2014年8月28日 (木)

橋本氏の失態、妙なところで受けをとる

今日は軽い話題を取り上げて見ますが、まあいい歳をしてと言うべきなんでしょうが、先日こんな記事が出て話題になっていることを御覧になったでしょうか。 橋本聖子がフィギュア高橋に執拗キス セクハラ・パワハラになる可能性がある(2014年8月20日J-CASTニュース)    日本スケート連盟会長で現役参議院議員の橋本聖子氏(49)の衝撃的な「無理チュー」写真が2014年8月20日発売の「週刊文春」に掲載された。お相手は「フィギュアスケート界のプリンス」こと高橋大輔選手(28)だ。    橋本氏はキスの強制性を否定しているが、高橋選手が心の内で何を思っていたのかは実のところわからない。仮に心から同意していたわけでなければ、セクハラやパワハラに当たる可能性がある。 収集つかないキスの嵐に周囲もドン引き?    週刊文春8月28日号では、唇を重ねる2人の姿がグラビアページを飾っている。左手を高橋選手の手としっかりと絡め、右手は肩に回す。目を閉じている高橋選手と対照的に、橋本氏はうっすらと目を開けて相手の顔を直視しているように見える。    撮影されたのは、ソチ五輪が閉幕した今年2月23日の深夜のことだ。文春の記事によると、選手村では打ち上げが行われ、酒が入った橋本氏は次から次へと選手たちに抱きついていき、嫌がる高橋選手にキスをしたという。    とある参加者は、高橋選手の番になった時のことを記事の中でこう振り返っている。     「抱擁だけで収まらず、執拗にキスを迫り、首筋に唇を這わせていました。『上司』である団長には逆らえなかったのでしょう。とうとう観念し、キスを受け入れました」    グラビアページには、橋本氏が顔をそむける高橋選手に一方的にキスを迫っているような写真も掲載されている。どうやらこれが「観念」する前ということのようだ。    さらに参加者は     「突然バッと抱きついて、いいじゃない、みたいな感じでキスをし始めたんです。(中略)周りからする突然のことで、本当に意味不明でしたよ」     「一回、二回とかそういうレベルじゃないですから。何分ぐらいだっただろう。一度...

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2014年8月27日 (水)

家族のために最後まで温存すべきものは

21世紀に入って十数年が経過した今も「退院は大安の日でないと」なんてことを言い出して平均在院日数短縮に躍起になっている病院側を困らせる患者さんはいるようですが、先日ちょっとした話題になったこちらの記事なども当事者の方々にとっては冗談でもなんでもなく、大いに真面目な話題であるのでしょう。 病院行きバスに不吉ナンバー 「42○○」が物議(2014年8月23日神戸新聞)  兵庫県三木市内から北播磨総合医療センター(小野市市場町)へ向かう直通バスのナンバープレートが物議を醸している。一部の車両の番号が「死に」と読める「42」から始まり「病院へ向かうのに縁起が悪い」との声が上がる。人によっては4や9を使うこと自体を嫌うなど、数字への思いには個人差もあり、担当者は頭を抱えている。  車体が黄緑色の直通バスは、三木市が補助金交付要綱を定め、二つのバス会社が昨年10月から自主運行する。予備車両を含めて22台あり、うち13台が同じ小型ノンステップバスで、登録時の番号が「42」で始まっていた。  運行開始直後から、市役所やバスの運転手に「不吉だ」と苦情の声が相次いだ。昨年11月末、特に不評だった「4269(死に向く)」「4251(死に来い)」「4250(死にごろ)」などと読める3台の番号を変更。その後、特段の苦情はなかったというが、8月19日の市会総務建設常任委員会で、委員から「42から始まるバスには、乗りたくないという人がいる」との指摘があった。  バス会社は「番号は登録順に振られるものなので…。病院へ行くという特別な路線なので、できる限り対応はしたい」。ただ、番号を変えるには神戸運輸監理部(神戸市)へ車を持って行かねばならない上、費用も掛かってくる。市の担当者は「費用対効果も考える必要があり、判断が難しい。まずは、どのくらいの人が不快感を持っているのか調査したい」と話した。(中川 恵) しかし調査するのはいいとして、何人くらいの人がどの程度不快感を持っていれば手間とコストをかけてでもナンバー変更をするべきなのかと言うことなんですが、まあ理屈ではないだけに何をどう対応するにしてもなかなか判断が難しい話ではあるのでしょうね。 ちなみに一般的に「42」などのナンバーーは黙っていても避けることになっているのだそうですが、4や9を避けろと言われると番号選びにも不自由する局面が多くなるでしょう...

