2016年5月 1日 (日)

今日のぐり:「天橋立市場食堂街 海鮮食堂」

一見すると同じような事件でありながら、あまりにその顛末が違いすぎると言う気がするのがこちらの二つのニュースです。 飼い主 書類送検へ ニューイヤー駅伝コースに犬 (2016年2月18日上毛新聞)  群馬県を舞台に元日に行われた第60回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の沿道応援をしていた際、飼い犬がコース上に出たことにより選手を転倒させたとして、高崎署が、高崎市内に住む飼い主の男性(69)を県動物の愛護及び管理に関する条例(飼い犬の係留義務等)違反の疑いで、書類送検する方向で最終調整していることが17日、捜査関係者への取材で分かった。  捜査関係者らによると、トラブルは1月1日午前10時ごろ、2区約3・6キロ地点の同市上大類町で発生。2位集団を走っていたコニカミノルタのポール・クイラ選手が車道に飛び出してきた小型犬につまずいて転倒した。男性は飼い犬を常時係留せずに車道に放し、選手を転倒させた疑いが持たれている。  男性は同署の事情聴取に対し、容疑を認めているという。  駅伝は、トヨタ自動車が優勝し、コニカミノルタは21秒差で2位だった。同署はトラブルがテレビ中継され、インターネット上で話題となるなど社会的反響が大きいことから、立件に踏み切るもようだ。被害届は提出されていない。  目撃していた60代男性は「とても驚いた。(男性は)幼児を抱きかかえており、気を許した際にリードを放してしまったのでは」と話した。  家を飛び出した犬、偶然ハーフマラソンに参加して7位入賞を果たす(2016年1月27日らばQ) お外大好き、散歩大好きな犬は多いですが、勝手に飛び出してマラソンに参加する犬は、そうそういるものではありません。 アメリカ・アラバマ州で、ドアが開いた瞬間に外に飛び出してしまった犬が、たまたま開催されていたハーフマラソンに参加し、ほぼ全行程の13.1マイル(21km)を選手たちと一緒に走り抜けました。 犬の名前はリューディヴィン。2歳半の猟犬で、アラバマ州にある家の裏庭から、ドアを開けられた瞬間に飛び出してしまい、ちょうど400m先にあったハーフマラソンのスタート地点に紛れ込んでしまいました。 一斉にスタートしたマラソンランナーたちに混じって走り始め、途中、寄り道や休憩が入ったものの、全区間にあたる13.1マイル(21km)を走り抜いたのです。 すばらしいことに、...

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2016年4月30日 (土)

時代が一回りして昔と似たような問題が再燃?

少し古い世代の方々には未だにPCの類は苦手と言う人は少なくないようで、俗にアナログ世代などと揶揄されていたものですけれども、身近にデジタル家電が当たり前の存在になった今の時代、一回りしてこんな奇妙な逆転現象が発生しているようです。 スマホ世代のPC知らず スキル低下、職場で波紋 (2016年3月13日日経電子版)  若者はパソコンが苦手――。大学や企業でこんな声が聞かれるようになってきた。スマートフォン(スマホ)の普及が若者のIT(情報技術)スキルに影響を与えているようだ。  神奈川大学で情報処理を教える非常勤講師の尾子洋一郎さんが、新入生の異変に気づいたのは3年ほど前。パソコンのタイピングを片手でしかできない学生が目立つようになった。学生からの電子メールには件名や差出人名がなく誰から届いたのかも分からない。「パソコンを持たない学生も多く、スキルは年々落ちてきている印象だ」と話す。 (略)  今の10~20代はスマホで最初にネットに触れる「スマホネーティブ」世代とも呼ばれる。総務省が15年に実施した調査では、最も利用頻度の高い情報通信端末としてスマホを挙げた人は、20代以下では59.9%に達している。  一方でパソコン利用頻度は低下。東京大学の橋元良明教授による15年の調査で、ネットをする際に「モバイル端末(スマホか携帯)だけ」を利用する人は10代で33.6%、20代で30.1%もいた。「若者はスマホで多くの用が足りてしまうため」とみている。  日本の若者のパソコン離れが米国などより進んでいることを示す調査結果もあり、企業にも影響が広がり始めている。NEC子会社のNECネクサソリューションズ(東京・港)は昨春、新入社員向けにタイピングの研修を始めた。「新人のタイピング速度が遅くなっている」という社内の声がきっかけだった。  NTTデータでは今春入社の社員から、入社後の研修で文章力を高める「日本語ドリル」を導入する。LINEやツイッターでの短文入力に慣れ親しんだせいか、きちんとした文章でビジネスメールなどを書けない若手社員が増えてきていることに対応する。 (略)  若者のパソコン技能の低下には「慣れていないだけ。教えればすぐに覚える」と楽観視する声も多い。ただ東大の橋元教授は「研修などの機会を得られない若者との間で、新たな格差が生まれる可能性がある」と警鐘を鳴らす。従...

