネズミとの見方を否定している。  動物を目撃し映像を撮影したのは、ペルー中西部アンカシュ県ワラスに暮らすホセ・コレアさんで、ホセさんによると27日朝、シャワーを浴びに浴室に入ったところネズミが石鹸水で体を洗っていたという。  ホセさんは「まるで人間のようだった。30秒ほど体を洗った後、走り去った」などと当時の状況を説明している。  28日にホセさんのFacebookに映像が掲載されると瞬く間に話題となり、再生回数は5500万回を超えた。  一部メディアがFacebookのコメントにあるホセさんと質問者との意見交換一文を根拠に「フェイク動画だと投稿者が認めた」と伝えているが、本人はフェイク動画だと一言も明言していない。  米誌「ニューズウィーク(Newsweek)」は「ネズミ」とする見方を否定。米シカゴのフィールド自然史博物館とシカゴ大学でネズミなどのげっ歯類を研究する進化生物学者のダラス・クレンツェル氏が同誌に語った見解によると「頭の大きさ、二足の位置、柔軟な前脚、短く硬い尾、一貫した毛色がパカラナの特徴にフィットしている」という。  また、体を洗っているのではなく不快なもの(石鹸)を取り除こうとしているのが正しい見方とする米テックメディア「ギズモード(Gizmodo)」が伝えたフィンランド・ヘルシンキ大学ツォーマス・アイベ氏(都市ネズミ生物学)の見解もある。  正体、真相やいかに。 まさに体を洗っているとしか言いようのないその様子は元記事の動画を参照いただきたいのですが、もともとこの動物はこうしたしぐさをする生き物なのだと言う説もあるようですね。 今日は南米の奇妙におっさんくさい(失礼)生き物に敬意を表して、世界中から生き物の不思議な生態を解き明かすニュースを紹介してみましょう。 蛍光に光るカメレオンを発見、原因も解明(2018年1月23日ナショナルジオグラフィック)  カメレオンは、体の色を変え...

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«医療施設内での撮影録画に規制