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2014年8月26日 (火)

医療の供給はいずれ過剰に?

今週になってPCが突然ぶっ壊れてちょっと環境的に不自由しているところなのですが、最近ではクラウドと言う便利なものがあるので昔ほどには苦労することはなくなってきましたね(あらかた仕上げた頃にやってくる「HDDが飛びました」に何度泣かされたことか、です)。 さて、このところ何かとその信憑性を疑われることの多い朝日新聞系列の雑誌に、先日こんな「衝撃」的な記事が出ていました。 病院看護師バブルがやってくる 11年後に14万人 だぶつきの衝撃(2014年8月11日朝日新聞AERA)より抜粋  大学の看護学科新設ラッシュで看護師が今後急増しそうだ。特に病院では、将来深刻な人余りが予想されている。白衣の天使はいかに生き残ればいいのだろうか。 (編集部 野村昌二)  11校(1991年度)だったのが、今や226校に(2014年度)──。  いったい何の数字かといえば、看護学部・学科を設置した看護系大学の数である。97年度以降毎年約10校のペースで増えつづけ、23年間で20倍以上。日本の4年制大学の総数は約770校だから、実に3・4校に1校が看護系学科を持っていることになる。入学定員の数は、558人(91年度)から1万9454人(14年度)と、実に35倍になった。 (略)  実際、看護師不足は深刻だ。  看護師(准看護師を含む)の数は約144万人(12年)と、9年間で25万人近く増えた。それでも、厚生労働省の「看護職員需給見通し」によれば、15年時点で看護職員(看護師、准看護師、保健師などの総称)の「需要」が約150万1千人なのに対し「供給」は約148万6千人と約1万5千人不足している。アンケートの「看護学部・学科」の新設理由を見ても、 「社会環境の変化と地域における看護師の人材需要に対応」(北海道科学大学) 「地元千葉県をはじめとする社会に貢献」(聖徳大学)  などと、いずれも不足する看護師への対応を挙げている。 (略) ●診療報酬改定の余波  しかし、安易な新設はリスクを伴う。  典型例が04年度に誕生した法科大学院だ。少子化に悩む大学には学生集めの切り札と映り、74校が「乱立」した。だが、司法試験合格率は平均20%台に低迷。学生離れが加速し、募集停止が相次いだ。今年度の入試では67校が学生を募集したが、61校が定員割れし、うち44校は半数にも満たなかった。こうしたことから先の小...

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2014年8月25日 (月)