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2016年4月29日 (金)

今日のぐり:「博多ラーメン琥家(こや)倉敷店」

未だ余震の続いている熊本の地震災害ですが、その地震直前にこんなものが目撃されたと報じられています。 熊本地震直前にUFO出現 益城町の上空に「謎の発光体」(2016年4月23日東スポ)  正体はいったい!? 14日午後9時26分ごろ発生の震度7の前震を皮切りに、16日の本震を経ていまだ余震が続く熊本地震。その発生約2時間前に、震度7が2度観測された熊本・益城町の上空で「謎の発光体」が目撃・撮影されていたことが明らかになった。震度7が起きた場所での発光体出現という不気味な現象について、専門家は正体不明の未確認発光物体という意味で、UFOの可能性を指摘した。 (略)  写真はホリスティック健康科学研究所(佐藤禎花代表)のスタッフの関係者T氏が撮影したものだ。T氏は益城町の隣、熊本市東区に在住している。現在も大変な生活をしているなか、撮影当時の状況をこう証言した。 「最初の地震当日(14日)の約2時間前の午後7時30分ごろ、気付いたときから5分くらい現れました。おばあちゃんちから帰るとき、玄関を開けたときに見えたのです。子供を左に抱いていて、左を見たらいつもはない、まぶしい光があったから気が付いて、それで撮影することにしたのです」(T氏)  スマホで撮影された動画を検証すると、建物上空の夜空に小刻みに揺れているようにも見える2つのオレンジ色の発光体が映っている。  強い発光体と、その右斜め下に点滅する発光体も見える。強い発光体は動かない。点滅する右斜め下の発光体が消えて間もなく、残った発光体の左上にもう一つが出現する。2つの発光体の光は強くなっていく。そして、動かなかった強い発光体の光が弱まり、点滅を繰り返して消えると、瞬間移動したように、先ほど左上に出現した発光体のさらに左上に出現。2つの光は強く輝く。こうした現象が40秒ほど続いていた。  UFO研究家の竹本良氏は「最初の地震の2時間前に、ヘリコプターが震源地近くをうろうろするということも考えにくいですし、自衛隊が照明弾の演習をしているということも考えにくい。断層がずれる際に深部ガスが発光する現象はあるが、上空で光ることはないでしょう」と分析する。  そうなると、未確認の物体という可能性も出てくる。 「大きな地震の前に謎の発光体、UFOが目撃されることは多い。エクアドルの地震でも発光現象が目撃されています。今回の熊本地...

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2016年4月28日 (木)