夏の暑い季節には冷たい氷、ですよね

本日の本題に入る前に、安楽死と言えば日本ではようやく消極的安楽死がガイドライン等で「あり」として扱われるようになった段階ですが、世界的に見ますと薬剤等によって命を失わせる積極的安楽死を合法としている国が幾つかあり、オレゴンなどアメリカの一部州やオランダなどが知られています。 ただ世界的に最も歴史と伝統を誇る安楽死の元祖と言えばスイスなのだそうで、昔から「死にたくなったらスイスへ」などと言う合い言葉が欧州各国でささやかれていたのだそうですが、最近その希望者がどんどん増えていると話題になっています。 スイスへの「自殺旅行」が4年で倍増、調査で判明(2014年8月22日ロイター) [チューリヒ 21日 ロイター] - 安楽死が目的でスイスを訪れた外国人が、2009─12年の4年間で倍増したことが、「医療倫理ジャーナル」誌に掲載された調査で明らかになった。 スイスは1940年代から、直接の関係をもたない人物のほう助による自殺を合法と認めている。このほか、オランダ、ルクセンブルク、ベルギーと米国の一部の州でも安楽死が法的に認められているが、多くの国では依然違法。こうしたなか、末期患者などが近親者や医師の訴追を回避するため、安楽死目的で外国を訪れる例が出ている。 2012年にスイスでほう助自殺により人生を終えた人は172人で、09年の86人から増加。このうち、ほぼ3分の2がドイツ人と英国人だった。 自殺志願者の約半数については、まひ、運動ニューロン疾患、パーキンソン病、多発性硬化症など神経性の疾病が自殺の要因となっていた。 08─12年にスイスを訪れた自殺志願者は、31カ国の計611人。平均年齢は69歳だった。半数近くがドイツ、20%が英国から渡航。上位10カ国にはフランスとイタリアからの渡航が含まれ、この2カ国は特に増加が目立っているという。 スイスではそうした希望者に手続き等の手助けをする自殺幇助機関が存在していて、およそ70万円ほどの費用で事が達成出来ると言うのですからリーズナブルと言っていいのかどうか何とも微妙なのですが、当然ながら医学的にそれが妥当であるかどうか、本人の自由意志によるものかどうか等々は徹底的に調査されるそうです。 いくつかの記事を見た限りその志願者が増えている理由についてはっきりこれと言うものは示されていないのですが、数年前の記事を見てみると志願の理由...

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2014年8月24日 (日)

今日のぐり:「きびきび亭」

世間では大手新聞社の記事取り消しが誤報だ、いや捏造だと話題ですが、先日はあの虚構新聞がまた不祥事をしでかしたと訂正の記事を出していました。 またもウソがホントだった 虚構新聞、「ステーキさいころ」記事に謝罪(2014年6月25日ねとらば)  虚構新聞は6月25日、6月24日に配信した記事「まるで本物 ステーキさいころ、来月発売」で報じた「樹脂製サイコロ肉風さいころ」が実際に存在するものだったとして謝罪文を掲載。当該記事の執筆を担当した社主UK氏に対する処分を決定したとしている。  虚構新聞は、「実際にありそうで実は存在しないネタ」をニュースとして掲載するWebサイト。しかし、今回問題となった記事にある「樹脂製サイコロ肉風さいころ」が実際に存在する旨を多くの読者から指摘され、調査の結果存在が確認されたとして謝罪に至った。  虚構新聞 編集部は、事態を重く受け止め当該記事を執筆した社主UK氏に対し処分を発表。社主UKに対し、「1カ月10%の減給、当該記事掲載日のアフィリエイト/アドセンス収入全額を東日本大震災被災地に寄付、本社ビル地下3階地下牢拘留2日」を言い渡した。  今回の誤報について社主UK氏は「検索をかけてみたところ、記事のような商品が見つからなかったため喜び勇んで記事にした。取材に使った検索ワードは『サイコロステーキ』『ステーキさいころ』『食品サンプル』などを組み合わせたもの。当然画像検索も利用し、念のため「Diced beef」でも確認を取ったが、記事にしたようなサイコロとして使える食品サンプルは見つからなかった。この記事を掲載して騒がれた影響か、今これらのワードで検索すると商品画像が表示されるようになった。グーグルに文句を言いたい」と釈明している。  今後の再発防止策として、編集部は「複数の検索エンジンを利用するなど、虚実関係の確認を徹底することで記事の精度をより高めていく所存」とコメントしている。 まあ人間間違えると言うことはままあることですが、その後どのように対処するかが重要であるとはよく言いますからね。 今回は虚構新聞がこの事件を教訓に更なる精進を果たすものと期待して、世界中から虚構と現実をテーマにニュースを取り上げてみましょう。 【悲報】キリンが好きすぎて動物園の檻の中に忍び込んでしまった女性がキリンに顔面を蹴られる(2014年8月19日秒刊サンデ...

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2014年8月23日 (土)

京大医学部で年齢差別?

京都大学と言うところは伝統的に受験生に入試の採点結果を公表することで知られていますが、その京都大学でこんな選抜が行われていたと話題になっています。 京大医学部入試でなんと「面接0点」 年齢差別ではとの見方出るが、大学担当者は否定(2014年8月20日livedoorニュース) 京都大学医学部の入試で、面接試験が50満点中0点だったとする成績通知書の写真がネット上で出回り、憶測を呼んでいる。年齢差別ではないかというのだが、京大の担当者は、「そんなことはないはず」と否定している。 「面接0点」というのが存在するとすれば、面接を欠席するか、暴言を吐いたかといったケースが考えられるかもしれない。 面接官から、後何度受けるつもりかと聞かれた? 写真が出回るきっかけは、2ちゃんねるで2014年5月8日、京大医学部の受験生という人物が書き込みをしたことだった。 この人物は、13年度の入試では、面接が25点だったのが、今回は0点と採点され、不合格になったと告白した。大学院卒の受験生だといい、当日の面接内容は、前回とほぼ変化がなかったものの、今回は面接官から、後何度受けるつもりかと聞かれたという。国公立大の後期日程では、別の大学を受けると話すと、そっちの方を頑張ってくださいといった内容のことを言われたとも明かした。最後に、面接官から試験の出来を聞かれ、今回は模試でも合格圏内で出来もまあいいと伝えたとしている。 翌9日になって、この人物は、京大に出してもらった「面接0点」の成績通知書だとする写真を2ちゃんにアップした。それによると、合格者の入試最低点は900点で、この人物は864点だった。面接が前回の25点だったとしても不合格となるが、一部学科試験の点数について、大手予備校の模試ではトップクラスだったのに、思ったより低いとも漏らしている。とはいえ、写真の文面を見ると、合格者の最低点を上回っても、面接と調査票の結果によっては不合格になるとされていた。 こうした採点について、この人物は、再受験者や多浪の受験者は差別されているのではないかとの見方から、「面接のあるところはもう怖くて受けられないよ」と不満を訴えた。年齢が高く再受験者などに見える人はほかにたくさんいたといい、「あの人らの面接点が気になる」とも言っている。 京大「『面接0点』となることは、ありえます」 この人物の書き込みに対し、同...

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2014年8月22日 (金)

今年の夏最大の話題はおにぎりマネージャーなんだそうです

ちょうど夏の甲子園の真っ最中で、新聞等の紙面では試合で活躍した選手以外にも様々な周辺の人々も取り上げられることがあるのは毎年恒例なんですけれども、その一回戦のとある試合後にこんな小さな記事が出ていたことをご記憶でしょうか? 春日部共栄 おにぎり作り“女神”マネ(2014年8月12日日刊スポーツ)  春日部共栄(埼玉)が、開幕戦で今春センバツ王者の龍谷大平安(京都)を破る金星を挙げた。1回に3番守屋元気捕手(3年)の先制犠飛など、打者10人の猛攻で5点を奪い、5-1で勝利した。  チーム内で“まみタス”と呼ばれ親しまれる三宅麻未マネジャーは、記録員としてベンチに入った。おにぎり作り集中のため、最難関校受験の選抜クラスから普通クラスに転籍したほどで、「頑張っておにぎりを作ってきたことが報われて、本当にうれしい」と勝利にニッコリ。守屋は「いつも気を使ってくれる。まみタスを日本一の女子マネにしてあげたい」と誓った。 マネージャーながら記録員としてベンチ入りしたくらいですからチーム内での信望も厚いのでしょうが、優勝候補をいきなり撃破したこともあって各社が写真入りで大きく取り上げたせいか、一躍日本一有名な女子高生マネージャーとも言うべき立場になってしまったようです。 ちなみに春日部共栄高校と言えば何度も全国大会に出場している野球部以外にも各種スポーツが盛んなんだそうですが、同時に埼玉県内でも指折りの偏差値を誇る進学校でもあるのだそうで、その中でも一番レベルが高いと言う選抜クラスで入学したくらいですからずいぶんと勉強家でもあったのでしょうね。 ともかくもある意味では強豪野球部そのものよりも有名になったくらいですから、先日春日部共栄高校が惜しくも敗退した際にも彼女の泣く姿の方がよほど大々的に取り上げられたと言うくらいで、高校野球の報道でこういう裏方の子が何度も紙面に登場するのも珍しいことだなと思っていましたら、何故かこの「おにぎりマネージャー」の話題が妙な方向に延焼が続いていると言います。 おにぎり作りで選抜クラスから転籍とスポーツ紙報道 春日部共栄野球部女子マネ、これは美談か?大議論に(2014年8月14日J-CASTニュース)  埼玉・春日部共栄高校の野球部の女子マネージャーが、部員へのおにぎり作りに集中するため選抜クラスから普通クラスに転籍した――。こう報じたスポーツ紙の記事...