最強の保険はすでに手中に

社会の木鐸たる朝日新聞は時々興味深い意見を掲載することでもしばしば話題になりますけれども、先日出ていたこちらの記事も様々な反応を呼んでいるようです。 (声)大病院は安直に紹介状求めるな(2016年4月25日朝日新聞)  医師 谷本哲也(東京都 43)  診療所などで働いているが、大病院への紹介状の作成依頼が増えつつある。4月に導入された定額負担が影響しているようだ。  紹介状なしで大病院を受診した患者は初診時で5千円以上、再診時で2500円以上がかかる仕組み。安易な大病院受診を抑える狙いがある。  ところが、うちの診療所では初診の患者さんから、元々かかっている大病院への紹介状を依頼され、戸惑うことがある。大病院側から、診療所の紹介状持参を指示されたり、勧められたりするらしい。大病院で診療科が異なるため連携できない場合や、定額負担をせずにすむよう大病院が配慮する場合もあるという。  患者の詳しい情報を持つ大病院に宛てて、治療歴や検査データが分からない初対面の患者の紹介状を、診療所側が書くのは妙な話だ。大病院は特定の病気に特化した縦割り診療が主流とはいえ、内部で連携したほうが効率的ではないか。  紹介状作成も医療費のうちだ。患者さんに手間もかける。安直に紹介状を求める風潮は見直してほしい。 大病院勤務医の側としては、開業医から名刺の片隅に「何卒よろしく」とだけ書かれた紹介状?持参の患者に押しかけられ難渋すると言う話も聞きますが、開業医の側ではこれも紹介状のコスト負担をさせたくないと言う思いやりもあるのだそうで、その結果病院窓口で高い初診料を取られるのではかえって損な時代になったとも言えます。 谷本先生は診療所グループの雇われ勤務医なのだそうで、そうであれば紹介状を何枚書こうが給料が増えることもないでしょうから余計な手間をかけさせるなと言う気持ちは非常によく判るのですが、一般的には開業医の先生であれば経営者目線でもう少し別な見解をお持ちではないかと言う意見もあるようですし、一手間かけてお安くなると言うことは医療費も削減されると言うことですから、まあ難しい問題ではありますよね。 ただ初診は高いお金がかかるから紹介状だけ書いてくれと言う患者が増えているのは確かで、それもこれもお国による政策的誘導が悪いと言うことなのでしょうが、いちいち開業医に逆戻りするのも面倒だから受診を取り...

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2016年4月27日 (水)

リスクがあることが判っている行為をどう受け入れさせるべきか

医療訴訟もひと頃ほど話題にならなくなった感もありますが、医学的に大変教訓的なケースとして先日こんなニュースが出ていたことを紹介してみましょう。 日赤に1・2億円賠償命令 神戸の病院で医療ミス(2016年3月30日神戸新聞)  兵庫県災害医療センター(神戸市中央区)での治療ミスによって重い障害が残ったとして、三木市で入院中の女性(42)が同センターを運営する日本赤十字社などに損害賠償を求めた訴訟で、神戸地裁は29日、同社に約1億2100万円の支払いを命じた。  判決によると、女性が搬送された5日後の2008年3月26日、医師が女性の気管に挿入中のチューブを抜いたところ異変が生じ、再挿管を2回試みたが心停止となった。別の医師が喉の切開手術で気道を確保したが、手足が動かせず、食事を自分で取れないなどの障害が残った。  地裁は、心停止時間と蘇生の関係などから、チューブを抜いた医師が切開手術ができる別の医師に早期に応援を求めておけば、重篤な後遺障害は残らなかったと指摘。「医師の注意義務違反と因果関係が認められる」とした。  日本赤十字社は「判決を吟味し、弁護士と対応を協議中」とコメントした。  センターを設置した兵庫県の賠償も請求されたが、地裁は棄却した。 気管内チューブの挿入ではなく抜去時に発生した気道閉塞が低酸素脳症に至ったと言うことなのでしょうが、挿入時にはともかく抜く際にもこうした重大なトラブルが発生すると言うことはピットフォールで、先年特定看護師が行うべき業務の中から高リスクで行うべきものでない業務として気管内チューブの挿管だけではなく、抜管も除外されたと言うことが思い出される話です。 ただ改めて考えてみると今回も医師が行っていながらこうした事故につながっているわけで、誰が行うと言うよりも何か変事が発生した場合に対処可能な応援をどれだけ素早く呼べるかと言うことの方が重要であるとも読み取れる判決なのですから、下手にその場で頑張ってしまう医師よりも看護師が抜管した方がむしろこの種の事故は起こりにくいと言うこともあるのかも知れませんけれどもね。 医療訴訟にも色々なものがあって、先日は拘置所に収容されていた未決拘留中の人が11回連続で食事を拒否したため経鼻栄養チューブを挿入されたところ出血したと国を訴えていて、最高裁で賠償義務はないと逆転判決が出た経緯が司法判断的にもなかな...

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2016年4月26日 (火)

お互いにストレスを貯めるだけの悪い関係からの卒業

先日こんなニュースが出ていたのですが、臨床の現場においてはままあることではありますよね。 遠野なぎこ、医師とけんかし捨てゼリフ「別の病院へ行きます」(2016年4月21日デイリースポーツ)  女優の遠野なぎこ(36)が20日、喉の調子が悪いため訪ねた病院で医師と口げんかし、「別の病院へ行きます」と捨てゼリフを残したことをブログで明らかにした。  ある舞台の公演を前に、喉の不調を感じて咽喉科を受診した遠野。医師から「まだ悪化する可能性がある」と伝えられ、舞台を控えていることから「何日ぐらい警戒すれば?」と尋ねた。すると医師は「こっちは占い師じゃないからそんなことは分からない」と言い放ったという。  さらに重ねて「時々喉ガラガラで“先生どうしよう”とか駆け込んで来る役者がいるけど医者は薬出すだけで治せないんだよ」と、役者を嫌っているかのような発言も。  頭にきた遠野は「別に占ってもらおうとは思っていませんけど」と言い返した。  診察後、看護師にそんなやり取りを伝えたところ、その医師は日ごろから「僕は薬を出すだけで、別に良い医者じゃない」が口癖なのだという。  遠野は最後に「良い医者じゃないんなら普通に別の病院を選びます」と三行半を突きつけ、病院を立ち去った。 こんなところで口喧嘩まで発展すると言うのも大人げないとも思うのですが、基本的に気に入らなければ受診しないのが正しいと思いますから、さっさと「別の病院を選」んだのはよかったことだと思いますけれども、古来言われるところで患者目線でいい先生と医者目線でのいい先生とはまた異なるところで、実際にこの先生がいい先生だったのか悪い先生だったのかは評価する基準によるとしか言えないところです。 ただ大原則として日本では医者は患者を、患者は医者を選べないのですから、大勢の患者から選ばれる(患者目線で見た)いい先生は激務に耐えられずドロップアウトされ、結果的に残るのは患者受けの悪い先生ばかりということにもなりかねないし、実際に多忙な先生の中にはわざと患者目線でのあまりよくない先生を使い分けることで患者数をコントロールしている場合もあると聞きます。 こうしたことがお互いにとってもストレスやすれ違いの原因にもなるのですから、以前から日本もドクターフィーを導入すべきであると言う意見があり、専門医資格など各種資格の実効性を持たせるためにも有資格...

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2016年4月25日 (月)

末期癌患者の私的な治療法が世間の注目を集める理由

ネタのような本当の話と言うものはあるのでしょうが、当事者にとってはきっと真剣極まるものなのだろうとも想像されるのが先日話題になっていたこちらのニュースです。 ガン末期の70代男性、娘の母乳で免疫力アップ 1年4か月も延命(2016年04月19日テックインサイト) 母乳は赤ちゃんにとって最高の栄養と免疫物質を含んでおり、それを飲むことで赤ちゃんは体がどんどん強くなっていく。もしも死期が迫っている病人に母乳を与えたら、ひょっとしたら延命作用を期待できるのではないだろうか。そう考えて行動に移したイギリスの女性の話題が大きな関心を集めている。 英グロスターシャー州チェルトナム在住のヘレン・フィッツシモンズさん(40)は、ハーモニーちゃん、カシウス君という一男一女を育てるママ。彼女はこのほど『mirror.co.uk』に、「母乳は赤ちゃんを丈夫に育てるばかりではありません。重病に苦しむ高齢者にも免疫力や生命力を与えることを目の当たりにしました」と主張し、注目の的となった。 ヘレンさんの父親アーサーさんは68歳であった2009年に骨髄腫に侵され、2013年10月からは前立腺ガンも発症。化学療法も始まったが医師からは「死期が近い」と告げられてしまった。医学書に“母乳育児は赤ちゃんの免疫力を高める”という説明を発見したヘレンさんは、「私が父にそれを分けてあげたら元気を取り戻してくれるのではないか」と考えるようになったという。 「人は愛する人のためならどんな努力も惜しまないものです」とヘレンさん。しかも幸運なことに、彼女はその当時カシウス君を母乳で育てていたのだ。娘が自分の命に真剣に向き合ってくれることがとにかく嬉しかったというアーサーさんは、照れながらも「美味しい」と言って毎日60ml弱の母乳を飲むようになった。ヘレンさんの友人の協力も得て、ある時からは85mlに量が増えたという。 ほどなくして行われた検査で、骨髄腫にはつきもののM蛋白という異常なたんぱく質の過剰な生産が止まったことが確認され、医師を驚かせたアーサーさん。こうして彼はそこから1年4か月も生きてくれたそうだ。この話題に関し、同メディアは“もしも親の最期が近いと知ったら、その延命のためにあなたも母乳をあげてみたいか”と問うWEBアンケートを実施したが、約9割がYesと回答している。 実際に母乳が骨髄腫を抑制するのかどう...