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2014年8月21日 (木)

亡くなり方はもっと多様であっていい(ただし、なるべく安価である限り)

死亡診断書に記載する死因と言うものに関連して内科医の酒井健司氏が先日こんなことを書いているのですが、御覧になりましたでしょうか。 老衰による死亡が増えている(2014年8月18日朝日新聞apital)より抜粋 (略) さて、実は今回も死因統計の話です。前回提示した「主な死因別にみた死亡率の年次推移」のグラフには、老衰による死亡は含まれていません。死因統計の数字は政府統計ポータルサイト( http://www.e-stat.go.jp )などで発表されていますので、老衰による死亡率の年次推移のグラフを自分で作ってみました。なかなか興味深い結果となりました。 戦後、老衰による死亡率は下がり続けました。医学が進歩して他の病気で死ににくくなると老衰死は減るような気がしますが、実際には違います。死因統計は医師が書いた死亡診断書もしくは死体検案書から作られます。昔なら老衰とされていたような死亡が、診断技術が進歩することでなにかしらの病名がつき、結果として統計上の老衰死は減ります。 ところが2000年ごろから、じわじわと老衰の死亡率が上がりはじめます。個人的な推測にすぎませんが、死生観の変化が反映されているのではないかと考えます。一昔前は長生きこそが第一で、食事が入らなくなれば胃瘻造設、呼吸状態が悪くなれば人工呼吸と、高齢者に対しても積極的な治療を行う傾向がありました。死を避けるために、検査を行い病名をつけていました。 しかしながら長生きだけを目的としない死に方だってあるはずです。たとえば、在宅でのお看取りでは病院よりも老衰とされることが多いでしょう。平穏死という選択肢が知られるようになり、患者さんやご家族、あるいは医療従事者の意識が変わることで、老衰死が増えたのではないでしょうか。 (略) 確かに一昔前には新聞のお悔やみ欄などでも老衰で亡くなったと言う話はまずもって見かけなかった気がしますが、20世紀末には人口10万人あたり20人以下と言うのですから確かにそれはレアケースだろうし、増えたと言っても未だ10万人あたり100人にも満たないと言う水準が妥当なのかどうかですね。 先日もお伝えしましたように国は都道府県に適正な医療費支出の目標額を設定させ本格的に医療費削減を図り始めたと言うところなんですが、一般的に医療費削減政策と言えば医療現場からの反発が強くなる中で、関連学会が治療差し...

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2014年8月20日 (水)