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2016年4月24日 (日)

今日のぐり:「冨久美味 (ふくみみ)」

このたびの地震などはまさにあってはならない悲劇と言えますが、その被災地であってはならないことが起こってしまったと話題になっています。 「落ちない巨石」が落ちた…熊本・南阿蘇村の「免の石」(2016年4月22日朝日新聞)  崖の割れ目にはさまり、宙に浮いたように見える熊本県南阿蘇村の奇岩「免(めん)の石」が16日未明の地震の影響で、割れ目から落下したとみられることがわかった。落ちそうで落ちない姿にあやかろうと、受験生らが訪れるパワースポットとして人気の観光地だった。  「免の石」は、南外輪山(みなみがいりんざん)にある高さ約40メートルの崖にできた割れ目に、宙に浮いたように挟まった縦3メートル、横2メートル、重さ約5トンの巨石。 元記事の写真を見ると確かにあるべき場所にあるべきものがない悲しさを体感出来ると言うものなんですが、しかしこうした奇跡を作り出す自然は時に残酷なこともするものですね。 本日はせっかくのパワースポットを失ってしまった熊本県民の二重の悲劇を励ます意味を込めて、世界中からあってはならないことを伝えるニュースを紹介してみましょう。 1冊6万円謎の本、国会図書館に 「代償」136万円(2015年11月1日朝日新聞)  ギリシャ文字などを無作為に打ち込んだ1冊6万4800円(税込み)のシリーズ本が、国立国会図書館に78巻納本された。納本された本の定価の一部などを発行者に支払う仕組みがあるため、すでに42冊分の136万円余が発行者側に支払われている。納本は法律で義務づけられているが、ネットでは疑問の声が上がり、同館も支払いが適正だったのか調査を始めた。  問題の本は、りすの書房(東京都墨田区)が発売した「亞書(あしょ)」。同社によると2月にネット書店「アマゾン」で販売を開始。112巻まで作成し、最終的には132巻まで出す予定という。A5サイズで480ページのハードカバー。各ページとも縦12センチ、横9センチの枠内にギリシャ文字やローマ字が並び、ページ数は振られておらず、全く同じ内容のページもある。国会図書館へは3月ごろから10月にかけて78巻までが1部ずつ納本された。  同館は納本された本の定価の5割と送料を「代償金」として発行者に支払うことが国立国会図書館法などで定められている。2014年度は、約15万点に対し約3億9千万円の代償金を支払った。「亞書」は目...

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2016年4月23日 (土)