目標を定めて確実な医療費削減を目指す時代へ

今春頃から財務省筋が方針を固めたと言う報道をお伝えしていた医療費支出の自治体別数値目標設定と言う話に関して、いよいよ具体的な検討が始まったと言うニュースが出ていますけれども、とりあえずは目標設定とデータ収集から始め、目標未達成の場合のペナルティ等は当面のところは設けないと言う予想通りの内容になりそうです。 医療費:都道府県に支出目標 抑制目指し来年度にも(2014年8月9日毎日新聞)  政府は各都道府県に対し、2015年度にも医療と介護費に関する1年間の「支出目標」(上限額)を設定させる方針を決めた。医療機関が請求するレセプト(医療費の内訳を記した診療報酬明細書)や特定健診などのデータに基づき算出し、膨らみ続ける医療、介護費の抑制を目指す。11日以降、有識者による専門調査会で具体的な検討を始める。  税と保険料で賄った12年度の医療費(自己負担分は除く)は35兆1000億円で、介護費(同)は8兆4000億円。団塊の世代が全員75歳以上となる25年度には、それぞれ54兆円と19兆8000億円に膨らむと推計されている。国の財政を圧迫する最大要因と言え、支出目標の設定は6月に閣議決定された経済財政運営の基本方針「骨太の方針」に盛り込まれた。  目標設定に当たってはレセプトのほか、価格の安い後発医薬品の普及率▽平均入院日数▽高齢者数などの人口構成−−などの指標を使い、複数の市町村にまたがる地域ごとに「妥当な医療費」を算出。医療費の低い地域を「標準集団」と位置づけ、都道府県が妥当な支出目標を決める。  国は目標を超えた都道府県に対し、当面はペナルティーを設けない方向だ。ただし原因の分析と具体的な改善策の策定を義務づけ、支出の抑制を促すことになりそうだ。  議論は、社会保障制度改革推進本部(本部長・安倍晋三首相)の下に設置した専門調査会で始める。算出方法を巡っては、産業医科大学(福岡県)の松田晋哉教授らが開発した、診療科別の入院患者数▽救急車による平均搬送時間▽人口構成−−などを基に地域単位で合理的な医療費を推計するシステムがベースとなる見通しだ。【中島和哉】 国民皆保険制度で全国一律公定価格による医療を平等に提供していると言う現在の建前に反して、自治体毎の医療費にはかなりの差があると言うことは以前から言われているところで、それも厚労省の統計から概観するところでは人口分布や年齢...

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2014年8月19日 (火)

短慮なつぶやきとシリア邦人拘束事件との悲劇的な関係

本日はいささかデリケートな話題である上に情報も錯綜していて、どういったタイミングで取り上げるべきなのかいささか迷うところなしとしないのですが、ひとまず本題よりも先にあちらこちらでSNSによるつぶやきを発端として発生した最近の炎上騒動の事例を紹介しておきたいと思います。 【参考】甲子園西嶋投手の超スローボールは「世の中を舐めている」 岩佐フジテレビ元アナ、ツイッター発言で袋叩きに(2014年8月15日J-CASTニュース) 【参考】「放射線照射した血を輸血している」船橋市議・高橋宏氏、ブログで医療業界への批判をつづり炎上…そして離党へ(2014年8月15日トピックニュース) 【参考】エボラで院長がFBに軽率投稿「エバラは焼き肉のタレ」「ズボラは私」(2014年8月16日スポニチ) 【参考】「アイヌ民族もういない」札幌市議、過激発言連発 批判の声に「本当のことを言うと議員辞めなければならないのか」(2014年8月17日J-CASTニュース) いずれもそれぞれに考えあっての事でしょうからその内容に関する是非についてはここで議論するものではありませんが、今回に限らず何らかの確固たる主義主張をもってしての発言が世間で受け入れられるところとならなかった、反発の声を上げる人がいたと言うことであればまだしもなのですが、その後の経緯を追ってみるとどうも軽率であった、本意ではなかったと言ったコメントを出し発言撤回に追い込まれている事例が目立ちますよね。 いわゆる馬鹿発見器と呼ばれるSNSと言うものが何気ない個人のつぶやきを極めて強力に拾い上げ拡散するツールになっていると言う現状があり、その現状を理解しないまま安易に利用して炎上騒動を起こしていると言う点でいわゆるネットリテラシーの問題があるのかなと言う気はしますし、特に今回取り上げた事例はそれぞれ公人として実名を出しての行為であると言う点で発言に慎重を欠いたとは言われる余地がありそうです。 ともかくも誰もがスマホを片手にいつでもどこでもつぶやけるこのSNSと言う便利なツール、もちろん使いこなせば様々なメリットがあることは言うまでもないのですが、人間24時間365日慎重に考えて口にすることばかりではないと言うのは当たり前ですから、文字通り何気ないつぶやきのつもりで発信を続けているといずれどこかで炎上騒動にも結びつく危険性が高まってきます。...

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