「メディアを抜きにして被災者救済はできない」

熊本県の地震被害は折からの大雨被害も加わって復旧活動も難航しているそうですが、そんな雨の中でこんな事件があったと話題になっています。 「アナウンサーが子どもを無理にどかせた事実なかったと判断」熊本県民テレビ、「ミヤネ屋」取材への批判受けコメント(2016年4月22日ねとらば)  4月21日に放送された「ミヤネ屋」(日本テレビ系)で、「アナウンサーが炊き出しに並んでいた子どもを追いやった」場面があったと批判されていた件について、熊本県民テレビ(KKT)がコメントを発表しました。  当該の放送では、KKTのアナウンサーが益城町(熊本県)の避難所で焼き芋の炊き出しをしていたボランティアの男性をインタビューしていました。その際に、アナウンサーがボランティア男性の手前にいた子ども2人をどかせて雨の中に追いやったとする声がネットで上がっていました。  同局は、子どもたちは炊き出しを手伝っており、列には並んでいなかったとし、インタビューが始まったので自発的に退いたと説明。視聴者から指摘を受けて再度アナウンサーを派遣し、子どもと親族に経緯を説明したところ、子どもたちに「テレビ局にどかされた」という自覚はなかったと述べています。  同局は、アナウンサーが炊き出しを邪魔したり、子どもを無理に雨の中に出したりした事実はなかったと判断したものの、「この映像で視聴者の方々に不快な思いをさせたとすれば、お詫び申し上げます」と謝罪しています。 その状況はこちらの動画を参照し各人が判断いただくべきかと思いますが、不肖管理人の見るところでは追い出したと言うよりも割り込んだと言う表現が妥当かなと言う印象で、こうした場合大人が強引に割り込んで来れば子どもはよけるのが自然であるのだろうし、その意味では「自発的に退いた」と言う言い方もまあ嘘ではないのかなと言う気はしますがどうでしょうね。 被災地報道に限らず、お昼時の生中継で行列店などに並んでいる列を「ちょっといいですか?」などと形ばかりの断りを入れながら押しのけ割り込んで行くレポーターなどもしばしば見かける行為ですが、軽犯罪法にはその範囲について「公衆の列に割り込み、若しくはその列を乱した者 (13条)」と言う具体的な記載がある以上、こうした行為もまた軽犯罪として処罰の対象となるだけに注意が必要でしょうね。 ただ今回注目したいのは普通であればそこまで大騒ぎ...

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2016年4月22日 (金)

医療は儲かる商売か否か

井山六冠が史上初の七冠を達成したとニュースが出ていますが、その井山七冠よりも世界ランキング上位に位置していたイ・セドル九段が人工知能に完敗したことでにわかに人工知能の人間越えが現実味を帯びてきたと言うことなのでしょうか、先日こんな記事が出ていました。 人工知能の普及で「医者」も「弁護士」も給料が下がる(2016年4月10日デイリー新潮)  人工知能「アルファ碁」が、4勝1敗で世界トップ棋士を圧倒。予想を超える速度で進化する人工知能は、近い将来、ほとんどすべての仕事を代替できるようになるという。データ処理、気象予報、株式相場予想……。そして、アートディレクター、画家、小説家、音楽家などの「芸術」職も例外ではない。  ゴールドライセンスと呼ばれた医師や弁護士についても神戸大学名誉教授で『人類を超えるAIは日本から生まれる』の著者の松田卓也氏はこう言及するのである。 「医療現場でも、IBMのAI、ワトソンによる診断の正答率は、人間の医師を上回ったという結果が出ています。患者のデータをワトソンに入れると、どの病気に罹っている確率が何%で、候補となる治療法は何か、などと教えてくれるアプリケーションを、IBMは開発しました。ただ、人間は心情的に、ロボットに診断されたくないから、患者とコミュニケーションをとる医師はいなくならないでしょうが、医師を補助するAIが活用されるようになる。弁護士も同様で、アシスタント業務を行うパラリーガルという職種には、AIが使われるようになるでしょう。医師も弁護士もAIが持つ知識をもとに判断するようになる。今のように膨大な知識を獲得して難しい試験をパスする必要がなくなり、医師も弁護士も価値が下がって、給料は低くなるでしょう」 ■“技術的特異点”はいつか  ところで、進化を重ねた人工知能が、人間よりも頭がよくなってしまう時点は“技術的特異点”と呼ばれる。これまで、2045年ごろに訪れるのではないか、と言われていたが、 「私は自分の講演会で、よく会場の方々に“AIが人間を超えるのはいつになると思いますか”と聞きます。以前は“2040~60年”という回答が多かったのですが、最近は“2026~40年”と答える方が多い」  そう語るドワンゴ人工知能研究所の山川宏所長自身、AIの進歩の加速を肌で感じているそうで、 「2050年以降はAIが進歩しすぎていると思われ、...

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